女子1000m準々決勝
4名中上位2名が準決勝に進出する。
Q=準決勝進出 Adv=アドバンス(救済措置)で準決勝進出 DSQ=失格
※なんと、競技開始直前になって組み合わせ変更があった!
理由はおそらく、予選を救済措置で通過したはずのヴァルチェピーナが
棄権or救済取り消しor何らかの理由により準々決勝に出てこないことによる。
よって救済選手はテルモルス1人となり、さらにテルモルスは元々ヴァルチェピーナが
入っていた組へと移ることに。なんじゃいそれ…そこ変える意味あるんか…
ついでに、レース順も変更になったようだ。
Quarterfinal1⇒2に変更
組み合わせ
| 枠 |
選手名(英語表記) |
選手名(日本語) |
年齢 |
国名 |
世界ランク |
500m |
1500m |
| 1 |
Valerie Maltais |
ヴァレリー・マルテ |
23歳 |
カナダ |
7位 |
準々決勝敗退 |
6位 |
| 2 |
Yui Sakai |
酒井裕唯 |
26歳 |
日本 |
28位 |
予選敗退 |
予選敗退 |
3 |
Martina Valcepina |
マルチナ・ヴァルチェピーナ |
21歳 |
イタリア |
19位 |
予選敗退 |
予選敗退 |
43 |
Deanna Lockett |
ディアナ・ロケット |
18歳 |
オーストラリア |
33位 |
- |
予選敗退 |
54 |
Veronika Windisch |
ベロニカ・ウィンディッシュ |
31歳 |
オーストリア |
31位 |
予選敗退 |
11位 |
| 5 |
Jorien ter Mors |
ヨリエン・テル・モルス |
24歳 |
オランダ |
8位 |
6位 |
4位 |
展望:わお。これ準々決勝としてはかなり緩いと思うぞ!客観的に見ても。
マルテ&酒井選手が予選トップのタイムで滑ったおかげだね。
ロケットとウィンディッシュは予選敗退濃厚だったのが、2人転倒のおかげでここに進んできた選手。
ヴァルチェピーナは実力者だが1000mは500mほど強くない上、今大会明らかに不調である。
これは入賞の大チャンスだと思います。だってマルテ以外に関しては
酒井選手が予選で破ったファン・ケルコフ以上の相手が見当たらないんだもの。
もちろん、他の3人も同じように「ラッキー」「いけるかも」と思っているだろうがw
⇒直前の組み合わせ変更により、ヴァルチェピーナではなく強豪テルモルスが入ることに…
結果
| 1着 |
Valerie Maltais |
ヴァレリー・マルテ |
23歳 |
カナダ |
1:29.037 |
Q |
| 2着 |
Jorien ter Mors |
ヨリエン・テル・モルス |
24歳 |
オランダ |
1:29.119 |
Q |
| 3着 |
Deanna Lockett |
ディアナ・ロケット |
18歳 |
オーストラリア |
1:29.256 |
|
| 4着 |
Yui Sakai |
酒井裕唯 |
26歳 |
日本 |
1:29.328 |
|
| 5着 |
Veronika Windisch |
ベロニカ・ウィンディッシュ |
31歳 |
オーストリア |
1:30.017 |
|
マルテが逃げてペースを徐々に上げ、酒井選手がその後ろにピッタリついていく展開。
4番手で力を溜めたテルモルスが残り2周半から外を通って徐々に前へ進出。
酒井選手はよく外をブロックして粘ったが、ラスト半周でついに前に入られてしまった。
酒井選手がロケットより着順が下なのは、テルモルスに交わされた時にわずかに接触して
バランスを崩したからであり、実質はテルモルス vs 酒井選手 という組だった。
しかし直前になって組み合わせが変更になるなんて不運すぎるでしょう…
3日前に発表されて、選手たちは皆この組み合わせのつもりで戦略を立てて気持ちの準備をしているわけでしょう?
事情は知りませんけど、ヴァルチェピーナの通過が間違いだったなら単にヴァルチェピーナを棄権扱いで良いじゃないですか。
なんでわざわざテルモルスをヴァルチェピーナがいた組に移す必要があるでしょうか。
そりゃ、ヴァルチェピーナをいないものとして基準に合わせて組み合わせを作り直したらこうなるんでしょうけど…
条件はみんな同じですから、酒井選手をはじめ負けた選手は言い訳はしないでしょうけど
でも、ずっと元の組み合わせのつもりだったのが直前になって「はい変えます」って言われて
気持ちの整理もつかぬままにレースやらされて、負けて…これじゃ、「力を出し切った、納得の負けだ」と
感じることなんて、できませんよね。応援する側としてもなんだか残念です…
そもそも元は通過できそうな組だったので、二重でがっかり…
でも酒井選手としては、それにもめげずに良いレースはしたと思います。
最後テルモルスに競り負けてしまったのは、残念ながら今の力差なのかもしれません。
テルモルスは2時間前にスピードスケートの靴履いて、パシュートで長距離を滑っている中で、
これだけの力を出してきているので。
Quarterfinal2⇒4に変更
組み合わせ
| 枠 |
選手名(英語表記) |
選手名(日本語) |
年齢 |
国名 |
世界ランク |
500m |
1500m |
| 1 |
Li Jianrou |
李堅柔 |
27歳 |
中国 |
5位 |
金メダル |
12位 |
| 2 |
Jessica Smith |
ジェシカ・スミス |
30歳 |
アメリカ |
24位 |
予選敗退 |
7位 |
| 3 |
Kim A-Lang |
キム・アラン |
18歳 |
韓国 |
2位 |
準々決勝敗退 |
13位 |
| 4 |
Patrycja Maliszewska |
パトリシア・マリジェフスカ |
25歳 |
ポーランド |
44位 |
予選敗退 |
- |
展望:金メダル候補の李堅柔とキム・アラン相手に、今大会
世界ランクの割に健闘が目立つアメリカ勢から出るジェシカ・スミスが
どこまで粘れるかというところ。ただでは負けない選手だと思うので熱いレースを期待。
結果
| 1着 |
Jessica Smith |
ジェシカ・スミス |
30歳 |
アメリカ |
1:32.088 |
Q |
| 2着 |
Li Jianrou |
李堅柔 |
27歳 |
中国 |
1:32.129 |
Q |
| 3着 |
Kim A-Lang |
キム・アラン |
18歳 |
韓国 |
1:32.154 |
|
| 4着 |
Patrycja Maliszewska |
パトリシア・マリジェフスカ |
25歳 |
ポーランド |
1:32.376 |
|
ジェシカ・スミスがやはり積極的にトップを取り、2番手に李堅柔、3番手にキム・アラン。
スミスの作るペースは決して速くなかったが、李堅柔はあえてトップに出ない。
一方キム・アランは、李堅柔が先頭に出たら仕掛けるつもりだっただろうが、
なかなか先頭に出てくれないので自分も動けない。あれよあれよという間にラスト1周に。
キム・アランはラストの直線の足出し勝負に賭けるしかなくなり、勢いを付けてインに突っ込むも
李堅柔も外からスピードを上げてゴールラインへ向かい、2番手を守り切った。
いやー、やっぱり中国が今後ライバルとなる韓国を落としにいってたんですかねこれはw
ジェシカ・スミスの勝ちタイム遅いもんなぁwスミスとしては先頭に出たことでこんな役得が。
しかしキム・アランは1500mを見ても若干不調だったんかな。このレースに関しても
外から捲ってトップに出れるんじゃないか、ぐらいのイメージだったんですけどね自分は。
Quarterfinal3
組み合わせ
| 枠 |
選手名(英語表記) |
選手名(日本語) |
年齢 |
国名 |
世界ランク |
500m |
1500m |
| 1 |
Shim Suk-Hee |
シム・ソクヒ |
17歳 |
韓国 |
1位 |
準々決勝敗退 |
銀メダル |
| 2 |
Fan Kexin |
范可新 |
20歳 |
中国 |
なし |
5位 |
- |
| 3 |
Emily Scott |
エミリー・スコット |
24歳 |
アメリカ |
15位 |
準々決勝敗退 |
5位 |
| 4 |
Arianna Fontana |
アリアナ・フォンタナ |
23歳 |
イタリア |
3位 |
銀メダル |
銅メダル |
展望:金メダルの本命で、3000mリレー決勝ではアンカーとして強烈な印象を残したシムソクヒ。
そして、ここまで500m,1500m,リレーと3種目全てでメダルを獲得しているフォンタナ。
この2人が有力だが、范可新とスコットも強い選手だし粘り強く食らいついてほしいね。
結果
| 1着 |
Shim Suk-Hee |
シム・ソクヒ |
17歳 |
韓国 |
1:29.356 |
Q |
| 2着 |
Fan Kexin |
范可新 |
20歳 |
中国 |
1:29.380 |
Q |
| 3着 |
Emily Scott |
エミリー・スコット |
24歳 |
アメリカ |
1:30.324 |
|
| - |
Arianna Fontana |
アリアナ・フォンタナ |
23歳 |
イタリア |
DSQ |
|
今大会安全策が目立つ韓国勢。ここのシム・ソクヒもまた早めに先頭に立つ。
さらに2番手にフォンタナが入り、このまま前の2人で決まる可能性もあるかと思われた。
だが范可新は諦めない。残り3周半で外から仕掛けるもブロックされて失敗したが
残り1周半で今度はインに入って2番手を狙おうとする。
これにフォンタナも抵抗して競り合い横並びの状態でコーナーに突入し、フォンタナが転倒する。
フォンタナと范可新、どちらが失格になるか判定が難しい場面だった(と思う)のだが
結果は転倒したフォンタナの方が失格に。つまり、范可新は狭すぎる隙間に入ろうとして
フォンタナを抜ききれずに転倒させたのではなく、ちゃんと存在する隙間に入って正当に
抜いたのであって、そこに改めてフォンタナが外からプレッシャーをかけた、ということなのだろう。
※余談:これって判定難しい場面だったよね?解説者の川崎さんも迷っていたし。
でも本当は、ちゃんとわかってる人にとっては、どちらが失格か明らかなんだろうか。気になるわ~
というのも解説の川崎さんって、あえて100%でないことには意見を言わず中立を貫く、という感じですし。
それって解説者としては理想的な心構えなんだろうな、とは思うんですけど、一方で
やっぱり競技経験者としての意見を聞きたいなと思うことも多い。「ここはAさんが失格だと思います」みたいな。
それがないから、見ている側も「基準が曖昧すぎる」と感じる人が増えてしまうんではないかなあ。
あ、一応言っておくと、基本的には川崎さんの解説はとても好きですよ!)
Quarterfinal4⇒1に変更
組み合わせ
| 枠 |
選手名(英語表記) |
選手名(日本語) |
年齢 |
国名 |
世界ランク |
500m |
1500m |
| 1 |
Elise Christie |
エリーゼ・クリスティー |
23歳 |
イギリス |
6位 |
8位 |
予選失格 |
| 2 |
Marie-Eve Drolet |
マリー・イブ・ドロレ |
32歳 |
カナダ |
なし |
- |
8位 |
| 3 |
Park Seung-Hi |
パク・スンヒ |
21歳 |
韓国 |
4位 |
銅メダル |
- |
| 4 |
Veronique Pierron |
ベロニク・ピアロン |
24歳 |
フランス |
17位 |
予選敗退 |
10位 |
5 |
Jorien ter Mors |
ヨリエン・テル・モルス |
24歳 |
オランダ |
8位 |
6位 |
4位 |
展望:死の組。パク・スンヒがわずかに筆頭だが、ヨーロッパトップの実力を持つ
クリスティーとテル・モルスもいる。ドロレも侮れないがここは4番手かな。
しかし例の騒動の当事者であるパクとクリスティーが同組か…
変なファンがまた騒ぎ立てるような結果にならなければ良いが…
⇒直前の組み合わせ変更により、テルモルスが別の組に移ることに。
結果
| 1着 |
Elise Christie |
エリーゼ・クリスティー |
23歳 |
イギリス |
1:30.606 |
Q |
| 2着 |
Park Seung-Hi |
パク・スンヒ |
21歳 |
韓国 |
1:30.801 |
Q |
| 3着 |
Marie-Eve Drolet |
マリー・イブ・ドロレ |
32歳 |
カナダ |
1:31.668 |
|
| - |
Veronique Pierron |
ベロニク・ピアロン |
24歳 |
フランス |
DSQ |
|
組み合わせ変更でテルモルスがいなくなったことにより、死の組ではなくなった。
残り6周で早々とパクスンヒが先頭に立ちやはり安全策。
ドロレは一度これを交わすも、パクスンヒがすぐさま先頭を奪い返す。
一方クリスティーは最後尾待機で力を溜め、残り2周半から外を通って後方一気を仕掛け
先頭まで向かおうとする豪胆なレースに挑む。少し前に上がるのに手こずっていたのでヒヤヒヤしたが
残り1周でこれに乗じた4番手のピアロンが3番手のドロレを交わそうとして失敗し
ドロレに不利を与えつつ転倒していったことでゲームセット。
最後はクリスティーは先頭まで出て1位通過を果たした。思い切ったレースするなぁ。
.
最終更新:2014年02月24日 00:31