友情の手前、憎しみの途中 ◆ARe2lZhvho
◆
「――いーちゃん」
◆
ふむ。
阿良々木の妹も死んだか。
こんな殺し合いの場でなくとも二度と会いたくなかったのでもう遭う可能性が潰えたのはありがたい話だ。
それだけ。
それだけのこと。
禁止エリアのうち二ヶ所はここから遠く離れたエリアの端なのはいいとして、残る一ヶ所が玖渚のいる場所になったのが問題だが。
しかし、禁止エリアとなる時間まで三時間、俺以外にも協力者はいるようだしどうにかなるだろう。
どうにかするだろうし、なんとかなるだろう。
例え、取り返しのつかないことが起こっていたとしても。
もし、そのような結果が起きたとしたら、潔く諦めよう。
いつまでも固執していてはみすみす他の可能性を見過ごしてしまいかねん。
さて、放送も終わったことだしもうここにいる理由がない。
いい年した大人が一人でアトラクションに乗ったところで誰に得があるのか。
華がなさ過ぎる。
淋しいだけだ。
しかしその前にやっておきたいことがある。
江迎と真庭二人から回収した支給品。
それに自分本来の支給品。
たまたまナイフがあったからあの危ない少女から逃げ切ることができたが、もしもあのとき持っていなかったら抵抗する手段すらなかったかもしれない。
せめてもの足掻きが許されるくらいの装備は欲しいところだ。
だからこその取捨選択。
現時点でのデイパックの数は四つ。
一人で持つには明らかに多い。
いくら背負えるとは言え二つでも多いくらいだ。
だがもちろんその対策は考慮済み。
デイパックの中にデイパックが入るのは江迎から回収したところで確認している。
容量に限界はないようだし、ここで大まかに二つに分ける。
一つは武器などのすぐに出せるような重要度が比較的高いもの。
もう一つは食料などのすぐに出す必要がない重要度が比較的低いもの。
それぞれを一つのデイパックにまとめたら今度は重要度が低いものを高い方へ入れる。
これでかなりコンパクトになるはずた。
その肝心の支給品だが。
柄と鍔しかない刀。
日本刀。
狼牙棒。
金槌。
拳銃。
メイド服。
そしてスマートフォン。
内訳は俺が柄と鍔しかない刀。
江迎が日本刀と狼牙棒。
真庭狂犬が金槌と拳銃。
真庭喰鮫がメイド服とスマートフォン。
俺のは誠刀・銓と言って相手を斬る刀ではなく、自分を切る刀、自分を試す刀などと説明書には書かれているが刃もない刀で何を切れというのか。
これは外れだな。
江迎の日本刀。
刃長四尺反り一寸足らず。
刃文は細い直刃。
刀身には虎の彫り物。
富岳三十六刀工の一人、壬生傘麿の初期作品とあるが聞いたことがない。
まあそんなことは関係なく使えるか使えないかで言えば使えるものだ。
当たりの方のデイパックに入れる。
続いて狼牙棒。
重くて簡単に振り回せるものではない。
外れだ。
金槌。
鈍器として役に立つがいかんせん他に使い勝手の良いものがある。
外れでいいだろう。
拳銃。
デザートイーグルか。
間違いなく当たりだな。
撃ち方さえ気をつければ反動も少なくすんだはず。
予備弾は40発か、まあまあだ。
予備弾は当たりのデイパックに入れてデザートイーグルは装備する。
メイド服。
外れ。
スマートフォン。
スマートフォン、か。
操作する。
データは入っていないようだ。
玖渚は『
掲示板みたいな物は作って置いたから、他の参加者とそれを使って情報交換をすると良い』と最初に言っていた。
そんなものを作っておいてまさか携帯やスマホから繋げられないはずがないだろう。
操作する。
繋がった。
書き込みがあるのは探し人・待ち合わせと目撃情報だけか。
顔面刺青というのは
零崎人識で間違いないとして、妹がいるだと?
会場にいた零崎は全部で四人。
一緒に行動しているとあるので一回目の放送で呼ばれた曲識は除外。
軋識だとすると先程呼ばれたのに玖渚の名前は呼ばれなかったことから考えると可能性は薄いだろう。
何か危機があって逃がすために身代わりになったというのも一応考えられるが。
となると双識か。
しかし、『識』という字が入っているのが気になるな。
零崎は男女関係なく全員に『識』がついているのだろうか?
零崎という名前が本名でない可能性は大いにある。
他の参加者がその妹である可能性も念頭に入れておいた方がいいだろう。
そして目撃情報の方は……これは十中八九戦場ヶ原だろうな。
阿良々木火憐、
八九寺真宵、
羽川翼が書くとは考えにくい。
だが、何かが引っかかる。
玖渚は
黒神めだかの悪評を広げようとしていてそれに戦場ヶ原も乗った。
一見筋が通ってるように見えるがおかしい。
阿良々木を殺した相手に対し戦場ヶ原があんな穏便な書き込みで済ませるか?
そもそも黒神が阿良々木を殺したというのが……ん?
どうにも話が見えない。
少し整理してみよう。
- 江迎の話から察すると黒神は殺し合いに乗るような人物ではない
- 玖渚が黒神を危険視するのは『正しすぎる』から
- 戦場ヶ原の書き込みによると阿良々木暦は黒神に殺された
要点をまとめるとこうか。
なるほど、通りでおかしかったはずだ。
先二つと後一つで真逆の内容だったのだから。
これらの情報をできるだけ矛盾なく繋げてみる。
- 本来の黒神は殺し合いに乗るような人物ではないが何らかの理由で乗った
- 乗った黒神に阿良々木は殺された
- そして玖渚はおそらくそのことを知らない
- 戦場ヶ原の書き込みは他の参加者を黒神に近づけないため?
最後は当てずっぽうだが戦場ヶ原が阿良々木を殺した相手をみすみす放っておくとは思えないしな。
あのときミスドの店内で見た牙の抜けた戦場ヶ原のままだというなら話は別だが、そんな戦場ヶ原は見たくないな。
まあ、どちらだったところで俺のやることは変わらん。
誰かに会えば騙し手込めにするか無難にやり過ごすか。
用も済んだし出るとしよう。
◆
――――橙は、ただ駆ける。
◆
座標は変わって地図上ではF-5地点。
診療所から更に北寄りのとある場所にその二人はいた。
「なあ、玉藻ちゃん。今聞こえた声は『あいつ』のものだよな?」
「……みたいで、すねえ。ぎはらはせんぱ……ゆらぁり……いの声――」
「ええい、まどろっこしい。とっとと話せ」
「あうぅ」
デコピンが飛んだ。
零崎の少年と同じく人類最強も中々の短気ようである。
尤も、これを聞けば即座に双方とも否定するだろうが。
「ま、いいや」
そして話題の切り替え。
相手の都合を全く考えていないが、相手は狂戦士――
西条玉藻。
人類最強の請負人――
哀川潤でなくともそもそも考える必要は無い相手なのである。
「玉藻ちゃんさあ、なんか荷物多くね?その割には支給品すくねーし」
「そうですかあ?」
「というか明らかに多いぞ、食料とか水とか二人分あるじゃん。持ってるのナイフだけだし」
「玉藻ちゃんはあ……覚えてま……ゆらぁり……せんねえ」
「ふーん。ちっ、これ以上聞いても意味なさそうだ」
「舌打ちとか……しないでく…………ださいよう」
「だったら情報洗いざらい話せ」
「ひゃうぅ」
しっぺが飛ぶ。
その度に玉藻の呻き声が響くがどちらもおかまいなしのようだ。
特に哀川潤は楽しんでいる節もある。
「んで、このまま進むとランドセルランドっつー遊園地があるけど、どうする?」
「遊園地――ですかあ?」
「そ、遊園地」
「どうするって……言われましても、ねえ」
「おいおい、遊園地ですることっつったら一つだろ――遊ぶんだよ」
「………………いいんですかあ?」
「玉藻ちゃんまだ中学生なんだろ?こういうのは今のうちやっておかないと後悔するんだって」
「はあ」
「お、なんかあそこに人いるじゃん。ぼこって情報聞き出そうぜ」
「私が言うのもなんですけどお……潤さんも大概ですねえ……」
◆
「――あか」
◆
さて。
厄介なことになった。
ランドセルランドを出た直後、やってきた二人組に捕まったわけだが、どちらもやりづらい。
最初に江迎と別れた直後に遭遇した危ない少女が見えた瞬間、逃げようとしたが隣にいた赤い女がそれをさせないオーラを放っていたからだ。
例えるなら――何でも知っているあの先輩を相手にするような。
危ない少女もなんだか毒々しい雰囲気が消え失せているし二人のどちらが立場が上かというのはなんとなくわかったから襲われることはないと踏んだのだが。
だが。
話のペースを全く掴ませてもらえない。
詐欺師としてこれは致命的だ。
これでは詐欺にかけようとすることすらできない。
……仕方ない、情報を聞き出すことに専念しよう。
最悪、こちらが損さえしなければいいのだ。
「――あたしは日之影クンと銀閣っつー侍みたいな格好したのしか会ってねーんだわ。日之影クンもさっき呼ばれちったし」
日之影空洞に宇練銀閣か。
どちらも情報はないな。
「俺が今まで会ったのはそこの少女に江迎怒江、鑢七実くらいだな、名前までわかっているのは」
本当はまだいるが、ここは出し惜しみしよう。
残りを出すかどうかは向こうからの情報次第だ。
「名前わかんねーやつの外見とかそういうのわかんねーの?」
穏便に進んでいるように見えて実際は有無を言わせぬ気迫を出しているのだから恐ろしい。
ちなみに少女はさっきから地べたに座り込んでいる。
ナイフを持ったままなのが危なっかしいが害がないのなら放っておいてもいいだろう。
「顔面に刺青を施した男と至って平凡そうな男の二人だな」
「平凡そうな男?」
聞いた感じ危なそうな顔面刺青の零崎人識より外見だけは平凡そうな
球磨川禊に反応するのか。
知り合いなのだろうか。
「学ランを着ていたからおそらく高校生だろうが知り合いなのか?」
「高校生?じゃあいーたんじゃねえな。今頃どこでほっつき歩いてるのかねえ」
いーたん……?
確か名簿には「い」で始まる名前はなかったはずだが。
無桐伊織はおそらく女だろうし。
カマをかけてみるか。
「その『いーたん』というのは『
戯言遣い』のことか?」
「ん、そうだけど知ってんのか?」
「いや、ただの推測だ。
名簿では『い』から始まる名前はないし、無桐伊織は女だろうからな。
後は唯一名前らしい名前でなかった『戯言遣い』ではないかと思っただけだ」
「なるほどねー、確かに正解だよ。そういや伊織ちゃん下手すりゃ義手つけたばっかの可能性もあるのか」
哀川潤と無桐伊織、戯言遣いには繋がりがある、と。
無桐伊織と戯言遣いに繋がりはあるかどうかは不明のようだが。
持っている情報が多い分、こちらが少し話を持っていきやすくなったな。
少し踏み込んでみよう。
「顔面刺青の男には心当たりはないのか?」
「それ零崎人識くんだよ。こんな声してただろ、かはは」
声帯模写か。
見事な腕前だな。
確かに聞いた声と寸分違わない。
感想を表に出すことはしないが。
「なるほど、そういえばそんな声をしていたような気もする。知り合い――以上の関係のようだな」
「まあ、こないだ伊織ちゃん共々仕事を手伝ってもらったりしたしな」
『伊織ちゃん共々仕事を手伝ってもらったりした』か――
まさか、な。
「零崎人識と無桐伊織は兄妹だったりするのか?」
あの気まぐれの権化のような男が赤の他人といるというのは考えにくい。
『識』と『織』は漢字も似ているしな。
これはこじつけだが。
「そ、あんた結構詳しいな。本当にそんだけしか会ってないの?」
怪しまれるのも仕方がないか。
ここらであのことを話してみるか。
「いいや、なに、携帯からアクセスできる掲示板というものを見つけてな、そこに顔面刺青の妹――つまり無桐伊織と共に行動していると
玖渚友から聞いたのだ」
「え?玖渚ちん?お前なんで玖渚ちん知ってるの?」
「ネットカフェでやり取りしただけの話だが、それがどうした」
「だって玖渚ちんに会ったなんて一言も……」
「実際会っていないからな、ネットカフェからパソコンを通して通信しただけだ」
玖渚友とも繋がりがあったか。
それにこういう形で意表を突けるとは思わなかった。
しかし、少しやり過ぎたか?
怒らせてしまうと交渉も何もないからな。
そう思った刹那、視界が傾いた。
直後、衝撃と同時に誰かの声。
突き飛ばされたと理解する。
そこまで怒らせるつもりはなかったのだが。
…………何も聞こえないな。
おかしい。
首を上げるといたのは少女一人だけだった。
哀川潤はどこへ消えた?
「哀川潤がどこへ行ったか知っているか?」
「潤さん……ですかあ?オレンジ色の……髪をした人がやって……ゆらぁり……きてえ」
乱入者が現れて哀川潤だけを連れ去っていった……のか?
目的が見えないが……突き飛ばされたのは哀川潤に助けられたということなのだろうか。
まあいい、目下のところ考えるべきはこの二人きりの状況をどうするかだ。
逃げてもまた追いかけられる可能性がある以上迂闊には動けんがこのままでも危ない。
「そういえばお前の名前を聞いていなかったな」
「玉藻ちゃんはあ……西条玉藻って言うんですけどお……ゆらぁり……でも教えちゃだめって言われていてえ」
西条玉藻か。
しかし名前がわかったところでどうにもならんな。
……そうだ。
「服が泥だらけだが大丈夫か?せっかくだから着替えをやろう」
「……いいんですかあ?」
「ああ、俺には見ての通りサイズが合わん、気に病む必要はない。
ただ着替えなんて見るものじゃないからな、服をやるから向こうで着替えてこい」
ごそごそと取り出したメイド服を渡すとナイフを持ったまま行ってしまった。
よし、今のうちに逃げよう。
【1日目/真昼/E-6】
【貝木泥舟@化物語】
[状態]健康
[装備]デザートイーグル(8/8)@めだかボックス、スマートフォン@現実
[道具]支給品一式×2、誠刀・銓@刀語、日本刀@刀語、狼牙棒@めだかボックス、金槌@世界シリーズ、予備弾(40/40)、「箱庭学園の鍵、風紀委員専用の手錠とその鍵、貴重品諸々、ノーマライズ・リキッド」(「」で括られてる物は現地調達の物です)
[思考]
基本:周囲を騙して生き残る
1:玖渚と手を組む代わりに黒神めだかの悪評を広める
2:ランドセルランドから離れる
3:麦藁帽をかぶり、釘バットを持った男(軋識)に出遭ったら伝言を(伝えられれば)伝える
4:球磨川禊と会ったら同盟を提案
5:怒江はとりあえず保留
6:零崎、真庭、黒神、鑢、西条玉藻、無桐伊織とは出来れば接触しない
[備考]
※貴重品が一体どういったものかは以後の書き手さんにお任せします。
※取得した鍵は、『箱庭学園本館』の鍵全てです。
※言った情報(少なくとも吸血鬼、重し蟹、囲い火蜂については話しました)、聞いた情報の真偽、及びそれをどこまで理解したかは後の書き手さんにお任せします。
※哀川潤とほとんど情報交換できていません
※哀川潤との会話から、戯言遣い、玖渚友、零崎人識、無桐伊織が知り合い同士である可能性に気付きました
◆
貝木を突き飛ばした哀川潤は今、太い橙色の三つ編みの髪をした少女――
想影真心と相対する。
「ごほっ……真心ちゃんさあ、あぶね!」
否、相対というには緊迫していた。
貝木を庇うために真心の突進の威力を全てその身に受けたためかあばらを何本か折ったらしい。
「■■■■■■■■!!」
哀川潤の話を聞く素振りは一切見受けられずその矮躯ながらも《暴飲暴食》を繰り出す真心。
溜めの隙をついてすかさずバク転で回避する哀川潤。
「髪切ってないって時点でやっぱりって思ってたけどめんどくさいとこから連れてこられちまってんな、真心ちゃん。
せっかく玖渚ちんやいーたんのこと聞けるかもってとこだったのに邪魔した代償は高くつくぜえ?」
「■■■■■■■■■■■■■■!!!!」
《暴飲暴食》を空振ったことで大きな隙が生まれるがそれをつくようなことはしない。
まるでわがままな娘を宥める母親のように言い聞かせるのみ。
戯言遣いの名を出したことで真心は殊更激昂するが、お構いなしのようだ。
哀川潤は笑う。
いつものようなニヒルな笑みではなく、かつて大厄島の頂上で相見えたときのように。
「ま、しょーがねーなー、子供の躾は母親の責任ってことで。 始めようぜ、真心ちゃん。 盛大な親子喧嘩と行くか!!」
ここに最強と最終の頂上決戦が始まる――
【1日目/真昼/E-5】
【哀川潤@戯言シリーズ】
[状態]あばら数本骨折
[装備]
[道具]支給品一式×2(水一本消費)、ランダム支給品(0~4)、首輪、薄刀・針@刀語、トランシーバー@現実
[思考]
基本:バトルロワイアルを潰す
0:真心と喧嘩する
1:とりあえずバトルロワイヤルをぶち壊す
2:いーたん、 玖渚友、想影真心らを探す(今は玖渚を優先)
3:積極的な参加者は行動不能に、消極的な参加者は説得して仲間に
4:後で玉藻ちゃん拾いに行かねーとな
5:阿久根の遺言を伝える
6:もうちょっと貝木と情報交換したかった
[備考]
※基本3の積極的はマーダー、消極的は対主催みたいな感じです
※トランシーバーの相手は宇練銀閣です
※想影真心との戦闘後(無桐伊織との関係後)、しばらくしてからの参戦です
※主催者に対して仮説を立てました。詳細は以下の通りです。
・時系列を無視する力
・死人を生き返らせる力
以上の二つの力を保有していると見ています
【想影真心@戯言シリーズ】
[状態]解放
[装備]
[道具]支給品一式、ランダム支給品(1~3)
[思考]
基本:壊す。
1:いーちゃん。狐。MS-2。
2:車。
3:赤。
[備考]
※ネコソギラジカル(中)、十月三十一日から
※三つの鎖は『病毒』を除き解除されています
※忍法断罪円を覚えました。
※虚刀流『雛罌粟』、鑢七実の戦闘スタイルの一部を会得しました
◆
「あれえ……?」
メイド服を着た見た目だけは女子中学生の玉藻が出てきたそのとき。
周囲に誰もおらずぽつん、という擬音がとてもとても似合いそうな状況だったという。
【1日目/真昼/E-6 ランドセルランド入口】
【西条玉藻@戯言シリーズ】
[状態]身体的疲労(小)
[装備]エリミネイター・00@戯言シリーズ、メイド服@戯言シリーズ
[道具]支給品一式×2
[思考]
基本:どうしましょう……かねえ
1:敵が出たなら―――ずたずたに。
[備考]
※「クビツリハイスクール」からの参戦です(正確には、戯言遣いと遭遇する前からの参戦)。
※毒刀の毒は消えました。
支給品紹介
【誠刀・銓@刀語】
貝木泥舟に支給。
「誠実さ」に主眼が置かれており、人間の姿勢を天秤にかけるように、人によって受け取り方さえ違う曖昧な刀。
刃なき刀であり刀の柄と鍔だけしかない。
【日本刀@刀語】
江迎怒江に支給。
刀語一巻でとがめが所持していたもの。
ようするに普通の日本刀。
【狼牙棒@めだかボックス】
江迎怒江に支給。
宗像形の持つ暗器の一つ。
物理法則を超越した収納方法はあの世界では必須スキルのようです。
【金槌@世界シリーズ】
真庭狂犬に支給。
くろね子さんの探偵七つ道具のひとつで、ドアノブを破壊するのに使用された。
ピッキング?なにそれ知らない。
【デザートイーグル@めだかボックス】
真庭狂犬に支給。
宗像形の持つ暗器の一つ。
装弾数8発の自動式拳銃。
【メイド服@戯言シリーズ】
真庭喰鮫に支給。
春日井春日が骨董アパートで戯言遣いを誘惑するのに使ったり。
【スマートフォン@現実】
真庭喰鮫に支給。
普通のスマホ。
最終更新:2013年08月11日 09:21