カナダ(女子)
前回のバンクーバー五輪は、カナダのショートトラックファンにとって素晴らしい大会となった。
男子は金メダル2つ。女子も銀メダル2つ以外にも随所で存在感を見せつけていた。
あれから4年が経ち、もちろん今でもカナダは世界的な強豪国だ。
だが、女子には男子のハメリンのような圧倒的なエースがいない上
今回は地元の大声援もない。その中で、果たしてどこまでやれるのか。真価が試される。
Marianne St-Gelais
↓過去のオリンピックの成績↓
| 2010バンクーバー |
500m |
銀メダル |
| 3000mリレー |
銀メダル |
今回の出場種目
本国では「ライジングスター」と呼ばれ、バンクーバー五輪では
その元気いっぱいの滑りと言動で大きな人気を集めた。
その後2010/2011シーズンには、500mの世界ランクトップとなった。
ソチ五輪では短距離ではエース格。成績はあまり安定していないが
500m,3000mリレーともに、2大会連続のメダル獲得は十分視野に入っている。
Valerie Maltais
↓過去のオリンピックの成績↓
| 2010バンクーバー |
1500m |
14位(準決勝敗退) |
今回の出場種目
バンクーバー五輪の時はまだ十分な力はなかったものの、1500mに出場し貴重な経験を得た。
その後、今ではカナダの長距離のエース。2012世界選手権では総合2位と躍進した。
今季のW杯でも韓国中国に食い下がっての2度のメダル獲得は立派な成績だ。
またリレーも前回は控えに終わったが、今回は重要な核として活躍するだろう。
Marie Eve Drolet
今期のW杯出場:なし
↓過去のオリンピックの成績↓
| 2002ソルトレーク |
1000m |
4位(決勝進出) |
| 1500m |
6位(B決勝進出) |
| 3000mリレー |
銅メダル |
今回の出場種目
2000年,2001年にジュニアの世界チャンピオンとなり、
2002年のオリンピックを沸かせたドロレ。
だが彼女はアスリートとして生き続けることを拒んでスケートを休止。
世界中を周りながら勉学などに励む日々を送った。
だが2008年、新たな挑戦のため、再びスケートの世界へと戻ってくる。
6年間のブランクのうちに、ショートトラックの技術・戦術は変貌を遂げていた。
それに最初は戸惑い、バンクーバー五輪への出場も逃すこととなる。
しかしその後力をつけ、ここ何年かはワールドカップでも上位入賞が目立ってきた。
そして遂に掴んだ12年ぶりの五輪切符。怪我で今季のワールドカップは全欠場したため
どこまでやれるかは未知数だが、ひょっとするとメダルの有力候補たちを脅かす存在となる可能性もある。
Jessica Gregg
↓過去のオリンピックの成績↓
| 2010バンクーバー |
500m |
4位(決勝進出) |
| 1000m |
6位(B決勝進出) |
| 3000mリレー |
銀メダル |
今回の出場種目
※個人種目の出場なし
バンクーバー五輪でカナダチームの核となった選手のうち、ビセントとロバージは今回不在。
残った1人が彼女だ。圧倒的な力はないものの、安定したスケーティングを見せ好成績を挙げた。
今回も出場できれば500mでのリベンジに期待、というところだったが、個人種目の出場は掴めず。
リレーでの出場、活躍を期待しよう。
Jessica Hewitt
今回の出場種目
バンクーバー五輪前から強い選手ではあったが、地元開催の五輪への出場を逃した。
今回は27歳にして五輪初出場。今期のW杯ではそこまで目立った成績はない上、
五輪では、得意とは言えない500mのみの出場だが、果たして。
3000mリレーチーム
予想メンバー:マリアナ・サンジュレー、ヴァレリー・マルテ、ジェシカ・グレッグ、ジェシカ・ヒューイット
今季W杯の成績:4位、3位、4位、4位
↓過去のオリンピックの成績↓
| 1992アルベールビル |
金メダル |
| 1994リレハンメル |
銀メダル |
| 1998長野 |
銅メダル |
| 2002ソルトレーク |
銅メダル |
| 2006トリノ |
銀メダル |
| 2010バンクーバー |
銀メダル |
何気に過去6大会全てでメダルを獲得している唯一のチームである。
だが今回は、この連続記録が途切れてもおかしくない。韓国・中国の他に
前回6位のイタリアが躍進してきたからだ。W杯でも熾烈な3位争いの末敗れることが多かった。
イタリアに比べ、カナダは4人とも実力ある選手が揃っているのが強みだろう。
なんとか、連続記録を伸ばせるだろうか。
最終更新:2014年02月01日 22:02