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有希(ゆき 2005年4月1日-)は、神聖電子帝國初の人型汎用コンピュータ。海軍技術廠による開発であり、国家予算5億ルーデル以上が費やされている。
「お前、男の子だったのか!」
有希について、イリス(神聖電子帝國皇帝)
「いやぁ、女装少年ってところが我が帝國の味を出しているんですよ。」
有希について、杉浦高志
「こんな可愛い子が女の子のはずがない」
有希について鳴風萬七(写真家
「あんまり無茶してはいけませんよ」
有希について、蘇我鵜来(侍従長)
開発まで
日本帝国に留学していた
杉浦高志海軍中尉は、実戦配備されている人型電算機の存在に大変興味を持った。帰国後自国でも電算機を製作することを決意し、神聖電子帝国皇帝
イリスに直接経費の計上を奏上する。丁度、日本行幸で電算機技術の説明を受けていた陛下も興味を持っていたらしく、すぐに5億3000万ルーデルの開発費用を議会の了承無しに計上した。
開発においては杉浦が「有希」のシステム面と機械構造面を担当し、
鳴風萬七が機体デザインを行った。
法によって人体を素材とすることが禁止されており、すべてをロボット技術とコンピュータ技術で開発せねばならなかった。そこで杉浦ら海軍技術廠の技師は、人口皮膚技術に着目し、特殊機械部以外は人間と同じような組成で設計を始めた。ここに帝國の予算5億3000万ルーデルをかけてコンピュータ初号機「有希」が完成した。ただし、杉浦曰く「人間の組成を入れただけで人体は再現できないはずだったが、なぜか(有希)出来ていた。同じようにやっても(有希みたいな機体は)再現できない)と「有希」が何らかの偶然で完成したと報告している。
特徴
日本の同系電算機が軍事用であるのに対し「有希」は平和的活用を目的としている。文官的役割をこなすことを想定して製作されたのである。
体長145センチ、重量45キロ、緑色の長い髪が特徴である。性別は男子である。開発者の杉浦の趣味で女の子用の服が着させられているため、一般的には女性型に勘違いされる。
性能としては中学生~高校生程度の知能であり、超人的能力において仕事をこなすことはできないとそれる。ただし高レベル放射能の中でも少し気分が悪くなる程度で故障することは無いということが確認されている。動力は食事を取ってすべてを電気に変えて動く形式と外部電源から電力を供給する形式が併用できる。
現在、電算機の本場である日本帝国の在日本電子帝國大使館に実験配備されている。
エピソード
- 日本帝国陸軍の近衛兵将校のしずヱ女史が「有希」の実質的な保護者になっている。
- 日本の軍事電算機らの集まりの古くからのメンバーだが、新しく来る電算機から女性と間違えられる。
- チェルノブイリで活動中、体が青白く光る。
- 周りが女性だらけなので性的にいたずらされることは日常茶飯事。
- 女装が趣味。
- ヤクザの抗争に巻き込まれ、身代わりで日本の警察に補導されている。
最終更新:2008年12月30日 21:11