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雛森莉音(ひなもりりおん 1986年(昭和61年)2月29日-)は、神聖電子帝國近衛海軍軍人(現在は海軍大将)である。
賞罰としては正二位勲一等功一級。黄金ダイヤモンド桜葉剣付騎士四葉章受賞者でもある。
「もういいよお前・・・地上勤務しとけって!どんなに武功を上げようとも貴様にくれてやる勲章も底を尽きてるんだ」
雛森莉音について、イリス(神聖電子帝國皇帝)
「彼女の目を見ると、余は何も言えなくなるのだ」
雛森莉音について、陛下
「もう二度と戦闘機パイロットの取材なんか行きませんからね・・・うぷ・・・吐きそう」
雛森莉音について、鳴風萬七(写真家)
「いつも軍の現状を奏上すると言っては陛下を連れ出される・・困ったものだ」
雛森莉音について、蘇我鵜来(侍従長)
経歴・人物
日本の航空自衛隊の戦闘機パイロット(二等空尉)だったが、除隊して神聖電子帝國近衛海軍航空隊に入隊した。しかし、当時の海軍航空隊には一機の戦闘機も配備されていないという状態であり、しばらく戦闘機ではなく輸送ヘリのパイロットを務めていた。入隊半年にしてようやく帝國海軍初の戦闘機(日本よりの輸入51式戦闘機)が少数ながら配備されると念願の戦闘機パイロットに復帰した。その後、日本との合同演習の模擬空戦などに参加。グレードダウンしているはずの機体を駆り本家の主力戦闘機を撃墜判定する活躍をする。当時発足したばかりの帝國戦闘機部隊は日本軍より顧問を招いてパイロット育成をしていた時期であり戦力としては不十分であった。しかし彼女の技量はずば抜けており「最新鋭戦闘機20機に相当する」とまで言われるほどであった。海軍航空軍司令長官に着任した現在でも、自ら戦闘機を操縦し部下たちを訓練したり、スクランブル発進では真っ先に出動するなど戦闘機や航空機にかける思い入れは相当なものである。
唯一のエースパイロットとして、神聖電子帝國近衛軍最高の勲章である「黄金ダイヤモンド桜葉剣付騎士四葉章」の唯一の受賞者であり、陛下が米国のある筋からプレゼントされたF-22戦闘機を副賞として下賜されている。現在はその機体を愛機としているようだ。
実戦経験
南方方面の日本軍基地を視察をしていた時に日米の戦闘が勃発し、攻撃に巻き込まれた。基地に下りていた日本軍パイロット数名が負傷したため、代わりに残存戦闘機に乗り込むと出撃し、米戦闘機数機を撃墜した(本人は7機と報告)。日本側から戦功をたたえられ勲五等に叙勲された。
ちなみに、この時乗った機体は「凄風」という戦闘機であり、帰国後陛下に輸入の奏上をしたが資金不足であるとして断られた。
その他
- 口数が少なく長髪で片目が髪で隠れているため独特の雰囲気を持っているが、部下からは慕われている。
- 牛乳が好きで、暇があれば(無くても)飲んでいる。
- 基地祭に出席した陛下を口説いて複座戦闘機に乗せて飛行したことがある。その時の写真が残されている。
- 陛下は彼女のことを「最強の厨2」と称えている。
- 本人曰く「飛ぶものは全部好き」
- 近衛軍の将官の中で珍しく陛下の前で萎縮しないどころか、言い訳を作っては航空軍の情勢を奏上し、そのたびに陛下を基地に連れて行こうとする。
- 上記のことから、神宮寺はるなサイバーテルン総督とは仲が悪い。
- 航空軍取材に来た鳴風萬七も陛下と同じく彼女に戦闘機に乗せられて戦闘機体験をしている。
最終更新:2009年02月24日 18:44