アメリカ(男子)
アメリカのショートトラックと言えば、アポロ・オーノ。そんな時代が10年近く続いた。
いやもしかしたら、彼が引退した今もその時代は続いているのかもしれない。全米の誰もが知る大スターだったのだから。
しかし、そろそろオーノの残した栄光の余韻を捨て去り、新たなアメリカチームを印象付けるべき時だろう。
今のアメリカには、オーノのようなスターはいない。しかし、そのメンバーはまさに「粒ぞろい」であり、特にリレーで強さを見せる。
J.R. Celski
↓過去のオリンピックの成績↓
| 2010バンクーバー |
1500m |
銅メダル |
| 1000m |
8位(準決勝失格) |
| 5000mリレー |
銅メダル |
今回の出場種目
15歳のトリノ五輪の時から五輪出場が期待されながらも、年齢制限で出場できず。
2010バンクーバー五輪も、大会半年前にスケートの刃が膝に刺さって、再起不能の可能性もある大怪我を負う。
しかしそれを乗り越え、出場した1500mでは力強い滑りで決勝に進出。
決勝では最終コーナーでの韓国2選手の転倒により、オーノとともに表彰台に上がった。
出場が危ぶまれた選手とは思えない素晴らしい滑りに、これからのアメリカを担うのは彼だと誰もが思っただろう。
だが近年は国際大会で度々上位に入るも、なかなか優勝は出来ず。2013世界選手権1000mでも最終周でトップを奪いかけたが
交わし切れずに転倒し失格を取られた。今季のW杯も状態が悪かったのか、明らかにらしくない結果が続いた。
しかしW杯最終戦、ついに1500mで金メダル。さらに1000mでも銅メダルを獲得した。
これを機に、本来の滑りを取り戻し、五輪で再びメダルを獲得できるだろうか。
Eduardo Alvarez
今回の出場種目
まだ無名だが、W杯第1戦500mで決勝に進出。前2人からは離されたものの、
後ろ2人の追撃をなんとか振り切り健闘の銅メダルを得た。
その後の結果は奮っていないものの、運が向けば五輪でも上位進出があるかもしれない。
また、5000mリレーでも第2戦~第4戦の決勝でメンバー入りしている。
Chris Greveling
今回の出場種目
安定感はあるものの、目だった成績は残していないこの選手。
しかし、W杯の出場種目数の多さや、5000mリレーでも4回のW杯決勝全てで
メンバー入りいること(これはセルスキーとグレベリングのみ)を考えると、五輪でも出番がある可能性は高いだろう。
Jordan Malone
↓過去のオリンピックの成績↓
| 2010バンクーバー |
1500m |
34位(予選失格) |
| 500m |
29位(予選敗退) |
| 5000mリレー |
銅メダル |
今回の出場種目
バンクーバー五輪にそこそこの有力候補として出場したが
1500mは予選突破順位でフィニッシュするも失格。500mも予選突破を目前にして転倒し敗退と良いところがなかった。
しかし、5000mリレーではメンバーの一員として決勝を滑り、銅メダル獲得に貢献した。
今季W杯は第1戦でメダルを獲得する活躍を見せたが、5000mリレー決勝では一度もメンバー入りせず。
だが若手クルーガーの病気欠場もあって米オリンピック予選会を勝ち上がり、2大会連続の五輪出場を決めた。
5000mリレーチーム
予想メンバー:J.R.セルスキー、クリス・グレベリング、エドゥアルド・アルバレス、ジョーダン・マローン
今季W杯の成績:優勝、2位、5位、優勝
↓過去のオリンピックの成績↓
| 1992アルベールビル |
出場なし |
| 1994リレハンメル |
銀メダル |
| 1998長野 |
6位 |
| 2002ソルトレーク |
4位(決勝進出) |
| 2006トリノ |
銅メダル |
| 2010バンクーバー |
銅メダル |
過去のオリンピックで3度メダルを獲得しているが、金メダルは一度もない。
ひょっとすると今大会はこれまでで一番のチャンスなのかもしれない。
穴が1つもなく、誰かに依存することなく結果を出せるチームである。
最終更新:2014年01月28日 09:48