一体何だったのだろうか?
私の努力は、恋は、進んだ道は……全て偽りだったのだろうか?
彼の優しさもすべて、すべて、すべて!
私の努力は、恋は、進んだ道は……全て偽りだったのだろうか?
彼の優しさもすべて、すべて、すべて!
いや、そんなはずは……そんなはず……嫌だ嫌だ嫌だ。
肯定しないで、その真実を否定して。
肯定しないで、その真実を否定して。
それだけの事だった。
「……はぁ。これからどうしよう?」
この一言にはたくさんの意味が込められているが、差し当たって考えるべきはこの狂ったゲームに抗う方法だろう。
多少汚い手を使うようになった私とて、流石に人殺しを是とするやり方は否定せざるを得ない。
多少汚い手を使うようになった私とて、流石に人殺しを是とするやり方は否定せざるを得ない。
なので、「このゲームに乗って、全てをなかった事にするという願いを叶える」というのは無しだ……魅力は否定できないが。
この方針を取る以上、必然的に私のやるべきことは仲間を集める。
この一点に集中すれば良い。
この方針を取る以上、必然的に私のやるべきことは仲間を集める。
この一点に集中すれば良い。
もっとも、その過程で紛争は避けられないかもしれない。
例えば、同じゲームへの反抗を方針としていても信念が異なる人は居るだろうし、そもそもゲームへ乗った人が襲ってくることもあろう。
例えば、同じゲームへの反抗を方針としていても信念が異なる人は居るだろうし、そもそもゲームへ乗った人が襲ってくることもあろう。
そうなったら……。
…………。
まぁ、その時に決めよう。
私は……失敗続きだ。
…………。
まぁ、その時に決めよう。
私は……失敗続きだ。
と、そんなネガティブな考えをしていた時。
後ろから物音がしたように感じた。
そこには……私に向かって金色の剣を突き刺そうとする人型ロボットの姿があった。
後ろから物音がしたように感じた。
そこには……私に向かって金色の剣を突き刺そうとする人型ロボットの姿があった。
「あっ……」
咄嗟に後ろに下がる。
だが、もう遅い。
私は……私は結局……。
だが、もう遅い。
私は……私は結局……。
「何も……出来なかった……!」
ピンク髪の少女が、正体不明のモビルスーツに襲われている。
その瞬間、いつかの決戦のワンシーンが頭を過ぎる。
もう、昔のこと。
でも、決して忘れはいけない少女の最後。
その瞬間、いつかの決戦のワンシーンが頭を過ぎる。
もう、昔のこと。
でも、決して忘れはいけない少女の最後。
僕は……僕は……。
もう、2度と……!
もう、2度と……!
「やめろ!!!」
対話のための兵器、ダブルオークアンタ。
おそらく、このゲームに一枚噛んでいると思われる"あの人"がわざわざ僕に渡した機体。
正直、挑発か嫌がらせの類で渡された機体で戦闘するのは嫌だが……今はそんな場合ではない。
この機体を身に纏って、少女を襲っていた機体の剣を弾く。
おそらく、このゲームに一枚噛んでいると思われる"あの人"がわざわざ僕に渡した機体。
正直、挑発か嫌がらせの類で渡された機体で戦闘するのは嫌だが……今はそんな場合ではない。
この機体を身に纏って、少女を襲っていた機体の剣を弾く。
「む? 貴様、そのイレヴンを庇うか」
「イレヴン……? この人が何かしたんですか?」
「いや? ただ、我が主の理想を叶えるためにはこのイレヴンを含めて、他のプレイヤーも消さなければならなくてな」
この人、あの羂索とかいうヤツの話に乗ったのか。
……なら、無力化しないと。
……なら、無力化しないと。
「えっと、助けてくれてありがとう……ございます」
「感謝なんていいよ……とにかく、君は戦闘に巻き込まれないように安全なところに!」
「は、はい!」
彼女が走り去って行くのを見届けたあと深呼吸をしたのち、敵を睨む。
「キラ・ヤマト。ダブルオークアンタ、行きます!」
「ほう、貴様が名乗りをあげるならコチラもそうするのが礼儀だな。ビスマルク・ヴァルトシュタイン。バエル、行くぞ!」
速攻で片付ける!
GNビームガンを連射して牽制、狙い通り敵は回避に専念している。
この隙に接近して……。
GNビームガンを連射して牽制、狙い通り敵は回避に専念している。
この隙に接近して……。
「避けた!」
「なるほど、キラ・ヤマトとやら。確かに、貴様の技量は高い……だが、私のギアスの前では無意味だ!」
「クッ、この!」
こちらのGNソードによる斬撃が空振りに終わったあと、向こうの双剣による斬撃が迫る。
それを回避するが、回避した場所へ的確にレールガンが飛んでくる。
ギリギリのところで、シールドによる防御が間に合うが……。
それを回避するが、回避した場所へ的確にレールガンが飛んでくる。
ギリギリのところで、シールドによる防御が間に合うが……。
「⁈ もうこんな近くに!」
「いい機動力だ、このバエルとやら。我が愛機には劣るがな!」
予想外の速度で近づく敵機。
今はまだ、近接戦は不利だ。
故に、ビームガンを射撃しながら後退する。
今はまだ、近接戦は不利だ。
故に、ビームガンを射撃しながら後退する。
しかし敵機は容易くビームを回避し、こちらに迫ってくる。
そして、再び近接戦に移る。
GNソードビットを展開する暇がなく、手数が足りない。
そして、再び近接戦に移る。
GNソードビットを展開する暇がなく、手数が足りない。
そんな中、敵機はコチラの行動を確実に読んでくる。
慣れない機体という事もあって、そうなるとジリ貧になるのはこちらの方で……。
慣れない機体という事もあって、そうなるとジリ貧になるのはこちらの方で……。
「!!!」
「私の勝ちだな、キラ・ヤマト」
度重なる斬撃戦の末、僕の機体は僅かにバランスを崩した。
そう、僅かなスキ。
だが、熟練の騎士からしたら十分すぎた。
そう、僅かなスキ。
だが、熟練の騎士からしたら十分すぎた。
彼の剣が吸い込まれるように、僕の機体に迫る。
その瞬間、種が割れた。
その瞬間、種が割れた。
この人の夢は、人を殺すことを許容する。
そして、これだけの力。
この人は……危険だ。
そして、これだけの力。
この人は……危険だ。
「トランザム!」
「な、速い! まさか我がギアスをもってしても!」
トランザムでの加速を生かし、距離をとりビットを展開。
そして、GNバスターソードを形成し、敵がコチラの加速に適応しないうちに接近し……。
そして、GNバスターソードを形成し、敵がコチラの加速に適応しないうちに接近し……。
「これで、あなたの夢は終わりだ!」
「こんなところで……2度目の不忠をお許しください、シャルル陛下」
【ビスマルク・ヴァルトシュタイン@コードギアス 反逆のルルーシュR2 死亡】
彼の機体は、爆散した。
勝った、だが。
また、僕は……僕は!
勝った、だが。
また、僕は……僕は!
「どうして……人はこんなにも……。ラクス、僕たちは」
「あのー、大丈夫ですかーー! 今、爆発音がしましたけど……」
地上では、あの少女が僕の心配そうな表情で叫んでいた。
……戻ろう、地上に。
……戻ろう、地上に。
【キラ・ヤマト@機動戦士ガンダムSEED FREEDOM】
状態:疲労(小)
服装:コンパスの制服
装備:ダブルオークアンタの起動鍵@機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0〜2、ホットライン
思考
基本:この殺し合いに抗う。
01:ラウ・ル・クルーゼ…あなたがどうして今更!
02:ピンク髪の少女から話を聞く
03:ビスマルク・ヴァルトシュタイン……中々の強敵だった
04:ラクスやアスランもいるのかな?
参戦時期:ファウンデーションがやらかす前
状態:疲労(小)
服装:コンパスの制服
装備:ダブルオークアンタの起動鍵@機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0〜2、ホットライン
思考
基本:この殺し合いに抗う。
01:ラウ・ル・クルーゼ…あなたがどうして今更!
02:ピンク髪の少女から話を聞く
03:ビスマルク・ヴァルトシュタイン……中々の強敵だった
04:ラクスやアスランもいるのかな?
参戦時期:ファウンデーションがやらかす前
【一之瀬帆波@ようこそ実力至上主義の教室へ】
状態:健康、精神的疲労(大)
服装:高度育成高校の制服(女子)
装備:ガンダム・バエルの起動鍵@機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×1〜3、ホットライン、ビスマルクのリュック
思考
基本:このゲームから生還する。
00:私は……また失敗した。
01:綾小路くん……彼が居たらその時は。その時は? 一体何をすればいいの……?
02:とりあえず、アイテムは回収しよう。使い道はキラさんと決めればいいだろうし
03:キラさん、大丈夫かな?
参戦時期:2年生編12巻終了後から
備考
バエルの起動鍵はビスマルクが爆散したあと、帆波が回収しました。
状態:健康、精神的疲労(大)
服装:高度育成高校の制服(女子)
装備:ガンダム・バエルの起動鍵@機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×1〜3、ホットライン、ビスマルクのリュック
思考
基本:このゲームから生還する。
00:私は……また失敗した。
01:綾小路くん……彼が居たらその時は。その時は? 一体何をすればいいの……?
02:とりあえず、アイテムは回収しよう。使い道はキラさんと決めればいいだろうし
03:キラさん、大丈夫かな?
参戦時期:2年生編12巻終了後から
備考
バエルの起動鍵はビスマルクが爆散したあと、帆波が回収しました。
「僕は」
「私は」
「「何処へと向かえばいいのだろうか?」」
候補作138:SAOだけどこっちは誰も投げないよね | 投下順 | 候補作142:今際の際際で踊りましょう |
時系列順 | ||
GAME START | キラ・ヤマト准将 | 033:立ってアタシのヒーロー |
一之瀬帆波 | ||
ビスマルク・ヴァルトシュタイン | GAME OVER |