母さん、お久しぶりです。俺の事を覚えていますか?
長期旅行満喫中で俺の事なんて頭の片隅にもいないだろうけれど、俺です、大野啓介です。
あなたのお腹の中から生まれた子供です。こうやって言うとオレオレ詐欺みたいですね。
ここ最近、嫌な夢ばかりを見ます。
昔よく話したあの夢の話ではありません。
テスト前日の一夜漬けをしていたら、いきなり、妹を名乗るミナという女性アンドロイドがテスト前にダンボール箱に入ってやってきて、涙目になって俺の脳天にベアナックルかましていったのです。
おかげで俺はテストでまったくいい点を取れずに単位を落としてしまう羽目になってしまいました。
酷い悪夢です。
しかもその後、勝手に居座ると言い張って、この家から出て行こうとしません。
親父公認らしいので、法的にも追い出すのは無理みたいです。
本当に酷い悪夢です。
まったくもって、本当に…
「お兄ちゃん、何を書いてるの?」
本当にこれが夢ならば良いのに…。
メールを打っているのを小柄でエプロン姿な女性アンドロイド、ミナが興味津々にやってきたのを見て俺はそう思った。
長期旅行満喫中で俺の事なんて頭の片隅にもいないだろうけれど、俺です、大野啓介です。
あなたのお腹の中から生まれた子供です。こうやって言うとオレオレ詐欺みたいですね。
ここ最近、嫌な夢ばかりを見ます。
昔よく話したあの夢の話ではありません。
テスト前日の一夜漬けをしていたら、いきなり、妹を名乗るミナという女性アンドロイドがテスト前にダンボール箱に入ってやってきて、涙目になって俺の脳天にベアナックルかましていったのです。
おかげで俺はテストでまったくいい点を取れずに単位を落としてしまう羽目になってしまいました。
酷い悪夢です。
しかもその後、勝手に居座ると言い張って、この家から出て行こうとしません。
親父公認らしいので、法的にも追い出すのは無理みたいです。
本当に酷い悪夢です。
まったくもって、本当に…
「お兄ちゃん、何を書いてるの?」
本当にこれが夢ならば良いのに…。
メールを打っているのを小柄でエプロン姿な女性アンドロイド、ミナが興味津々にやってきたのを見て俺はそう思った。
高嶺町3丁目 大野家。
2×××年8月1日。
2×××年8月1日。
キッチンの前にエプロン姿でミドルへアーな少女がいる。
一昨日までのこの家には無かった光景だ。
少女は俺の方に振り向いて笑顔で尋ねてきた。
「お兄ちゃんは今日の朝御飯何が良い?」
「―――カツ丼。」
俺はそう即答する。
その回答に少女は不満そうな顔をする。
「えー、朝からそんなの食べちゃダメだよー、朝はご飯に納豆に味噌汁、それにダシ巻き卵が一番だよ。」
少女の名前はミナという、正式名称は1M―010 ミナなんとかとかだと自分で名乗っている。自称、俺の妹でアンドロイドなんだそうだ。
「そこまで明確に決めてあるのならば、俺に聞くなよな。というかそういう話をロボットのお前がどういう所から仕入れてるんだ?」
「んー?ネットにアクセスして、おいしそうな献立探して、栄養価を計算して、お兄ちゃんに喜んでもらえるようにと…。」
そのおいしそうなという基準は一体どこから来てるんだと内心、俺は突っ込んだ。
「じゃあ、俺はアスパラガスと蓮根が嫌いだからそれ考えて献立してくれれば良い。」
そういうとミナはぷくーっっと怒ったフグみたいに顔を膨らませて
「お兄ちゃん、好き嫌いしてると大きくなれないんだよ!」
とどっかの小学生の好き嫌いを怒る母親みたいな事を言って来た。
一昨日までのこの家には無かった光景だ。
少女は俺の方に振り向いて笑顔で尋ねてきた。
「お兄ちゃんは今日の朝御飯何が良い?」
「―――カツ丼。」
俺はそう即答する。
その回答に少女は不満そうな顔をする。
「えー、朝からそんなの食べちゃダメだよー、朝はご飯に納豆に味噌汁、それにダシ巻き卵が一番だよ。」
少女の名前はミナという、正式名称は1M―010 ミナなんとかとかだと自分で名乗っている。自称、俺の妹でアンドロイドなんだそうだ。
「そこまで明確に決めてあるのならば、俺に聞くなよな。というかそういう話をロボットのお前がどういう所から仕入れてるんだ?」
「んー?ネットにアクセスして、おいしそうな献立探して、栄養価を計算して、お兄ちゃんに喜んでもらえるようにと…。」
そのおいしそうなという基準は一体どこから来てるんだと内心、俺は突っ込んだ。
「じゃあ、俺はアスパラガスと蓮根が嫌いだからそれ考えて献立してくれれば良い。」
そういうとミナはぷくーっっと怒ったフグみたいに顔を膨らませて
「お兄ちゃん、好き嫌いしてると大きくなれないんだよ!」
とどっかの小学生の好き嫌いを怒る母親みたいな事を言って来た。
「あのなぁー、見りゃわかるだろうが、俺は既に成長期は終わってるの、これからは小さくなる事があっても大きくなることはほぼ無わけ。ロボットの癖にはそんな事もわからんのか?ちょっとは合理的に考えろよ。」
「ロボットじゃないよ、アンドロイド、体の7割は有機物質で出来てるからそれなりに人間に近い体なんだよ。」
俺の発言を不服そうな顔をして、この自称:妹は言ってくる。
「へぇー。」
なんかあんまり非現実的な話が始まりそうだ。それに人間の体に近いからといわれても…中身は…なわけだしなぁー。
「機能的には人間と違いなんてのは三つぐらいしかなくて、一つ目は私の頭の中に無線が組み込まれれていつでもネットワークに接続できるという事、これは知識の収集をするというだけじゃなくて、プロジェクトへの自動返信も行っているの。」
「へぇー。」
「二つ目は-」
「へぇー。」
「もう、お兄ちゃん、聞いてないでしょ。」
というよりかは――
「興味がない。」
そう言うとしゅんと首をうな垂れて…少し涙目になって
「お兄ちゃん!これは大事な話なんだからちゃんと聞いてよね!!」
こうして言われると相手がロボット、いやアンドロイドだっけか、まあ、それだとわかっていてもちょっと可哀想になってくる。
昔から女性の扱いには慣れないのだ、それがアンドロイドだとしても外見はどう見ても少女な為、つい心が動いてしまう。
「大事といわれても、俺、正直、お前がなんだろうとなんつーか知りたくないというか、知ってどうなるって事でも無いだろう?」
「違うよ、知らないと駄目な事があるの、お兄ちゃんはミナのお兄ちゃんなんだから、知らないといけないの!」
必死に抗議するような目でミナは俺を見つめてくる。
こうしてみると、人間と何も変わらなく見える。きっと外に連れて出ても誰もこいつが中身は機械だなんて信じないだろう。
だが、自分はこいつが機械なのを知っている。
こいつが我が家にやってきた時、俺はこいつが人間じゃない事を散々に思い知らされた。
「お兄ちゃん、聞いてる?」
「あー、知らないと駄目な事があるとかそういってた所までは…。」
そういうとミナは少し目に涙を浮かべる。
うるうるした涙目で俺を見つめる。そんな顔をするミナに俺は不本意ながら可愛い等と思ってしまう。親父め、俺はロリコンじゃないんだぞ…。
「悪かった、ごめん、ちゃんと話を聞くから許してくれ?」
そういう俺の発言を信じられなそうな顔をしてみる。
まー今までが今までだから仕方ない。
「本当?」
「本当だ。」
「ちゃんと話を聞く?」
「ああ、聞くよ。」
「指きりしてくれる?」
「ああ、するよ。」
俺はそういって小指をミナの前に突き出した。
そうするとミナは無邪気に笑ってどこからともなく包丁を取り出し、振りかぶって―――
「ロボットじゃないよ、アンドロイド、体の7割は有機物質で出来てるからそれなりに人間に近い体なんだよ。」
俺の発言を不服そうな顔をして、この自称:妹は言ってくる。
「へぇー。」
なんかあんまり非現実的な話が始まりそうだ。それに人間の体に近いからといわれても…中身は…なわけだしなぁー。
「機能的には人間と違いなんてのは三つぐらいしかなくて、一つ目は私の頭の中に無線が組み込まれれていつでもネットワークに接続できるという事、これは知識の収集をするというだけじゃなくて、プロジェクトへの自動返信も行っているの。」
「へぇー。」
「二つ目は-」
「へぇー。」
「もう、お兄ちゃん、聞いてないでしょ。」
というよりかは――
「興味がない。」
そう言うとしゅんと首をうな垂れて…少し涙目になって
「お兄ちゃん!これは大事な話なんだからちゃんと聞いてよね!!」
こうして言われると相手がロボット、いやアンドロイドだっけか、まあ、それだとわかっていてもちょっと可哀想になってくる。
昔から女性の扱いには慣れないのだ、それがアンドロイドだとしても外見はどう見ても少女な為、つい心が動いてしまう。
「大事といわれても、俺、正直、お前がなんだろうとなんつーか知りたくないというか、知ってどうなるって事でも無いだろう?」
「違うよ、知らないと駄目な事があるの、お兄ちゃんはミナのお兄ちゃんなんだから、知らないといけないの!」
必死に抗議するような目でミナは俺を見つめてくる。
こうしてみると、人間と何も変わらなく見える。きっと外に連れて出ても誰もこいつが中身は機械だなんて信じないだろう。
だが、自分はこいつが機械なのを知っている。
こいつが我が家にやってきた時、俺はこいつが人間じゃない事を散々に思い知らされた。
「お兄ちゃん、聞いてる?」
「あー、知らないと駄目な事があるとかそういってた所までは…。」
そういうとミナは少し目に涙を浮かべる。
うるうるした涙目で俺を見つめる。そんな顔をするミナに俺は不本意ながら可愛い等と思ってしまう。親父め、俺はロリコンじゃないんだぞ…。
「悪かった、ごめん、ちゃんと話を聞くから許してくれ?」
そういう俺の発言を信じられなそうな顔をしてみる。
まー今までが今までだから仕方ない。
「本当?」
「本当だ。」
「ちゃんと話を聞く?」
「ああ、聞くよ。」
「指きりしてくれる?」
「ああ、するよ。」
俺はそういって小指をミナの前に突き出した。
そうするとミナは無邪気に笑ってどこからともなく包丁を取り出し、振りかぶって―――
「おおぅぅぅぃぃぃぃぃ!!!!」
間一髪だった。
即座に指を引き振り下ろされた包丁を回避することが出来た。
もし、あとコンマ1秒でもミナの右手に握られているそれが何なのかを認識するのが遅れたら確実に俺の小指は切り落とされていただろう。
「お、お前、俺を殺す気か!!」
殺すというのは言葉の綾だ。
「え…だってお兄ちゃん指きりしてくれるって言ったし、お兄ちゃんの言葉を信じて指きりしようと思ったのに…お兄ちゃん避けちゃうし、やっぱりお兄ちゃんミナの事、嫌いなんだ。」
そういってミナは泣き出した。
このミナの反応に俺はいやーな悪寒が背筋を走る。
「いや、あのなお前、指きりの意味知ってるのか?」
「ぐす…うん、知ってるよ、お父さんが人と約束をするときは指切りをするもんなんだって、言ってた。
だから指きりの意味をNASAのデータベースから調べたもん。自分の小指の第一関節から上を切って相手に渡す事で約束を絶対守るという決意を表す日本古来の風習なんだってそこに書いてあったから、それ信じてやったのに…。」
一体、何時の時代の人ですか、あなたは…。
いや、人じゃなくてアンドロイドか…というか微妙に間違ってるのも仕様ですか、というかなんでNASAなんだよ!!
だが、そんな事を知らずにミナは泣きやまない。
俺は記憶を呼び起こすようにしてミナに言った。
「いや、あのな、それは江戸時代ぐらいに遊女が意中の人に自分の愛が本物なのを示す為にやっていた事でな、原義はそんなんだが、今の指切りはそういうものじゃないの。」
ちょっと自信が無いがこれで合っていた筈。
そんな俺の発言にミナは心底驚いたような顔をする。
「え…嘘。」
「嘘じゃないよ、何でNASAが出てくるのかわからんが、俺の事が信じられなかったら他のデータベースでも調べてみるといいさ、あくまで現代的な意味でな。俺の口から説明すると指切りというのはだな――」
ミナに向かって指切りとは何をする事なのかを説明する。
「ミナ、わかったか?」
「うん、わかった!お兄ちゃんを信じる!」
笑顔一杯でミナは答えてくる。
「んじゃ、実践してみようか。」
と俺はミナの目の前に小指を付きだす。
正直に言うとさっきのことが脳裏をかすめてちょっと怖い。
ミナは先ほどと同じように無邪気に笑って――小指を自分の小指に絡めてきた。
指に体温を感じ、ふぅーっと俺は安堵のため息をついた。
「んじゃ、あとはわかるな?」
俺はミナに確認する。
「うん。」
「じゃあ、せーのの合図でやるぞ。」
「うん。」
ミナが快活に応答する。
「ゆびきり~げんまん~うそついたら~はりせんぼんの~ます、ゆびきった。」
そうして俺とミナは絡めた小指を離す。
間一髪だった。
即座に指を引き振り下ろされた包丁を回避することが出来た。
もし、あとコンマ1秒でもミナの右手に握られているそれが何なのかを認識するのが遅れたら確実に俺の小指は切り落とされていただろう。
「お、お前、俺を殺す気か!!」
殺すというのは言葉の綾だ。
「え…だってお兄ちゃん指きりしてくれるって言ったし、お兄ちゃんの言葉を信じて指きりしようと思ったのに…お兄ちゃん避けちゃうし、やっぱりお兄ちゃんミナの事、嫌いなんだ。」
そういってミナは泣き出した。
このミナの反応に俺はいやーな悪寒が背筋を走る。
「いや、あのなお前、指きりの意味知ってるのか?」
「ぐす…うん、知ってるよ、お父さんが人と約束をするときは指切りをするもんなんだって、言ってた。
だから指きりの意味をNASAのデータベースから調べたもん。自分の小指の第一関節から上を切って相手に渡す事で約束を絶対守るという決意を表す日本古来の風習なんだってそこに書いてあったから、それ信じてやったのに…。」
一体、何時の時代の人ですか、あなたは…。
いや、人じゃなくてアンドロイドか…というか微妙に間違ってるのも仕様ですか、というかなんでNASAなんだよ!!
だが、そんな事を知らずにミナは泣きやまない。
俺は記憶を呼び起こすようにしてミナに言った。
「いや、あのな、それは江戸時代ぐらいに遊女が意中の人に自分の愛が本物なのを示す為にやっていた事でな、原義はそんなんだが、今の指切りはそういうものじゃないの。」
ちょっと自信が無いがこれで合っていた筈。
そんな俺の発言にミナは心底驚いたような顔をする。
「え…嘘。」
「嘘じゃないよ、何でNASAが出てくるのかわからんが、俺の事が信じられなかったら他のデータベースでも調べてみるといいさ、あくまで現代的な意味でな。俺の口から説明すると指切りというのはだな――」
ミナに向かって指切りとは何をする事なのかを説明する。
「ミナ、わかったか?」
「うん、わかった!お兄ちゃんを信じる!」
笑顔一杯でミナは答えてくる。
「んじゃ、実践してみようか。」
と俺はミナの目の前に小指を付きだす。
正直に言うとさっきのことが脳裏をかすめてちょっと怖い。
ミナは先ほどと同じように無邪気に笑って――小指を自分の小指に絡めてきた。
指に体温を感じ、ふぅーっと俺は安堵のため息をついた。
「んじゃ、あとはわかるな?」
俺はミナに確認する。
「うん。」
「じゃあ、せーのの合図でやるぞ。」
「うん。」
ミナが快活に応答する。
「ゆびきり~げんまん~うそついたら~はりせんぼんの~ます、ゆびきった。」
そうして俺とミナは絡めた小指を離す。
ミナはその後、自分の小指を見つめ、嬉しそうな顔をしていた。
そんなミナを見て、俺はまたため息をついた。
一つ、わかった事がある。このミナという女性アンドロイドはまだ生まれたばかりの赤ん坊なのだと言う事だ。
インターネットにアクセスする事で、いわゆる知識自体はたくさん持っているのだが、それは知識だけでしかない。
いうなれば、普通の人間ならば持っている常識が欠如している。たとえば、先ほどの指切りは原義はそういった意味を持っていたかもしれないが時代を経るにつれて今のような意味に変わってしまっている。
普通ならば人はそれを経験から知っているのだけれど、この前にいるミナにはそれが無いのだ。
つまり知識だけはある赤子といっても差し支えない。データでしかモノを知らないから、そのデータ自体を信じてしまう。その言葉に別の意味が含まれているなんて知る由も無い。
おそらくは最初、俺の小指を切り落とそうとした時、彼女にはなんの悪気も無かったのだろう。
彼女単に、指切りは指を切って約束を守る事の決意を相手に見せるという行為だと認識していたのでそれをそのまま実行に移しただけなのだ。
ミナが俺の家にやってきたあの日、親父の手紙にはこんな事が書いてあった。
そんなミナを見て、俺はまたため息をついた。
一つ、わかった事がある。このミナという女性アンドロイドはまだ生まれたばかりの赤ん坊なのだと言う事だ。
インターネットにアクセスする事で、いわゆる知識自体はたくさん持っているのだが、それは知識だけでしかない。
いうなれば、普通の人間ならば持っている常識が欠如している。たとえば、先ほどの指切りは原義はそういった意味を持っていたかもしれないが時代を経るにつれて今のような意味に変わってしまっている。
普通ならば人はそれを経験から知っているのだけれど、この前にいるミナにはそれが無いのだ。
つまり知識だけはある赤子といっても差し支えない。データでしかモノを知らないから、そのデータ自体を信じてしまう。その言葉に別の意味が含まれているなんて知る由も無い。
おそらくは最初、俺の小指を切り落とそうとした時、彼女にはなんの悪気も無かったのだろう。
彼女単に、指切りは指を切って約束を守る事の決意を相手に見せるという行為だと認識していたのでそれをそのまま実行に移しただけなのだ。
ミナが俺の家にやってきたあの日、親父の手紙にはこんな事が書いてあった。
ミナを育てて、一人前にしてやってくれ。
俺には最初その意味がわからなかった。
だが、今ならその意味がわかる。つまり、これは俺がこいつに普通の分別がつくような奴にしてやってくれという事なんだろう。
なんつーめんどくさい事を押し付けるんだ、まったく…。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん。」
そう俺を呼びながら、ミナが俺の肩を叩く。
「ん?なんだミナ。」
「またボーっとしてたでしょ、話を始めるよ。」
「ああ、悪い悪い。」
ミナは胸に手を当ててすぅーっと息を吸う動作をする。
「じゃあ・・・あっ!」
ミナは何かに気づいたように口に手をあてた。
「ん、どうした?俺はしっかり聞いてるぞ。」
「大事なこと忘れてた、お兄ちゃんが約束破った時の為の針千本買ってこないと!で、でもお兄ちゃん、針なんて千本もどこ行けば売ってるかな?」
悪意なく無邪気に聞いてくるこの女性アンドロイドとの共生に俺はこの先、すごーーーーい不安を感じるのだった。
こいつが来る前に戻れないかなー本当に…。
だが、今ならその意味がわかる。つまり、これは俺がこいつに普通の分別がつくような奴にしてやってくれという事なんだろう。
なんつーめんどくさい事を押し付けるんだ、まったく…。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん。」
そう俺を呼びながら、ミナが俺の肩を叩く。
「ん?なんだミナ。」
「またボーっとしてたでしょ、話を始めるよ。」
「ああ、悪い悪い。」
ミナは胸に手を当ててすぅーっと息を吸う動作をする。
「じゃあ・・・あっ!」
ミナは何かに気づいたように口に手をあてた。
「ん、どうした?俺はしっかり聞いてるぞ。」
「大事なこと忘れてた、お兄ちゃんが約束破った時の為の針千本買ってこないと!で、でもお兄ちゃん、針なんて千本もどこ行けば売ってるかな?」
悪意なく無邪気に聞いてくるこの女性アンドロイドとの共生に俺はこの先、すごーーーーい不安を感じるのだった。
こいつが来る前に戻れないかなー本当に…。
シスターズ第二話「シスターズの定義」 了
けーちんとミナっちの次回予告~
ミナ「二話はバトルものになる筈だったのに、なんの心境の変化か、こんな感じになっちゃったシスターズ!!」
啓介「バトルものって…俺、バトルとか嫌いなんだけれど…。」
ミナ「そもそも前回告知したサブタイトルは何処いったのか?それは神のみぞ知る!!!」
啓介「正直、このままでも十分辛いんでこれ以上は俺の心労増やさないでくれると嬉しいなぁー。」
ミナ「だが、ついに次回からはバトルものになる確率60%!!!」
啓介「なんか高いのか低いのかわからん数値だな。」
ミナ「ついに明かされるシスターズの宿命、裏に隠れるNASAの陰謀、ついに始まる超展開!!」
啓介「なんか嬉しそうに超展開って言っているがそれあんまり良い意味で使われるてること無いぞ。」
ミナ「現れた巨悪に裸で立ち向かうお兄ちゃん、それを公衆猥褻罪で捕まえようと追う警察!!」
啓介「また、俺裸かよ!!」
ミナ「警察の数の暴力により、窮地に追い込まれるお兄ちゃん!そのとき、お兄ちゃんの体が金色に輝きだしたのだ!」
啓介「いや、正直きもいよね(´・ω・`) 」
ミナ「これぞ、裸になることによりオーラーを高め、絶対無敵の超人になる大野家秘伝の奥義、スーパーゼンラ!!」
啓介「ネーミングが安直すぎるよ…。」
ミナ「次々と襲い掛かる警察をバッタバッタなぎ倒すお兄ちゃんはついに指名手配犯となって世界を敵に回すのだった。」
啓介「巨悪どこいったよ!巨悪!!」
ミナ「大丈夫、安心して!ミナはいつでもどこでもお兄ちゃんの味方だよ!」
啓介「一人にしてください、お願いですから…。」
ミナ「次回!ザ・シスターズ第三話『新たなる脅威 PNはパ○なしの略』」
啓介「一体、この次回予告からどうやってそのタイトルにたどり着くんだ…。」
ミナ「さー、次回もサービス、サービス!」
啓介「最後だけ思いっきり時事ネタなのな…。」
啓介「バトルものって…俺、バトルとか嫌いなんだけれど…。」
ミナ「そもそも前回告知したサブタイトルは何処いったのか?それは神のみぞ知る!!!」
啓介「正直、このままでも十分辛いんでこれ以上は俺の心労増やさないでくれると嬉しいなぁー。」
ミナ「だが、ついに次回からはバトルものになる確率60%!!!」
啓介「なんか高いのか低いのかわからん数値だな。」
ミナ「ついに明かされるシスターズの宿命、裏に隠れるNASAの陰謀、ついに始まる超展開!!」
啓介「なんか嬉しそうに超展開って言っているがそれあんまり良い意味で使われるてること無いぞ。」
ミナ「現れた巨悪に裸で立ち向かうお兄ちゃん、それを公衆猥褻罪で捕まえようと追う警察!!」
啓介「また、俺裸かよ!!」
ミナ「警察の数の暴力により、窮地に追い込まれるお兄ちゃん!そのとき、お兄ちゃんの体が金色に輝きだしたのだ!」
啓介「いや、正直きもいよね(´・ω・`) 」
ミナ「これぞ、裸になることによりオーラーを高め、絶対無敵の超人になる大野家秘伝の奥義、スーパーゼンラ!!」
啓介「ネーミングが安直すぎるよ…。」
ミナ「次々と襲い掛かる警察をバッタバッタなぎ倒すお兄ちゃんはついに指名手配犯となって世界を敵に回すのだった。」
啓介「巨悪どこいったよ!巨悪!!」
ミナ「大丈夫、安心して!ミナはいつでもどこでもお兄ちゃんの味方だよ!」
啓介「一人にしてください、お願いですから…。」
ミナ「次回!ザ・シスターズ第三話『新たなる脅威 PNはパ○なしの略』」
啓介「一体、この次回予告からどうやってそのタイトルにたどり着くんだ…。」
ミナ「さー、次回もサービス、サービス!」
啓介「最後だけ思いっきり時事ネタなのな…。」
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