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韓国(男子)

これまでの五輪で他を圧倒してきた韓国。1000m,1500mの強さは無敵と言っても過言ではなかった。
だが昨今の結果を見るに、1500mはともかく、1000mではかつてのような覇権を得た状態にはない。
メンバー一人一人を見ても、どれも強いのだが、中心選手と呼べる選手がいないのが過去にはなかった事態かもしれない。
ショートトラックが「国技」のようだとも形容される王国、その威信を守れるか。

Noh Jin-Kyu

今回の出場種目
※骨折により出場できず(1/15)

明らかに「こいつがエースだ!」みたいな選手がいないもんで、誰を一番最初に紹介すべきか迷ったが
レース映像を見るに、今一番強そうに見えたのはこの人なので紹介。
2012世界選手権1500mで金メダル、1000mで銀メダルの大活躍で総合2位。しかし2013世界選手権では入賞どまり。

今季のW杯は第1戦の1500mでチャールズ・ハメリンの追撃をわずかに凌いで優勝。
幸先のよいスタートを切ったかに思われたが、最後の直線の争いでハメリンに腕を押さえつけられており
ゴール後、腕をかなり痛そうにしていた。その後W杯第2戦まで全く出場していないことを見ると、怪我を負ったようだ。

復帰戦の第3戦の1500mでも決勝に進出し、こちらはハメリンの転倒もあってレースは快勝したものの
微妙なところで失格を取られた。なにかとついてないけど、実質2回優勝してるし
1500mに限っては、この人が金メダルの最有力候補と見ても良いような気がする。

 ⇒追記:1月15日、練習中に左肘を骨折して五輪出場が不可となりました。残念。
 ⇒追記:1月24日、実はシーズン初めに骨肉腫であることが判明しており闘病中とのこと。なんと…


Lee Han-Bin

imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Lee HanBin.png)
今回の出場種目
  • 500m
  • 1000m
  • 1500m
今季のW杯で数字上、最も良い結果を出した韓国勢。若くはないが、最近になって表舞台に出てきた選手だ。
レース内容を見る限り、強いが金メダルを取るにはワンパンチ足りないかも…と思わせるものがある。
しかし、五輪本番では更なる奮起を期待したい。韓国としても1500mだけは譲れないところだろうし。
なお、5000mリレーではメンバーから外れることが多かった。



Sin Da-Woon

今回の出場種目
  • 500m
  • 1000m
  • 1500m
去年の時点では、この人がオリンピックの中心になるという予想もあったはずだ。まだ若いしね。
2013世界選手権で、1500m,1000mの2冠達成で総合優勝。まあ、1000mは棚ボタであったが、1500mは強かった。
しかし今季は見ての通り、明らかにパッとしない成績が並ぶ。五輪で結果を出すには復調が不可欠だろう。



Park Se-Young

今回の出場種目
  • 1500m
この人も若い選手で、2013世界ジュニア選手権で総合優勝を果たした(500mで金メダル)。
今季はW杯で個人種目、5000mリレーともにメンバー入りしており、悪くない結果を出したがパッとはしない。
W杯では短中距離を担当していたが、五輪では枠数の関係で1500mを滑る。
なお、女子代表で金メダル候補のパク・スンヒの弟である。



Lee Ho-Suk

↓過去のオリンピックの成績↓
2006トリノ 1500m 銀メダル
1000m 銀メダル
500m 12位(準々決勝敗退)
5000mリレー 金メダル
2010バンクーバー 1500m 12位(決勝失格)
1000m 銀メダル
500m 7位(B決勝進出)
5000mリレー 銀メダル
今回の出場種目
まだ不明

今回、韓国代表となる可能性のある選手の中では、実績がダントツである。
オリンピックではなかなか金メダルに恵まれないものの、印象的な強さを見せ続けてきた。

だが、昨季は落選なのか怪我なのかはわからないが、国際大会に一切出場していない。
そして今季、代表に返り咲いたものの、出場は500mとリレーのみという状況だ。
スタートが苦手であり、決して500mが得意という印象もないので、この状況は不本意だと思われる。

そして、五輪選考会でも5位に終わり五輪代表落ちかと思われたが
ノ・ジンギュの骨折離脱につき、招集される見込み。リレーでの3大会連続の五輪出場なるか。
まあともあれ、彼の経験は韓国チームにとってかけがえのないものとなるはず。



5000mリレーチーム

予想メンバー:ノ・ジンキュ、シン・ダウン、パク・セヨン、キム・ユンジェ
今季W杯の成績:2位、5位、準々決勝敗退、3位
↓過去のオリンピックの成績↓
1992アルベールビル 金メダル
1994リレハンメル 出場なし
1998長野 銀メダル
2002ソルトレーク 予選失格
2006トリノ 金メダル
2010バンクーバー 銀メダル

過去の実績としてはさすが強豪国、という感じだが今季はやや不安定だ。
それ以上に今季の成績で気になるのは、上手くいった時でも金メダルを取れていないこと。
まあ昨季の世界選手権ではレースでは快勝(ただし失格)しているので、五輪本番でも金メダルの可能性もあるが、
アメリカ、カナダ、ロシア、オランダの奮起によっては予選から厳しい戦いを強いられる可能性もまた否めない。

そもそも過去2回の金メダルは、いずれもキム・キフン、アン・ヒョンスという絶対的なエースがいて
そのエースがアンカーとなり最後の最後でカナダを逆転して得たものである。
今回、そのような役割を持てる選手は、果たして現れるのだろうか。





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最終更新:2014年02月17日 00:26