【名前】 |
暗黒種デーボス |
【読み方】 |
あんこくしゅでーぼす |
【声】 |
不明 |
【登場作品】 |
獣電戦隊キョウリュウジャー |
【初登場話】 |
ブレイブ22「ま・さ・か! デーボスふっかつ」 |
【所属】 |
デーボス軍 |
【分類】 |
首領 |
【成分】 |
昆虫、恐竜、根城、など |
【配合】 |
ショック触手、捕ショックジョーズ、 ホロビレバースト |
【特記事項】 |
カオスの右手にうごめいたのは・・・??? |
【モチーフ】 |
恐竜、巨大ゾーリ魔、 エメラルドの都、蝶の蛹 |
【名前の由来】 |
悪魔(英:demon)の親分(英:boss)or滅"ぼす" |
【詳細】
「星の病」と宇宙伝説に謳われた全銀河最大の災厄。
地球襲来前に「
百面神官 カオス」と共に昆虫のいた惑星を襲撃し全滅させた後、恐竜時代の地球に飛来、地球の滅亡を目論み、当時の地球の覇者だった恐竜を絶滅に追い込む(ドクターウルシェードの調査により発覚。)。
生き残った恐竜の内の10体が「賢神トリン」の力で変貌した「獣電竜」に倒され、心を凍らされ「
氷結城」と共に北極に封印された。
デーボス軍の幹部を含め、作られる
デーボモンスターはデーボスの細胞から生み出された存在で、キャンデリラの話によれば「とても巨大な姿を持つ」との事だった。
デーボス軍はデーボスの復活に凍らされた心を満たす人間の感情を集めてきたが、宇宙から十大獣電竜の1体、獣電竜プレズオンの帰還に危機感を抱いた「百面神官 カオス」は復活させた
ゼツメイツや幹部達を総動員してデーボスの復活に着手。
ブレイブ22で「
デーボ・ウイルスン」が培養した復活水をダムに混ぜ込み、集めた感情を使い直接氷結城をダムに転移させ沈める事で復活を果たすが、理性がなく暴れまわる魔獣と化しており、体内の氷結城において、カオスが強い魔力を注ぎこむ事によって、なんとかコントロールが可能。
「
巨大ゾーリ魔」に似た姿ながら、滅ぼしてきた惑星の生命体のデータを肉体に取り込んでおり、現在の体は昆虫の蛹のような要素は地球の前に滅ぼした惑星の生命体、怪物のような巨大な姿は太古の時代に戦った恐竜のデータに由来するもの(昆虫の蛹の部分から後に成体になる事を示唆できる部分が見られる。)。
体からは激しい麻痺電撃をともなうショック触手を無数に伸ばし、両手の捕ショックジョーズで近寄る生命体は全て吸収してしまう。更に巨大な口には獣電竜の堅いボディを噛み砕くキバが並び、全身をエメラルドグリーンに発光させてパワーを集中させ、必殺のホロビレバーストで標的を絶滅させてしまう悪魔。
恐竜を絶滅させた強大な力で、恐怖から動けなくなってしまったキョウリュウジンウエスタンを合体解除に追い込み、ライデンキョウリュウジンも苦しめる程。
復活したが調子を取り戻しておらず、更に不安定な感情が原因で相手のブレイブに当てがれた直後に突如幹部を襲いラッキューロの用いた「シュクシュクボール」で等身大となり、静養。
その後、弥生・ウルシェードの活躍でデーボス軍により行動不能に陥っていたプレズオンが復活、「シュクシュクボール」の制限時間が切れ元に戻った「デーボス」とプレズオンが変形したプレズオーが戦い、更に「デーボス」を倒す切り札となる新たな合体、バクレツキョウリュウジンが誕生、キョウリュウジャーのブレイブに脅え、「獣電爆裂ストーム」で怯み、「獣電砲・爆裂ブレイブフィニッシュ」を受け倒された。
デーボス自身はカオスに憑依する事で生きながらえており、敗因は人間の感情を充分に収集していなかった事にあったので、教訓として新たな戦騎達が生み出される事になる。
ブレイブ41でクローン態が出現。デーボス細胞破壊プログラムが通じないなど強化された部分はあるが、ライデンキョウリュウジン、バクレツキョウリュウジンにより撃退。
だが、直後に複数体の「クローンデーボス」が世界各地に出現、キョウリュウジャーを分断。
終盤で再び感情の収集が完了、再び巨大なデーボスの姿になる。対してシルバーはギガントブラギオーで迎え撃ち、元の氷結城へ戻すが、直後に口から卵を産み落とし、人間絶滅用の肉体「
蝶絶神デーボス」が姿を現す。
【クローンデーボス】
「
デーボ・ヤナサンタ」によって集められた人間の子供達の「怒り」の感情が、デーボス自身が他の惑星で取り込んだと思われる「超増殖細胞」と合わさって誕生したデーボスのクローン態。
外見はオリジナルと瓜二つだが、実力は完全復活して「真の力」が覚醒した本物よりも劣る。
以前の不完全に復活したデーボスと比較すると若干強い模様。
集まった「怒り」から瞬時に生み出される性質上、トリンも誕生直前まで存在を感知できない。ヤナサンタ自身が5体1組の複数体存在する事で一度に大量に出現する事が可能。
ブレイブ41冒頭で1体が突然現れてキョウリュウジャーと交戦。
以前のデーボスと同様にバクレツキョウリュウジンに倒されるが、後にヤナサンタによって中国、ニューヨーク、ハワイ、日本、イギリスなど計5ヶ所に同時に出現して世界各地に散った獣電巨人と激戦を繰り広げる。
目的はキョウリュウジャーの戦力分散によるレッドの強化変身の防止だったが、レッドと戦った獣電竜達が他のエリアに加勢した事が逆に仇になって絶滅した。
対戦カードは以下の通り。
【地区】 |
【相手】 |
【備考】 |
日本 |
スピノダイオー(レッド) |
陽動作戦で、ブレイブフィニッシュにより最初に倒される。 |
ロンドン |
プテライデンオー・ウエスタン(ゴールド、ブラック、グリーン) |
ゴールドは途中で離脱。増員に来たトバスピノが「強制カミツキ合体」でスピノダイオー・ウエスタンに無理矢理合体し、ブレイブフィニッシュで一掃される。 |
ハワイ |
プレズオー(バイオレット、シアン、グレー) |
助太刀に来たブンパッキーが合体したプレズオー・ブンパッキーのブレイブフィニッシュにより敗退。 |
ニューヨーク |
キョウリュウジン(ピンク、ブルー) |
加勢に来たアンキドンと合体したキョウリュウジン・マッチョのブレイブフィニッシュで敗北。 |
中国 |
ギガントブラギオー(シルバー) |
超獣電ギガブレイブフィニッシュによって撃破される。 |
【余談】
『エターナルブレイブ』によればデザインモチーフは「氷結城」を含めて童話に登場する巨大な都市「エメラルドの都」。
デザイナーは有機的な悍ましいクリーチャーとしてデザインを目指したはずが、意外と「可愛い」と真逆の評価を受けてしまって少々凹んだらしい。
最終更新:2019年01月19日 19:08