杉浦高志

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杉浦高志(すぎうらたかし 1985年(昭和60年)4月15日-)は、神聖電子帝國のシステム技術者、工学博士、近衛海軍軍人(現在は海軍中佐)であり、侍従武官である。海軍技術局第一課長であり、神聖電子帝國初の実用型人型コンピュータ「有希」のシステムを構築した人物としても知られる。

賞罰としては神聖電子帝國では正五位勲五等功四級。桜葉付騎士四葉章受賞者でもある。

「アニヲタじゃなければイイ男なんだがなぁ」
杉浦高志について、イリス(神聖電子帝國皇帝)

「リア充なんだよなぁ・・・終日有明壁際のヲタなのに」
杉浦高志について、鳴風萬七(写真家)

「私とアニメ・・・どっちが好きなの?」
杉浦高志について、南はるか(海軍第一艦隊参謀長)

「女の子を泣かすもんじゃないぞ。早く結婚しろ」
杉浦高志について、陛下

「博士、もっと可愛い服を買ってくださいなのですっ」
杉浦高志について、有希(人型コンピュータ)

「うちのアイドル事務所入らないか?」
杉浦高志について、某アイドル事務所社長


経歴・人物

日本国東京都出身。父は海上自衛隊に所属する技師、母は防衛大学校の歯科教員である。父の影響を受けてモノ造りに興味を抱き小学生にして簡易ロボットを組み上げるほどであったという。
高校在学中から電子世界を放浪するようになり、現在神聖電子帝國で皇帝専属の写真家をやっている鳴風優希(後の萬七)と出合い、趣味が共通していたことから親友となった。鳴風からの紹介で後の神聖電子皇帝イリスと面会し、彼女の帝國建国の野望を聞かされ、その考えに共感し、支え仕えることを決めたという。その後はイリスや鳴風らと行動を共にし、イリスがついに神聖電子帝國を建国するに至り、臣民として同国に移住した。
帝國建国の功績が認められ従五位に叙任、ついで新設された帝國近衛海軍に入隊。同盟国となった日本帝国の海軍大学校に編入して軍事的な教育を受けた。この時、共に編入したのが現海軍第一艦隊参謀長の南はるかである。
日本留学において、日本帝国が採用していた指令電算機技術に感銘を受け、それらの技術の習得に猛進した。
帝國に帰国後、海軍大尉に昇進し、海軍技術廠(海軍技術局の現場組織)付きの技術将校として配属され帝國初の人型コンピュータの製作に没頭する。その結果誕生したのが「有希」である。
その後、技術少佐に栄進し艦隊勤務を命ぜられ数多くの作戦に従事。艦隊勤務から外され海軍省技術局に移動、第一技術課課長の職に就くとともに中佐と侍従武官の栄誉を受け、現在に至る。

技術将校として

技術将校として軍事レーダーや高性能遠隔式魚雷、核融合式電磁誘導発電機関などの開発に携わった。
また一番大きい功績としては帝國初の人型コンピュータ「有希」の開発であろう。杉浦は特に「有希」のシステム面と機械構造面を担当した。法によって人体を素材とすることが禁止されており、すべてをロボット技術とコンピュータ技術で開発せねばならなかった。そこで人口皮膚技術に着目し、特殊機械部以外は人間と同じような組成で設計を始めた。ここに帝國の予算5億3000万ルーデルをかけてコンピュータ初号機「有希」が完成した。ただし、杉浦曰く「人間の組成を入れただけで人体は再現できないはずだったが、なぜか(有希)出来ていた。同じようにやっても(有希みたいな機体は)再現できない)と「有希」が何らかの偶然で完成したと報告している。

エピソード

  • 第一艦隊参謀長の南はるか少将とは恋仲。しかも陛下公認である。
  • 日本の海軍大学校時代留学時代、現地でも相当モテた。
  • 留学時代に英語の成績が振るわず図書室で猛勉強している際、隣に座ってきた女性が南はるかであった。彼女から英語を教えてもらい単位をとることが出来た。逆に理系が不得意であった南に数学などを教えたのが杉浦であった。これがきっかけで2人の関係が始まった。
  • かつて同盟国日本で混乱がおきた際、在日本居留民を保護すべく駆逐艦「スペリオル」を派遣したのだが、私兵組織によって同艦が撃沈される事件が起きた。この時の艦長が南はるか中佐で副長が杉浦であった。
  • スペリオル喪失の責任を感じて落ち込んでいた南を励ましたことが二人の愛情を強いものとなったようだ。
  • あまりラブラブしすぎるのも職務上問題であり、いつも近くに居ると大切さが薄れてしまうのではないかということで、陛下の配慮によって2人とも部署換えされた。
  • 親友である鳴風萬七によると「プライベートになると相当のバカップルに豹変する」とのこと。
  • 酒の席で鳴風から「背信者だ。万死に値する」と泣きつかれたことがあるらしい。(一緒に魔法使いになろうと約束したとかで)
  • 帝都内にある南のマンションに同棲している。かつて住んでいた杉浦の役宅は鳴風に貸し出された。
  • 鳴風と同じ「オタク」である。濃さは鳴風より濃いらしいが、オタク稼業は彼女の公認であると言い、やめる気配が無い。
  • 女装少年というジャンルに造詣が深く、陛下にも影響を与えた。製作した「有希」も女装少年だということも、杉浦の趣味である。
  • 相方が居る現在でもモテる。
  • 鳴風と帝國内の同人誌イベントや日本のコミケ、ワンフェス等に参加することが多い。その時は無理にでも有給をとって帰ってこない。
  • 陛下や鳴風と共にイベントでコスプレしたことがある。もともと美形なので評判が良かった。

おもな開発物

  • 遠隔式艦載短魚雷FB35
無線で遠隔操作のできる駆逐艦搭載用の魚雷。ソナーシステムと連動して捕捉した敵潜水艦にダメージを与える。一定距離なら水中停止、再始動もできるとされ、これによって魚雷ロストと見せかけて安心した敵艦を突如攻撃することが可能。

  • 対艦ミサイル「アスリーヤ」
帝國近衛陸海軍に配備されている新型対艦ミサイル

  • 海軍技術廠電磁誘導炉及び推進システム
海軍大型艦艇に現在搭載されている電磁誘導機関。原子炉による強大な発電力を用いて電磁にて推進させるシステム。

  • 艦載万能型レーダー
新型のレーダー開発にも関与した。






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最終更新:2008年12月30日 12:13