フランス(男子)
フランスにとって、バンクーバー五輪はあまり思い出したくなる大会ではないだろう。
1500mでは転倒と失格。1000mと500mでは入賞の大きな期待があったフォーコネがどちらも不運の準々決勝敗退。
一方5000mリレーでは予選で妨害を受けたため救済措置で決勝に進出。「メダルのチャンスかもしれない」と希望を膨らませた。
しかし決勝では4強が熾烈な争いを繰り広げる中、早々脱落して画面からフェードアウト。「場違いだ」と言われる始末であった…
今回、リレーはわずかの差で9位となり出場権を逃したが
正直、個人個人のメンバーの力は、かつての欧州最強国イタリアを追い越しているように見える。
特に、4年前に辛酸を舐めたエース・フォーコネが、今回は入賞はおろか、
メダルまで狙える選手となって帰ってきた。雪辱なるか。
Thibaut Fauconnet
↓過去のオリンピックの成績↓
| 2010バンクーバー |
1000m |
15位(準々決勝敗退) |
| 500m |
13位(準々決勝敗退) |
| 5000mリレー |
5位(決勝進出) |
今回の出場種目
フランスの絶対的エース。2010バンクーバー五輪では、1000m,500mいずれもW杯ランク1桁という
ヨーロッパ勢の中では屈指の有力選手として期待された。どちら順当に予選は突破したものの
1000mでは妨害を受けてバランスを崩した影響で敗退。500mは先頭を取るもカーブで勢い余って曲がりすぎてしまい転倒。
非常に悔いの残るオリンピックとなったのだった。
五輪後はヨーロッパ選手権で全種目完全制覇を達成するが、
ワールドカップの薬物検査で陽性反応が出て、ヨーロッパ選手権などのタイトルの剥奪や出場停止等の制裁を受けたらしい。
こうした波乱万丈な経歴を持つ彼だが、今季はW杯第4戦で2種目でメダルを獲得する好調っぷり。
元々実力者だけに、今回のオリンピックではフランス史上初のショートトラックのメダル獲得が期待される。
Sebastien Lepape
今回の出場種目
今、伸び盛りの2番手選手。まだ一級戦には及ばないが
2014欧州選手権では積極的なレースで1500m,500mで決勝に進出する活躍を見せた。
本番も予選突破ぐらいは期待できるし、4年後に繋がる内容を期待したい。
Maxime Chataignier
↓過去のオリンピックの成績↓
| 2006トリノ |
1500m |
予選敗退(18位) |
| 1000m |
失格(予選失格) |
| 2010バンクーバー |
1500m |
34位(予選失格) |
| 1000m |
32位(予選失格) |
| 5000mリレー |
5位(決勝進出) |
今回の出場種目
17歳で五輪初出場を果たし、今回は25歳ながら3度目の五輪出場となる。
過去2大会で4度個人種目に出場するも、いずれも予選突破ならず。しかも3度失格。
このまま五輪のキャリアを終えるわけにはいかないだろう。
浮き沈みが激しい選手という印象もあるので、波に乗れば特に1500mで期待できる。
最終更新:2014年01月25日 15:06