「待ち伏せされてないなんて、運がいいわ」
支給品の効果が切れ、バトル・ロワイアルの会場に帰還した大魔族。
七崩賢、断頭台のアウラは周囲の魔力反応を用いた索敵結果を同行者に告げる。
アウラを抱え疾走する同行者、乙骨憂太は報告に対して現在の魔女の所在は分かるかと尋ね返す。
彼も特級の称号を与えられた術師だ。先ほど会敵した魔女が既にこの地にいないのは分かっている。
だが、最上級警戒対象の現在の所在地や進路までは測れてはいなかった。
おそらく、この地に満ちる妙な呪力の影響だろう。
「さっきの女が進んでるのは地図の西の方角…キャメロット城からデパート?の方角かしら。
まず間違いないわ。あれだけ強力な魔力の持ち主。魔王様以外で初めて会ったもの」
会場にある施設の中でも西端に位置するキャメロット城の方角に顔を向けて、アウラは断言する。
あれほど強力な魔力の持ち主だ、間違えるはずもない。
確信と共に報告を行うアウラに、乙骨はよく断言できるな、という旨の確認の言葉を投げた。
会場には他にも自分の呪力量すら超える気配がいくつかある事は既に確認済み。
それ故に、そのキャメロット城を目指している大きな魔力の持ち主がモルガンとは限らない。
そう考えての確認だったが…アウラはやはり淡々とその確認に返事を返す。
「貴方達人間は、蟻の存在を気にして隠れ回りながら行動する?
あの女にとって、こそこそ魔力を隠しながら行動する理由がないのよ。どうせ───
放っておいても、世界はどんどん狭くなって、獲物は自分から目の前に現れるんだから」
「……なるほど」
この殺し合いと言う環境は、弱者に味方しない。
首輪が嵌められている限り、究極的には強者は追い立てられた弱者が現れるのを待っているだけでいいのだ。
だからこそ魔力を隠して密かに忍び寄る必要性は薄い。
少なくとも、まず負けないであろうと確信できる格下相手には。
そこまで考えが到達すると、乙骨の表情が合点が行ったものへと変わる。
「それでユータ、貴方、あの女に勝てる?」
「どうでしょうね」
納得がいったらしい憂太の様子を受けて、アウラが話題を切り替える。
関心は勿論、先ほど襲撃してきた女魔法使いを置いて他にない。
あれを下せなければ、乙骨を何とか始末できたとしてもアウラに生き残る芽はまずないだろう。
その考えからの問いだったが、予想していた通り、乙骨の返答は曖昧な物だった。
「今は可能性はある、とだけ言っておきましょうか」
先ほどの襲撃者の女の呪力量。
それは最強の術師五条悟を上回る呪力量の自分すら遥かに凌ぐ、そんな怪物だった。
呪術界がその存在を認識すれば、間違いなく即日特級の認定を下すだろう。
そんな相手と、狭い会場に押し込められ殺し合いをさせられている。単的に言って絶望的な状況だった。
支給された、自分が折本里香に贈ったと思わしき指輪。
無二のはずの指輪のあり得ぬ二つ目が支給されていなければ。
それを使えば恐らくごく一時的にだが襲撃者の女とも並ぶ呪力を都合できるかもしれない。
だが、強い呪力はこの会場で幾つか感じている。正しく切り札だ。おいそれと切る事はできない。
「そう、それじゃあ予め言っておくけど、一度履行された私の魔法については気にしなくていいわ。
一度天秤の裁定が下った以上、この後貴方が戦って魔力が減ったからって主導権が私に移る事は無いから」
「それは本当ですか?”返答は本当の事を話してください”」
「えぇ、命令何かしなくても本当よ。私の魔力量にも限界はあるもの。
服従させた相手の反逆の危険性を常に抱えて魔法を使う事になる。そんな魔法欠陥もいい所だわ」
「死体にして従えると言う手もありますよね?」
「………それはそうだけど、私がそれをする時は履行直後のまだかろうじて抵抗が可能な時だけよ」
そっぽを向きながら述べた情報は、アウラにとってはある種の弱みともいえる情報だった。
乙骨の死を願うのなら戦闘による魔力の消費を懸念して力を出し切れず、抱え落ちしてもらうのも一つの手だ。
だがアウラは敢えてその情報を開示した。理由は二つある。
「だから、弾除けや特攻は遠慮させて欲しいわ。
少なくとも、さっきの魔法使いを始末するまでは貴方と言う戦力は私にとっても失えば惜しいから」
「善処します」
一つ目は、魔力の消耗を懸念して、足枷と見られ切り捨てられる可能性を下げるため。
アウラが乙骨の立場なら、何時下剋上を受けるか分からない相手など真っ先に特攻させる。冗談ではない。
もう一つは、先ほど襲撃してきた魔法使いの女の様なゲームに乗った強者からの自衛のためだ。
首尾よく乙骨を殺せたとしても、先の襲撃者と正面から戦えばまず勝ち目はないだろう。
だから、彼女が脱落するまでは乙骨には生きててもらわなければ、逃げる事すらままならない。それ故の措置。
……だったのだが。乙骨はにこやかな笑顔を浮かべ、即答を以てはぐらかした。
その事に憤懣やるかたない感情を抱きつつ、食って掛かる訳にもいかないので仕方なく話題を切り替える。
「それでどうするの?とりあえずあの魔法使いからは離れたいのだけど」
「一旦虎杖君達との合流を優先します。虎杖君が生きていれば秤先輩の賭場場を目指すはずですから」
方針は変わらず、一旦虎杖との合流を優先すると憂太は述べた。
信頼できる相手かつ、実力も今はまだ憂太に届かないまでもかなり近づいている術師だ。是非とも合流したい。
またモルガンの進行方向とも真逆の為、アウラにとっても特に不都合はないだろう。
そう考えての判断であり、どの道憂太が強弁すれば否やはない為、アウラも二つ返事で了承する。
そして了承の言葉を述べた数秒後、感情を伴わない無機質な声で彼女は短い報告を発した。
「──来たわよ」
「ええ」
その魔力は乙骨も感じ取れていたため、特に動揺はなく。
一呼吸で飛びのき、燃え盛る豪火球を苦も無くかわして見せる。
そして、抱えていたアウラの体を脇に降ろすと、会敵した怪人の姿を静かに見つめ問う。
「念のため聞いておきますけど、殺されても文句のない方ですよね?」
現れたのは、炎と氷の魔人。
その相貌は消耗している事が伺えつつも、ギラギラとした獰猛な戦意に満ちており。
乙骨は相手の返答を待たず、支給品である一本の剣を握る。
対する魔人は臨戦態勢に移った敵手の姿に不遜な態度で、問いかけに対して問いかけで返す。
「おめぇ、名は」
「…乙骨です」
「そうか、乙骨。この氷炎将軍フレイザードを前にして、眠てぇ事言ってんじゃねぇぞ。
ここはバトル・ロワイアル。殺し合いをする場所だぜ?となればやることはよォ────」
─────1つしかねぇだろうがッ!!!
言葉と共に氷結の暴風が舞い、豪火の閃光が大気を裂く。
それが合図となり、このバトル・ロワイアルにおける特級術師と魔団長の二度目の戦端が開かれた。
◆
一目見ただけで分かった……
コイツは”できる”奴だってな。
ともすればまだ発展途上の勇者ダイすら超えるかもしれねぇ……
保険もあるとはいえ、そんな相手と今やり合うのはザボエラの野郎なら馬鹿だって言うかもしれねぇな………
だがッ!!!
俺のカンが言ってる…目の前のこのガキは俺が必要としているモノを持ってるッ!!
それがありゃあ、俺は次の高みへといけるッ!
まぎれもなく危険な博打だ。ともすれば保険なんて切る間もなく殺されるかもしれねぇ。
だが…逆に言えばそれだけだ。失敗してもたかだか死ぬだけよ。
なら、獲りにいかねぇ理由はねぇよな?
それに……バクチってのは失敗したら痛い目みるから面白れぇのよッ!!!
ク~~~ックックックックック!!!
◆
先手を取ったのは、フレイザード。
五指を標的に広げ、全力で魔力を練り上げる。
目の前の敵はヒャドやヒャダルコ、メラやメラミ程度ではまず倒せない。
であれば選択肢は初手から最上級呪文をおいてほかにない。
「メラゾーマ!」
乙骨の体のサイズを優に超える爆炎が、弾丸のような速度で発射される。
並みの魔法使いのメラゾーマであれば、正面からぶつかれば飲み込み敵を焼き尽くせる威力の炎だった。
敵も一流なれど、命中すればただではすまない。
(チッ!早ぇ───ッ!)
問題は、敵の敏捷性が並みの魔法使いの比ではない事。
魔力を肉体強化に応用するかなり珍しいタイプの魔法使いの様だが、ことのほか厄介だ。
魔王軍の軍団長に選ばれる魔力量がフレイザードになければ、一瞬で勝敗は決していたに違いない。
「面白れぇ!メラゾーマ!メラゾーマ!メラゾーマ!!」
一呼吸もおかず機関銃の様な連射で、フレイザードは乙骨を狙う。
人間の魔法使いではまず最上級呪文の連射はまず不可能だ。
魔法生物だからこそ可能な荒業。魔団長の肩書に相応しいスペックを存分に振るうが、しかし。
乙骨には一発として命中しない。疾風の如く大地を蹴る特級術師の速度を捉えるのは容易ではないのだ。
円を描くように火炎を避けつつ接近する乙骨に、フレイザードは抗するすべを持たず。
「ぐ……うおおおおおおおおおッ!!」
ついに乙骨が武器のリーチ内まで距離を詰め、白刃を閃かせる。
それに呼応するように、フレイザードは炎に包まれた腕を振るう。左フックだ。
この近距離で魔法を放てば、満足な回避行動はとれない。仕留めそこなえば無防備で相手の攻撃を受ける。
そう考えての反撃だったが───乙骨が右手に握る剣に反撃は受け止められた。
燃え盛る火炎の中に合っても、美しい刀身は一ミリの揺らぎも見せない。
それもそのはず、乙骨の握る剣の銘は覇者の剣。伝説の鉱物オリハルコンを以てして鍛えた剣だからだ。
如何なフレイザードの炎を以てしても、覇者の剣を折るのは不可能に近いだろう。
(だが───これでッ!!)
乙骨の握る武器は剣一本のみ。そしてその武器は今自分の拳への防御に使ってしまっている。
となれば今の敵に防御の択はない。呪文で反撃するとしても、自分は呪文を唱えず炎や氷結の吐息を吐ける。
威力は呪文よりも劣るが、僅かな間動きを止められればそれで充分。
その一瞬に、全力を込めた大火球で焼き尽くす────!
「喰ら───おごおおッ!?」
な、に……ッ!?
フレイザードの左半身の腹部に痛烈な衝撃が襲う。
乙骨の反撃武器によるものではなく、また呪文でもなかった。
ただ彼は魔力を拳に籠め、殴ったのだ。
それも凍ったフレイザードの右半身ではなく、燃え盛る右半身をである。
「があああああああッ!!!」
驚愕する暇もなく殴り飛ばされ、大地を転がる。
すぐさま体勢を立て直すフレイザード。
追撃を行おうとする乙骨。
だがこの瞬間、両者の瞳が俄かに驚愕の色が混じる。
「「!?」」
フレイザードは自身を殴りぬいた乙骨の手を見て。
乙骨は、駆けだそうとした自身の足元を見て。
「全く人間のくせに大した回復速度だ──だがよォ!これで俺の方が一手早いッ!」
炎の化身である自身の半身を殴り飛ばし焼け焦げたはずの乙骨の手は、既に元の瑞々しい肌に戻っていた。
恐らくは回復魔法の使い手だったのだろう。肉体強化にこの回復力、敵ながら見事と評さざるを得ない。
しかし氷炎魔人もまた、ただ殴り飛ばされた訳ではなかった。
乙骨の黒のズボンの膝から下が、凍てついた霜に覆われ凍り付いていたのがその証明。
殴り飛ばされる瞬間、フレイザードは小さな声で「ヒャダルコ」の呪文を紡いでいたのだ。
無論のこと、この程度で乙骨がどうとなるわけでもない。せいぜいが一手止まる程度。
ならばその動きを止めた一瞬の隙に切り札を叩き込めばよい。
「ウェルダンになりやがれ───五指爆炎弾(フィンガー・フレア・ボムズ)!!」
広げられた五指に灯された五つの紅焔。
一発一発が通常のメラゾーマの五倍の威力を秘めた火力の爆炎を乙骨へと放つ。
強引に氷の戒めから脱出するも既に着弾コース、回避は不可能。
奥の手は別にあるものの、紛れもなく今のフレイザードが放てる最大火力の一撃。
悪魔の舌の様な紅蓮の炎が、特級術師を炭化した肉に変えようと殺到する───!
「…………………」
猛るフレイザード。
直撃すれば流石の特級術師であろうと、致死になりうる一撃。
それを前にして、乙骨の表情には絶望はおろか焦燥すらありはしなかった。
回避が困難であれば、回避しなければよい。
その考えのもと、一秒後に着弾が迫った火炎地獄に向け、彼は隼のごとき速度で剣を振り上げ───
「リカ」
爆音が轟いた。
燃え盛る爆炎は、まるで大型の爆弾が爆発したかのよう。
間違いなく、一級程度の術師であれば殺せていたであろう火力の一撃。
その業火を横薙ぎに切り裂き、特級術師は駆ける。
「な、に────ッ!?」
フレイザードは驚愕した。
乙骨は何か魔法を放ったわけではない。
ただ己の魔力の塊をぶつけたのだ。魔法というには余りにも原始的な魔力量に物を言わせた暴挙。
最強の術師、五条悟を上回る呪力量を誇る乙骨のみ可能な呪力の指向斬撃で火炎を切り裂いたのだ。
そして、驚愕した理由はそれだけではない。
「テメェ、二対一なんて卑怯だぞ───!!」
乙骨が歌うように口ずさんだ「リカ」という名前に呼応するように、フレイザードの背後に現れた魔物。
どうやらゴースト系のモンスターのようだが、その膂力はフレイザードの動きを一瞬完全に止めるほどだった。
勿論、呪文などを使えば脱出は可能だろうが、しかし。
今まさに弾丸のように突っ込んでくる乙骨憂太を前にしては、時間が余りにも足りない。
「ぐ……クソおおおォオオおおッ!!」
敵手の叫びも意に介さず。
ただ冷徹に。無機質に。
乙骨憂太はその刃を、氷炎魔人の玉体へと突き入れ、貫いた。
◆
やはりか。
未だ姿を保ったままのフレイザードを見て、乙骨は一つの確信に至った。
この人外も、アウラと同じだ。
気配の組成は呪霊と限りなく近しいが、決定的に違う。
確固たる生物として、この世に生れ落ちている。
呪霊が受ければ必滅である、反転術式を受けて”回復”したのがその証明に他ならない。
「……クッ!ク~クックックック!ありがとよ、乙骨……!」
殺すどころか消耗を癒され、ギラギラと燃え盛る野心に彩られた感謝を述べるフレイザード。
それに対して、乙骨が何かを応える事はない。
彼にとっては未知の怪異の寿命が一手分延びただけ、生き残った手品の種がハッキリしている以上、
戦局は覆らない。覇者の剣は、未だフレイザードを貫いたままなのだから。
このまま反転術式ではなく、呪力の指向放射で消し飛ばす。
そのために柄を握る手に力を籠めなおした、その時だった。
────俺から礼だ、受け取れ。
フレイザードの五体が、眩い光へと包まれ。
直後、乙骨の呪力量であっても無視できない衝撃と閃光に襲われる。
トドメを指される前の自爆。それがフレイザードの選択した最後の一手だった。
◆
…終わったか。
一連の戦闘の終了を見届けて、断頭台のアウラは戦闘の終結を悟った。
助力をしようかと思ったが、必要がないと判断する程度には余裕のある戦いだった。
とはいえ何もしなかったと思われるのは切り捨てられる可能性を高めるため余り旨くない。
情を抱かせるためのここにもない言葉と共に、アウラ側の仕事の成果を報告する。
「お疲れ様。大きな怪我はないみたいで何よりだわ。
あと、さっき襲撃してきた女。このデパート?って建物でまた戦ってるみたい。
引き返してきて追撃を受ける心配はないと思うわ」
「そうですか、分かりました。さっきの炎と氷の怪物の呪力は辿れますか?」
「そっちはあの魔法使いより魔力がずっと小さいから方角くらいね。
でもまぁ、最後の自爆で大分弱ってたわよ?だから尻尾を巻いて逃げたのは確か」
「では、怪物が逃げた方角は?」
「……私たちが目指している方角と同じ東ね。都合がいいでしょ?」
さっきの襲撃者の女と充分距離を取るまでは、アウラは索敵役に徹する事を選んだ。
もしあのフレイザードと名乗った魔族と戦っているときに先ほどの女魔法使いが引き返してきたら最悪だからだ。
あの女の横やりを受け、何の準備も勝算もなく再戦だけは避けたい。それは乙骨側も同じだろう。
それ故に、今回は乙骨に助力するよりも索敵役に徹する必要があると判断した。
「……分かりました。僕もごく近くに来たら察知できますが、それまではアウラさんに任せます。
”さっき襲撃してきた術師の女も、フレイザードも両方とも察知できた時に僕に教えてください”」
「…命令ね、分かったわ、目的地は変わらないと考えていいのかしら」
「えぇ、フレイザードを追うついでに、虎杖君との合流を目指して秤先輩の賭場場に向かいます」
「はいはい、構わないわ。あと一つお願いがあるのだけど────」
…自分の能力を売り込むことには一定の成功を見せていると判断していいだろう。取り合えず、今のところは。
ここはもう一押し、おかあさんとでも呟いて反応を見てみるべきだろうか。
いやそれとも、人間の女の体に近しい外見を利用して、繫殖欲に訴えてみるべきか?
能力だけでは切り捨てられるリスクは否めない。やはり人間特有の非合理な感情を抱かせたい。
乙骨の三歩後ろを歩きながら、原罪を理解しない魔族特有の思考にアウラは脳を回そうとして───
後ろから感じる圧力に、即座に屈した。
「後ろで私を睨んでくるこの魔物、どうにかしてくれない?」
「ん~…どうですかねー」
『あと一歩でも憂太に近づいたら殺ス』
「理不尽じゃない…………」
【F‐6/黎明/1日目】
【乙骨憂太@呪術廻戦】
[状態]:ダメージ(小)、呪力消費(小)、疲労(中)
[装備]:里香との結婚指輪@呪術廻戦、里香との結婚指輪(強)@呪術廻戦モジュロ、覇者の剣@@DRAGON QUEST -ダイの大冒険ー
[道具]:基本支給品×3、服従の天秤@葬送のフリーレン、格納鍵インベントリア@シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~、
ランダム支給品×0~2(アウラ、紙袋呪詛師の支給品)
[思考・状況]
基本方針:脱出し、宿儺との決戦に参加する。
1:ベリアルについての情報収集。
2:アウラさんについては一先ず大丈夫そうではあるものの、何かあったら僕が殺します。
3:あの人(モルガン)どうしようか……真正面からだと大きな消耗は免れない。
4:夏油傑に会ったら───
5:フレイザードは次に会えば仕留める。
[備考]
※参戦時期は25巻。人外魔境新宿決戦直前です。
※術式の模倣は里香を呼んでる五分間のみ使用可能です。
模倣した術式がどの程度使えるかは後続の書き手にお任せします(少なくとも里香を呼んでる間の5分、邪去悔の挮子は使用可能)
【断頭台のアウラ@葬送のフリーレン】
[状態]:魔力消費(大)、被服従させる魔法(アゼリューゼ)、精神的疲労(中)
[装備]:ひらりマント@ドラえもん
[道具]:なし
[思考・状況]
基本方針:どんな手を使っでも生き延びる
1:一先ずユータに従う。
2:隙を見てユータを殺すか逃げる。
3:あれ(モルガン)、何……? フリーレンと同じかそれ以上なのだけど。
[備考]
※参戦時期は死亡後。
※制限により一般攻撃魔法(ゾルトラーク)、服従させる魔法(アゼリューゼ)以外使えません。
※服従させる魔法(アゼリューゼ)の消費魔力が上がっています。
※一度支給品か能力などで服従させる魔法を解除しない限り、アウラや乙骨の魔力(呪力)残量は発動中の服従させる魔法に影響を及ぼしません。
※服従させる魔法(アゼリューゼ)により乙骨から幾つかの命令を受けました。
※乙骨と乙骨の指定した人間に対する物理攻撃、魔法使用は禁止されています。
※追加で乙骨に虚偽を吐かない事、マーダー(モルガン、フレイザード)が接近すれば伝えることを命令されています。
※その他の命令については後続の話にお任せします。
◆
強い相手だった。
もし賭けに負けていれば、間違いなく命はなかった。
そう確信する相手だった。
事実、敵の回復魔法のオウンゴールは逃走の際使用した技…弾丸爆花散のお陰プラマイゼロになってしまっている。
弾丸すら超える速度で五体を構成する火山と氷山の岩石を射出するこの技は、フレイザードの生命力をも著しく消費する諸刃の剣。
それを以て自爆を装い逃走したのだが──文字通りの奥の手を使用しなければ、逃げる事すら叶わない。
そして同じ手はもう通用しないだろう、それがフレイザードが見立てた乙骨の評価だった。
「ゼェ…ゼェ……だが……得るモンはあったぜ……間違いなくな…ク~クックックック」
肩で息をしながら、支給品であった赤色のグミを取り出し、咀嚼する。
この支給品は体力を回復してくれる優れものであったが、初戦の回復と合わせてもう半分使用してしまった。
この序盤に回復アイテムの大量消費、まともな精神の参加者であれば言いようのない焦燥を覚えるだろう。
もっとも、フレイザードの表情には焦燥の彩はなく。ただ自分が何かを掴みつつあるという自信を得ていた。
「あの力だ……!相反する力を融合させて自分の傷も直ぐに治すエネルギーを生み出す、あの合成能力……!」
負と負のエネルギーを掛け合わせ、正のエネルギーを生み出す呪力運用・反転術式。
フレイザードが見出したのは、そのエネルギーの合成能力だ。
単純な魔力の合成であの回復が達成されるのならば……もし、自分の炎と氷を同じ運用をしたらどうなる?
フレイザードに芽生えたある種の予感。きっとこの試みが成功すれば、自分は五指爆炎弾すら霞む、とびきりの奥の手を手に入れられるだろう。
「あの力をモノにできた時……俺はもう一度、この世に『生まれ落ちる』………!」
その瞬間を想起しながら、ほくそ笑み。
氷炎将軍は再び立ち上がる。理論は実践しなければ意味がない。
回復が終わった以上、足踏みをしている時間はない。乙骨たちも追って来る可能性がある。
再戦は、新たな力を手にしてから行いたい。そう考えて、
野心に燃える氷炎将軍は、机上の空論を現実のものとするため、新たな獲物を探す。
すべては、ただ高みに至る為に。
すべては、ただ栄光を掴むために。
【E‐7/黎明/1日目】
【フレイザード@DRAGON QUEST -ダイの大冒険ー】
[状態]:疲労(中)、ダメージ(中)
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、アップルグミ(残り3つ)@テイルズオブデスティニー、不明支給品×1~2
[思考・状況]
基本方針:優勝してバーン様に捧げる。
1:炎と氷の合成魔法を試す。
2:奴(妓夫太郎)のような連中は今はほっとくに限る。
3:あのガキ(手毬)にしてやられた。生きてたならやり返す。
4:乙骨に借りを返すのは合成魔法をモノにしてからだな。
【アップルグミ@テイルズオブデスティニー】
フレイザードに6つセットで支給。
味方1人のHPを最大値の30%回復する。
【覇者の剣@DRAGON QUEST -ダイの大冒険ー】
乙骨憂太に支給。
ロモス王国に伝わる宝物で、太古の時代に神々が人間に与えた希少なオリハルコンから作り出されたと伝えられている。
地上には覇者の剣以外にオリハルコンの武器は存在しないため、テラン王曰く「覇者の剣より強力な武器は、恐らく地上にはない」とのこと。
最終更新:2026年06月20日 23:42