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男子500m準々決勝

4名中上位2名が準決勝に進出する。「枠」は数字が若い方が内側スタート。
Q=準決勝進出 Adv=アドバンス(救済措置)で準決勝進出 DSQ=失格

Quarterfinal1

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 1500m 1000m
1 Sjinkie Knegt シンキー・クネフト 24歳 オランダ なし 12位 銅メダル
2 Semion Elistratov シーメン・エリストラトフ 23歳 ロシア (23位) 11位 6位
3 Liang Wenhao 梁文豪 21歳 中国 8位 - 予選敗退
4 Viktor Knoch ヴィクトール・ノック 24歳 ハンガリー 26位 予選敗退 準々決勝敗退
展望:1~3コースの3人による争いだが、特に去年のこの種目世界チャンピオン、梁文豪が最有力。
予選も圧勝だったし。2位をクネフトとエリストラトフ、この種目が主戦ではない強豪2人が争うか。

結果
1着 Sjinkie Knegt シンキー・クネフト 24歳 オランダ 41.683 Q
2着 Liang Wenhao 梁文豪 21歳 中国 41.817 Q
3着 Viktor Knoch ヴィクトール・ノック 24歳 ハンガリー 42.043
- Semion Elistratov シーメン・エリストラトフ 23歳 ロシア DSQ
力を持った3選手、それも逃げ一本に頼らない技巧派の3選手による争いだけに
非常に面白い、ショートトラックらしい名勝負となった!

まずスタート得意の梁文豪が飛び出そうとするも、2コースのエリストラトフが
しっかりとブロックしたことで、まずはスタート位置通りに先頭クネフト、2番手エリストラトフとなる。
だがさすが世界チャンプ梁文豪、残り3周で2番手へ。さらに残り1周半で先頭へ!

だが残り1周。3番手に落ちたエリストラトフが溜めていた力を一気に放ち、
インに入って一気に2人を追い抜いて先頭へ!ここでコーナーの入り口で少し梁文豪と接触してしまい
梁文豪が膨れたところを、インからクネフトが抜いて2番手へ上がる。

梁文豪が敗退か…と思われた最終コーナー。先頭エリストラトフが接触なく
バランスを崩してしまい、3番手に落ちてフィニッシュ。

結局エリストラトフは、2人抜いた時の梁文豪との接触に関して失格を取られた。
ほんと、たった4周半の中に盛りだくさん、てんこもりに色んな出来事が起きた名勝負!
特にエリストラトフの、常に諦めず何かを企んでいるレースぶりにはワクワクさせられる!(笑)



Quarterfinal2

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 1500m 1000m
1 Park Se-Young パク・セヨン 20歳 韓国 6位 13位 -
2 Han Tianyu 韓天宇 17歳 中国 なし 銀メダル 5位
3 Satoshi Sakashita 坂下 里士 24歳 日本 12位 予選敗退 -
4 J.R. Celski J.R.セルスキー 23歳 アメリカ 13位 4位 準々決勝敗退
展望:やはり準々決勝なので厳しい争いになるのは当然だが、これは希望も持てる。
坂下選手は得意のスタートでぜひ、韓天宇より前の2番手に入ってそのまま守り切ってほしい。
韓天宇も予選を見る限り決してスタートが遅い選手ではないが、何としても前を取らなければ。

結果
1着 Han Tianyu 韓天宇 17歳 中国 41.390 Q
2着 J.R. Celski J.R.セルスキー 23歳 アメリカ 53.178 Q
3着 Satoshi Sakashita 坂下 里士 24歳 日本 59.249 Adv
- Park Se-Young パク・セヨン 20歳 韓国 DSQ
このレースも荒れたなあwスタートでパクセヨン先頭、韓天宇もばっちりスタートを決めて
2番手にしっかりと入り、坂下選手は3番手からのレースを余儀なくされる。

そして残り3周半で早くも韓天宇が先頭パクセヨンを交わしにかかる。このコーナー入口で
わずかな接触があり、パクセヨンがやや外に膨れたところをインから坂下選手が狙う!
だがこの瞬間、パクセヨンがインへ体を寄せてきて坂下選手と強く接触し、坂下選手は転倒してしまう。

この間にセルスキーが2番手に上がるも、残り2周で再びパクセヨンが抜き返し、
このタイミングで接触なくセルスキーが転倒してしまう。さっきから転倒だらけやw

接触シーンについて。元々パクセヨンが前にいて優先されるので、もしもパクセヨンが
自然な左右のスケーティング動作の中で坂下選手とぶつかったなら御咎めなしだったと思う。
だが今回の場合、パクセヨンは急激に滑るラインを変えて、坂下選手に向かって衝突しているので
これは妨害行為と取られて失格となった。今見返しても妥当だと思います。

一方坂下選手はこれで救済され、準決勝進出は決めたが、
準決勝は5コーススタートになることが濃厚となり、メダル獲得へ向けては厳しい状況に。



Quarterfinal3

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 1500m 1000m
1 Charle Cournoyer シャルル・コルノイエ 22歳 カナダ 10位 - 準々決勝敗退
2 Freek van der Wart フリーク・ファン・デル・ヴァルト 24歳 オランダ 7位 - 予選敗退
3 Wu Dajing 武大靖 19歳 中国 4位 - 4位
4 Vladimir Grigorev ウラジミール・グリゴレフ 31歳 ロシア 3位 - 銀メダル
展望:有力なメダル候補、地元のグリゴレフだが、予選の失敗レースが祟って大外枠。
しかも内側の3人が、みんな強い!こりゃいくらグリゴレフでも通過より敗退の可能性の方が
高いと言わざるを得ないが、その反面、期待もしたくなる。どうなるか。

しかしほんと、レベルが高い。内側の2人が逃げ切る可能性も十分にあるが
外側の2人は本来準々決勝で終わるような選手では絶対にないし…

結果
1着 Wu Dajing 武大靖 19歳 中国 41.056 Q
2着 Charle Cournoyer シャルル・コルノイエ 22歳 カナダ 41.060 Q
3着 Freek van der Wart フリーク・ファン・デル・ヴァルト 24歳 オランダ 1:01.371
- Vladimir Grigorev ウラジミール・グリゴレフ 31歳 ロシア DSQ
武大靖が素晴らしいスタートで先頭へ。さすがです。この選手はW杯見ても
いつも逃げてるなと思っていたが、それはこの強烈なスタートダッシュがあってこそだなあ。

2番手はコルノイエ、3番手にファンデルヴァルト。すぐさま最後尾のグリゴレフが
3番手への奇襲を狙ってくる!…だがこれは決まらず最後尾のまま。これはキビシイ。

グリゴレフは再加速を図りつつ、残り1周半で3番手のファンデルヴァルトをインから交わしにいくが
上手くブロックしていたファンデルヴァルトをまったく捉えられずコーナー入口で接触し2人で転倒。
グリゴレフは500mは予選からずっとチグハグだったね…1000mでメダル取っておいて良かった。

そしてファンデルヴァルトも妨害を受けた時点でまだ3番手だったため、救済の対象にはならず。
これは無念。グリゴレフ相手には隙を見せたわけでもなく完璧に抑えていたし、
残りのレースで2番手に上がってもおかしくなかったからな~。ショートトラックゆえ、やむなし。



Quarterfinal4

組み合わせ
選手名(英語表記) 選手名(日本語) 年齢 国名 世界ランク 1500m 1000m
1 Viktor Ahn ヴィクトール・アン 28歳 ロシア 1位 銅メダル 金メダル
2 Jon Eley ジョン・イーリー 29歳 イギリス 42位 予選敗退 -
3 Olivier Jean オリビエ・ジャン 29歳 カナダ 5位 - 準々決勝敗退
4 Lee Han-Bin イ・ハンビン 25歳 韓国 (37位) 6位 8位
展望:おそらく金メダル本命のヴィクトール・アンと、500mに強いオリビエ・ジャンだろう。
イ・ハンビンはほぼ間違いなくスタート最後尾からになりそう。前を抜く機会は訪れるだろうか。
そしてオリンピックの500mでなぜか毎回嵐を呼ぶ男・イーリーがいるのもちょっと気になるがw

結果
1着 Viktor Ahn ヴィクトール・アン 28歳 ロシア 41.257 Q
2着 Jon Eley ジョン・イーリー 29歳 イギリス 41.337 Q
3着 Lee Han-Bin イ・ハンビン 25歳 韓国 41.471
4着 Olivier Jean オリビエ・ジャン 29歳 カナダ 41.760
ジョン・イーリーやばい!円熟のレースぶりだわ。
スタートで先頭を取ってそのまま楽に逃げ切り体制に入るヴィクトール・アンに対し
その直後にピッタリとついて離されず、その間に全く隙間を作らない。

3番手のオリビエ・ジャンも前に上がろうとする動きを3、4回ぐらい
見せているんだけど空回り。外から一気に交わすスピードがない限り交わせんなこれは。

何も知らないでこのレース見たら、「スタートからゴールまで順位がほとんど変わらない退屈なレース」
なんだろうけど、イーリーとジャンの最近の実績差を知った上で見ると非常に面白い。

なおイーリーはこれで500mで3大会連続の準決勝進出となるが、
ラッキーなく実力で準々決勝を突破したのは今回が初めてだよw
まさか衰えてきたと思われたここでやってのけるとはな!









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最終更新:2014年02月23日 18:10