「申し訳ありませんお客さ」
「邪魔」
レストランの扉を開けると近寄って来たスキンヘッドの接客係……のNPCモンスターの眉間にクリスマスケーキに付属していたフォークを投げつける。
一拍遅れて男が壁を背にずるずると座り込む。
そんな姿に一瞥もくれずに柊真昼は適当な席に座った。
ひみつ道具博物館の決戦から約30分。
殆どのプレイヤーもアークエンジェルにメラと、これまでにない規模の戦闘を経験し、等しく休んでいる現状は真昼にとっても貴重な休憩時間を真昼はただ休むのではなく、情報整理をして過ごすことを決めた。
使うのはもちろんドゴルドの、五道化の撃破報酬として渡されるアイテムだ。
ドゴルドを倒したのには変わらないので使う権利はあるだろう。
真昼は一度立ち上がってジューサーのような意匠のバックルを装着。
中央のスロットには何もセットせずにレバーを押し込む。
一拍遅れて男が壁を背にずるずると座り込む。
そんな姿に一瞥もくれずに柊真昼は適当な席に座った。
ひみつ道具博物館の決戦から約30分。
殆どのプレイヤーもアークエンジェルにメラと、これまでにない規模の戦闘を経験し、等しく休んでいる現状は真昼にとっても貴重な休憩時間を真昼はただ休むのではなく、情報整理をして過ごすことを決めた。
使うのはもちろんドゴルドの、五道化の撃破報酬として渡されるアイテムだ。
ドゴルドを倒したのには変わらないので使う権利はあるだろう。
真昼は一度立ち上がってジューサーのような意匠のバックルを装着。
中央のスロットには何もセットせずにレバーを押し込む。
「マスターインテリジェントシステム、起動」
ロロに支給された戦極ドライバーや今真昼の装着しているゲネシスドライバーの生みの親である狂気の天才、戦極凌馬が開発したこのシステムは、一都市全域どころか完全に領域外のはずのヘイヘイムの内部の出来事や会話まで録画、録音できるとんでもないシステムである。
このバトルロワイヤルでは流石に運営の様子まではうかがえない物の、ゲームエリア内で起こった大抵の出来事は把握できる。
当然ドゴルドにもシロコにもこのシステムの詳細は全く教えられていなかったし、使う権限もなかった。
ドゴルドを倒した者だけにその情報が本人以外には不可知の使い魔によって知らされるからだ。
集められた情報がオートで取捨選択されて、真昼の眼前にデジタル投影されて映し出される。
このバトルロワイヤルでは流石に運営の様子まではうかがえない物の、ゲームエリア内で起こった大抵の出来事は把握できる。
当然ドゴルドにもシロコにもこのシステムの詳細は全く教えられていなかったし、使う権限もなかった。
ドゴルドを倒した者だけにその情報が本人以外には不可知の使い魔によって知らされるからだ。
集められた情報がオートで取捨選択されて、真昼の眼前にデジタル投影されて映し出される。
(こうしてみると、メラが死んだのは良いけど勝らずとも劣らず凶悪で強いマーダーも10人弱残ってるし、驕って雑な攻めをすれば王様戦隊も鉄華兵団も普通に負けそうね)
特に鉄華兵団は拠点が陥落している。
まだ新たにサーヴァントを召喚できた王様戦隊の方が組織として再起の芽がありそうだ。
まだ新たにサーヴァントを召喚できた王様戦隊の方が組織として再起の芽がありそうだ。
「まずは誰を倒すべきかしら……」
「もしそれを決めてやると言われたら?」
いつの間にか真昼の横に白い軍服に仮面をつけた金髪の男がいた。
「おい、注文まだ──」
奥から出て来た鼠顔の男の眉間にクルーゼが寸分たがわず銃弾を撃ち込む。
背後の壁を脳漿と血で汚しながら鼠顔の男は断末魔一つなく倒れ伏した。
背後の壁を脳漿と血で汚しながら鼠顔の男は断末魔一つなく倒れ伏した。
「このレストラン、今日で廃業ね」
「何、ここに限らずどの店もそう遠くないうちに終いだ。
大した差ではあるまい」
大した差ではあるまい」
拳銃をしまったクルーゼが真昼の正面の椅子に座った。
「意外だわ、運営様が1プレイヤーにそんな提案をしてくるなんて」
「君の立ち位置は少々特殊だ。
ドゴルドの意識を破壊したうえで取り込んで復活した君はプレイヤーであると同時に五道化ともいえる」
ドゴルドの意識を破壊したうえで取り込んで復活した君はプレイヤーであると同時に五道化ともいえる」
「そんな中途半端な私を消しに来たの?」
「ヒースクリフの事があるから信用しにくいだろうが、別に君を間引きたいわけではない。
一つ、仕事を引き受けてほしいのだよ」
一つ、仕事を引き受けてほしいのだよ」
「仕事?」
「そのベルトを持つ君は知っているだろうが、最後のアルターエゴのサーヴァントが召喚された。
事前に私が召喚したアヴェンジャーのサーヴァントがそれを駆逐しに向かう。
本来なら私が制御しなければならないが、これ以上我ら主催者がゲームエリアに降りてきてしまうのは好ましくない」
事前に私が召喚したアヴェンジャーのサーヴァントがそれを駆逐しに向かう。
本来なら私が制御しなければならないが、これ以上我ら主催者がゲームエリアに降りてきてしまうのは好ましくない」
そこで、とクルーゼは手袋を外し、残り一画のサーヴァント用の令呪を見せながら言った。
「君にこの令呪とアヴェンジャーのマスター権を預ける。
それをもってアルターエゴを倒して欲しい。
どの道王様戦隊との戦闘は避けられんのだ。
そのための戦力が増えるのはそう悪い話ではあるまい」
それをもってアルターエゴを倒して欲しい。
どの道王様戦隊との戦闘は避けられんのだ。
そのための戦力が増えるのはそう悪い話ではあるまい」
「報酬や条件は?」
「このまま上手くいけば我々は最終勝利者への特典を二つ用意できる。
その片方を君に渡そう。
ただし、アルターエゴを倒した時点でアヴェンジャーを自害させること。
使い残した例順に関しては好きに使うといい。
その時点で生き残っているマスターとの交渉でも、使いきりの魔術刻印としても君ならば問題なく運用できるだろう?」
その片方を君に渡そう。
ただし、アルターエゴを倒した時点でアヴェンジャーを自害させること。
使い残した例順に関しては好きに使うといい。
その時点で生き残っているマスターとの交渉でも、使いきりの魔術刻印としても君ならば問題なく運用できるだろう?」
「その特典を増やす算段ってのは?」
「退場した全てのサーヴァントの霊基を糧に魔法を成就させる」
「魔法?」
「魔術を超えた現代科学で実現不可能な神秘。
平行世界の運用や時間旅行などだな。
君の望みは大方そのあたりと睨んでいるのだが、違ったかな?」
平行世界の運用や時間旅行などだな。
君の望みは大方そのあたりと睨んでいるのだが、違ったかな?」
「……いいわ。口車に乗せられてあげる」
「感謝する」
そう言ってクルーゼが自分の手の甲を撫で、真昼にかざす。
一瞬令呪の宿った腕が熱を帯びた感触に驚いた真昼だが、すぐにマスター権の譲渡と令呪の変質が実行されたと確信する。
一瞬令呪の宿った腕が熱を帯びた感触に驚いた真昼だが、すぐにマスター権の譲渡と令呪の変質が実行されたと確信する。
「お前が新しい依り代か?」
クルーゼと入れ替わるように現れた美しくも悍ましい蛇の怪物でもある女を前に真昼は平然と言った。
「ええ。柊真昼。よろしくね」
【エリア?-?/9月3日午前4時00分】
【柊真昼@終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅】
状態:ドゴルドを吸収、柊家への怒り(再燃)
闇のパルファムの影響(中)、疲労(中)
服装:普段の学生服
装備:喧嘩上刀@獣電戦隊キョウリュウジャー
Tの聖文字@BLEACH
令呪:残り二画(マスター用)
道具:特殊ゲネシスドライバー@仮面ライダー鎧武
エナジーロックシード(01、04、HEX)@仮面ライダー鎧武
精神に作用する呪符×8@終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅(残り3枚)
ホットライン
フエルミラー@ドラえもん(使用可能)、ジャコーダー@仮面ライダーキバ
五道化専用ランダム支給品×2
思考
基本:このバトルロワイヤルの最終勝利者になる。
01:ひとまず体を休める。
その後は、まず誰のところに行こうかしら。
02:トランクスとホシノちゃんには今度会ったら『お礼』をする。
03:アヴェンジャーを連れて王様戦隊に挑む。
04:マスターインテリジェントシステム……便利ね。
05:薫ちゃん、勝ったのね
参戦時期:第一渋谷高校襲撃事件にて離反後、吸血鬼となる前の何処かから。
少なくとも漫画版7巻のInterlude~生きる意味~(第27話と第28話の間)よりは後。
備考
※冥黒うてなの影響で『獣電戦隊キョウリュウジャー』『トラぺジウム』『戦隊レッド異世界で冒険者になる』『クルーゼらが侵攻したのキヴォトス』の知識を得ました
※闇のパルファムの影響を受けて陰我が増幅されています。
※ラウ・ル・クルーゼより令呪とマスター権を譲渡され、アヴェンジャーのマスターとなりました。
状態:ドゴルドを吸収、柊家への怒り(再燃)
闇のパルファムの影響(中)、疲労(中)
服装:普段の学生服
装備:喧嘩上刀@獣電戦隊キョウリュウジャー
Tの聖文字@BLEACH
令呪:残り二画(マスター用)
道具:特殊ゲネシスドライバー@仮面ライダー鎧武
エナジーロックシード(01、04、HEX)@仮面ライダー鎧武
精神に作用する呪符×8@終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅(残り3枚)
ホットライン
フエルミラー@ドラえもん(使用可能)、ジャコーダー@仮面ライダーキバ
五道化専用ランダム支給品×2
思考
基本:このバトルロワイヤルの最終勝利者になる。
01:ひとまず体を休める。
その後は、まず誰のところに行こうかしら。
02:トランクスとホシノちゃんには今度会ったら『お礼』をする。
03:アヴェンジャーを連れて王様戦隊に挑む。
04:マスターインテリジェントシステム……便利ね。
05:薫ちゃん、勝ったのね
参戦時期:第一渋谷高校襲撃事件にて離反後、吸血鬼となる前の何処かから。
少なくとも漫画版7巻のInterlude~生きる意味~(第27話と第28話の間)よりは後。
備考
※冥黒うてなの影響で『獣電戦隊キョウリュウジャー』『トラぺジウム』『戦隊レッド異世界で冒険者になる』『クルーゼらが侵攻したのキヴォトス』の知識を得ました
※闇のパルファムの影響を受けて陰我が増幅されています。
※ラウ・ル・クルーゼより令呪とマスター権を譲渡され、アヴェンジャーのマスターとなりました。
【ドロップアイテム解説】
- 特殊ゲネシスドライバー@仮面ライダー鎧武
…レモン、メロン、ドラゴンフルーツのエナジーロックシードとセットのアイテム。
開発者の戦極凌馬が特殊なチューンを施したドライバー。
召喚されるソニックアローも強化されており、最大の特徴としてマスターインテリジェントシステムにより、会場内の情報の殆どを閲覧することが出来る。
とは言え
『システム発動時点の会場内の情報を収集』→『使用者の最初のオーダーに合わせた情報を取捨選択して表示』といった手順を踏むため、常に特定の対象を監視したり、妨害することが出来るわけではない。
開発者の戦極凌馬が特殊なチューンを施したドライバー。
召喚されるソニックアローも強化されており、最大の特徴としてマスターインテリジェントシステムにより、会場内の情報の殆どを閲覧することが出来る。
とは言え
『システム発動時点の会場内の情報を収集』→『使用者の最初のオーダーに合わせた情報を取捨選択して表示』といった手順を踏むため、常に特定の対象を監視したり、妨害することが出来るわけではない。
| 218:レンキスPのスカウト大作戦! | 投下順 | 220:[[]] |
| 217:Loaded Question ―殺人事件が起こりました― | 時系列順 | |
| 215:超メラ決戦:終幕 その2 | 柊真昼 | |
| 206:第三回放送 | ゴルゴーン | |
| ラウ・ル・クルーゼ |