ぬっぺっぽう系
概要
肉塊のような小さなアヤカシ。
戦闘力は高くないが、被り物で攻撃を防いでくることがある。
事前の察知のしやすさや戦闘力の低さから基本的に脅威にはなりにくいと言えるが、複数同時に襲ってきたり他のアヤカシと連携された場合は別。
攻撃力こそ低いものの攻撃速度は意外と速いため、複数に袋叩きにされると被弾時の硬直で逃げることすらままならずそのまま死亡することすらあり得る。
こういった状況は壁際、特に燭台の裏で発生しやすいため部屋内での位置取りには気を付けたい。
また、ぬっぺっぽうを複数生み出す
座布団溜まりというギミックもあるので油断は禁物。
因みに、攻撃速度がそれなりに速いことから飯綱管の使役先としても悪くない。
使役先としては本来戦闘面で餓鬼系が適しているものの、餓鬼系特有の飲食物に誘引される習性を嫌ったり、
近くに手頃な餓鬼系がいない場合に一考の余地はある。
霊障
ぬっぺっぽうがいる部屋の隣室でしばらく待つと足音が聞こえてくる他、ぬっぺっぽうが初期配置された部屋の隣室には足跡が発生する。
この足跡の効果は大きく、妖鼠系の鳴き声や
坪庭の音で足音がかき消されても存在が察知できる。
足跡に対応するぬっぺっぽう系が死亡すると足跡も消える。
足音はぬっぺっぽう系全種で共通だが、足跡は種類ごとに色が異なるため隣室からでも種類の特定が可能。足跡の色については下記の表を参照。
座布団溜まり
ぬっぺっぽう達の巣。
ここに隠れているぬっぺっぽうは上記の霊障を残さないが、時折覗いてくる目玉とひそひそ声で判別可能。
詳しい仕様は
座布団溜まりのページを参照。
防具
基本種のぬっぺっぽう以外が装備している被り物。
横方向からの攻撃を一定回数防ぐが、撒菱など足元からのダメージや爆発には無力。
また、飛び道具等により耐久度が無くなると外れる(普通のぬっぺっぽうに変化)。
- 防具を被ったぬっぺっぽう系に対し、道具または罠を使用した場合の挙動は以下の通り。
- 短筒、冥銭は1発毎に耐久度を1減らす。
- 虎挟みと鉄毬は蓑ぽうを倒せるが、鍋ぽう及び兜ぽうは防具を破壊するだけに留まる。
- 撒菱、落とし穴、剣山は防具の耐久度に関わらず一撃。
- 囲炉裏でも一撃(9ダメージ)で倒せるが、防具の耐久度は残りHPとして消火判定に使われる。
習性
熾燃餓鬼を見かけると動きを止める。
種類
種類 |
体力 |
防具耐久力 |
攻撃力 |
状態異常 |
死亡時 |
ドロップ |
足跡の色 |
スコア |
ぬっぺっぽう |
1 |
|
5 |
|
叫ぶ |
糒×3(※) |
橙 |
100 |
箕ぽう |
1 |
1 |
5 |
|
叫ぶ |
|
黄 |
130 |
鍋ぽう |
1 |
2 |
5 |
|
叫ぶ |
|
黒 |
160 |
兜ぽう |
1 |
3 |
5 |
|
叫ぶ |
冥銭×6 |
紫 |
190 |
※神間のおみくじの「凶」で出現した3体のうち1体が落とす
各種解説
ぬっぺっぽう系の基本種。被り物をしていないため何らかの方法で1ダメージ以上与えれば倒せる。
後述する上位種は全て被り物を取ればこのぬっぺっぽうと全く同じという認識で問題ない。(兜ぽうが被り物を失った後でも冥銭を落とすことから内部的には区別されていると思われる。)
被り物をすると重さで足が遅くなるのか、上位種ほど移動速度は低下していく。そのため、相対的にこの基本種のぬっぺっぽうが同種で最速となる。(それでもよのよりは遅いが。)
箕を被ったぬっぺっぽう。
箕では防御力に限界があるのか、本種までは虎挟みと鉄毬で本体ごと倒すことができる。
鍋を被ったぬっぺっぽう。
ここからは虎挟みと鉄毬では被り物しか破壊できなくなる。
余談だが、本種は死ぬと鍋ごとひっくり返り、まるで鍋で調理中の肉料理のような格好になる。
また、主人公であるよのの初仕事となる祓モードの土御門屋敷・
離れにおいて基本種のぬっぺっぽうを差し置き最初に登場するアヤカシである。
ぬっぺっぽう系最上位種。兜を被っている。
耐久力においては同種で最強だが、その一方で移動速度が最も遅く倒すと冥銭を落とすことがあるのでそこまで脅威ではないという見方もある。
アイテムをドロップする全てのアヤカシに言えることだが、剣山部屋に落とすと冥銭が回収できないのでなるべくそれ以外の方法で倒したい。
因みに、他のぬっぺっぽう系と足跡の形が違う。重い兜を引きずって歩いた跡だろうか。
餓鬼系
概要
常に飢えと渇きに苦しんでいる亡者の成れの果て。
攻撃速度が速く、状態異常を付与してくることもある厄介な敵だが、よの(プレイヤー)よりも飲食物を優先してしまうという間抜けな一面もある。
余談だが、理由は不明ながら基本種である餓鬼は両腕が無く、上位種になるほど両腕が生えそろっていくという特徴がある(一部例外あり)。
霊障
餓鬼系がいる部屋の隣室でしばらく待つと鳴き声が聞こえてくる。
鳴き声は種類ごとに異なるため、まずはそれぞれの鳴き声を聞き分けられるようになると事前の準備や接敵後の対処がしやすい。
習性
餓鬼系は飲食物や設置された御神酒を見つけるとよのを無視して食べ(飲み)に行く習性を持っている。
飲食物はよのの生命線でもあるため横取りされるのは本来喜ばしいことではないが、その習性を逆手にとることで飲食物に注意を逸らし横を素通りしたり、
複数の餓鬼が飲食物に群がっている間に焙烙玉でまとめて爆破するなどの対処が可能。
ただし、食事させると餓鬼の体力が回復するほか、一定時間そのままにしておくと完食されるので注意(行李飯も行李ごと食べ切ってしまう)。
因みに、餓鬼系が御神酒を飲むと即死する(餓鬼系・牛鬼が御神酒を呑んだ時のダメージが15であるため)。
種類
種類 |
体力 |
攻撃力 |
状態異常 |
死亡時 |
ドロップ |
スコア |
餓鬼 |
2 |
6 |
|
叫ぶ |
|
150 |
食毒餓鬼 |
3 |
8 |
中毒 |
叫ぶ |
|
170 |
疾行餓鬼 |
3 |
7 |
出血 |
叫ぶ |
|
180 |
羅刹餓鬼 |
4 |
10 |
錯乱 |
叫ぶ |
|
190 |
海渚餓鬼 |
9 |
13 |
|
叫ぶ |
冥銭×1 |
不明 |
熾燃餓鬼 |
10 |
15 |
|
叫ぶ |
鉄毬 |
320 |
※海渚餓鬼の順位はHPと攻撃力準拠
各種解説
餓鬼系の基本種。
体力、攻撃力、攻撃速度などはぬっぺっぽうに毛が生えた程度であり、
高い戦闘力から状態異常を付与してくる上位種達に比べると見劣りする。
両腕が無く嚙みつき攻撃しか出来ないため攻撃範囲においては同種で最も狭い。
しかしながら、腐っても攻撃速度で最速を誇る餓鬼系なだけあって至近距離での連続攻撃は脅威。
接近されないよう位置取りには注意したい。
毒々しい青色の体が特徴的な餓鬼。
右腕のみ残っており、鎌を持っている。
基本種の餓鬼より攻撃力と体力が微増している他、攻撃に一定確率で中毒を引き起こす効果がある。
また、攻撃方法が鎌で水平に斬りつけるものになったため攻撃範囲が基本種より広がっている。
本種の由来は恐らく正法念処経における食毒(じきどく)餓鬼から。
生前に他者を毒殺し財産を奪った亡者が食毒餓鬼になるという。
白い体と頭部の紫炎が特徴的な餓鬼。
右腕のみ残っており、包丁のような刃物を持っている。
攻撃方法は刃物による刺突であり、横方向への範囲は狭まったが直線方向へのリーチは長くなった。
体力は食毒餓鬼と同じ3で、攻撃力は食毒餓鬼より1低い7とここだけ見れば大したことは無いように見える。
しかし、特筆すべきはその圧倒的な移動速度。全てのアヤカシの中でも最速級であり、
隣室に逃げ込んで後ろ手に襖を閉めても滑り込みで刺してくるほどに速い。
当然餓鬼系に共通する攻撃速度の速さも健在であり、その上一定確率で出血まで付与してくる。
この手数の多さと状態異常の付与が絶妙にかみ合っており、
数回攻撃を食らうとかなりの確率で出血状態にさせられる。逃げようにも移動の速さとリーチの長い攻撃
によってなかなか振り切れない。
更に、よのは瀕死になると移動速度が低下する。そうなれば速度的に疾行餓鬼から逃げることは不可能になり、
何かしらの道具で対処できなければその時点で死が確定する。
体力と攻撃力、祓でのスコア的には餓鬼系で中位に位置するものの、
本種より上位の餓鬼はまともにやりあえば強いが各々欠点もあるため
その純粋な凶悪さから餓鬼系最強は疾行餓鬼であるという見方もある。
対処法としては、なるべく隣室で鳴き声を聞くなどして事前に存在を察知し、準備を整えてから挑むのが理想。
妖鼠系の鳴き声など、何らかの理由で事前の察知が出来ず疾行餓鬼のいる部屋に不意に踏み入ってしまった場合、
急いで部屋から出て後ろ手に扉を閉めてから対処法を考える。この時、扉を閉める際に扉から離れると滑り込みで入ってくるので、
一瞬扉の前で待つのがコツ。よの自身の体で疾行餓鬼が入ってくるのを抑えるイメージ。
幸い、鬼系や熾燃餓鬼と違い扉を突破する速度は普通なため冷静に対処したい。
疾行餓鬼の体力はそこまで高くなく、殆どの武器が有効で飲食物があればターゲットを逸らすこともできるので意外と
対処法自体は多い。焦らずに対応したいところ。
本種の由来は恐らく正法念処経における疾行餓鬼から。
生前に僧の身で遊興に浸り、病者に与えるべき飲食物を自分で喰ってしまった亡者が疾行餓鬼になるという。
鎧兜を身にまとった餓鬼。
両腕が残っており、右手に刀、左手に盾を持っている。
攻撃方法は食毒餓鬼と同じように水平に斬りつけるもの。
因みに、被弾時には攻撃を盾で防いでいるかのようなモーションを取る。
確定で混乱状態になる攻撃を放ってくる危険な相手。
しかし、重い鎧兜を着ているせいか移動速度は遅く、撒菱もより深く刺さるのか2ダメージとなる。
また、兜ぽうに似ているところもあるがあちらと違い鎧兜を身代わりに攻撃を防いでくることはない。
本種の由来は恐らく正法念処経における羅刹餓鬼から。
生前に生き物を殺して大宴会を催し、少しの飲食を高価で販売した亡者が羅刹餓鬼になるという。
また、四辻で人を襲い、狂気に陥れ殺害して食べるという。攻撃に混乱属性があるのもこれが理由と思われる。
屋敷内で帳場を営む餓鬼。
右腕のみ残っており、普段は何も持っていない。
本種は行モードでしか生成されない帳場という特殊な部屋の主としてのみ出現する。
人語を話す、店を経営するなど高い知能を持ち、他の餓鬼とは生態的にもシステム的にも一線を画す存在。
普段は帳場の北側で座布団に座っており、よのに敵対する様子はない。
帳場机越しに接近すると道具の売買が行える。詳しくは
帳場を参照。
一見ただの友好的なアヤカシだが、本題はここから。
「ダンジョン内にある店で店主に攻撃したり商品を盗んだりすると、異常に強い店主と戦闘になる」
という展開は多くのダンジョン探索ゲームでは最早お約束だが、本作もそれを踏襲している。
本種に攻撃すると帳場のBGMが突如止まり、算盤を武器に襲いかかってくる。
体力、攻撃力は餓鬼系で上から二番目であり、移動速度は疾行餓鬼と同じく全アヤカシ最速級。
疾行餓鬼のスピードと後述する熾燃餓鬼のフィジカルをいいとこどりしたような高水準なステータスである。
とはいえ、状態異常を付与してきたりはせず、攻撃速度も疾行餓鬼より僅かに遅く、食毒餓鬼等と同じく横振りの攻撃なので直線移動で十分逃げられるなど疾行餓鬼よりは対処しやすい。
倒すと一定確率で冥銭を落とす。倒してもその後帳場が生成されなくなるということはなく、別の階層では何事もなかったかのように取引してくれる。
本種を敵対状態にした後、つづらに隠れるなどして未発覚状態にすると帳場に帰っていくが、この時帳場の隣室で待っても声や物音などは一切聞こえてこない。
敵対する前は本種の声が帳場から聞こえていたことを考えると不気味な静けさである。
また、敵対中は餓鬼系らしく飲食物や御神酒に誘引されるが、普段は我慢しているのかそれらに誘引されることはない。こういった部分にも高い知性を伺える。
餓鬼系は飯綱管の使役先として最有力だが、海渚餓鬼のみ使役先として選べない。
本種の由来は恐らく正法念処経における住海渚(じゅうかいしょ)餓鬼から。
生前に荒野を旅して病苦に苦しむ行商人を騙し、品物を僅かの値段で買い取った者がなるという。
全身が炎に包まれた巨大な餓鬼。
餓鬼系最上位種であり、両腕が残っている。
攻撃は大振りかつ移動速度も遅いがその巨体でそれらの欠点を補っている。
攻撃範囲がかなり広く、壁際に追いつめられると連続で攻撃を受けやすい。
余談だが、熾燃餓鬼が飲食物を食べる際の音は他の餓鬼系と違いリンゴでも齧っているかのような硬い音がする。たとえそれが柔らかいはずのおにぎりや桜餅であろうと。
また、熾燃餓鬼は他の餓鬼にはない以下の性質がある。
- 攻撃は敵味方を問わずに当たる。
- 同室内にぬっぺっぽう系又は鬼系がいると、よのを無視して倒しに行く。
- 火を纏っていないアヤカシに対し、1回の攻撃毎に3ダメージを与える。
- 火が点いていない囲炉裏の上を通ると点火し、火が点いた囲炉裏の上にいると少しずつ回復する。
- 水牢に4秒以上滞在すると死んでしまう。
- 動いていない間は眠っており、以下の条件のうちいずれかで目を覚ます。
- よのが至近距離まで近づく
- 同室または隣室にて声、銃声、断末魔のいずれかが聞こえる
- 見える範囲内に食べ物が置かれるか御神酒が設置される
- 同室内にぬっぺっぽう系又は鬼系がいる
- 倒すとそこそこの確率で鉄毬を落とす。
上記の理由から、熾燃餓鬼がいる部屋では鬼系とぬっぺっぽう系が生存できず、
熾燃餓鬼も寝ているか飲食物に誘引されているかなので入って部屋の様子を見るくらいなら比較的安全と言える。
餓鬼系や妖鼠系は残るものの、それらはすべて飲食物に誘引される習性があるので飲食物さえあればこれも安全。
また、敢えて熾燃餓鬼を引き連れて鬼系とぬっぺっぽう系を処理させるという手もある。
本種の由来は恐らく正法念処経における熾燃餓鬼から。
生前に城郭を破壊、人民を殺害、財産を奪い権力者に取り入って勢力を得た亡者が熾燃餓鬼になるという。
妖鼠系
概要
半獣半妖のネズミ妖怪。
生命力は低い部類だが、大音量の鳴き声で他のアヤカシの鳴き声をかき消し
目に入った飲食物を食いつくしてしまう厄介な存在。
本作は未探索の部屋に入る前はその部屋から聞こえる音や痕跡などから次の行動を決めるのが定石だが、
妖鼠系の鳴き声はその部屋からの音の情報を完全に遮断してしまうため正しい判断がしにくくなる。
足跡が残るぬっぺっぽう系や襖に焦げ跡が残る人魂系はまだ視覚情報で察知できるが、
特に危険なアヤカシである餓鬼系や鬼系などは音でしか察知できないため不意の襲撃を受けやすい。
一応食事中は鳴き声が止むものの、結局その部屋に踏み入るかこちらにおびき寄せるかしなければ飲食物に誘引
出来ないのであまり意識する必要は無い。
また、妖鼠系全種に共通の特徴として扉を自力で開けることが出来ないため、探索済みでもう来る必要のない部屋等に
誘導して閉じ込めるという対処法も使える。
霊障
妖鼠系がいる部屋の隣室では鳴き声が聞こえてくる。鳴き声は種類ごとに違う。
この鳴き声には妖鼠系と同じ部屋にいる妖鼠系以外のアヤカシの発する音をかき消す効果があり、
たとえどれだけ大量のアヤカシがいようと同室内に旧鼠1匹でもいれば完全に音での察知が出来なくなるので強力。
他のアヤカシと違い、同種の妖鼠系が同室に複数いる場合には複数匹分の鳴き声が聞こえる。
異なる種類の妖鼠系がいる時も互いの鳴き声をかき消しあうことはなく各種の鳴き声が聞こえる。
因みに、内部にいるアヤカシの鳴き声をかき消す坪庭に妖鼠系がいる場合、坪庭と妖鼠系両方の音が聞こえる。
以上のことから、音の優先度としては妖鼠系=坪庭>その他のアヤカシの音・爆発音・囲炉裏の消火等、となる。
鉄鼠と火鼠は体力が残り1になると錯乱状態になり逃げ回り始めるが、この時も鳴き声は発しているため止めるには倒す必要がある。
妖鼠系を倒したとき、音を遮断する効果がなくなった後に悲鳴を上げるため隣室のアヤカシには気づかれてしまう。
また、妖鼠系が初期配置された部屋の隣室の壁には小さな穴が空く。穴の形や大きさは全種共通
水牢の岩壁など、壁の材質によっては穴が無い場合もあるが、大抵鳴き声で察知できるのでそこまで不都合はない。
なお、この穴は妖鼠系本体を祓っても消えることはない。ぬっぺっぽう系、人魂系、
座布団溜まりの霊障と違う点である。
種類
種類 |
体力 |
攻撃力 |
状態異常 |
死亡時 |
ドロップ |
スコア |
旧鼠 |
1 |
1 |
中毒 |
叫ぶ |
|
70 |
鉄鼠 |
2 |
4 |
中毒 |
叫ぶ |
|
140 |
火鼠 |
3 |
8 |
|
叫ぶ |
|
210 |
小玉鼠 |
6 |
11 - 現在HP |
|
叫ぶ、爆発する(※) |
おにぎり×2 |
280 |
※剣山に落とした場合は爆発しない
各種解説
妖鼠系の基本種。
体力、攻撃力共に低く、普段はよのに敵対もしない危険性の低いアヤカシ。
鳴き声による索敵の妨害や飲食物の横取りなど、妖鼠系の厄介さはしっかり持っている。
小型なためか1つの部屋に5、6匹初期配置されることがあり、鳴き声を止めるには全て処理しなければならない。
とはいえ必ずしも武器で処理する必要は無く、敵対してこないのを利用してその部屋から連れ出してしまうのが有効。
敵対はしてこないがよのが別の部屋に行くとついてくるため誘導は楽。これは小玉鼠にも共通する。
更に、これも小玉鼠と共通するが飲食物に誘引されている時にその飲食物をよのが回収する、または
同室内の妖鼠系に攻撃すると敵対してくる。
これを利用し、敵対していない時は自由に走り回っている旧鼠や小玉鼠の前で飲食物を置いてすぐ回収
することでターゲットをこちらに向け、誘導をしやすくするという技がある。
因みに、旧鼠は初期配置されている分とは別につづらから1匹飛び出してることもある。
出てくるのは非敵対状態の旧鼠だが、飛び出してくる時に攻撃判定がある。
本種の攻撃には地味に一定確率での毒の効果があるので不用意につづらを開けるのは避けた方が良い。
緑がかった灰色の衣を纏った大型の妖鼠。
旧鼠をより大きく、好戦的にしたようなアヤカシで、特に移動速度が非常に速い。
移動速度、飛び掛かりというリーチの長い攻撃方法、一定確率の毒の付与という点は
強力なアヤカシである疾行餓鬼を想起させる。
よのの移動速度の関係上、直線移動では案外逃げることが難しく、舐めてかかると
毒と連続攻撃によって最悪死亡も考えられる。
幸い体力が2しかないので処理はしやすく、更に残り体力が1になると錯乱状態になる。
錯乱状態中の鉄鼠は部屋の中をランダムに移動することしかしなくなり、よのに対して
攻撃をしてこなくなるので短筒1発や撒菱1個など最低限の道具で無力化が可能。
但し、同室内に飲食物があると優先して食べに行き、回復し、錯乱状態を解除して
再び襲いかかってくるので注意。
因みに、撒菱2個で鉄鼠を倒し切りたい場合、撒菱は全く同じ場所に2個置いた方が良い。
2個をずらして置くと、1個目を踏んで錯乱状態に入りランダム移動をはじめ、
何時までたっても2個目を踏まないという状況に陥る。
ランダム移動なので何時かは踏むと思いきや、錯乱状態の妖鼠系は部屋の
移動をしない≒襖を通らないという性質があるため、襖の近辺に撒菱を置いた場合絶対に踏むことはない。
撒菱2個を全く同じ場所に重ねて置けば同時にダメージが入るため倒しきれる。
炎を纏った大型の妖鼠。
鉄鼠に炎を纏わせたような見た目だが、体力が微増している他攻撃力が倍僧している。
攻撃に毒の効果は無くなったものの戦闘力の高さは据え置きなためこちらも油断ならない。
身体に炎を纏ったことによって以下のような特徴を持っている。
- 体に触れただけでダメージを与えてくる。※食事中は除く
- 未着火の囲炉裏に入ると着火しつつ即死する。
- 着火済みの囲炉裏に入ると回復する。
- 発動中の人形に触れると即死(相討ち)する。
- 水牢に3秒滞在すると即死する。
鉄鼠は錯乱状態にすれば無力化できたが、火鼠は錯乱中も体に触れただけでダメージを受けてしまう。
特に錯乱状態で放っておくとランダム移動とは思えないほどの精度でよのに追尾してきて大ダメージを与えてくることがあるためしっかり倒し切った方が良い場合が多い。
また、人形で即死するため、火鼠の鳴き声が聞こえてくる部屋にはとりあえず人形を投げ入れておくようにすると安定する(祓でのスコア的にもお得)。
白くて丸い巨大な妖鼠。
普段はゆっくり転がって移動しており、こちらに敵対してこない。
しかし、攻撃を加えたり飲食物を目の前で回収されると襲い掛かってくる。
最上位種らしく体力は妖鼠系で最高であり、ギリギリ虎挟み1個で倒し切れない絶妙な数値。
本種は攻撃を受けるごとに体が大きくなり攻撃力も増加していくという特徴を持つが、
初期の攻撃力は5であり意外と鉄鼠より少し強い程度。
鉄鼠や火鼠と違い残り体力1になっても錯乱状態にはならない。
この時の攻撃力は10と馬鹿にならない威力だが、移動速度、攻撃力速度共に遅いため
そもそも攻撃を食らうことが少ないというのが実情。
攻撃方法が2種類あり、他の妖鼠系と同じ噛みつきの他、2秒ほど唸り声を上げながら停止し、
一気によのに向かって突進してくる攻撃がある。なお、これも横方向に移動すれば簡単に回避
できるのでやはり脅威ではない。
また、本種は死亡すると静止し、4秒間鳴き声を上げたのちに爆発する性質を持つ。
この時の爆発は威力、範囲共に焙烙玉と同じ。
剣山部屋に落とすと爆発せずに死亡する(あまり意識する必要は無いが)。
本種は死亡時にそれなりの確率でおにぎりを落とすので、腹拵えが少ないときはなるべく
剣山部屋以外で倒したい。
狂骨系
概要
強い怨念を持つ悪霊。全種共通で攻撃に一定確率の錯乱効果がある。
普段は棺の中で待ち構えており、よのの気配や物音を察知すると棺から出てくる。
襲ってくるのは霊体なので襖を閉めてもすり抜けてくる上、殆どの武器が一切効かない。
更に浮遊霊でもあるので囲炉裏や剣山部屋に誘導しても無駄である。
この霊体は透明化と可視化を定期的に繰り返すので、姿を見失うと不意打ちを受けることも。
確定で可視化するタイミングは
- 棺から出てくる時
- 攻撃する時
- ダメージを受けた時
- 閉じた襖をすり抜ける時
- 死亡時
狂骨系は呪符を貼った襖をすり抜けさせるとダメージを受けるという特徴を持つので、これでダメージを与えて祓うのが恐らく最も有名な方法。
他には、霊体ではなく本体である棺に武器で攻撃して壊すのも有効。ただし撒菱や虎挟みなどの設置型の武器は効かないので注意。
飯綱管があれば適当なアヤカシを使役して棺を攻撃させるのもいい。霊体はよのしか狙わないので暫く逃げ回っていれば一方的に棺を壊せる。
変わり種としては、跳び苦無でワープさせてしまう手もある。あくまでワープさせるだけなので祓えてはいないが急場はしのげる。
また、冥銭は棺に投げつけると10ダメージを与えることができるので持っていれば対処しやすくなる。
更に、狂骨系は仏間に4秒間滞在すると即死する。またステージ開始位置である玄関に連れてくると2秒で即死する。
日光に弱いのだろうか
因みに、狂骨系の棺はかなり硬く、基本種の狂骨ですら8と鬼僧兵より硬い。最上位種の骨女に至っては21とボス枠の牛鬼を除けば全アヤカシ中最硬である。
通常のアヤカシは死に際に悲鳴を上げ隣室のアヤカシを呼び寄せたりするが、狂骨系の場合は霊体から音は出ず、壊れた棺からは音が発生するもののアヤカシを呼ぶ効果はない。
つまり、霊体を棺のある部屋から連れ出して祓った場合、霊体が崩れ落ちた部屋の隣室のアヤカシは反応せず棺のある部屋の隣室のアヤカシが反応する。
霊体も断末魔を上げているように見えるが
霊体は短筒や鉄毬が効かないが当たり判定はあるのか貫通しない。棺に鉄毬を投げたら霊体に防がれた、という事故も起きうる。
また、設置型の武器は効かないが
縮地陣には引っかかる。狂骨系と対をなす人魂系は引っかからないことを考えると謎の仕様である。
霊障
狂骨系がいる部屋の隣室でしばらく待つと声が聞こえてくる。声は種類ごとに違う。
有効な武器
狂骨系に対しては以下の方法でダメージを与えることができる。
武器 |
使用方法 |
ダメージ量 |
冥銭 |
棺に向けて投げる |
10 |
鉄毬 |
8 |
焙烙玉 |
棺を爆破する |
10 |
小玉鼠 |
呪符 |
霊体を通過させる |
8 |
飯綱管 |
棺を攻撃させる |
1~2(※) |
短筒 |
棺に向けて撃つ |
1 |
※鬼系に変身した
イヅナに限り、1度の攻撃で2ダメージを与えることがある
種類
種類 |
体力 |
攻撃力 |
状態異常 |
死亡時 |
ドロップ |
スコア |
狂骨 |
8 |
10 |
錯乱 |
叫ばない |
|
500 |
枯骨 |
12 |
12 |
錯乱 |
叫ばない |
|
700 |
骨女 |
21 |
15 |
錯乱 |
叫ばない |
|
900 |
各種解説
狂骨系の基本種。白い棺から白い死装束を着た霊体が出てくる。
体力8というのは呪符1枚や冥銭1枚で祓えるラインであり上位種達に比べると幾分か対処しやすい。
丁度威力8の鉄毬1発圏内なのも嬉しいところ。
青紫色の棺から編笠を被った霊体が出てくる。
狂骨の強化版といった感じで、移動速度が多少上がっている以外特筆すべき点はない
狂骨を祓うのに冥銭1枚なのだから本種は2枚・・・とシンプルに考えてもよいが、余裕があれば冥銭1枚+短筒2発で処理すると無駄がない。
赤紫色の棺から白骨化した女の霊体が出てくる。
移動速度がかなり早くなっており、しっかり逃げなければすぐに追いつかれる。
透明化の能力も相まっていつの間にか至近距離まで迫っていることも多い。
体力が21と馬鹿にならない多さゆえに鉄毬や冥銭、呪符など有効な武器が無い場合対処が困難になる。仏間や玄関が近くにないなら猶更。
その場合、無理やり通り過ぎてつづらに隠れ元の部屋に帰す、人形で気を引いて通り過ぎるなどするとよい。
枯骨を祓うのに冥銭2枚なのだから本種は3枚・・・とシンプルに考えてもよいが、余裕があれば冥銭2枚+短筒1発で処理すると無駄がない。
人魂系
空中を漂う怪火。一部の可燃物に着火する。
普段は座棺の中におり、よのの気配や物音を察知すると座棺から出てくる。
狂骨系と同じく本体である座棺を飛び道具で壊すことで祓うことが可能。冥銭で10ダメージ与えられるのも共通であり、最も体力の多い叢原火ですら体力5しかないため実質冥銭一枚で即死させられる。
また、狂骨系が仏間や玄関に滞在すると即死したように、人魂系は神間、玄関、水牢に滞在すると即死する。
扉を自力で開けられないうえ、
座布団溜まりや囲炉裏に着火させられる便利な面もあるので余裕があれば使わない部屋に幽閉しておくとよい。
人魂系は囲炉裏以外の可燃物に吸い寄せられる習性がある。詳しくは以下の表を参照。
人魂系がつづらに引火すると中身ごと燃え尽きると表に記してあるが、つづらによのが隠れている時に引火するとよのが即死する。
アヤカシに追われてつづらに逃げ込んだ時であっても、人魂系が近くにいる場合は出た方が良いだろう。
可燃物
人魂系が誘引され、又は近づくと燃える物体。該当する物体及びその挙動を以下に示す。
物体 |
誘引 |
人魂系の消滅 |
着火後 |
行灯 |
○ |
○ |
点灯する |
座布団溜まり |
○ |
○ |
燃え尽き、中の生物に7ダメージ |
つづら |
○ |
○ |
中身ごと燃え尽きる(短筒と鍵は除く)(※) |
化けつづら |
○ |
○ |
化けつづらのみ燃え尽き、中身は無事 |
未着火の囲炉裏 |
× |
○ |
火力が復活する |
飛ばした人形 |
○ |
○ |
燃え尽きる |
行李 |
○ |
○ |
燃え尽きる |
焙烙玉 |
○ |
○ |
4秒後に爆発する |
薪 |
○ |
× |
燃え尽きずに残り続ける |
※よのが隠れているつづらに引火するとよのが即死する
霊障
人魂系が初期配置された部屋の隣室からは襖の焦げ跡が確認できる。
焦げ跡は種類ごとに違い、上位種ほど焦げた範囲が広い。複数種が同室に初期配置された場合両方の焦げ跡が確認できる。
焦げ跡は対応する人魂系を祓うことで焼失する。
但しこの焦げ跡が確認できるのは襖のみであり、その他の扉や鉄格子には発生しない。
また、人魂系がいる部屋の隣室では火の燃えるような音がする。音は全種共通。
種類
種類 |
体力 |
攻撃力 |
状態異常 |
死亡時 |
ドロップ |
スコア |
鬼火 |
2 |
2 |
|
叫ばない(※) |
|
80 |
狐火 |
3 |
3 |
|
叫ばない(※) |
|
130 |
叢原火 |
5 |
5 |
|
叫ぶ(※) |
|
180 |
※死亡時に座棺が壊れ、その音に他のアヤカシが反応する。
各種解説
人魂系の基本種。木製の座棺から赤く小さな怪火が出てくる。
移動速度が非常に遅く、上位種と違いよのに対しての敵意が薄いのか誘導が難しい面もある。祓ではその性質に苛つく場面もある
可燃物に対しては反応がよく、燭台に誘導するなら燭台の裏側に可燃物を置いておく、という風にするとやりやすい。
総じて危険性の低いアヤカシだが、焙烙玉や行李など貴重な道具を燃やされないように注意。
水色の座棺から青い怪火が出てくる。
鬼火の強化版といった感じで、移動速度が多少上がっている以外特筆すべき点はない。
紫色の座棺から紫炎を纏った生首が出てくる。
全アヤカシの中でも最速クラスに移動が速く、扉を閉じても滑り込んでくることもある(扉を閉じる際に扉から離れないようにすると防げる)が、移動と一時停止を繰り返しながら追いかけてくるので対処は比較的容易。
大きさゆえにダメージ判定も大きく、また死亡時に断末魔を上げるが、厄介なところはそのくらいであとは狐火の強化版といったところ。
鬼類
鬼と化した僧兵。
高い体力・攻撃力・機動力を併せ持つ。
通常攻撃と突進攻撃の二種類の攻撃方法を持っている。
通常攻撃は武器で対象を殴打し一定確率で出血を付与してくるというもの。
突進攻撃は「よのに向かって高速で突進→武器で殴打」という挙動で、確定で出血を付与してくる。
この突進攻撃がかなりの曲者で、特に突進のホーミング精度の高さが凶悪。よのの足の遅さでは慣れていても回避が安定しないほど。
加えて当たり判定もやけに広く、当たれば大ダメージと確定出血が襲うというまさに鬼のような攻撃。
鬼系は総じて体力が多いため生半可な武器では倒せず、逃げようにも襖を最速で開けてくるのでかなりの難敵と言える。
一応、御神酒を呑ませればその場に座り込んで動かなくなるという弱点のようなものはある。こうなるとよのに反応しなくなり、声を出したり体を押して移動させても無反応になる。ただし、ダメージを受けているわけではなく、何らかの攻撃を加えると再び襲ってくるようになるため油断はできない。
以上のことから、本作で最も警戒すべきアヤカシといっても過言ではない種だが、飯綱管で味方にすると途端に頼りなくなる。
攻撃力は高いものの攻撃速度がぬっぺっぽう系や餓鬼系に負けているので一方的に殴り負けてしまう。
体力の高さを活かして囮に使うのが有効か。
また、地味ながら倒された時に声を発さないという特徴がある。周囲のアヤカシを呼び込んでしまうことがないという点は良心的。
霊障
隣室にいると念仏のような呪詛が聞こえてくる他、笑い声と共に破砕音と画面揺れが起こる。
呪詛は種類によって違うため、聞き分けられると対処しやすくなる。
梵字縮地陣などで鬼系を倒さずに転移させた場合、呪詛、笑い声、破砕音は止むが画面揺れだけは残る。
習性
- 御神酒が設置されているとよのを無視して飲みに行く。
- 熾燃餓鬼に遭遇するとよの及び御神酒を無視して倒しに行く。
種類
種類 |
体力 |
攻撃力 |
攻撃力(会心) |
状態異常 |
死亡時 |
ドロップ |
スコア |
破戒僧 |
5 |
10 |
15 |
出血 |
叫ばない |
おにぎり×2(※) |
300 |
鬼僧兵 |
7 |
11 |
20 |
出血 |
叫ばない |
|
650 |
百鬼僧兵 |
11 |
15 |
25 |
出血 |
叫ばない |
|
1000 |
※神間のおみくじの「大凶」で出現した2体のうち1体が落とす
各種解説
刀を持った筋骨隆々の僧兵。
上位種に比べるとまだ人間らしさが感じられる。
体力は5と、少なくはないが虎挟み一個で倒せる程度になっている。
斧を持った蒼い肌の僧兵。
額には一本角が生え、口元には牙が覗くなど正に鬼の形相。
体力は7で、丁度焙烙玉一個分。鉄毬や囲炉裏でも一撃で倒せる。
金棒を持った朱い肌の僧兵。
額には二本角が生え、甲冑で武装している。
刀・斧・槍・槌・薙刀・刺股・大鎌の七種類の武器を背負っており、手に持った金棒を合わせると八種類もの武器を携えていることになる(実際に使うのは金棒のみ)。大量の武器を持っているというのは、かつて京で道行く帯刀の武士を襲い千本の太刀を集めようとしたという、かの武蔵坊弁慶を彷彿とさせる。持っている武器の中に破戒僧の刀や鬼僧兵の斧のようなものがあることから、同種の中で決闘し合い、相手の武器を奪いながら勝ち残ったのが百鬼僧兵であるという考察も出来なくもない。
体力は11とかなり多く、ここまで来ると鉄毬や囲炉裏ですら一撃では倒せなくなる。近くに剣山の間や落穴の間があれば使い、なければ人形や呪符でやり過ごすのがよいだろう。熾燃餓鬼と戦わせるのも有効。
化けつづら
つづらに化けたアヤカシ。本作におけるミミック的な立ち位置。
通常のつづらと全く同じ見た目で待ち構えており、開けようとすると襲い掛かってくる。
攻撃は飛び掛かっての噛みつきのみだが、飛び掛かりが非常に速いためよのの歩行速度ではまず避けられない。少なくとも、同じ部屋で攻撃を受けずに逃げ回り続けることは出来ない。
攻撃力も高く、連続で攻撃して来ることもあるため正面から戦うことは避けたい相手。
後述するが対処法はいくつか存在し、体力も低いため警戒さえしていれば脅威度は低い。
もし化けつづらを開けてしまっても、隣の部屋に逃げ込んで襖を閉めれば化けつづらは襖を開けられないためその場はしのげる。
また、化けつづら(とアヤカシ入りつづら)は隠し部屋・落穴の間・剣山の間には出現しない。
隣室にいても音や痕跡などの霊障を一切残さない珍しいアヤカシである(他には敵対後の海渚餓鬼がいる)。
対策
化けつづらの対策として、以下の方法が挙げられる。
- 化けつづらか否かを見抜いてから対応する(方法は以下の通り)
- つづらの目の前に立ち、10秒強待つ
- 目玉が出れば化け、振動すればアヤカシ入り、何も無ければ普通のつづら。
- 撒菱を1個当てる
- 動かずに破片が出れば化け、血痕が出ればアヤカシ入り、何も無ければ普通のつづら。
- つづらの下に虎挟みを仕掛けてから開封する
- 化けつづらは確実に引っかかるが、そうでないものも時々引っかかる点には注意。
- 武器を構えてから開封する
- もし本当に化けつづらだった場合、素早く対応しないとダメージを受ける点には注意。
- 人魂や焙烙玉で燃やす
- 誤って普通のつづらを燃やすと道具が失われる点には注意。
種類
種類 |
体力 |
攻撃力 |
状態異常 |
死亡時 |
ドロップ |
スコア |
化けつづら |
3 |
8 |
無 |
叫ばない |
ランダムな道具一つ(※) |
220 |
※内容は通常のつづらと同じ。
牛鬼
概要
蜘蛛の体に牛の頭がついたような見た目の巨大なアヤカシ。
本作における唯一のボス級のアヤカシであり、体力・攻撃力・体の大きさは本作のアヤカシの中でも群を抜いている。
禊モード・行モードのボスとして出現する可能性があるほか、祓モードでも何度か相対することになる。
牛鬼は普段天井か床で眠りについており、よのが接近したり攻撃を加えると目を覚ます。
戦闘態勢に入った牛鬼はまず口から肉塊を飛ばして出入口を塞いでしまう。退路を断たれてしまうので準備は怠らないようにしたい。
牛鬼はその巨体ゆえか撒菱や虎挟みなどの設置系武器は効かない。鉄毬や焙烙玉等の威力が高い飛び道具が有効。
また、牛鬼は鬼系のアヤカシであるため、鬼に有効な御神酒が効く。牛鬼が飲むと体力の半分以上に相当する15ダメージ与えられるため使えるなら使いたい。御神酒が二個あるなら完封勝利も可能。
もしも有効な武器がない場合でも、牛鬼の突進攻撃を誘い、宛ら闘牛のように躱して壁に激突させればダメージが与えられるため一応武器を一切使わずに倒すことも可能。メタ的に言えば詰み防止のためであると思われる。
とはいえ、突進攻撃をしてくれるかはランダムであり、回復行動ばかりされるとどうしても時間がかかってしまう。
よのは牛鬼の体に触れただけでもダメージを受けてしまうため、狭い部屋の中で巨大な牛鬼に長時間追わ続ければどうしても多少は体力が削られてしまう。食料を多めに持ち込めばそれでも突破は可能だが、出来れば長期戦は避けたいところ。
総じて、戦闘前の準備が重要なアヤカシであると言える。
霊障
隣室にいると呼吸音が聞こえる。
習性
御神酒を見つけるとよのを無視して飲みに行く。
行動パターン
- 戦闘開始時に確定で肉塊を飛ばし、出入口を塞ぐ。肉塊に当たり判定は無い。その後、以下の行動をランダムで行う。
- 突進攻撃。静止して異音を立てる→よののいる方向に少し前進する→壁にぶつかるまで突進する。
- よののいる方向に肉塊を飛ばす攻撃。
- 飛んでくる肉塊は勿論、着弾して床に広がった肉塊も踏むとダメージを受けてしまう。
- ぬっぺっぽうを口から3匹生成する
- ぬっぺっぽうが牛鬼に接近すると捕食される。牛鬼がぬっぺっぽうを捕食する度に小回復。
御神酒について
御神酒を飲んだ牛鬼は酔っぱらって3回ランダムな方向に突進&自傷する(5ダメージ)。
よの自身もダメージを受ける可能性が高いが、牛鬼に計15ダメージを与えられるため強力。
種類
種類 |
体力 |
攻撃力 |
状態異常 |
死亡時 |
ドロップ |
スコア |
牛鬼 |
5 |
10 |
無 |
不明 |
|
2000 |
最終更新:2025年06月18日 02:31