蒼穹のファフナーシリーズ

編集の前にトップページか参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。

概要

2004年放送の深夜ロボットアニメ。
鬱屈とした環境でもがく少年少女達の心理を鮮やかに描いた。
2010年公開の『HEAVEN AND EARTH』はその続編となる劇場公開アニメであり、
TV版で死んでいった者達の、その魂を受け次ぐ者達を描いている。

ストーリー

蒼穹のファフナー

日本近海の洋上に浮かぶ孤島「竜宮島(たつみやじま)」。
そこに暮らす人々は各々の思惑で平和を生き、豊かに暮らしている様に見えた。
しかし、実態は島一つが正体不明の侵略者「フェストゥム」に対抗するための施設であり、
土地は武装化し、人間も遺伝子改造に身を染める、偽りの楽園に過ぎなかった。

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

竜宮島を襲うフェストゥムの一団を撃滅してから二年。
数々の犠牲を払い、本当の意味での平和を手にした島民達は安らぎの中を過ごしていた。
その日常のさ中、島に一隻の船が着岸する。
船内に居たのは、かつての戦いで犠牲となった「皆城 総士」に似た少年だった。

登場人物

真壁 一騎

  • 島の学校に通う14歳の少年。
  • 彼を含む島の子供達は戦闘の為に瀬戸内ミールの因子を遺伝子に加えられている。
    • その影響で知力や運動神経が発達しているが、一騎はその中でも更に万能に近い才能を持つ。
    • 総士曰く、「競いあい高めあう相手が居れば、オリンピックの全個人種目で金メダルをとれる」とのこと。
    • しかしトランプのようなゲームは超弱い。当時のファフナーパイロット全員で勝負したら5回連続最下位になってしまうくらい。
  • 過去のとある出来事から潜在的に「ここからいなくなってしまいたい」という自己否定意識を持っており、そのためファフナーに搭乗しても変性意識が明確に現れず、また同化現象に対しても極めて高い耐性を持っている。
  • 男所帯の真壁家の家事をしていたため、料理が上手い。劇場版では喫茶店の調理担当で「一騎カレー」「一騎ケーキ」等看板メニューも。女性客に人気。
  • 彼が傷つけあうことになっても対話することを選んだことによりマークザインは新生する。
  • 原作ではマークザインの危険性もあり、単機での戦闘(ローンドッグ)を望んだが真壁司令に却下されている。
    • だが今作ではマークザインがフェストゥムに対して有効すぎるため、単独でフェストゥムを同化しまくる事に。
  • グラハムとの絡みはないが、一騎も9月21日生まれの乙女座である。乙女座関係の特殊台詞がないのが少々残念である。
    • 因みにアスカさんと同じ乙女座のO型である。
  • 所謂恋のクロスドックの中心人物。とにかくモテる。
    • そしてスパロボだと翔子が生き残って恋愛関係の図が大変な事になるのはお約束。
      • まぁ、ヤンデレがいないだけでも浩一よりよっぽどマシかもしれないが…
  • 「壁」を創り、「一」人で戦う存在。「一騎」当千の力でフェストゥムを倒す。

遠見 真矢

  • 14歳の少女。友情に厚く、一騎のことを気にかけている。顔を見ただけでその人の考えが分かるほどに洞察力が高い。
  • 他人の恋愛感情には気づかないことが多く、相手にもどかしい思いをさせる場面もある。
  • マークジーベンのパイロットで、搭乗すると変性意識により冷静になり口数が少なくなる。
    • 喋っても抑揚のない声で喋るため地味に怖い。特に初出撃した時。
    • 他の一部ファフナーキャラにも言えるが、声優がデビューして間もなかったためであるが、それが逆に上記の変性意識演技に拍車をかけてたり、成長の演出が大きく感じたりでいい方向にも働いている稀な例。
  • 淡々と戦闘をこなすその姿からファンの愛称はゴルゴ(マークゴルゴ)と呼ばれている。
    • 実はTV版の彼女は射撃を一発も外したことがなく、生身でも溝口が戯れで射的の景品で並べたライフルも一発で落としたエピソードがある。
      • 流石に劇場版では遊撃手として高速で飛行しながらの射撃故何発か外していたが、それでも高い命中率を誇っていた。
      • ちなみに射的の時はコルクライフルで撃ち落としている。何故それで落とせる…
      • 遠くから狙撃を伺うスナイパーの存在を見ぬいたこともある。
  • 「遠」い位置から皆を「見」ている語り部的な存在。戦闘時は百発百中の狙撃手。決して外さない「真」の「矢」を放つ。

皆城 総士

  • 一騎の友人であり、フェストゥムとの戦闘の要「ジークフリードシステム」に搭乗する少年。
    • ファフナーパイロット全員の意識・感覚を共有し指揮する役目を持つ。
      • 感覚を共有しているため、パイロット全員が戦闘によって受けている痛みも共有している。
    • 彼は天才症候群が「並列処理能力の強化」という形で顕在化しているため、複数人と同時にクロッシングすることができる。
    • 他の子供たちより遺伝子操作を受けているため人間よりもフェストゥムに近い。
  • ノートゥングモデルがフェストゥムに対して効果が高いのは性能以上に彼の操るジークフリードシステムが読心能力阻害するため。
    • ファフナーに搭載できるが負荷が増大し、同化までの速度が尋常じゃないくらいあがる。
    • これの代用品が蒼穹作戦や劇場版で使っていたクロッシングシステム。
  • 前半回や最終回、TVスペシャルなどはED前に彼のモノローグ(通称ポエム)が締めを飾る。今回はファフナー再現シナリオなどで披露する。
  • ファフナーへの適性自体は高いが、「左目が見えるようになる」ことに耐えられないため搭乗できない。マークアインのパイロット候補だった。
  • 不器用な一騎に言われるほど不器用な性格をしている。
  • 発売以前、新システム「戦術指揮」が公開された際には彼の微妙さに愕然とした人が多数。同時に紹介されたのが孔明というのもあるが。
    • そもそも全ファフナーパイロットと意識共有しながら自軍全体の面倒も見ろというのが無茶な話である。
    • だが終盤にてその戦術指揮が真の力を発揮することとなる。
  • ファフナー達の「城」で「皆」を「総」べる存在。

近藤 剣司

  • 一騎の同級生。お調子者の三枚目だが直感力に優れている。学校の生徒会長を務める。
    • あまり周囲には認知されておらず、皆には総士が生徒会長だと誤解されている。
  • 劇場版では咲良や小楯父の世話をしているため、生徒会にはほとんど顔を出していない。
  • 天才症候群としてあらわれている直感解答力だが、過程をすっ飛ばしているためバカ扱いされることも。
    • トランプなどには強い。
  • よく一騎に勝負を挑んでいるが負けてばかりである。
    • トランプは除く。
  • ファフナーに乗ると変性意識で弱気になる。
    • 変性意識のおかげでヘタレかとおもいきや、銃撃をわざと外す、撃墜数の多さ、マークニヒトにダメージを与えるなどかなり凄腕。特にニヒトは剣司に斬られるまではフェンリルすらノーダメージだった。
  • TV版後半は咲良の同化進行、衛の死亡、母親の死亡など怒涛の鬱展開の影響をモロに受ける。
  • ミツヒロの電池発言がカットされた中でこちらの電池発言は残った。いつそんな発想を思いついたのだろうか?真上が同席していなかったのが幸いである。
  • 劇場版においては、ファフナーチームの隊長として大活躍。変性意識も抑えこみ、ほぼ無い物として使いこなしている。
  • 咲良を護るための「剣」にならんとするが、TV版では出来なかった。しかし劇場版では剣を研ぎ澄まし、咲良だけではなく皆を「司」る存在に。
    • 今作では劇場版での活躍を考慮してか、最後に「激励」を覚えるようになった。
    • 但し残念ながら指揮技能は覚えない。

春日井 甲洋

  • 一騎の同級生。心優しい少年だが家庭に大きな問題を抱えている。
    • 天才症候群の症例は、設定上は「優れた記憶力」。残念ながら本編で発揮されることはなかったが、その結果他人の些細なしぐさなどを後から思い出しては疑心暗鬼に悩まされることになってしまっている姿がドラマCDで描かれている。
  • ある事件をきっかけに一騎に辛く当たるようになっていく。
  • 一騎との模擬戦では唯一マークエルフにペイント弾を当てていた。
  • 里親は喫茶店を経営している夫婦。スパイ行為をしており、息子にも愛情がない。甲洋の生命維持を切ろうとした所を見つかって追放された。
    • 今作では存在そのものをハブられる。
  • 物語の終盤から重要な立ち位置に付くことになり陰ながら仲間たちを助けていくことになる。
    • 「俺は仲間を絶対見捨てない!!」の言葉通り、仲間の危機には必ず助けに来てくれる。それは、劇場版でも変わっていなかった…。
    • 3部では大幅に姿が変わった形ではあるが正式に参戦、もっとも姿形などもはや関係無いと言わせてくれる。
  • 愛犬のショコラはRoLのプクと並ぶ涙腺ブレイカー。
  • 作中、様々な関係を繋ぎ止めるための「鎹(かすがい)」となる存在。

羽佐間 翔子

  • 一騎の同級生。真矢とは親友。一騎に好意を抱いている。肝臓を患っており、まともに学校にも通っていない。
    • 肝臓が弱いが好物は肉類。中々食べられなくて悔しい思いをしている。
  • マークゼクスのパイロット。本来は引っ込み思案な性格だが、ファフナー搭乗時には攻撃的な性格に変化する。
    • 精神コマンドに「祝福・愛・再動」と強力な構成。修理装置の存在も含め堂々のヒロインっぷりである。
      • 小説版ではどうみても完全にヒロインだった。
    • 闘病経験から「痛み」に極めて強い、飛行という行為に対する適性が高いなど、実はファフナー(特に飛行型のマークゼクス)に対する適性は子供たちの中でも指折りに高かったのだが…
      • この事を反映してかシナジェティック・コードのレベル成長速度が(途中で真矢に追い越される物の)かなり速い。
        というか、CコードLvが8に到達するのは9まで育つ一騎と真矢以外には翔子とカノンしかいない。
    • TVでの戦闘からか戦闘アニメで抜群の素人ファイトっぷりを見せ付ける。
    • 天才症候群として発現しているのは想像力の増大だがTVでは明かされず、後に小説版で判明する事となった。
  • 蒼穹作戦後の加入だったKと違い、復帰が原作で言うところの18話~20話ぐらいのタイミングなのでシナリオにもガンガン絡む。妹もできました。
    • ファフナー系パイロットへの特殊援護セリフはもちろん、マークニヒト相手にも特殊セリフが発生する。汎用戦闘台詞も最早別人と思わせる堂々としたものに変わり、様々なセリフを披露してくれる。変性意識も完全に制御している。
    • 流石に某ヤマダさんの様な劇場版顔グラは用意されなかった模様。シナジェティック・スーツも黒くならない。
  • 中断メッセージでは何気に自身の生存フラグのヒントを示してくれる。
    • 一騎くんを活躍させてあげてね…?(切実な願い)
  • 中の人は舞台版でも翔子を直接演じた。
  • 原作最初の涙腺ブレイカーであり、この辺から物語が加速し始める。
  • 空へと「翔」びたつ存在。そしてそのまま二度と戻ってこなかった。
    • しかし今作では新たな意味が持たされている。すなわち、海と大地の「狭間」へと「翔」びたつ存在。

要 咲良

  • 一騎の同級生。剣司と衛を従えるボーイッシュな少女。14歳。
    • 2人からは姉御と呼ばれている。
  • TV版終盤で同化が進行して意識不明の状態になったが、劇場版で復活を果たした。
  • ファザコン。父親みたいな頼りがいのある男性が好みのタイプ。
    • 父は警察官で、戦闘機部隊のパイロットでもあった。1話で死亡。小山力也氏が演じていたが撃墜後オーラロードが…だったりはしない
  • ファフナーに乗ると変性意識で父親を殺したフェストゥムへの憎悪から好戦的な性格になるが、これはフェストゥムに対する恐怖の裏返しでもある。
    • 劇場版では体を自由に動かせることへの憧れに変化している。父親と同じ空戦をすることとなる。
  • 天才症候群の兆候としては物体のバランスを崩す方法など、力学的効果の面で発揮する。格闘技の実技で成績がいいのはこのため。
  • 剣司、衛との三人組の「要」となる存在。

小楯 衛

  • 引っ込み思案な14歳の少年。漫画『機動侍ゴウバイン』の大ファン。
  • マークフュンフのパイロットで、手作りのゴウバインヘルメットを被ると勇敢な性格に変化する。
    • ちなみにこれは変性意識ではないので、ファフナーを降りてもヘルメット被りっぱなしだとこの性格のまま。
    • ヘルメットを外すと被ってる間の事は覚えてない。最早二重人格レベルである。
  • ニコニコ動画の公式配信された際、動画説明文の欄に書かれるあらすじに「バビューンのヘルメット」なる珍妙な名称が登場した。
    • なお、あらすじは公式サイトの丸写しなのでそちらでも見ることができる。ちなみにバビューンは準備稿時代のゴウバインの仮称とのこと。
  • 今作のミスター・ブシドー要員。今作妙に侍関係が多いのはなぜだろう。サコミズとか。
  • 天才症候群の兆候として構造理解力に優れる。彼が幼い頃に修理した通信機は、竜宮島の未来を大きく変えた。
  • 総士からは一騎とツインドックを組まないかと持ちかけられるほど頼りにされていた。
  • ヘルメットの事もあって、素の状態でファフナーに乗ったのが終盤だったので変性意識も素の状態からあまり変わっていないように見える。
  • 皆を「衛」る「盾」となる存在。

カノン・メンフィス / 羽佐間 カノン

  • 元戦争孤児の少女。家族を失った経験から人間的な感情が希薄になってしまっている。
  • 一騎や友人との対話の末感情を取り戻し、蒼穹作戦の後には新たな家族の姓を名乗る。
    • 今回頑張ればお姉ちゃんまでできる。
  • 劇場版では生徒会副会長となり、顔を出せない剣司の代わりに生徒会を仕切っている。
    • 顔グラやカットインでは分かりづらいが、TV版から髪型がショートカット→セミロングに大きく変わっている。風車みたいな前髪もなくなった。
  • 甲洋の飼い犬であるショコラの現飼い主。
  • 実は一騎に想いを寄せているが、してあげられる事が無いと感じ自ら身を引いている。
  • 一騎達と同じ14歳で一騎達と同クラスに転入するので勘違いしやすいが、実は2032年5月生まれで一騎達より一つ年下で芹達と同い歳。

日野 道生

  • 父と共に島を出て人類軍に加わっていた青年。幼馴染の弓子を想い続けている。
  • 島に戻ってきてからは一騎達の兄貴分。弓子とも男女の仲となる。
    • 平時の仕事は学校の用務員。
  • 母親は第一話や前日譚である『RIGHT OF LEFT』に登場している。
  • 今回頼りになる兄貴成分をガッツリアスカさんに喰われてしまった。
  • コードネームつながりでマスターテリオン相手に特殊セリフ有り。
  • 弓子いわく「昔は臆病で情けなくて目立ちたがり屋で女好きの碌でなしだった」とのこと。

堂馬 広登

  • 東京でアイドルになるのが夢な少年。乙姫らの同級生。
  • 世界の実情を知って夢を絶たれたことで暴走して放送室を占拠。結局、アルヴィス歌謡部門担当を任されてローカルTVに出演している。
  • 劇場版では衛から貰ったゴウバインヘルメットを着用しており、彼のことを尊敬している。
    • しかし衛のような自己暗示までは掛からないので若干の照れが残る。

立上 芹

  • 一騎達の後輩に当たる少女。
  • 昆虫採集が趣味だが、標本にしたり強引な罠は残酷だからと嫌っており、捕まえた後は直ぐに逃がしている。
    • さすがにスクラッグは気に入らなかった模様。参戦時期の都合上DLCでしか戦えないが…。
  • 物語中盤に皆城乙姫と出会い、初めての友達になる。
    • 劇場版の終盤では島を守る乙姫に協力するために、一時的に岩戸に入り乙姫との再会を果たす。
    • そのため最終決戦には唯一の非参加だった。
  • 劇場版ではマークツヴォルフのパイロットとなった。
    • ファフナーに乗ると変性意識で衝動的になり頭突き癖が出るようになった。この癖に合わせた装備がショットガンホーンである。
  • 相手のフェストゥムが消滅する際に、何かを言おうとしているといち早く気付き、戦いを躊躇っていた。
    • 乙姫ちゃんはそんなこと言わない!
  • 芯の強さからか最初に覚える精神が「ド根性」である。他のキャラでは海動、張飛、ジョウなどがいる。

西尾 里奈

  • 芹の同級生の少女。原作TV版では芹と同じく後輩として一騎達を支援していた。役職はオペレーター。
  • 若干のレズっ気あり。真矢や乙姫に好意を示す様子を芹から「女好き」と評されている。
  • 一見引っ込み思案の弟を引っ張っているように見えるが、実際には心の底に強い不安を抱えた年相応の複雑さが見え隠れする。
  • 戦闘シーンでの顔芸っぷりは見事に再現されている。
  • TV版では暉との関係は特に語られていなかったので、色々とギャップが大きい。
  • 乙姫の友人という割と重要なポジションだが、Kではそれをガン×ソードの面々に丸ごと取られたため、芹共々未登場だった。
  • 劇場版では揺れる。何がとは言わないが。

西尾 暉

  • 里奈の双子の弟。原作TV版では言葉を話せない設定のため一切の台詞が無かった。
    • しかし、その事に言及するシーンは無いため、多くの視聴者がモブと思っていたとか。
    • 実際、顔が大きく映るような場面もない。顔見せの為だけにテレビ版のアイコンを作って貰っている。
  • 父母の死が原因で喋れない。但しファフナーに乗ると喋れる上やけに男前なセリフが多い。
  • 初戦闘後、本人にはそのつもりはないが、傍から見れば戦闘を楽しんでるような発言をしてしまう。
    • 今作では危うく森次さんに「本当の暴力」を教えられるところでした…。
  • 47話でゼロファフナーのサブパイロットになる。一応ツェーンに戻ることも可能。
    • カイザーや飛影みたく能力を共有できるわけではないので、姉より高い射撃のステータスが活かされない…。
    • 「ゼロファフナー搭乗時くらいドラゴントゥースを真矢に返せ」とは言ってはいけない。

イドゥン

  • 若い外人男性の様な姿をしたフェストゥム。
  • 本能で「無」を祝福するフェストゥムの思考に近く、破壊活動に躊躇いも無い。
  • 狩谷由紀恵から憎しみを学び、人類と対話する分岐を完全に排除した。
  • 総士をジークフリードシステムごと攫い、彼を利用して北極に攻めてきた人類を撃退しようとする。
    • だがそれを逆手に取られ、北極ミールに所属するフェストゥムは「痛み」と「存在しなくなることへの恐怖」を学習してしまう。

来主 操

  • 突如竜宮島に流れ着いた戦艦の中で眠っていた少年。
  • その正体はやはりフェストゥム。自分達のミールのメッセンジャーボーイとして生まれてきた。
  • 一騎以外にも他の版権キャラから説得されたり、プトレマイオス2改に乗り込み、他作品の決戦を見届けたりとシナリオに関わり、彼の心に大きな影響を与えていく。
  • 人の姿をとっているが、マスター型というわけではなく彼自身は只のスフィンクス型である。

皆城 乙姫(つばき)

  • CV:仲西環
  • 総士の妹。竜宮島のコア。
  • 母親の胎内にいる時にフェストゥムの襲撃にあい、ワルキューレの岩戸と呼ばれる人工子宮に移され目覚めの時を待っていた。
    • 皆城兄妹は他の子供たちに比べてフェストゥムの因子を多く投与されている為、竜宮島のコアとして適合した。
  • 立場上島民を導く立場に立つ事が多いが、無邪気な少女としての一面も伺う事が出来る。
    • 再び岩戸に入る際に今まで抑えていた「人間」としての本音を一気に吐露する。
  • 島のコアとして、防衛システムを制御している。島そのものである為、ファフナー同様島が攻撃されると彼女も痛みを感じる。
    • ファフナー組の特殊能力である「ノルンシステム」は彼女が制御しており、アメリカに居ようが宇宙に居ようが飛んで来てくれる。
      • さらには次元を越えてバイストン・ウェルにまで飛んで来てくれる。飛影もビックリである。
  • 自分を特に気遣ってくれる千鶴によくなついており、彼女のことを母親のように思っている。
  • アニメでは岩戸から出てきた時などに非常にけしからん恰好なため多くのロリコンが歓喜した。
    • 本作ではなんと他作品のあの人がその現場にいる。まったくけしからん
  • 初見じゃ絶対読めない名前。今作では初出時にちゃんと振り仮名が振られているので安心。
  • 竜宮「城」の「乙姫」となる存在。

真壁 史彦

  • CV:田中正彦
  • 一騎の父で陶器店を営む。アルヴィスでは司令補佐をしており、公蔵の死後は新司令となる。
    • 彼の作る陶器は変な形になる。妻に倣ってフェストゥムを理解しようとするが、妻を奪われた事への怒りで最後には壊してしまうからである。
  • 性格は口下手で不器用だが人情家。男手一つで息子を育て上げたが自炊を始めとした家事全般は苦手で基本一騎任せ。
    • 米を研がず炊いて一騎に怒られるシーンはちょっとした笑いどころ。
  • 若いころはパイロットとして活躍、上司だった真壁紅音と結婚した。
    • ちなみに婿入り。
      • 司令、主人公の父親、息子がパイロット、婿入り、不器用と某ネルフの司令を思わせる設定があるが、しっかり息子と向き合っている結果がこれである。
  • 子供達の親は皆歳が近く、父親同士では下の名前で呼び捨て合うことも多い。
  • 乙姫等と対話する時は自ら足を運ぶことから溝口から「腰の軽い指令」と言われる。
    • 劇場版でも芹に成長期のコアの補助を頼み込む際、30年前の人類軍の核攻撃による核汚染の後遺症が出ているにもかかわらず、芹がフェストゥム達のお墓を作っている林まで出向いている。
  • ファフナーシリーズで最も「戦いで生じる痛み」をよく知っている人物であり、なるべく平和的な方法で解決しようとする。
    もしこの人がいなかったら、竜宮島の住民はフェストゥムのみならず、人類軍との三つ巴の戦いになっており、もっと悲惨な事になっていたかもしれない…。

真壁 紅音 / ミョルニア

  • CV:豊口めぐみ
  • 真壁史彦の妻であり一騎の母。彼女がフェストゥムに望んで同化された事により、
    単一の存在でしかなかったフェストゥムは個性、存在、時間と多くの知識を持つ事となった。
  • 結婚前は史彦の上司であり、エースパイロット。
  • フェストゥムを理解する手段として陶芸を行うなど一風変わった人物。
    • 理由としてはフェストゥムがケイ素生命体であるが故に土を直に触る事で何か掴めるのではないかと考えていたため。
  • ミョルニアは紅音の影響を強く受けているため彼女の姿をとっている。
  • マスター型フェストゥムであり、モルドヴァにいたのは敵であるファフナーを知るため。
  • 普段は日野洋治の助手として振舞っていた。
  • 戦闘の際は赤いスフィンクス型になる。

溝口 恭介

  • CV:土師孝也
  • アルヴィスの特殊工作部隊員で史彦の旧友。
  • 喫茶店の経営者夫婦(甲洋の両親)が追放された後は後任者として働いている。
  • 史彦が司令となってからは司令補佐的な活躍もしており、忠告や提言など相談相手として貢献している。
  • 劇中では何かと縁がある真矢のことを可愛がっており、色々と面倒を見たりしている。
  • 劇中数々の死亡フラグを立てるがその都度フラグを折り続け遂には最後まで生き残る。
    • 登場キャラが何時死亡してもおかしくない展開も相俟り、一部では伝説の死亡フラグクラッシャーとして語り草になっている。
    • 脚本家の冲方丁氏をして「こいつ、どうやっても死なねぇ」と言わしめた男。

遠見 千鶴

  • CV:篠原恵美
  • 遠見姉妹の母で竜宮島唯一の医師。アルヴィスではパイロットの体調管理やフェストゥムの研究と恋愛要素を担当している。
  • 娘と並んでも違和感がない驚きの42歳(史彦より年上)。史彦に恋慕する姿はなかなか清純派。劇場版ではある事情をかかえている史彦とラブロマンスを繰り広げることに。
    • ちなみに 弓子は千鶴が17歳の時に生まれている
      • さらに言うと、 劇場版ではおばあちゃんになっている (それでも容姿は若々しいままであり、美羽からは「ママのお母さん」と呼ばれ、「おばあちゃん」とは呼ばれない)。
  • スパロボに参戦する度に他作品の重症者を救ってくれる。今回は刹那やシェリル、周瑜を治療してくれた。

遠見 弓子 / 日野 弓子

  • CV:ゆかな
  • 真矢の姉で学校の養護教諭。アルヴィスでは管制オペレーターの他、母の助手もしている。
  • 昔は東京でアイドルになる夢を持っていたのだが……(ちなみに、この事はすっかり黒歴史と化している)
  • 人類軍を脱走した道生とよりを戻し男女の関係となるが……
  • 娘の為に銃口を人に向けることも。

日野 美羽

  • CV:諸星すみれ
  • 道生と弓子の間に生まれた子供で真矢の姪、千鶴の孫娘にあたる。
  • フェストゥム因子を持つ男女から産まれた初めての存在であり、乙姫の思念やフェストゥムと交信できる。
  • 実年齢は2歳だが、染色体の異常のため成長が異様に早く、4、5歳に見える。
    • 本作では時間の都合で 更に早まった 。成長期恐るべし。
  • 「みう」じゃないよ、「みわ」だよ。

羽佐間 容子

  • CV:葛城七穂
  • 翔子の里親で理科の教師。アルヴィスではファフナー開発を担当している。
  • アルベリヒド機関に母親としての適性を評価されており、翔子の死後も里子を育ててみてはと打診があったが娘は翔子だけと断っていた。
  • 劇中、主要人物の中で最初に子供を失った親であり、裏設定では自殺未遂を行う所まで行っている(厳密に言うと皆城司令が養女の蔵前果林を失っている。司令本人はその後の戦闘中に亡くなる)。
  • 中盤にはある程度回復していき、カノンを引き取ってからは優しく穏やかな性分を取り戻していく。
    • 条件を満たすと翔子が生きて帰ってくるのでファフナーパイロットの親御達の中ではかなり救われている。
  • 中の人は宝塚歌劇団出身の女優であり、舞台版ファフナーでも容子役で出演。他にも数名の声優陣がそのままの役で舞台に立っている。

要 澄美

  • CV:石川静
  • 咲良の母で保健体育の教師。アルヴィスでは兵器開発担当研究員とオペレーターを担当している。
  • 合気道の有段者で、夫より強いらしい。
  • 彩乃とはライバルであり親友でもある。
  • 劇場版では回復した咲良を再び戦場に送り出すこととなった。
  • 千鶴の若々しさがよくネタに上がるが、容子やこの人も充分若々しい。

近藤 彩乃

  • CV:玉川紗己子
  • 剣司の母で数学教師。ソロモンの設計に携わっており、アルヴィスでは開発担当。
  • 早くに夫が戦死しており、女手ひとつで息子を育てた肝っ玉母ちゃん。竜宮島の人間では数少ない自然出産である。
  • 目元にシワがあり、千鶴や澄美より老け顔だが彩乃の方が若い。
  • 今回、シナリオの兼ね合いもあって原作とはちょっと違った展開がある。

小楯 保

  • CV:高瀬右光
  • 衛の父で銭湯「竜宮城」の経営者。アルヴィスのメカニック・チーフ。
  • 部下にはおやっさんと呼ばれている。
    • ペンネームは大粒あんこ。息子である衛の愛読書「機動侍ゴウバイン」の作者であったことがTV版中盤で明かされる。画材とかはどこで調達していたのだろうか。
      • TV版ではパソコン作画。12話でマンガの制作シーンが確認できる。
  • 劇場版では酒浸りの毎日を送るが、フェストゥムの再来後は職務に復帰している。
    • TV版で妻と子と弟子を失うというファフナー勢の中でも指折りの不幸に襲われながら、それでもファフナーの修復等やることはちゃんとやってから酒浸るというプロの矜持を見せる。
    • 今回は3ヶ月でやってくれました。

西尾 行美

  • CV:京田尚子
  • 駄菓子屋を経営する島の長老的存在で、アルヴィスの最古参の技術者。
  • 西尾姉弟の祖母であり、娘夫婦をファフナーの起動実験で失ったことで第一線を引いている。
  • 保には先生と呼ばれている。
  • 竜宮島に置いていかれたカノンを除いた人類軍の人たちの教育係になり、「平和」という文化を教えた。

皆城 公蔵

  • 総士の父でアルヴィスの旧司令。
  • このゲームをプレイしてプレイヤーが最初に驚くのは当然の様に竜宮島にいるカガリ この人に声が入っていた事 であろう。石神社長とティトゥスのおかげだろうか。
  • 何気にこの人、フェストゥム好戦派だったりする。もし終盤まで生き残っていたら、物語はかなり違った展開になっていたかもしれない。ミツヒロが島に来た時とか。

日野 洋治

  • CV:小杉十郎太
  • 日野道生の父である科学者。マークザインの開発者として一騎に未来を託す。
  • ファフナーの設計思想、フェストゥムへの考え方はミツヒロとは正反対。
  • 元アルヴィス所属の開発者。ミツヒロ同様、考え方の不一致による出奔だが、目的とする所は大きく異なる。
    • 「一人でも多くの兵士を生き残らせる」ために活動し、敵との共存の可能性を探るための行動であり、竜宮島の面々とは別離した今でも目指す所は一緒であった。
  • フェストゥムに情報という概念を学習させることに成功する。

ミツヒロ・バートランド

  • CV:森功至
  • 新国連所属。元はアルヴィスでファフナーの開発スタッフだった。考え方の相違で島を出る。千鶴の元夫であり、真矢と弓子の父親。
  • 紳士的な振る舞いをしているが傲慢な性格であり、フェストゥムを倒すためならたとえ実の娘でも利用する外道。
    • 具体例としては「あそこにいるのは…所詮受胎能力を失った日本人が作った遺伝子工学の産物ではないか」「彼らは結局ファフナーを動かす電池にすぎん」など。
      • K同様今回もこの発言はカット。今回はシンやキラ以外にも真上がいるため、K以上に言いたくても言えない状況になった。
  • とはいえ今作では竜宮島を出たとしてもUXはおろかプラント、オーブなど亡命を受け入れるであろう相手はいくらでもいるのでこの策がうまくいくことは無かったろうが。
  • その目的は全てを捨ておいてもフェストゥムを殲滅するという狂気じみたものだった。
    • 何がそこまで彼を駆り立てたのかは謎。彼もまた、ロミナ姫が言うように戦争の被害者の一人なのだろうか…?
  • その性根の所為か死んでも誰にも悼んでもらえなかった、が自業自得である。
  • お父さんはフェストゥムと何が違うの?
  • 確かに外道ではあったが、彼が「ヘブンズ・ドア」を立案しなければ人類や竜宮島の住民はフェストゥムに立ち向かう切欠を見出せなかったかもしれない。
    そう考えると彼は人類にかなりの貢献をしたと言える。本人が望んだ形ではないだろうが。

狩谷 由紀恵

  • CV:沢海陽子
  • 遠見弓子、日野道生とは幼馴染である中学校の教師。アルヴィスでは司令補佐を務めており、皆城公蔵の愛人でもある。通称ゆきっぺ。
  • 危険の多かった初期世代のフェストゥム因子移植者であり、それを切欠にアルヴィスを恨んでいる。
  • ファフナーへの適性が高かったためにミツヒロに目をかけられ、彼のために働いている。
  • スパイであることは気づかれており、泳がされている。
  • 一騎を騙し人類軍に寝返った後は、マークニヒトの操縦者として選ばれるも、イドゥンにより同化される。
    • 同化される際の悲鳴は必聴。声優ってすげえ。
  • マークニヒトの操縦者となるために薬物を投与を受けており、起動実験の最終段階の時点で何時死んでもおかしくない状態となっていた。
  • Kではスパロボオリジナルの展開で彼女と戦う。今回は戦えない。
  • 仮にも最初はアルヴィスにいるのに最初から右向きの顔グラ。お陰で原作を知らなくても一発で敵対するとバレる。
    • 挙句の果てに 最初から人類軍の服を着てる

ヘスター・ギャロップ

  • CV:藤田淑子
  • 新国連事務総長。老獪な性格。
  • フェストゥムを倒し人類を守るという信念自体は本物。
    • とはいえヘブンズドアー作戦(蒼穹作戦)の真っ最中に祝杯あげてるのは褒められたものではないが。
  • 本作では「思想が過ぎた味方側の人物」として描かれている。ある意味、ハザードより「第二の三輪」に近い。
    • わからずやではあっても無能とは描かれていないので、いつまでもハザードとつるみ続けるのが不思議。本当に不思議。
      • フロンティア組は立ち位置が特殊、ジブリールもいないので割を食ったのかもしれない。
  • 三輪長官、草壁(Jでクルーゼに殺された)に続く原作では死なないがスパロボで死んでしまう逆スパロボ補正を食らった人。
    • 実は漫画版で死んでたりもする。

人類軍兵士

  • 人類軍の一般兵。
  • Kではグノーシス・モデルに乗ってきたが、今回は役割を連邦兵やライオットの兵士が担っているためNPC止まり。

ナレーション

  • 次回予告担当のナレーション。ぶっちゃけ(声的には)真矢。
  • 今回、中断メッセージでまさかの登場を果たした。真矢で良かったんじゃとか言ってはいけない。
    • しかも、真矢版の「あなたは、そこにいますか?」も別の中断メッセージで出てくる。

登場機体

マークエルフ

  • フェストゥムを倒す為に作られた巨大兵器「ファフナー」の一機。一騎専用。
  • フェストゥムに対抗する為にフェストゥムを解析した技術を使用している。
    • その為、ファフナーに乗るパイロットはじわじわとフェストゥムの因子が変化し、いずれ実質的な死を迎える運命にある。
  • マークエルフを始めとする主人公たちの登場する機体は、「ノートゥングモデル」と呼ばれる特殊カテゴリ。大量生産はできない。
  • 最初は水色だったが初陣で大破し、修復にマークツヴァイのパーツを使ったため紺色になった。
    • 今作ではしっかり再現されており、プロローグでのみ水色のマークエルフを見ることが出来る。
  • レールガン使用時には原作再現でミサイル型のコンテナが射出される。たとえ竜宮島じゃなかろうが脱走中だろうが。
    • 今回は地面に突き刺さるが、Kでは原作再現で敵に突き刺さっていた。
  • アニメOPでは飛んでいるが飛べません。

マークザイン

  • 人類軍で開発されたザルヴァートル・モデルという種類のファフナー。マークエルフと同じく一騎専用。
    • これは機体の核となるコアがマークエルフと同一であることと、マークザインの特殊能力が一騎にしか使いこなせないことによるもの。
  • フェストゥムの「同化」に近い能力を持ち、武器を大幅に強化できるため戦闘力はずば抜けて高い。
    • しかし、搭乗者自身の同化のリスクもまたずば抜けて高い諸刃の剣でもある。
      • 本来は「搭乗者と味方を一人でも多く生き残らせる」という設計思想だった。
  • 危険性の高さ故に竜宮島ではリミッターを付け、自爆用のフェンリルをノートゥングモデルの3倍搭載して運用されている。
  • 今作ではその同化能力により、対フェストゥム相手には無敵に近い。どうしてこうなった。
    • あまりに強すぎて一騎の体が心配になるレベル。リミッター付いてないんだろうか?
  • Kでは再現されてなかったが、今作ではちゃんと空を飛べる。
  • 劇場版ではルガーランスの数が減ったりレールガンが使えなくなったりしている。ルガーランス一本引っ掴んでの急な出撃だからしょうがない。
    • そもそも劇場版では出番が多くない。
  • ツインドッグも含めて最終的には射撃寄りの機体になるので一応注意が必要。実はヒット&アウェイが必要だったのは真矢ではなく一騎だった…。
    • なおTV版クロスドッグ及びツインドッグは2章ラストに追加されるが、その後すぐに劇場版へと移行するためあっという間に見られなくなる。
  • 発表当初はマークレクサスという名前だった。
  • 本来はマークニヒト同様ホーミングレーザー発振器とアンカーユニットがついていたが新生した際に両方消滅した。
    • 一騎は本編で一度だけホーミングレーザーを使ったことがあった。
  • 全高45m。実はデモンベイン(50m)と左程サイズが変わらない。だがMサイズだ。
    • まぁ他のモデルが30m台でMサイズなので合わせたのだろう。

マークアハト

  • 中距離支援型のファフナー。剣司専用。
    • 大型のレーザー砲であるメドゥーサを使用できる。
  • 実は全ノートゥングモデル中最も稼働時間の長い機体はコレ。ファフナーチームの要の一つ。
  • メドゥーサはもちろんルガーランスまで使用できるため、実はかなり武装のバランスが優れている。
  • 劇場版ではルガーランス、レールガンがそれぞれマインブレード、デュランダルへと変更され、攻撃面が物足りなくなってしまう。
    • その代わり、メドゥーサの必要気力が下がったけど。

マークドライ

  • ピラムをはじめとする近接攻撃主体のファフナー。基本的に要咲良の乗機。時々カノン。
    • 序盤に登場しながら最後まで戦い抜いたファフナーのうちの一体。
  • 搭乗者が変わったり、飛行ユニット(リンドブルム)を装備したりと様々な姿を見せる。
    • リンドブルムを装備した劇場版仕様は、TV版と打って変わっての中距離砲撃型。咲良へのスキルパーツの使用は計画的に。
  • 小説版では搭乗者の死亡率が高い為「黄色い棺桶」などという物騒なあだ名がつけられている。

マークフィアー

  • 中距離支援用ファフナー。搭乗者は春日井甲洋。
  • OPでメドゥーサを装備した姿を確認できるがTV版の劇中で使用される事は無かった。
    • しかし劇場版にて色々おいしい所をかっさらいながらついに使用される事になった。

マークフュンフ

  • 小楯衛の搭乗するファフナー。バリアを展開するイージス装備のおかげで防御に優れる、唯一同型機がない防御型ファフナー。
  • ゴウバインスマッシュはきっちり再現されている。投げてるだけなのに何故爆発するのだろうか?
    • 劇中ではワームスフィアーで消滅寸前のフェストゥムを空中に投げ捨てるという形で使われた。その再現だろう。
  • アニメでは終盤に大破するも劇場版で整備班である衛の親父が頑張って完全修復させる。
    • イージス装備の箇所も増え地味に強化されている。
  • 蒼穹作戦ではイージスをフォーメーションで左右を固めるマークドライとマークアハトの肩に装備していた。
  • 原作の都合上、衛が生還すると広登との取り合いになってしまう。
    • 逆に翔子と道生は原作で乗機が完全に爆散していたために取り合いが起きないというのが皮肉というかなんというか…

マークゼクス

  • 羽佐間翔子の搭乗したファフナー。
  • 単独で飛行能力を持つのが特徴だが、パイロットとファフナーが一体となる仕様上、使いこなせるパイロットは少ない。
  • 今作ではミツヒロがコレを解析して量産しようと言っていたがミールのコアをどこから調達する気だったのだろうか。
  • 条件を満たすと復帰するが、パイロットはともかくフェンリルで自爆しているマークゼクスが無事だったのは永遠の謎。
    • ついでに翔子はどうやってマークゼクスの整備を行ったのだろうか。自己修理連発
  • 劇場版仕様が存在しないためいつまでもノルンが使える機体の一つ…なのだがこの機体だけ攻撃にも使える。翔子が自分で操ってるんだろうか?
    • これもオーラ力のちょっとした応用だ

マークジーベン

  • 遠見真矢の乗機。飛行能力を持ったファフナー。
  • 真矢の能力もあり、ドラゴントゥースを使っての狙撃手として活躍することが多い。
  • 劇場版では遊撃手として空中での前衛を担う関係から武装が通常のレールガンに変更され、それにともない最強武器などの射程が変更されている。
    • ヒット&アウェイを付けたプレイヤーを戸惑わせる困ったちゃん。マークゴルゴでいられるのは十話前後である。

ベイバロン

  • 人類軍のファフナー、ベイバロンモデル。カノンが乗る。
    • 軽量級で女性専用のファフナーである。
  • なんとTV版のファフナーなのに ルガーランスで射撃ができる 。その使い方は二年早いのでは…
    • なお、マークザインが射撃に使ったルガーランスはこの機体のもの。だからなのか?

メガセリオン

  • 人類軍のファフナー、メガセリオンモデル。道生が乗る。
    • 装甲が厚く重量がある為男性にしか使用できない仕様になっている。
  • 近接用の武装がないため、接近戦では格闘で対処することになる。フェストゥム相手にそれで大丈夫なのか?
  • 原作と違い大破はせず、マークアイン乗り換え時にそのまま消滅してしまった…
  • ちなみにあらすじではマスターセリオンとなっている。
    • 大導師と同じ由来である。

マークアイン

  • 本来総士が乗る予定だったファフナー。後に道生が乗ることとなる。
  • 遠近両方こなせるメガセリオンと違いプラズマライフルを没収されてしまった為接近戦主体となる。
    • 気力不要な為地味に便利だったりする。

マークノイン

  • 西尾里奈の乗る新型ファフナー。マークアハトなどと同型。
  • 火炎放射機「サラマンダー」を主兵装とする。
    • 変性意識の影響で火器ばら撒き型と判断されこの装備を使用している。
  • ヒャッハー、フェストゥムは消毒だー。

マークツェーン

  • 西尾暉の乗る新型ファフナー。マークアハトなどと同型。マークジーベンと同じ狙撃銃「ドラゴントゥース」を持つ。
  • ジーベンとは違い、狙撃に専念できるように陸戦型で設計されている。

マークツヴォルフ

  • 劇場版から搭乗する立上芹の乗機。ベースはマークエルフなどと同型。
  • 変性意識により頭突き癖のある芹のために専用装備ショットガンホーンが装備された。
  • とにかく機体が壊れまくる劇場版で大破することも無く残存した機体。
    • 芹が早々に戦線離脱したのも理由。
    • もっとも活躍したのは模擬戦で剣司に頭突きをかました時かもしれない。
  • カブトムシ。

ゼロファフナー

  • 「エーギルモデル」と呼ばれるファフナーのプロトタイプ。事故によって大災害を引き起こし、西尾姉弟の両親の命を奪った。
  • 普段は竜宮島の巨大水槽に入っており、時折そのシルエットを見せていた。
  • 最大の特徴は100mにも及ぶ巨体。技術的な未熟さに加え、ジークフリードシステムを含む全システムを内蔵している。
    • 本来LLサイズでもいいくらいだが、今回はLサイズ。
  • 動力は核融合炉と言われており、竜宮島の運行の補助システムとして使われているのではと言われている。
  • その性能は圧倒的の一言。全身に内蔵した無数のビーム砲から周囲の敵全てをなぎ払い、共鳴振動波によって巨大なミームコアを破壊できるほど。
    • ただし、かなりの問題のある機体のため(更に初期での起動実験での暴走もあり)出撃は一度が限度とも言われていた。
  • 共鳴振動波はゼロ距離だろうと射撃武器である。

マークドライツェン

  • フェストゥムの解析が進み、新たに建造された羽佐間カノン専用ファフナー。かつての愛機ベイバロンモデルの面影がある。
  • 容子がカノンのために開発しただけあって、パイロット特性に合わせて中近距離戦闘向けにされている。
    • ノートゥングモデルの中ではフュンフと並んで、同型機の存在しないワンオフ仕様機。
    • SDでは分かりにくいが他の機体よりも機体各部に装甲が追加、更に大加速を得るための大型ブースターを二機追加されている。

マークニヒト

  • 「否定」の名を持つ人類軍の最新鋭ファフナー。悪魔の羽のようなアンカーユニットが特徴。
    • 新生したマークザインと違い原型を残しているためホーミングレーザーを使用可能。
      • 新生前のザインはニヒトと同型。
  • TV版と劇場版では見た目が大きく違う。
    • 同化されたことにより色から形状まで変化しており、とても同じ機体には見えない。というか結晶状のパーツちりばめられたその外見はパッと見そもそもファフナーに見えるかも若干怪しい。
  • 開発の際に使われたコアはマークフィアーのもの。
  • 消えたい、無に帰りたい、居なくなりたい、という言葉を「否定」する事となった。
  • ついでにミツヒロの野望も「否定」した。

スフィンクス型

  • フェストゥムの種類の一つ。読心能力と空間を蝕む様に攻撃してくるワーム・スフィアーが脅威。
  • 「あなたはそこにいますか?」という質問にイエスであれば「同化」を行い、ノーであれば破壊を行う。
    • 「同化」とは固体の意識が全体の意識と同期するフェストゥムに変化する事であり、つまり人間としては死ぬ。
      • 答えるとどっちにしろ全力で潰しにかかってくるので、最良の対策は総士の言うとおり何も答えずに粛々と撃墜することである。
  • C型、D型などいくつか派生種がおり、性能が微妙に違う。全体に敵の射程が短めな今作では珍しく、結構な長射程で攻撃してくるものもいるので少々面倒くさい。
    • またファフナー同様、劇場版のスフィンクス型も微妙に性能が変わっている。輪切りカッターとか
  • イドゥンや操でも習得できないイベント仕様の読心Lv4を以てシンとデスティニーを追い詰めた本作のプロローグは読心能力の恐ろしさをプレイヤーに知らしめるチュートリアルとなっていたのだが…
    • SEED FREEDOMにて SEED発動状態のシンは読心能力が通用しない 事が判明したため、そんなシンを追い詰めた読心Lv4持ちスフィンクス級の株が本作から11年の時を経て爆上がりする事態に。
      • 「そんな寝惚けた読心が通用するか!読心はこうやるんだ!」

グレンデル型

  • フェストゥムの一つ。サイズは最も小さめで、建物などにも進入してくる。
    • その分一体一体の能力は低いようで、ファフナーでなくとも普通の銃器で倒せる。
    • 溝口さんの記念すべき初フラグクラッシュ相手。
  • 今作ではある意味一番危険なフェストゥム。数とバリア貫通により気力をガリガリ削ってくる。
    • スーパー系・戦艦キラー。避けられないHPの高い機体に群がり同化してくるため非常に危険。近づかれる前に撃破を。
    • 弱すぎてマークザインの同化も発動しづらい。

アルヘノテルス型

  • フェストゥムの種類の一つ。グレンデル型を無数に生み出すことが出来る。

エウロス型

  • 劇場版から登場の赤いフェストゥム。名前の由来は嵐を呼ぶ東風の女神から。
  • 人間の戦い方を理解した結果か、エウロス型に限らずレールガンだの爆撃機だの人間側の武装や戦術を模倣して攻撃してくる。
    • シナリオ上では強化固体として扱われ、事実スペックは上昇しているが、上記の通り武器が他のロボットたちに近くなっているためかバリア無効が消えたり切り払い・撃ち落としが可能になったりと場合によっては他のフェストゥムより楽に対処できる事もある。
    • 劇場版の真壁史彦のセリフに「人間のように攻めてくる…ならば戦い方はいくらでもあるぞ」というものがある。まさにその通り、いくらでも対処を取れるようになってしまった。
      • しかし読心がレベルアップして最終命中・回避率+50%ととんでもない事になっているため、面倒な事に変わりはない。

補足

  • キャラクターが何処か『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に似ていると思われるかもしれないが、これは原作アニメーション製作においてキャラクターデザインを担当するスタッフ・平井久司氏が二作で共通しているため。
  • 「UXが初参戦」という、初参戦作『スーパーロボット大戦K』での扱いの酷さに対するネタが存在する。
    • KではEDが原作無視のバッドEDな上、それを回避するには死亡、離脱するキャラ『全員』の生存フラグ(個別ではなく全員一括のフラグなので難解かつ成立困難)が必要。一部キャラの扱いが非常に悪いetc…と、散々だったため。
      • バッドEDの原因は「ミールからのデータの情報量があまりにも多くて解析に手間取っている」というもの。それを意識してか、UXではティエリアがヴェーダで解析をサポートしている。
    • 『スパロボ学園』にも参戦しているので本来は「スパロボ学園が初参戦」とすべきだが、学園については特に不遇だったという訳ではなく単に忘れられてるだけと思われる。
      • スパロボ学園の参戦作品はゲームの設定上全ているだけ参戦なので、参戦していたのを忘れてられても仕方無いのかもしれないが。
  • 今回も条件を満たしておかなければ原作通り翔子・道生・衛が離脱してしまう。改造資金は帰ってくるものの、知らずに迂闊に育てると痛い目をみかねない。
    • とはいえ現在条件は不明ながらも翔子と衛生存の条件に撃墜数が関わっている可能性があるし、フュンフはパイロットが変わってそのまま登場するので無駄にはならない。。
  • 劇場版シナリオ(本作の第3部)は本来TV版最終話から2年後の世界が舞台となるのだが、本作ではその期間が約3ヶ月に圧縮されている。
    • 機体や顔グラなども劇場版準拠となる他、一部の登場人物はありえないレベルで成長している。
      ツッコミ所満載ではあるが、スパロボではよくある話である。
  • Kの頃から言えることだが、ファフナーはアイコンの多さに定評があり一人最低2つ(通常時、戦闘時で2つ)あったが、今作は私服姿のものや劇場版のものがあり、更に増えている。いくつあるか、数えてみるのも一興かも。
    • また、中断メッセージの多さも他の参戦作品に比べてダントツに多い。原作の名(迷)台詞のパロディの他に劇場版のパンフレットに掲載されていたインタビューを元にしたものまである。

過去参戦作品

蒼穹のファフナー

  • スーパーロボット大戦K
  • スパロボ学園

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

  • 初参戦
最終更新:2024年05月13日 14:00