李玄霸 りげんぱ
599-614
隋の人。字は大徳。後に唐を建国した李淵(
高祖)の三男。母は
太穆竇皇后。
李建成・
太宗の弟。
李元吉・
平陽公主の兄。幼い頃から聡明で弁舌の才があったという。唐建国以前の隋の大業十年(614)に16歳で没した。唐が成立すると衛王の王号および諡の「懐」を追贈された。太宗の子の
李泰を後嗣としたが、後に
李保定に変更されたが、子がなかったため除封された。ほとんど事績が知られていない人物であるが、後世の創作物では武力抜群の人物として描かれる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
『新唐書』
巻七十九 列伝第四 高祖諸子 衛懐王玄霸
『旧唐書』巻六十四 列伝第十四 高祖二十二子 衛王玄霸
外部リンク
最終更新:2024年10月17日 13:06