-異端学校


【思考の背景】
パーソナル化が進む中、教育の形もパーソナルになっていくのでは?
 →一般的な教育のカリキュラムでは教えてくれない内容のスクールが乱立する時代?

【概要】
  • 普通の学校では教えてくれない科目がある、いわゆる「異端学校」
 →学校じゃ教えてくれない、でもこんな学校/科目があったらいいのに、を実現する。
  • 参加者自らが答えを探していく実践型の環境を生成
例)
● 金融取引(投資等)実践による金融マーケットの体感
● ものづくり、3Dプリンター活用等の実践
● 起業、サービス開発の実践
● 現代のオンラインサービス等を活用した新しいコミュニティの形成と成果物の生成
etc...
  • 経験者が講師or先導者となり、報酬は自らが決める
 →学校が教師に給料を払う、ではなく教師側がビジネスモデルを自ら作る

現実には学校以外でいろいろなところに、学校では教えてくれないことを教えてくれる人たちが存在する。
彼らを教師として招き、彼らにとって有益なビジネスモデルの場を提供する事で
一種の「学校」のような特殊な科目が集まる融合環境を作る。

おそらくそれはオンラインによる低コストなサービス開始を起点とすることによって実現するだろう。

【その他:昨今のオンラインスクール】
米国ではオンラインスクールが流行り始めている。

UDACITY
Udacity was born out of a Stanford University experiment in which Sebastian Thrun and Peter Norvig offered their "Introduction to Artificial Intelligence" course online to anyone, for free. Over 160,000 students in more than 190 countries enrolled and not much later, Udacity was born.
https://www.udacity.com/how-it-works

MIT OpenCourseWare (OCW)
web-based publication of virtually all MIT course content. OCW is open and available to the world and is a permanent MIT activity. >http://ocw.mit.edu/index.htm

MOOC
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【引用】(2013.7.18)
「私は家族の誰もが高等教育を受ける家庭に生まれました。3世代続きの博士(Ph.D.)で、両親とも学者。幼少期は父の研究室が遊び場で、自分が最高峰の大学に進むのも当然のことのように思っていて、これが私に大きな可能性を与えてくれました。」こう語った上で、コラー教授は、世の中には高等教育の機会に恵まれないものの、高い意欲を持っている人々が多いことを説明し、コーセラ設立の目的は「最高水準の授業を世界のすべての人に無償提供すること」と宣言。会場はスタンディングオベーションの拍手に包まれた。
http://www.juce.jp/LINK/journal/1303/02_01.html

【引用】(2013.8.21)
また、この新しい試みがすでにスポンサーを確保していることも、格安料金を打ち出せる大きな理由の1つである。米通信最大手のAT&Tが200万ドルを提供、見返りにこのコースを使って従業員の訓練などを実施する予定で、そうした収入を含め、初年度には310万ドルの経費を使って、24万ドル程度の利益を出すもくろみらしい。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1308/20/news062.html

【面白い教育例】
BBT大学
ビジネス・ブレークスルー大学(略称:BBT大学)は、通学不要・100%オンラインで経営の学士を取得できる日本初の大学です。「経営」「IT」「問題解決能力」「リーダーシップ」「英語」をカリキュラムの柱とし、世界を舞台に新しい事業を創出し、結果を出せる人材の育成を目的としています。
https://bbt.ac/about/
最終更新:2013年08月22日 21:25