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第1階層ミニイベント




翠緑ノ樹海B1F

C-1 毛皮のブーツ

【ラクーナ】
「あら…? 魔物、じゃないわね。
毛皮のブーツが落ちてるわ」
(あら?)

【フレドリカ】
「誰かの落とし物かしら」
(これ…)

【ナレーション】
君たちはそのブーツに手をのばしてもいいし
放っておいてもいい。

どうしますか?
ブーツに手をのばす
あたりを見回す
放っておいて立ち去る

ブーツに手をのばす
【アーサー】
「おいおい、なんか汚れてねえか?
…ん?」
(あ?)

【ナレーション】
アーサーが手をのばしブーツを持ち上げると
その中には、白い石が入っていた。

輝石を手に入れた
【サイモン】
「ふうん、持ち主が隠していたのかもな。
得したじゃないか」
(ほう?)

【ナレーション】
そうして君たちが石に気をとられている間に
地面が不自然にもりあがりだす。

ブーツの持ち主を倒したであろう魔物が
地中より君たちに襲いかかってきた!
(戦闘:ひっかきモグラ×3)

あたりを見回す
【ナレーション】
君は、注意深くブーツの周囲を観察する。

よく見ると、破れた衣服のきれはしや
血の跡らしきものが発見できた。

【サイモン】
「どうやら、近くで戦いがあったらしい。
魔物がひそんでいるのかもな」
(ふむ)

【ナレーション】
君はこのブーツを置いて立ち去るか否か
決めなければならない。
(選択肢に戻る)

放っておいて立ち去る
【ナレーション】
君たちは、ブーツにはかまわず、
ここから立ち去ることにする。
(1歩下がる)


D-4 細い獣道

【ナレーション】
森の木々の間に、ひっそりと隠れた
細い獣道を発見した…。

分岐:第2階層到達前?
【ナレーション】
しかし、その道はあまりに細く
君たちが通るのは不可能なようだ。

分岐:第2階層到達後?
【ナレーション】
以前より道が広くなっていて
頑張ったら奥へ進む事が出来そうだ。だが
一度通ればこちら側へ戻れそうにない

先へ進みますか?
【 YES 】/【 N O 】


E-4 透き通る岩清水

【フレドリカ】
「あ…、水が湧いているわ」
(あ)

【ナレーション】
フレドリカの言う通り突き当りの岩肌から
清らかな水が輝いて流れていくのが見える。

その岩清水は美しく透き通っており、
樹海を歩く君たちの喉をうるおすには
最適に見える…。

【アーサー】
「ちょうどいい、飲んでいかねえか?
ノドがかわいてたとこだったんだよ」
(おぉー、いいね)

【ラクーナ】
「ちょっと、樹海の水よ?」
(ちょっと)

【アーサー】
「平気だって、たぶん!」
(わかってるって)

どうしますか?
清水に手を浸してみる
清水をすくい飲んでみる
ここから立ち去る

清水に手を浸してみる
【ナレーション】
君たちは、わき出て流れる清水に
手をひたしてみた。

その水はとても冷たく
君の手を心地よく冷やしてくれる。

【サイモン】
「…満足したか?」
(満足か?)

…さて、この冷たい水を飲むか
ここから立ち去るか?
君たちは選択する必要がある。

清水をすくい飲んでみる
【レン】
「では、飲んでみるか」
(ふむ…)

【ナレーション】
君たちは、わき出て流れる清水に手をのばし
手のひらですくって口に運ぶ…。

フレドリカ
「おいしい…!」
(わぁ)

【ナレーション】
全員のTPが10回復した!

清水を飲み、気分がよくなった君たちは
この水場を後にする。

ここから立ち去る
【アーサー】
「ちぇっ、あとで後悔するなよ?」
(ちぇっ、なんだよ)

【ナレーション】
特に水を飲む必要はないと判断し、
君たちはその場を立ち去ることにする。


D-2 赤い果実

【アーサー】
「おっ、なんか実がなってんぜ」
(おっ)

【サイモン】
「アーサー、拾い食いはよせ」
(アーサー)

【アーサー】
「まだ落ちてねーんだから、
拾い食いじゃねーだろ!」
(だってよー)

【ナレーション】
アーサーの指し示す方を見れば、
手を伸ばせばとれそうな位置で
赤い果実が誘うように揺れている。

君は望むなら、果実に手を伸ばし
その実を食べることができる。

赤い果実を食べてみますか?
【 YES 】/【 N O 】

YES

誰が食べますか?

分岐:主人公が食べる
【ナレーション】
その果実は、とても甘く、
(主人公名)の体にしみわたる…。

(主人公名)の
HPが15回復した!

分岐:フレドリカが食べる}
【フレドリカ】
「わあ、あまい…!
…もっと、ないかしら?」
(わあ)

【ナレーション】
フレドリカの
HPが15回復した!

分岐:サイモンが食べる
【サイモン】
「ふぅん、悪くない味だな」
(悪くない)

【ナレーション】
サイモンのHPが
15回復した!

分岐:アーサーが食べる
【アーサー】
「へへっ、いっただきー。
オレのだから、やんねーぞ」
(へへっ)

【ナレーション】
アーサーのHPが
15回復した!

分岐:ラクーナが食べる
【ラクーナ】
「…ちょっと甘すぎかしら?
でも、疲れた時にはちょうどいいわね」
(うんうん)

【ナレーション】
ラクーナのHPが
15回復した!

NO
【サイモン】
「妥当な判断だな」
(それがいいな)

【ナレーション】
君たちは、不思議な果実を警戒し
そのままにして立ち去ることにする。


E-1 古いバックパック

【ナレーション】
君たちは森の外れ、木々と緑の茂みで
覆われた袋小路に足を踏み入れた。

【アーサー】
「おっ? 何か、落ちてるぜ」
(おっ)

【サイモン】
「古いバックパック、だな。
…誰かが落としてしまったんだろう」
(ふむ)

バックパックを拾いますか?
【 YES 】/【 N O 】

YES
【ナレーション】
古いバックパックに手を伸ばし、
中を覗いて見ると、そこには
いくらかのコインが入っていた。

【サイモン】
「有効利用、というやつかな。
ありがたくいただいておこう」
(ああ)

100エンを手に入れた

NO
【サイモン】
「そうだな…。そのままにしておこう」
(そうだな)

【ナレーション】
君たちは古びたバックパックからは
何も得ることはできないと考え、
それを無視し冒険を続けることにする。


D-1 花畑の広場

【ナレーション】
樹海の中を進む君たちは、色とりどりの
花が咲き誇り、甘い香りがただよう
広間にたどりついた。

【フレドリカ】
「…きれいな場所ね」
(あっ、花が咲いてる)

【ラクーナ】
「危険な樹海にも、こんな場所があるなんて
思わなかったわ」
(素敵ぃ)

【アーサー】
「やれやれ、女コドモは花が好きだねえ」
(へいへい)

【ナレーション】
名も知らぬ花が風に揺れ、甘い香りは
ますます強くなってくる…。

このまま、花の香りを楽しみながら
ここで休んでもいいし、この場から
立ち去るのも自由だ。

休んでいきますか?
【 YES 】/【 N O 】

YES
【ナレーション】
君たちは、甘い香りただよう場所で
のんびりと体を休める。

【フレドリカ】
「いい香り…」
(ふふっ)

【アーサー】
「あー、眠くなんなー…」」
(ふぁ、あぅぁ~)

【ナレーション】
しかし、香りに誘われて来たのは
君たちだけではなかった。

いつの間にか君たちの周囲にチョウの群れが
集まってきている!

【サイモン】
「…この蝶、毒蝶のようだぞ。
樹海で油断しすぎたツケか」
(油断したか…!)

【ナレーション】
もはや逃げているヒマはない、
剣を抜いて戦いたまえ!
(戦闘:毒吹きアゲハ×3)

NO
【フレドリカ】
「…(主人公名)がそう言うなら、
仕方ないわよね」
(しょうがないか)

【ナレーション】
君たちは、甘い香りのする花畑から
名残を惜しみながら立ち去ることにする。


翠緑ノ樹海B2F

A-3 オレンジの果実

【ラクーナ】
「あら、何か実がなってるみたいよ」
(あら?)

【アーサー】
「ホントだ、食えるかな?」
(おおっ?)

【ラクーナ】
「アンタって、そればっかりねえ…」
(はあ)

ラクーナが指し示す方を見れば、
手を伸ばせば、とれそうな位置で
オレンジ色の果実が誘うように揺れている。

君は望むなら、果実に手を伸ばし
その実を食べることができる。

オレンジの果実を食べてみますか?
【 YES 】/【 N O 】

YES

誰が食べますか?

分岐:主人公が食べる
【ナレーション】
その果実は、見た目とは違い渋く
(主人公名)は顔をしかめる。

(主人公名)の
TPが10減少した!

分岐:フレドリカが食べる}
【フレドリカ】
「じゃあ、いただきます…」
(うん)

【ナレーション】
オレンジに熟れたその実をフレドリカが
口に含んだ瞬間、顔をしかめる。

【フレドリカ】
「……にがぁい」
(フルボイス)

【ナレーション】
…見た目に反した味の果実だったようだ。
先入観に捉われないことを大事に思いつつ、
君たちは探索に戻っていく、

【ナレーション】
フレドリカの
TPが10減少した!

分岐:サイモンが食べる
【ナレーション】
オレンジに熟れたその実を口に含むと、
サイモンはしばらくの間、押し黙る。

【サイモン】
「…食べられたものじゃないな」
(っ…不味い)

【ナレーション】
…見た目に反した味の果実だったようだ。
先入観に捉われないことを大事に思いつつ、
君たちは探索に戻っていく、

【ナレーション】
サイモンの
TPが10減少した!

分岐:アーサーが食べる
【アーサー】
「へへっ、いただきまーす!!」
(へへっ)

【ナレーション】
だがオレンジに熟れた果実を口に含んだ瞬間、
アーサーはすごい勢いで吐きだした!
(えっほ!)

【アーサー】
「って、マズ!! ニガ!!」
(まじぃ…)

【ナレーション】
…見た目に反した味の果実だったようだ。
先入観に捉われないことを大事に思いつつ、
君たちは探索に戻っていく、

【ナレーション】
アーサーの
TPが10減少した!

分岐:ラクーナが食べる
【ラクーナ】
「じゃ、もらうわね」
(いいものかしら)

【ナレーション】
オレンジに熟れたその実をラクーナが
口に含んだ瞬間、悲しそうな顔になる…。

【ラクーナ】
「…ダメ、無理、イヤ…」
(ううぅ…)

【ナレーション】
…見た目に反した味の果実だったようだ。
先入観に捉われないことを大事に思いつつ、
君たちは探索に戻っていく、

【ナレーション】
ラクーナの
TPが10減少した!

NO
【ナレーション】
君たちは、不思議な果実を警戒し
そのままにして立ち去ることにする。


C-3 物音を立てる茂み

【ナレーション】
草木がおいしげる中を進んでいくと、
不意に前方でカサッという音がして
君たちの注意を引く。

【サイモン】
「…どうやら、何か生き物がいるようだな。
魔物、というわけではなさそうだが…」
(ん?)

【ナレーション】
君たちは茂みの奥を覗き込んでもいいし、
このまま立ち去ってもいい。

奥を覗きますか?
【 YES 】/【 N O 】

YES

誰が覗きますか?
分岐:主人公が覗く
【ナレーション】
君は茂みの奥を覗き込んでみるが
強いて言えば大振りの枝がある程度で、
目につくようなものは特に何もない。

後ろを振り返り、君が口を開こうとした瞬間
君の指先に鋭い痛みが走る!

(主人公名)の
HPが5減少した!

たたらを踏む君の足元をするすると
ヘビが逃げていく…。

どうやら枝に見えた物の正体は
ヘビだったようだ。

【フレドリカ】
「(主人公名)、…大丈夫?」
(怪我、平気?)

フレドリカに何と答えますか?
心配いらない
大丈夫じゃない
無視する

心配いらない
【フレドリカ】
「そう、よかった」
(よかった)

【ナレーション】
フレドリカは君の答えを聞いて
安心したようだ。

無用な心配をかけないためにも、
君はより一層注意して歩くことを心がける。

大丈夫じゃない
【フレドリカ】
「えっ…!?」
(フルボイス)

【サイモン】
「見たところ、毒のある種類じゃなかった。
{気分が悪くなったら回復してやるよ」
(やれやれ)}

【フレドリカ】
「そ、そっか…」
(そっか)

【ナレーション】
そっけないサイモンの声に押されて、
君は探索に戻ることにする。

無視する
【ナレーション】
とりあえず、君はすぐに自分の傷の加減を
確かめてみる。

…幸い毒もなかったようで、
探索に支障が生じることもなさそうだ。

【フレドリカ】
「…平気そう、ね」
(よかった…)

【ナレーション】
不用意に動いたことを反省しつつ、
君は探索に戻ることにする。

分岐:フレドリカが覗く
【フレドリカ】
「特に、何かいるようには見え…
(えっと…)

「いたっ!」
(ひゃっ!)

【ナレーション】
フレドリカが小さく悲鳴を上げて後ずさる。
そして、その足元をするすると
小さなヘビが逃げていく…。

どうやらフレドリカはあの蛇に
噛みつかれてしまったらしい。

フレドリカの
HPが5減少した!

【フレドリカ】
「……」
(はぁ)

【ナレーション】
危険に気付かなかった自分の不甲斐なさを
悔いているためか、しょげるフレドリカを
励まして君たちは探索に戻ることにする。

分岐:サイモンが覗く
【サイモン】
「ふむ、危険な魔物がいる様子はな…」
(ん)

【ナレーション】
小さくサイモンが顔を歪める。
そして、その足元を小さなヘビが
するすると逃げていく…。
(っ!)

どうやらはサイモンあの蛇に
噛みつかれてしまったらしい。

サイモンの
HPが5減少した!

【サイモン】
「どうやら、毒のない種類のようだ。
不幸中の幸いだな」
(やれやれ)

【ナレーション】
噛まれながらも、冷静なサイモンの判断に
それは良かったと君たちは探索に戻る。

分岐:アーサーが覗く
【アーサー】
「おーしっ、
確認するならオレに任せろって!」
(おーしっ)

【ナレーション】
意気揚々とアーサーは手をのばして
草木をかきわけていく。
すると…。

【アーサー】
「あだっ!?」
(いってぇ!)

【ナレーション】
悲鳴を上げてラクーナが飛び退く。
茂みの奥にはヘビがいたらしく、するすると
逃げ去っていく…。

どうやらアーサーはあの蛇に
噛みつかれてしまったらしい。

アーサーの
HPが5減少した!

【アーサー】
「今度会ったらただじゃおかねー!
覚えてろよ!」
(覚えてろコノヤロ!)

【サイモン】
「あんなに音を立てるからだ。
次は気をつけろよ」
(やれやれ)

【ナレーション】
君たちは気を取り直して、
冒険を続けることにする。

分岐:ラクーナが覗く
【ラクーナ】
「こんな小さな茂みに、何かいるかしら?」
(うーん)

【ナレーション】
いぶかしみながら、ラクーナが草木を
掻き分けていく。
すると…。

【ラクーナ】
「きゃあ!?」
(フルボイス)

【ナレーション】
悲鳴を上げてラクーナが後ずさる。
茂みの奥にはヘビがいたらしく、するすると
逃げ去っていく…。

どうやらラクーナはあの蛇に
噛みつかれてしまったらしい。

ラクーナの
HPが5減少した!

【サイモン】
「ラクーナの装備の音に驚いたんだろう。
毒のない種類で良かったな」
(ふむ)

【ラクーナ】
「…なんか他に言う事はないワケ?」
(アンタって人は)

【ナレーション】
サイモンの代わりにラクーナをいたわりつつ
君たちは探索に戻ることにする。

NO
【サイモン】
「そうだな、大したものじゃないだろう」
(そうだな)

【ナレーション】
君たちは物音は気にせず、
ここから立ち去ることにする。


D-4 深緑色の果実

【フレドリカ】
「…あら? あれ、果物じゃない?」
(ねえ)

【サイモン】
「よく気付いたな、あんな地味な実」
(ほう)

【ナレーション】
フレドリカが指し示す方を見れば、
樹海のけもの道の行き止まりの木に
深緑色のしぼんだ果実が見える。

一見する限り、色といい、形といい、
食用には見えない。

しかし、望むならば人数分存在する
その果実をもぎ取り、食べることができる。

深緑の果実を食べてみますか?
【 YES 】/【 N O 】
YES
【ナレーション】
その果実は、見た目とまったく違って
とてもみずみずしく旨みがある!

【フレドリカ】
「あれ? わあ、すごい美味しい…!」
(おいしい!)

【サイモン】
「…ほう? 案外悪くない食感だな」
(ほう…)

【アーサー】
「ん? おお、変わった味だけど
オレはこれ好きだなー!」
(おおっ?)

【ラクーナ】
「へえ、美味しいじゃない。
見た目で判断しちゃダメね!」
(素敵ぃ)

システム
全員のTPが15回復した!

【ナレーション】
辺りを見回すと、まだ育ちきっていない
果実がたくさん成っている。

今はまだ食べられそうな果実はないが、
時間が経てば、食べられるようになるものが
できていることだろう。

君たちは、この場所を覚えておき、
再び樹海の探索へと戻ることにする。

NO
【ナレーション】
君たちは、不思議な果実を警戒し
そのままにして立ち去ることにする。


A-6 変わった雰囲気の草(クエスト「シンリンチョウ討伐依頼」受領まで)

【ナレーション】
行き止まりに足を止めて、周囲を見渡すと
何やら単なる雑草とは違った雰囲気の草が
生えている気がする…。

調べてみますか?
【 YES 】/【 N O 】

YES
【サイモン】
「いや…その薬草はやめておけ」
(いや)

「その草にタマゴを産む蝶がいるんだが、
タマゴを守る為に、近づく人間を攻撃する
習性を持っているんだ」

【ナレーション】
サイモンの言う通り、摘もうとした草の
葉の裏側にはびっしりと虫のタマゴらしき
ものが付着している…。

君子危うきに近寄らずとも言う。
わざわざ危険に身を晒すこともないと、
君たちはその場を離れることにする。

NO

何となく嫌な予感がした君は、草には触れず
足早にその場を立ち去ることにする。

樹海の中を進む君たちは、以前と同じように
切り株に座る兵士を発見する。

YESを選んだ後に調べる
【ナレーション】
この場所に留まり続けるのは得策ではない。
早めに立ち去るのがいいだろう。


翠緑ノ樹海B3F

F-3 茂みに潜む巨大な影

【ナレーション】
君たちが突き当たりの茂みに何かないかと
調べていると、どすんと大きな足音がした。

【フレドリカ】
「何の音かしら?」
(えっ?)

「!!」
(きゃっ)

【ナレーション】
顔を上げると、そこには君たちの倍はある
大きさの熊が立っているではないか!

だが今のところ君たちに気付いていないのか、
それとも興味がないのか、熊は自分の足元で
いそいそと何かをしている。

【サイモン】
「幸い僕たちのことは眼中にないらしい。
今なら逃げれるんじゃないのか?」
(ふぅ…)

【ナレーション】
サイモンの言う通り、熊は自分の足元を
さかんに気にしている。
今なら逃げる事は出来るだろう…。

最初の選択肢でYESを選んでいる
【ナレーション】
君たちは以前、巨大な熊を見つけた場所に
再度立っている。

【アーサー】
「なあ、見ろよ。
あの熊、また同じ場所で何かしてるぜ」
(おおっ?)

【ナレーション】
君たちは熊に見つからないように
その場から退避しても構わない。

退避しますか?
【 YES 】/【 N O 】
YES
【ナレーション】
君は留まることは危険と判断して
即座にそこを離れていく。

【アーサー】
「…追いかけては、来ねえな」
(えーっと)

【ナレーション】
後ろを振り返って確認するも、
相変わらず君たちに気付いた様子はない。
ほっとした君たちは探索を再開する。

NO
【ラクーナ】
「そうね、何をしてるかも気になるし…、
ちょっと様子を見ましょうか」
(そうね)

【ナレーション】
君たちが熊の様子をうかがっていると
熊は足元をいじるのをやめて、
ゆっくりとそこから離れていった。

【フレドリカ】
「何をしてたのかしらね?
(えっと…)

【サイモン】
「…向こうに行ったようだし、
確認してみるか」
(ふむ)

【ナレーション】
調べてみると、そこは熊の寝床らしく
巣材らしき木の枝や、食料だろう木の実が
いくつも置かれていた。

熊の収穫物を幸運と見て、持ち去るのも
そのままにしていくのも君たちの自由だ。

熊の収穫物を持っていきますか?
【 YES 】/【 N O 】
NO
【ラクーナ】
「(主人公名)の言う通りよ。
あの熊が生活するのに困ってしまうかも
しれないでしょう?」
(私もそう思うわ)

【ナレーション】
むやみに住処を荒らすことはない。
君たちはそのままここを去ることにする。

収穫物を持って行くかの選択肢でNOを選んでいる
【ナレーション】
君たちは、以前見つけた巨大な熊の巣を
再度訪れていた。

【サイモン】
「…あの熊の姿はないようだな。
巣に入っても今なら平気だろうが…
(ふむ)

【ナレーション】
君たちは未だに残っている熊の収穫物を
もらっていってもいいし、そのままにして
立ち去ってもいい。

(上記選択肢「熊の収穫物を持っていきますか?」に戻る)

上記選択肢YES
【ナレーション】
君たちは収穫物を頂戴していくことにして、
せっせと使えそうなものを拾っていく。

丈夫な木片を手に入れた

姫リンゴを手に入れた

朱色の木の実を手に入れた!!!
【ナレーション】
使えそうなものを拾い終えて立ち上がると
背後に何か大きな気配に気付く…。

【サイモン】
「ま、まさか…」
(っ!)

【ナレーション】
そう、巣の主である熊が君たちの背後に
立っていたのだ!

君たちはすぐに熊との距離を空けるが、
あまりに慌てたせいでサイモンが
転んで顔面を強打してしまう!

サイモンの
HPが30減少した!

【アーサー】
「やるっきゃねぇか!?」
(ちっ!)

【ラクーナ】
「シッ! 刺激しちゃダメよ。
今のところ敵意は感じないわ…」
(ダメよ!)

【ナレーション】
ラクーナの言う通り、熊はのんびりと
君たちを見ているだけだ。

息をのみ、極力刺激しないようにしていると
興味をなくしたのか、ふいと鼻先をそらし
どこかへ歩き去っていく…。

【ラクーナ】
「ふう…、命拾いしたわね」
(ふう)

【ナレーション】
拍子抜けした感はあるが、戦いにならずに
済んだことを喜びつつ、君たちはその場を
離れることにする。

熊の収穫物を手に入れた後で調べる
【ナレーション】
君たちは、以前見つけた巨大な熊の巣を
再度訪れていた。

【ラクーナ】
「あの熊、いないみたいね。
どこかで巣の材料でも探してるのかしら」
(あら?)

(分岐:クエスト「森に住む熊」報告後)
(分岐:熊の収穫物を持っていっている)
【ナレーション】
これ以上ここには用はないだろうと
そこから離れようとすると、いきなり別の
茂みから熊が現れた!

突然の事態に慌てふためく君たちだが、
熊は以前のようにゆったりとした動作で
何かを地面に置いた。

それは素材として重宝する石のようだ。

【アーサー】
「な、なんだ?
なんでオレらの前に置いてんだ?」
(あ?)

【ナレーション】
行動の意味を計りかねている内に、
熊はまた何かを求めて森の奥へと
消えていってしまった。

【ラクーナ】
「まさか、だけど…
酒場のお姉さんが言ってたように、
プレゼントのつもりなのかしら…?」
(えっと…)

【サイモン】
「熊が、か?
…ありえないだろう」
(いや)

【ラクーナ】
「でも、置いていってくれたのは事実よ。
巣に入れる様子もなかったし…
もらっていきましょうか?」
(うふふっ)

【ナレーション】
君たちはありがたくそれらをいただいて
改めて探索に戻ることにした。

植物のツルを手に入れた

輝石を2個手に入れた

(分岐:熊の収穫物を持っていっていない)
【ナレーション】
これ以上ここに用はないだろうと離れようと
したその時、いきなり別の茂みから
探していた熊が現れた!

突然の事態に慌てふためく君たちだが、
熊は以前のようにゆったりした動作で
何かを地面に置いた。

それはたくさんの巣材や木の実…
そして、素材として重宝する石のようだ。

【アーサー】
「な、なんだ?
なんでオレらの前に置いてんだ?」
(あ?)

【ナレーション】
行動の意味を計りかねている内に、
熊はまた何かを求めて森の奥へと
消えていってしまった。

【ラクーナ】
「まさか、だけど…
酒場のお姉さんが言ってたように、
プレゼントのつもりなのかしら…?」
(えっと…)

【サイモン】
「熊が、か?
…ありえないだろう」
(いや)

【ラクーナ】
「でも、置いていってくれたのは事実よ。
巣に入れる様子もなかったし…
もらっていきましょうか?」
(うふふっ)

【ナレーション】
君たちはありがたくそれらをいただいて
改めて探索に戻ることにした。

丈夫な木片を手に入れた

植物のツルを手に入れた

輝石を手に入れた

灰鉄柘榴石を手に入れた!!!

姫リンゴを手に入れた

蜜のかけらを手に入れた!!!

朱色の木の実を手に入れた!!!



翠緑ノ樹海B4F

F-2 穴に足を取られるラクーナ(自動発生)

【ラクーナ】
「きゃぁ!?」
(フルボイス)

【ナレーション】
君たちが緑豊かな森の道を進んでいると、
突然、ラクーナが声をあげた!

振り返ると、ラクーナが道端の穴に
足を取られてしまっているようだ。

【アーサー】
「なァにやってんだよ。
見かけ通り、すっトロいなあ」
(はぁ?)

【ラクーナ】
「あ、アンタとは装備が違うんだから
仕方ないでしょ!?」
(も、もう!)

【ナレーション】
ラクーナはなんとか足を抜こうとするも、
深く入り込んだためか、抜ける気配がない。

どうやら独力では無理そうだ。
どうにかして手助けをする必要がある。

どうしますか?
周りの土ごと掘り返す
全力で引っ張り出す
地面に水を撒く
周りの土ごと掘り返す
【サイモン】
「手間はかかるが…それが最善か」
(だな)

【ナレーション】
君たちはラクーナを安全に救助しようと
足周りの土を掘り返していく。

【ラクーナ】
「うん、これなら出られそう…
よいしょっと!」
(うんうん)

「…あら、何か袋っぽいものが
ついてきたけど…」
(あら?)

【サイモン】
「貸してみろ」
(ほう)

【ナレーション】
注意深くサイモンが袋の中身を検分すると
いくつかの薬が新品の状態で見つかった。

【サイモン】
「おそらく、他の冒険者がこの穴に
落としてしまったんだろうな」

【アーサー】
「へえ、いい釣竿っぷりじゃねーか。
やったな、ラクーナ!」
(ははは)

【ラクーナ】
「…それって、喜んでいいの?」
(言われてもねえ)

【ナレーション】
複雑そうな顔のラクーナをよそに、
君たちはその薬をバックパックに詰め、
探索に戻ることにする。

メディカを3個手に入れた

全力で引っ張り出す
【ラクーナ】
「ちょ、ゆっくり! ゆっくりしてよ!?」
(ちょっと!)

【ナレーション】
ラクーナを引っ張り出すために、持てる力を
振り絞ると、勢いよく足が穴から抜け出た!

【ラクーナ】
「や、やっと抜け…!」
(ふぅ)

【ナレーション】
安堵の息をつこうとしたラクーナが固まる。
なぜなら、その足にはモグラの魔物が一匹
しっかりとしがみついていたからだ!

【ラクーナ】
「きゃあ!?」
(フルボイス)

【ナレーション】
咄嗟にラクーナが思い切り足を振ると
モグラは振り落とされて、一目散に君たちの
前から逃げ出していった。

【フレドリカ】
「…あのモグラの棲み処だったのかしら?」
(えっと)

【サイモン】
「気の毒なことをしたな」
(ふん)

【ラクーナ】
「気の毒なのは私じゃないの…?」
(も、もう…)

【ナレーション】
ぼやくラクーナは、モグラが去った方向に
きらめく石を見つけた。

妙な邂逅だったが、結果は悪くなかったと
君たちはモグラの落とした石を貰って、
樹海探索に戻ることにする。

灰鉄柘榴石を手に入れた!!!

地面に水を撒く
【ナレーション】
水を撒いて土を柔らかくしてみては
どうだろうかと思って、君たちは地面に
手持ちの飲み水をいくらか撒いてみた。

【ラクーナ】
「…あの、ぬかるむばっかりで、
余計沈み込んでるみたいなんだけど…」
(うーん)

【アーサー】
「ラクーナは重量級だからなァ」
(うーん)

【ラクーナ】
「…装備の話よね?」
(も、もう!)

【ナレーション】
ラクーナの足を引き抜くには、
他の方法を試してみる必要がありそうだ。
(選択肢に戻る)

「地面に水を撒く」を再度選ぶ
【ナレーション】
その手段は一度試してみて、
もう無駄だとわかっているはずだ!
別の方法を試したまえ!
(選択肢に戻る)


C-1 道端で光る石

【アーサー】
「なあなあ、何か落ちてるぜ?
ピカピカしてっけど…」
(あ)

拾ってみますか?
【 YES 】/【 N O 】

NO
【ラクーナ】
「(主人公名)の言う通りよ。
ここは樹海なんだから、落ちているものを
うかつに拾わない方がいいわ
(アーサー)

【アーサー】
「ちぇっ、いい子ぶりやがって」
(ちぇっ、なんだよ)

【ナレーション】
君たちはキラキラしたものに背を向けて
その場を後にする。

YES
【ナレーション】
君たちは、光るものを手に取ってみると、
それは幸運なことにグリモア石であった!

【アーサー】
「へへっ、ラッキーだったな!」
(ははは)

【ナレーション】
不思議な力を秘めた光る石は、
あって困るものではない。君たちは
落ちているグリモア石を回収する。

【ナレーション】
が、頭上から突如として魔物たちが
飛び降りてきて、君たちに牙を剥いた!
(戦闘:羽ばたきカブト×1(奇襲))

【サイモン】
「少し気を抜いた瞬間も狙われる。
樹海にいる間は、気を抜くなと言う事か」
(ふう)

【ナレーション】
苦々しくサイモンは呟きながら、
落ちていたグリモア石を改めて回収する。

銅のグリモアIを手に入れた

【サイモン】
「石も無事だったようだし、
また襲われる前にここから離れないか?」
(では行くか)

【ナレーション】
周囲を改めて確認したのち、
君たちは迷宮の探索を再開する。


翠緑ノ樹海B5F

C-2 響き渡る鳥たちの合唱

【フレドリカ】
「…鳥が鳴いているわ」
(あっ)

「鳥って、こんな風に歌うのね…」
(へえ)

【ナレーション】
感激した風に足を止めるフレドリカにならい
君も足を止めてみると、楽しげな歌声が
耳をやわらかくくすぐる。

危険な樹海の中でも鳥の歌は自由に楽しげで
聴いているだけで心が浮き立つようだ。

【フレドリカ】
「……」
(はあ)

【ナレーション】
君はフレドリカと共にしばらく
鳥たちの歌声に耳を傾けてみてもいい。

鳥の歌を聴いていきますか?
【 YES 】/【 N O 】
NO
【フレドリカ】
「…そうよね。
今はそれどころじゃないんだし」
(わかったわ)

【ナレーション】
今はそれよりも探索だと判断して、
君たちは探索に戻ることにした。

YES
【ナレーション】
鳥たちの歌声をじっくり聴くことにして、
腰を下ろすことにする。

君たちの存在を知ってか知らずか、
より一層素晴らしい合唱が響き渡る…。

歌は彼らが飛び去る音と共に遠ざかる。
その頃には清々しい気分が、君たちの心を
満たしていた!

全員のTPが10回復した!

【フレドリカ】
「こんな事してる場合じゃないんだけど…
良い時間だったわね」
(ふふっ)

【ナレーション】
今は鳥たちの姿は見えないが、
日が変われば、鳥たちは再び
戻ってくるかもしれない。

そうなれば、また鳥たちの合唱を聴くことが
できるだろう。君はそのことを覚えた上で
そこから離れることにする。


E-7(昼) 日差しの差し込む場所

【ラクーナ】
「ねえ、見て!
だいぶ降りてきたのに空が見えるわ」
(ねえ)

「今のところ危険な気配もないし…
ここで休んでいくのも悪くないかもね」
(どうする?)

【ナレーション】
感嘆の声をあげるラクーナの言う通り
心地よい日差しが差し込んできている。

もし疲れているのであれば、ここを
休憩場所として使うのも悪くないだろう。

ここで休んでいきますか?
【 YES 】/【 N O 】
NO
【ラクーナ】
「そうね、迷宮で休むってのも
ちょっと危険だろうし…」
(そうね)

【ナレーション】
君たちは今は休憩の必要はないと、
迷宮探索に戻ることにする。

YES
【アーサー】
「へへっ、そうと決まったなら
ゆっくりするとしようぜ!」
(へへっ)

【ナレーション】
言って、ごろりとアーサーは大の字になる。
残りの面々も思い思いに腰を下ろし、
しばしの休息を取り始める。

木々の合間からこぼれる暖かな日差しは
ぽかぽかと温かく、君たちの体に少しずつ
力を与えていく…。

全員のHPが20回復した!

【フレドリカ】
「休憩は十分取れたわ。
そろそろ探索に戻りましょう」
(もう行きましょ)

【アーサー】
「えー? もう少し休んでいこうぜ。
折角気持ちイイ場所なんだしよ」
(えー?)

もう少しここで休みますか?
【 YES 】/【 N O 】
YES
【フレドリカ】
「…あと少しだけよ?」
(うぅ)

【ナレーション】
まだ休み足りないと判断して、君たちは
もう少しこの場で休んでいくことにした。

だが、その時…君たちの背後から敵意に
満ちた視線が注がれていることに気付く!

振り向けば、そこには魔物の群れがおり、
大きな唸り声を上げて襲い掛かってきた!
(戦闘:暴れ野牛×2)

NO
【サイモン】
「(主人公名)たちの言う通りだ。
これ以上、ここにいても危険なだけだろう」
(その通りだ)

【アーサー】
「ちぇっ、しょうがねーな」
(サイモンが言うんなら)

【ナレーション】
適度に休まった身体を伸ばしつつ、
君たちは探索を再開する。


E-7(夜) 月明かりの差し込む場所

【サイモン】
「…地下なのに、ここは風が通るんだな」
(ほう)

【ナレーション】
偶然できた木々の切れ間の産物か、
樹海の奥にも関わらず、サイモンの言う通り
心地よい風が吹きわたる。

見上げれば、月さえ見えるこの場所は
他の場所より気温が低い気すらする。

ここからゆっくり休めそうだ、と考えて
周囲を見渡した君たちは、先客がいることに
気付いてしまう。

【サイモン】
「…ウサギの魔物だな。
ぐっすり眠っていて、僕らが来たことに
気付いてはいないようだが…」
(ん?)

【ナレーション】
今ならば、どの様にでも対処できるだろう。
君たちは眠るウサギを見下ろしながら、
どう行動するか決める必要がある。

どうしますか?
戦いを挑む
そっと立ち去る
エサをあげてみる

戦いを挑む
【アーサー】
「それっきゃねェよな。
今なら確実に先手が取れるぜ!」
(っしゃあ!)

【ナレーション】
静かに戦闘準備を始めると、物音に敏感な
ウサギは耳を反応させたがもう遅い。
君たちは勢いよくウサギに襲いかかった!
(戦闘:森ウサギ×1(先制))

そっと立ち去る
【サイモン】
「…だな。
無用に事を荒立てる必要もない」
(だな)

【ナレーション】
君たちがウサギに気付かれぬよう、
そっと立ち去ろうとすると、
不運にも木の枝を踏み砕いてしまう!

【サイモン】
「しまっ…!」
(っ!)

【ナレーション】
静かな夜の空気の中、はっきり響いた音に
眠りに落ちていたウサギも目を覚ます!

あわてふためくウサギは、寝床から1つ
木の実を蹴り出して、まさに脱兎の勢いで
茂みの向こうへと逃げ去っていく。

戦いを覚悟していた君たちは拍子抜けにも
似た気持ちで、その背中を見送りつつ、
蹴り出していった木の実を手に取る。

【サイモン】
「もしかして、これで見逃してくれ…
という事か?」
(ん?)

「…まさかな。バカげた思いつきだ」
(ふっ)

意外な魔物からの戦利品を手に、
君たちは探索に戻ることにする。

朱色の木の実を手に入れた!!!

エサをあげてみる
分岐:姫リンゴを持っていない
【ラクーナ】
「いい考えだけれど…あげられそうなものは
持ってないんじゃない?」
(でも…)

【ナレーション】
確かに、ラクーナの言う通り今の手持ちには
適した品物が見当たらない。

君たちは改めて、どう行動するかを
考える必要がある。

分岐:姫リンゴを持っている
【ラクーナ】
「いい考えね。確かバックパックの中に
姫リンゴがあったと思うけど…」
(うんうん)

【ナレーション】
姫リンゴをあげてみますか?
【 YES 】/【 N O 】

YES
【フレドリカ】
「寝てるし、気づかないんじゃないの?」
(うーん)

【ラクーナ】
「耳だけじゃなく、ハナも敏感なのよ。
きっと気づくはず…」
(大丈夫よ)

【ナレーション】
君たちは、そぉっとウサギの近くに
エサを置いてみる。

途端、寝ていたウサギのハナがひくひく動き
ばっちり目を開いてエサの方を見る。

【フレドリカ】
「起きたけど…警戒してるわね」
(わぁ)

【ナレーション】
フレドリカの言葉通り、ウサギは
君たちとエサを見比べて、なかなか
動こうとはしない。

しばらく考え事をしていたウサギだが、
急に足元の地面を掘り始める!

君たちが何事かと目を丸くしていると、
ウサギは掘り返した物を蹴ってよこす。

【ラクーナ】
「えっ? これって…アクセサリ?」
(えっと)

【ナレーション】
ラクーナの手にちょうどおさまったそれは
月明りに輝くアクセサリーに見える…。

どういう事か、とウサギの方を見るが、
そこにウサギとエサの姿はもうない。

【フレドリカ】
「もしかして、エサのお礼…かしら?」
(もしかして)

【ラクーナ】
「ウサギがそんなに頭がいいとは
思えないけど…そうだったらステキね」
(うふふっ)

【ナレーション】
君たちは思いもかけぬ交流に心を温めつつ
贈り物を手に探索へと戻ることにする。

星つづりを手に入れた

NO
【ナレーション】
エサをやるのをやめるのならば、
君たちは改めてどう行動するかを
考え直す必要がある。


F-3 料理を振舞う兵士

【ナレーション】
危険な樹海の中を進む君たちは、
深い森の奥の小道の突き当りに立つ
一人の兵士を発見する。

兵士もまた、君たちに気づくと
親しげな様子でこちらに手を振ってくる。

【兵士】
「久しぶりだね、冒険者さん。
こんな所で会えるようになるとは、かなり
樹海の探索には慣れたみたいだね」

「私は執政院からの指示で
スノードリフト退治を行う冒険者を
助ける役目を担っているんだ」

「どうだろう?君たちが疲れているなら
また一緒に食事していかないかね?」

【ナレーション】
兵士はそう告げると、脇に置いていた
大きなバスケットを引き寄せる。

【フレドリカ】
「わぁ、いいニオイ…」
(わぁ)

【サイモン】
「どうする、(主人公名)
厚意に甘えるとするか?」
(どう思う)

【ナレーション】
…その中からはまた美味しそうな匂いが
漂い、君たちの胃袋を刺激してくる。

君は兵士の親切な提案を受け入れて、
この地で食事と休憩を取ってもいいし
先を急ぐのも自由だ。

何と発言しますか?
いただきます
先を急ぎたい

いただきます
【兵士】
「やあ、嬉しいね。
冒険者の人たちの食べっぷりは見ていて
気持ちいいからさ」

「今回は普段と趣向を変えて、古い文献から
料理をアレンジしつつ再現してみたよ」

「君たちの口に合うといいんだけど…」

【ナレーション】
君の返事を聞いた兵士は、
少し不安そうにしながらも
バスケットに中身を並べ始める。

【兵士】
「まず、これがエトリア麸の味噌田楽」

【ラクーナ】
「デンガク?」
(そうなの?)

【サイモン】
「文献で見たことがある。
穀物の発酵食品を乗せたものだったか」
(ふむ)

「ミズガルズに再現を試みるチームがいたが
エトリアでお目にかかると思わなかった」

【兵士】
「いやあ、博識な人に見せるのは
なんだか気恥ずかしいな」

【ナレーション】
照れながらも、兵士はバスケットから
森アナゴとレンコンの蒸し物。

樹海ネギの鴨ロース巻き、
モロコ入りだし巻きといった
料理を並べていく…。

【フレドリカ】
「すごい…、色も形もきれいね」
(すごい!)

【アーサー】
「うまい! オッサン、おかわり!!」
(あむ、うんめぇ!)

【ラクーナ】
「せっかくのものなんだから
味わって食べなさいよ…」
(まったく…)

【サイモン】
「味付け自体はあっさりとしてるんだな。
…出汁、だったか? そういう物を使うと
聞いたことがある」
(ほう)

【兵士】
「やあ、君は本当に詳しいねぇ。
料理が好きなのかい?」

【サイモン】
「…両親がそういう職業だっただけさ」
(ふん)

【兵士】
「へぇ…、それは素敵なことだね。
…僕は、執政院の兵士として働いているけど
本当は料理人になりたかったんだよ」

【ラクーナ】
「あら、なんだか勿体ないわ。
こんなに美味しい料理が作れるのに」
(あらま)

【兵士】
「そう言ってくれると嬉しいな。
でも、いろいろ事情があってね」

「こうして料理で冒険者を助けられるなら、
僕はじゅうぶん幸せさ」

【ナレーション】
君たちは兵士の心づくしに感謝しながら
目の前の料理に手を伸ばしていく…。

…用意された料理を堪能した君たちは、
自分たちの心身が回復していることに気付く!

全員のHPとTPが全快した!

【兵士】
「どうやら元気になったようだね。
冒険の手助けができて嬉しいよ」

【ナレーション】
兵士はそう言うと、
食事の片づけをして立ち上がる。

【兵士】
「料理も無くなったことだし
私はもう帰るよ」

日が変わったらまた来るから、
その時はまた食べていってくれ。
それでは健闘を祈るよ」

【ナレーション】
君たちは兵士に礼を言ってから、
体力が充実した身体で探索に
戻ることにする。

先を急ぎたい
【兵士】
「…そうか、それなら仕方がないね」

【フレドリカ】
「ごめんなさい、
せっかく誘ってくれたのに」
(ごめんなさい)

【ナレーション】
申し訳なさげに頭を下げる少女を見て、
兵士は笑顔を見せる。

【兵士】
「いや、気にしないでおくれ。そのかわり
もし疲れたら、いつでもここまで戻って
休みに来てほしいな」

「私はしばらく任務を続けているからね」

【ナレーション】
兵士はそう告げると、君たちの旅の安全を
祈り、見送ってくれる。

君たちは兵士に手を振ると、
樹海の探索を続けることにする。

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最終更新:2023年06月07日 08:23