韓曄 かんよう
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中唐の官人。韓曅とも。字は宣英。
韓洄の子。玄宗の宰相
韓休の孫。永貞の改革の「二王八司馬(
王叔文・
王伾・
韋執誼・
韓泰・
陳諌・
柳宗元・
劉禹錫・韓曄・
凌準・
程异)」の一人。
陸質の門下。韋執誼の部下で、累進して尚書司封郎中となった。王叔文に付き従い、韋執誼・
陸質・
呂温・
李景倹・韓曄・韓泰・陳諌・柳宗元・劉禹錫は死を約した友であった。宦官の
倶文珍らにより順宗が憲宗に譲位することになると、永貞の改革の「二王八司馬」は貶され、韓曄も池州刺史に貶され、ついで饒州司馬となった。汀州刺史に量移され、また永州刺史に転じた。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
外部リンク
最終更新:2024年04月29日 00:44