韓泰 かんたい
?-808
中唐の官人。字は安平。永貞の改革の「二王八司馬(
王叔文・
王伾・
韋執誼・韓泰・
陳諌・
柳宗元・
劉禹錫・
韓曄・
凌準・
程异)」の一人。王叔文に付き従い、韋執誼・
陸質・
呂温・
李景倹・韓曄・韓泰・陳諌・柳宗元・劉禹錫は死を約した友であった。永貞の改革の担い手の一人で、貞元年間(785-805)戸部郎中となり、王叔文が
范希朝を神策行営節度行軍司馬とすると、韓泰を副使とした。謀略に優れ、王叔文・王伾に重んじられた。憲宗が即位すると永貞の改革の「二王八司馬」は貶され、韓泰も虔州司馬に貶され、漳州刺史に量移され、さらに郴州刺史となった。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
外部リンク
最終更新:2023年12月25日 01:40