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女子1000m予選

4名中上位2名が準々決勝に進出する。
Q=準々決勝進出 Adv=アドバンス(救済措置)で準々決勝進出 DSQ=失格

Heat1

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m
1 Jessica Smith ジェシカ・スミス 30歳 アメリカ 24位 予選敗退 7位
2 Li Jianrou 李堅柔 27歳 中国 5位 金メダル 12位
3 Sayuri Shimizu 清水 小百合 25歳 日本 (34位) - -
4 Tatiana Borodulina タチアナ・ボロドゥリーナ 29歳 ロシア 14位 予選失格 予選敗退
展望:この種目に最も強い李堅柔が1位通過濃厚。
2位がスミスとボロドゥリーナで接戦か。ボロドゥリーナはロシア国籍に戻しての地元開催、
おそらく年齢的にも最後の五輪かもしれないし、特に期するものがあるだろう。
ここまで、500mはフライング失格、1500mは途中バランスを崩して敗退で終わっているだけに…

清水選手はランキング的に仕方ないが、かなり厳しい組に入ったと言える。
積極的に行ってレースを乱し、荒れるレースにしてくれることを期待。

結果
1着 Li Jianrou 李堅柔 27歳 中国 1:31.187 Q
2着 Jessica Smith ジェシカ・スミス 30歳 アメリカ 1.31.359 Q
3着 Tatiana Borodulina タチアナ・ボロドゥリーナ 29歳 ロシア 1:31.559
4着 Sayuri Shimizu 清水 小百合 25歳 日本 1:31.879
序盤からスミスとボロドゥリーナが火花をバチバチいわせながら熾烈な先頭争い。
なるほど、確かにこの2人のタイプを考えるとこうなるか。清水選手はそれを見越してか最後尾待機。

残り3周で李堅柔が外から仕掛けて、一気に前の2人を交わしていく。
その後ろについていく形で清水選手も仕掛ける。だが前もペースが上がっており
外から交わすためにはかなりのスピードが必要。結局順位を上げられなかった。

ボロドゥリーナも残念だったが、良いタイミングで前に出て
上手くボロドゥリーナをブロックし続けたスミスが一枚上手だった。



Heat2

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m
1 Emily Scott エミリー・スコット 24歳 アメリカ 15位 準々決勝敗退 5位
2 Katerina Novotna カテリーナ・ノボトナ 29歳 チェコ 25位 - 予選敗退
3 Inna Simonova イナ・シモノワ 23歳 カザフスタン 48位 予選敗退 予選敗退
4 Park Seung-Hi パク・スンヒ 21歳 韓国 4位 銅メダル -
展望:ここはパク・スンヒの1位、エミリー・スコットの2位で問題ないだろう。

結果
1着 Park Seung-Hi パク・スンヒ 21歳 韓国 1:31.883 Q
2着 Emily Scott エミリー・スコット 24歳 アメリカ 1:32.585 Q
3着 Inna Simonova イナ・シモノワ 23歳 カザフスタン 1:32.599
- Katerina Novotna カテリーナ・ノボトナ 29歳 チェコ DSQ
パク・スンヒは残り6周で早めに仕掛けて先頭に出てそのまま逃げ切る。
今大会の韓国勢は、予選から早め仕掛けの安全策が目立つね。

2位はスコットで安泰かと思いきや、さすがチャレンジングなノボトナ。
残り2周半で無理やりスコットの前に割り込もうとする。だが交わし切れず転倒。

スコットも大きく遅れてシモノワに抜かれたが、このままゴールしても救済されそうだ。
…と思ったら、決死の追い上げを見せてゴール前わずかにシモノワを差した!自力での突破お見事。
やっぱアメリカ勢地味に強いわ。リレーも出場してほしかったな。



Heat3

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m
1 Yui Sakai 酒井裕唯 26歳 日本 28位 予選敗退 予選敗退
2 Yara van Kerkhof ヤラ・ファン・ケルコフ 23歳 オランダ 11位 準々決勝敗退 準決勝敗退
3 Safia Vlasova サフィア・フラソワ 22歳 ウクライナ 42位 - -
4 Valerie Maltais ヴァレリー・マルテ 23歳 カナダ 7位 準々決勝敗退 6位
展望:ここまで、強豪相手に互角のレースをしながら勝ちきれない、日本のエース・酒井選手。
ここもランキング的に仕方ないが、格上の選手が2人いる。
他の日本選手だったら「無理かな…」と言いたくなるが、酒井選手なら!ファンケルコフに勝ってくれ!
予選でこの組み合わせは厳しいが、ファンケルコフに勝てないなら、どのみち入賞は厳しいだろうし。

結果
1着 Valerie Maltais ヴァレリー・マルテ 23歳 カナダ 1:28.771(OR) Q
2着 Yui Sakai 酒井裕唯 26歳 日本 1:29.824 Q
3着 Yara van Kerkhof ヤラ・ファン・ケルコフ 23歳 オランダ 1:29.980
4着 Safia Vlasova サフィア・フラソワ 22歳 ウクライナ 1:32.495
やった!!ついに酒井選手が、オリンピックで結果を出してくれました!!
残り7周で先頭に出ると、ぐんぐんとペースアップしてファンケルコフを前に出させない。
残り3周で3番手のマルテが一気に外から仕掛けて先頭に立ち、ぶっちぎるも
酒井は落ち着いてインを締めながら、最後までスピードを落とさず滑り切り、2位フィニッシュ!

しかもマルテはオリンピックレコードということで、酒井選手はかなり速いペースで
引っ張っていたことがわかる。それで最後まで力強い滑りを継続したのだから素晴らしい。
強い相手を破ったしね!



Heat4

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m
1 Shim Suk-Hee シム・ソクヒ 17歳 韓国 1位 準々決勝敗退 銀メダル
2 Martina Valcepina マルチナ・ヴァルチェピーナ 21歳 イタリア 19位 予選敗退 予選敗退
3 Liu Qiuhong 劉秋宏 25歳 中国 (21位) 4位 予選敗退
4 Marie-Eve Drolet マリー・イブ・ドロレ 32歳 カナダ なし - 8位
展望:一番の死の組かな。ここに入ると今大会不調のヴァルチェピーナは厳しそう。
1500mで金メダルを逃したとはいえ、おそらくこの距離も本命のシム・ソクヒが1着有力。
で、2位通過をドロレと劉秋宏が争う展開か。
500mなら劉、1500mならドロレが勝つだろうが、1000mだと果たして。

結果
1着 Shim Suk-Hee シム・ソクヒ 17歳 韓国 1:31.046 Q
2着 Marie-Eve Drolet マリー・イブ・ドロレ 32歳 カナダ 1:31.273 Q
3着 Martina Valcepina マルチナ・ヴァルチェピーナ 21歳 イタリア 1.34.226 Adv
- Liu Qiuhong 劉秋宏 25歳 中国 DSQ
やはりこの組のシム・ソクヒも早めに先頭に立って逃げ切る安全策。
残り7周で劉秋宏が外から仕掛け、先頭に出ようとするも上がれない。
そこで2番手に入ろうとしたが、そこで2番手だったヴァルチェピーナと接触してしまう。

その後は劉秋宏がシム・ソクヒの後ろにピッタリとついてドロレの追撃を凌ぎきったが
ヴァルチェピーナとの接触のシーンについて失格を取られた。あのシーンは痛いミス。



Heat5

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m
1 Fan Kexin 范可新 20歳 中国 なし 5位 -
2 Kim A-Lang キム・アラン 18歳 韓国 2位 準々決勝敗退 13位
3 Olga Belyakova オルガ・ベルヤコワ 25歳 ロシア 22位 - 準決勝敗退
4 Agne Sereikaite アグネ・セレイカイテ 19歳 リトアニア 18位 予選敗退 準決勝敗退
展望:1500m決勝失格の挽回を狙うキム・アランが1位通過有力。
2位はおそらく范可新だろうが、過去の成績を漁ると500m以外の成績はあまり目立たないのは気になる。

結果
1着 Kim A-Lang キム・アラン 18歳 韓国 1:31.640 Q
2着 Fan Kexin 范可新 20歳 中国 1:31.713 Q
3着 Olga Belyakova オルガ・ベルヤコワ 25歳 ロシア 1:32.034
- Agne Sereikaite アグネ・セレイカイテ 19歳 リトアニア DSQ
最初は范可新がトップを滑っていたが、やはりこの組でもキム・アランが
残り5周で早くも先頭に出る。残り4周半、セレイカイテがインから2番手を強襲するが
范可新を全然交わし切れずに接触し、大きく遅れることになる。こりゃ失格だね。

この間に一旦はベルヤコワが2番手に上がったが、范可新が残り2周で落ち着いて交わし返し
順当に韓国・中国の2人が通過した。



Heat6

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m
1 Arianna Fontana アリアナ・フォンタナ 23歳 イタリア 3位 銀メダル 銅メダル
2 Bernadett Heidum ベルナデット・ヘイドゥム 25歳 ハンガリー 23位 - 9位
3 Veronique Pierron ベロニク・ピアロン 24歳 フランス 17位 予選敗退 10位
4 Sofia Prosivirnova ソフィア・プロスフィルノワ 16歳 ロシア なし 準々決勝敗退 -
展望:全ての種目でのメダル獲得を目指すフォンタナがここは1位通過濃厚。
ヨーロッパ三強(フォンタナ、テルモルス、クリスティー)に次ぐ実力を持つ
ヘイドゥムとピアロンが2位を争う。

ロシアはここは16歳のプロスフィルノワを出してきたか。
500mでは不安定ながらとにかく速いが、1000mどうなんだろ。ほとんどデータはゼロ。

結果
1着 Arianna Fontana アリアナ・フォンタナ 23歳 イタリア 1.32.983 Q
2着 Veronique Pierron ベロニク・ピアロン 24歳 フランス 1:33.022 Q
3着 Sofia Prosivirnova ソフィア・プロスフィルノワ 16歳 ロシア 1:36.521
- Bernadett Heidum ベルナデット・ヘイドゥム 25歳 ハンガリー DSQ
フォンタナが最初トップを取るが、ヘイドゥムがそれを交わして先頭へ。
その後、さらにピアロンがこれらを交わして先頭へ出る。この積極策が良かったね。
残り6周で再びフォンタナがトップに立つと、ピアロンはその後ろにピッタリついていく。
一方後ろのヘイドゥムとプロスフィルノワはお互い競り合って接触し、潰しあいをしてしまった。



Heat7

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m
1 Elena Viviani エレナ・ヴィヴィアーニ 21歳 イタリア 26位 予選敗退 -
2 Ayuko Ito 伊藤 亜由子 27歳 日本 13位 予選敗退 準決勝敗退
3 Patrycja Maliszewska パトリシア・マリジェフスカ 25歳 ポーランド 44位 予選敗退 -
4 Elise Christie エリーゼ・クリスティー 23歳 イギリス 6位 8位 予選失格
展望:伊藤選手はランキングの高さどおりに、突破が有力と言える組に入りました。
このオリンピックの日本勢で初の、実力による予選突破を!!
あと不運続きのクリスティーにも、無事通過してねと心から願います。

結果
1着 Elise Christie エリーゼ・クリスティー 23歳 イギリス 1:30.588 Q
2着 Patrycja Maliszewska パトリシア・マリジェフスカ 25歳 ポーランド 1:32.975 Q
3着 Ayuko Ito 伊藤 亜由子 27歳 日本 1:33.188
4着 Elena Viviani エレナ・ヴィヴィアーニ 21歳 イタリア 1:33.352
伊藤選手は残り6周半でトップに出てヴィヴィアーニ以下を抑える作戦。
残り3周でやはりクリスティーが外から仕掛けて先頭に出て、一気に突き放していく。
伊藤選手はそのまま2番手に粘りこみたいところだったが、残り半周で
4番手で力を溜めていたマリジェフスカが一気に2人抜いて2番手に上がられてしまった。

伊藤選手はクリスティーにめちゃくちゃちぎられてしまったところを見ても
ちょっと飛ばしすぎて最後がもたなかった印象。残念。



Heat8

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 500m 1500m
1 Jorien ter Mors ヨリエン・テル・モルス 24歳 オランダ 8位 6位 4位
2 Deanna Lockett ディアナ・ロケット 18歳 オーストラリア 33位 - 予選敗退
3 Veronika Windisch ベロニカ・ウィンディッシュ 31歳 オーストリア 31位 予選敗退 11位
4 Marianne St-Gelais マリアナ・サンジュレー 24歳 カナダ 9位 7位 予選敗退
展望:なんと16日、本職ではないスピードスケート(ロングトラック)の女子1500m
金メダルを獲得してしまったテル・モルス。ここも嫌でも注目が集まるだろうなw
まあそうでなくともここは1位通過でしょう。もう1人格上だがやや不調のサンジュレーは
ちょっとレースが難しい4コースからだが、無事に通過できるだろうか。

結果
1着 Deanna Lockett ディアナ・ロケット 18歳 オーストラリア 1:34.845 Q
2着 Veronika Windisch ベロニカ・ウィンディッシュ 31歳 オーストリア 1:36.018 Q
3着 Jorien ter Mors ヨリエン・テル・モルス 24歳 オランダ 1:46.661 Adv
4着 Marianne St-Gelais マリアナ・サンジュレー 24歳 カナダ 2:05.206
これは残念なレースに。残り8周でサンジュレーがインから先頭に出ようとした時
少しテルモルスに触れてしまって転倒。それに巻き込まれてテルモルスも転倒してしまう。

よって格下の2人がワンツーとなったが、テルモルスにも救済措置が与えられた。






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最終更新:2014年02月20日 21:52