時系列は8月で、
孤島症候群から数日たった夏休み最後の2週間。
キョンは、夏休みを満喫していたが、課題がわんさか残っていた8月の中旬に
涼宮ハルヒから電話がかかってくる。
その内容は、市民プールに行こうという遊びの誘いだった。
SOS団メンバーがすでに集合場所にそれっており、いつものメンバー、
古泉一樹、
朝比奈みくる、
長門有希もいた。
市民プールで遊んでいる最中
、キョンは以前もこんなことあったような・・・というデジャブを感じる。
市民プールで遊び倒した一行はいつもの
駅前の喫茶店にて、ハルヒから夏休み中にしなきゃダメなこと。と書いてあるA4の紙きれを見せられる。以下内容である。
×・夏期合宿。
×・プール。
- 盆踊り。
- 花火大会。
- バイト。
- 天体観測。
- バッティング練習。
- 昆虫採集。
- 肝試し。
- その他。
上記のうち、×印は完了済みマーク。
朝比奈さんのたっての希望で金魚すくいが追加される。
古泉が、盆踊り、または花火大会の開催場所を調べるといいその日は解散となる。
解散後、キョンはなぜか長門を呼び止めるが、何を言うこともなく、適当に会話した後、別れる。
翌日、またもハルヒから呼び出しがかかってくるキョン。盆踊り会場が見つかり、ついでに浴衣を買いに行くといい招集をかける。
浴衣を購入後、金魚すくいのある盆踊り会場に出向く。そこでもまたキョンはデジャブに襲われる。
その後、ハルヒの希望で花火も決行する。
明日の予定を昆虫採集にした後に解散する。
翌日、セミ限定でSOS団内セミ獲り合戦を決行。
その翌日にはアルバイトを実行し、アルバイト代として
カエルの着ぐるみを貰い、部室に飾ることに。
その夜に朝比奈さんが未来に帰れなくなる。原因は8月17日から8月31日までの2週間がひたすら繰り返され、9月1日以降の未来が存在しない、永遠のエインドレスサマーだからであった。
原因はハルヒにあり、夏休みにまだすることがあったから、2週間をひたすら繰り返し続けているのだと古泉は推測する。
ゆえに、解決方法はそのやり残したことをすることで解決できると推測する。
尚、長門によると過去に繰り返したのは今回で15498回。
ハルヒがとった行動がすべて一致するとも限らないという。以下は行動記録である。
繰り返した日数 15498回
盆踊りに行かなかった回数 2回
盆踊りに行ったが金魚すくいをしなかった回数 437回
市民プールには毎回いっている
アルバイトを行った回数 9025回
アルバイトの内容
風船配り 6011回
荷物運び
レジ打ち
ビラ配り
電話番
モデル撮影会
二種類以上が重複した回数 360回
このうち長門はすべての記憶を持っており、のべ日数は216972日。約594年分である。
→
エンドレスエイトの矛盾
翌日は長門のマンションにて、天体観測を行い、翌日はパッティングセンターこの時、ハルヒは
ホーミングモードにしたバットを持ってきており、第九回市民アマチュア野球大会にて使用したデコボコバットを持ってくる→
ホーミングバットの行方
その後は、花火大会→ハゼ釣り大会を決行。
8月30日。すべての課題を終わらせたハルヒは駅前の喫茶店にて、終了を伝えるが、このまま帰らせればまた同じ2週間を繰り返させることになるので、キョンは考えた末に、「俺の課題はまだ終わってねえ。」と叫び8月31日を夏休み宿題を終わらせるためにSOS団のメンバーを自分の家に呼ぶ。
それこそが夏休みを終わらせるために必要だった行動だった。
最終更新:2011年03月30日 09:54