機動戦士ガンダム 逆襲のシャア


ストーリー

宇宙世紀(UC)0093年。
かつてのジオン国創始者、ジオン・ズム・ダイクンの嫡男、キャスバル・レム・ダイクンことシャア・アズナブルは変わることのない地球人類に対する失望を強めていた。
そして、ついに地球人類とその腐敗の原因である地球連邦政府を粛清するために新生ネオ・ジオンを設立、アクシズを地球へ落下させる「地球寒冷化作戦」を掲げ立ち上がった。
アムロ・レイ、ブライト・ノア、かつてのエゥーゴとカラバ出身の兵士が所属する第13独立部隊「ロンド・ベル」隊はこれを阻止するため独自の行動でシャアに立ち向かうことになる。

白き流星と赤い彗星。永遠のライバルである2人の最終決戦が、今始まる…。

その頃、ブライトの息子ハサウェイ・ノアは、アデナウアー・パラヤの娘クェス・パラヤと出会う。
ハサウェイは彼女に想いを寄せるが、彼もまたかつてのアムロと同じような悲劇へと突き進むことになる…。

登場人物

アムロ・レイ

  • いわずと知れた最強のニュータイプ。元祖ガンダム乗り。
  • 一年戦争、グリプス戦役、ネオ・ジオン戦争を戦い抜いた歴戦の勇士であり優れたニュータイプ。
    • 実はニュータイプ能力そのものは一年戦争が全盛期であり、CCA現在は衰えている。強さの根幹はひとえに本人の技量によるところが大きい。
  • 今回はCCA名義で参戦。Zシリーズでは再世篇まではΖガンダム名義での参戦だった。冒頭で少しだけΖガンダムバージョンも登場。
    • この頃になると歴戦の勇士として落ち着いた性格になっているが、一年戦争当初は気難しく自分勝手な面がしばしば見られた。
      • スパロボでも他のガンダムシリーズとの共演の兼ね合いからか、若かりし頃の彼が出演しているのは旧シリーズやGC/XO、OEくらいしかなかったりする。
        それも物語前半のひねくれていた時期と限定すると、GC/XOくらいである。
  • 原作では最終的にシャアと相打ちになる形で行方不明となる。UCの展開を見る限りではサイコフレームに命を吸われて死亡した模様。
    • スパロボでは今まで一度も再現されていないが、今回は「もしも」の可能性で再現されている。
  • νガンダムの参入が遅いため、参戦から40話近くをリ・ガズィで戦うことになる。たいていの人はデルタプラスに乗り換えさせていることだろう。
  • 高い技量と最初から持っている再攻撃の相性が抜群。アクエリオンに並ぶ遠距離アタッカーとして活躍できる。
    • エースボーナスでさらに技量が高くなる。ちょっと技量を養成するだけでてかげんで削ったり再攻撃を連発してくれる。
    • ただし、今回はフィン・ファンネルが全体攻撃なので再世篇までのような戦法は使えない。
  • 今回シャアがストーリー上でかなり重要な立ち位置にいるため、そのライバルとしてピックアップされることも多い。
  • IFルートのフラグの一つはアムロの選択がカギとなっている。信じてあげよう。
  • ベルトーチカとはまだ関係は続いているがついにチェーンが登場。今作では修羅場にならなかったが続編ではどうなることやら。
    • が、ブライトに「ベルトーチカと結婚しないのか」と茶化されている辺り、「真のνガンダム」が登場する可能性も…
  • 今シリーズでは「シンカ」へ至る5つの階梯のシンボルの一人で、「火の文明」を象徴する「先駆者」と呼ばれている。
    • 「火の文明」とは「扱いきれないほど大きな科学力を持った文明と、それによって宇宙へ進出し、誤解なき相互理解を求める」ことの比喩。

シャア・アズナブル

  • ネオ・ジオン総帥。「赤い彗星」と呼ばれるUC世界最強のパイロットの一人。
  • グリプス戦役以降行方を晦ましていたが、突如シャアとして表舞台に舞い戻り、ネオ・ジオン総帥として地球との戦争を開始する。
    • これは、TV版Ζにおける戦い(連邦軍の内輪もめに近い)やカミーユの末路から、アースノイドに対して本気で絶望したのが原因。
      その一方で人類の革新を諦め切れなかったため、アクシズ落としという凶行に出てまでも人を宇宙に上げようとした。
      劇場版Ζではカミーユの結末が異なるので現状では不明だが、クワトロ自身の結末は同じである事から、おそらく…。
    • その反面、一人のパイロットとして一年戦争以来水入り状態だったアムロとの決着にこだわる一面も。「私はお前と違って、パイロットだけをやっているわけにはいかん」というのはCCAにおける名言。
      • 理想と現実の狭間で葛藤する姿は、大人になった初代「ガンダム」のファン達に対するメッセージとも言える。
      • アムロとの対等な決着のためにサイコフレームをνガンダムに搭載させたのは有名だが、自分に対する抑止力とするためというもう一つの意図がある(小説『ハイ・ストリーマー』より)。
        本心では自分の行動に恐怖を覚えていた模様。
  • 最終局面ではアムロと大人気ない言い合いの末、行方不明となる。
    • この時の二人のやり取りは、「分かり合える」ニュータイプ二人が「分かり合おうとしない」状況であり、相互理解の象徴の結末が相互否定、という妙に考えさせられるシーンとなっている。
      • 実は、感性自体はオールドタイプのものでしかなく、ニュータイプに出来る「わかりあう」ことを一度も試みなかった。高いカリスマや実力から何かと周囲に頼られるが、本人はむしろ自分が頼りたいタイプ。母性を求めていたララァの死でそれが行き場を失い、アムロ言うところのエゴと化していた。
  • 今までのZシリーズではクワトロとしてパイロットで活躍していた。冒頭でもクワトロとして登場。
    • 今回は劇場版Ζのクワトロがシャアとして立った、という状況。Zシリーズのクワトロは「シャア・アズナブル」と決別して生きていく事を選択していたため、発売前のPVでは「結局逆襲するのか」と落胆の声も多かったが……。
+ 本作のネタバレ
  • 今作における特異点の片割れ。新世時空震動発生の原因はどこかの世界で行われたアクシズ落としであり、それを再現しつつ時空修復を行うべく、あえて大特異点・アクシズを地球に近づけるための手段としてネオ・ジオンを使った、というのが真相。
    • そのため、トライアを始めとする科学者チームに、Zのトラパーに相当する意思伝達の手段の確保を要請していた。
    • 57話での時空修復イベントは今回屈指の熱い展開。必見。
      • その一方、ハマーンとの関係は今まで以上に拗れることに……。続編の彼女の動向やいかに。
  • 中盤なんとウイングゼロを借りて搭乗する。しかも初めて乗ったのにゼロシステムに惑わされなかった。
  • 今回はUCにおける代役・フロンタルと共演。向こうがCCAにおける負の面を全部持っていっており、相対的にこっちがよりいい人になっている。
    • スポット参戦時の戦闘台詞が非常に前向き。またキャラクター的にも原作より大人。フィフス・ルナでのアムロとの戦闘前会話は必見。
    • 人類に絶望したのではなく、人類に希望を見出したがゆえに立った、という原作とは反対の状況だったので当然ではある。
      またかつての戦いからZEUTH・ZEXISのメンバーからの信頼が未だ篤く、戦闘時の会話も手段をなじるより「どうして俺達に言ってくれなかった」と一人で背負い込んだことを指摘する内容が大半。
  • 迷いを捨て去ったためか、決戦時にはフェイズごとに精神コマンドを使用してくる。間違いなく、歴代でもっとも強いシャアであろう。
    • 自軍参入後は色んな会社や組織から引っ張りだこ。とりあえず、再就職先は困らないらしい。
  • 多元宇宙迷宮では原作でのアムロとの大人気ない言い合いが最期の瞬間まで含めて再現。迷いを超えた後にこんなものを見たシャアの心境やいかに。
  • 天獄篇予告ではネオ・ジオンの自室でフロンタルとラプラスの箱について会話している。果たして…

クェス・パラヤ

  • 地球連邦の外交官アデナウアーの娘。父親との仲は良くない、というか破綻状態。
    • まあ、ガンダム世界の年少パイロットで健全な家庭環境にある人なんて殆どいないのだが。
  • 乗り込んでいたシャトルがラー・カイラムに回収されたことでアムロやハサウェイと知り合う。
    • ハサウェイとはよき友人となり、アムロにはある種の思慕を寄せるが、チェーンへの嫉妬もあってロンデニオンでシャアの誘いに乗り、ネオ・ジオンに身を投じる。
      • ちなみにこの時は「クェス・エア」という名前を使っており、今作でも一時その名義で敵パイロットとして出てくる。
  • 実は優れたニュータイプ能力の持ち主。
    • 今作では強化人間のマリーダを「ニュータイプ」と呼び、その根拠を「ニュータイプはわかってるか、わかってないかが問題で、マリーダはわかってる人」と述べている。
      ある意味、明確な定義自体がない「ニュータイプ」という概念に対する一つの答えとも言える。
  • アクシズ決戦でチェーンに撃墜され戦死。この出来事はハサウェイの心に傷を残した。
    • 小説「ベルトーチカ・チルドレン」ではよりによってハサウェイ自身の誤射であっけなく死亡。これは続編の「閃光のハサウェイ」において、彼を破滅へと引きずり込むことに……。
    • 今回はフラグが立てば味方部隊に戻って来るが、未成立でも戦死しない。
  • 家庭環境に恵まれなかったためか大人への反発が強く、関わった二人にしてもアムロには煩わしがられ、シャアからは力を利用され、と散々な境遇。
    • 実はTV版カミーユの立ち位置を踏襲するキャラで共通項が多い。
    • 今回はアムロがちゃんと話を聞き、シャアも原作より大人であるためか精神的には割とポジティブ。
      アムロがクェスに大人をやれなかったことを謝罪しているシーンは必見。
  • 富野監督がストーリーを書き下ろした「GUNDAM EVOLVE 5 RX-93 ν GUNDAM」では原作とは逆にハサウェイを撃墜し、それを察知したアムロと対峙。
    必死に説得するアムロからハサウェイがまだ生きていることを知らされ自身も感知し、アムロに見送られながらハサウェイ救出に向かう…と原作や小説とも大幅に異なる物語となっている。
  • シリーズ初参戦の第2次から23年、初のカットインが追加された。ボイスも新録され、ハサウェイとの中断メッセージもある。


ギュネイ・ガス

  • ネオ・ジオンに所属する強化人間の青年。
  • 強くなるために強化を志願しており、そのためか「強化人間」と呼ばれることを嫌う。
    • 技術面に進歩があったのか、人格破綻レベルでの極端な精神的な不安定さを見せることは無かった。
  • クェスに興味を示し接近するが、当の彼女はシャアにしか興味がなかったため相手にされなかった。
    そのためシャアに対して嫉妬にも似た対抗意識を燃やす。またシャアを超えるという目的でアムロ打倒を目指している。
    • 今作ではアンジェロと意地の張り合いを繰り広げる。
    • また原作みたいにアムロにではなく、カミーユやハサウェイに対抗意識を燃やし、シャアに対しても対抗半分の信頼を寄せている。
      Dでのギュネイがよき友に恵まれたのなら、今回はよきライバルに恵まれたというべきか。
  • クェスへのアピールの方法が上司の陰口と自己アピールばかり、というある意味勘違い男。
    • 当然のごとく報われることはなかったが、スパロボではその辺が改善される傾向に在る。ことにDは有名。
    • 今回もクェスとの関係は概ね良好。スポット参戦時に「大佐より強くなったら考えたげるよ」と言われて「総帥より強くなる」と一念発起する。
  • 基本的に敵としての登場だが、中盤クェスとマリーダと共にしばらく自軍に参戦。
    自軍の空気にだんだんと馴染む。上記も含めて良い影響もあったのか、今作では死なない。正式参戦はしないのが残念。
  • 新以来久々にカットインが追加。ボイスも新録された。スポット参戦時にνガンダムに載せてフィン・ファンネルを使用すると…?

レズン・シュナイダー

  • ネオ・ジオンの女性士官。ニュータイプの存在に懐疑的。
  • シャアやギュネイやクェスらとは違い、今作でもいつもの立ち位置なのである意味可哀想な人。

ナナイ・ミゲル

  • ニュータイプ研究所所長で作戦士官。シャアの愛人でもある。
    • ハマーンがいるので今作では普通の副官に。そのため若干影が薄い。
  • ちなみにハマーンと声が同じ。

チェーン・アギ

  • 連邦軍の技術士官でアムロを公私共にサポートする恋人。
  • ついにZシリーズ初登場。無印Zでアムロに白いパイロットスーツを送ったのは彼女だった事が明かされる。
  • スパロボシリーズ久しぶりのアムロを巡る三角関係か…と思われたがベルトーチカは自軍に合流せず。アムロの近くにいるのはチェーンのみ。
  • 原作通りクェスに突っかかられるが今作ではクェス復帰後に和解する。

ハサウェイ・ノア

  • ブライトの息子。彼もまたニュータイプの一人。
  • 久しぶりのシリーズ登場、そして自軍参戦。
  • クェスに拘ったことがきっかけで戦場に飛び込むが、その結果は関わった人間が一人も救われない無残なものに。
    • スパロボではハサウェイ自身がほとんど登場しないこともあり、この顛末が再現されたことはない。代わりにクェスの方も単なる敵の一人で終わってしまうことも多かった。
    • 今回はクェス復帰の鍵を握る存在。育成が大変なら機体だけでも強化すべし。
  • エースボーナスが優秀なのだが生かせるまでが長い。
  • Zのジ・エーデルを皮切りに色々と示唆されていた最悪の未来こと「閃光のハサウェイ」は彼を主人公とした逆シャアの外伝。ただし、原作映画ではなく小説版「ベルトーチカ・チルドレン」の続きである。
    • 今回クェスが生存したことで回避に成功。クスィーガンダムが登場しないのは少々残念か?

アストナージ・メドッソ

  • ラー・カイラムのチーフメカニック。
  • 今回(というかZシリーズ通して)恋人のケーラ・スゥは登場しない。
  • スパロボ新作が出る時に「逆襲のシャア」が参戦していると、必ずと言っていいほど過労死を心配される人。

アデナウアー・パラヤ

  • 地球連邦政府の参謀次官でクェスの父親。
  • 親としては最悪の一言につきる。政治家としてはそこそこ有能だが家庭の面ではダメ親父。

ララァ・スン

  • 一年戦争時にシャアのパートナーであったニュータイプの女性。
    • シリーズで初めてサイコミュとニュータイプ能力を用いた無線遠隔誘導兵器を使用した人物でもある。
      • 遠隔誘導兵器としては元祖ニュータイプのシャリア・ブルが先だが、そちらは有線式であった。
  • 高い感受性と感応力によりアムロと通じ合うが、最後にはそのアムロの攻撃からシャアを庇って戦死。
    最期に残した「刻が見える」は名言として知られる。
    • この出来事がきっかけでアムロは13年近く心の傷に悩まされ、シャアに至っては精神的に大人になりきれない状態に。
      • 在る意味、「ガンダム」においてこの二人の最終的な運命を決定付けた罪深い女といえる。彼女が望んだことではなかったろうが。
  • スパロボにおいては「故人として回想の中で登場」することが多い。GCなど一部作品ではパイロットとして参戦している。
    • 今作ではゼロシステムを使ったシャアの意識の中に登場。中の人が郁絵役で登場しているのでDVEが欲しいところではあった。

カイザス・M・バイヤー



登場機体

RX-93 νガンダム

  • アムロ自身が基礎設計し、アナハイム・エレクトロニクスが開発したアムロ専用ガンダム。機体名はアナハイム社製ガンダムの11番目の開発コードνから。
    ガンダムタイプとしては初となるファンネルを搭載している。
    • 最先端技術を導入した専用機だが、戦争の長期化や運用性・信頼性を考慮してパーツの規格を連邦軍のものに合わせ整備性を向上させている。
      このため、3ヶ月という急造機にもかかわらず、本来相反する「専用機のハイスペック」と「量産機の信頼性」を両立させている。アムロの技量も併せて「究極のガンダム」と呼ぶに相応しい機体である。
    • コクピットシート後方にサイコミュ受信パックを備える他、コクピットの周囲や駆動系にサイコフレームを使用してサイコミュの小型化・感応度の向上が図られ、機体の追従性、並びに運動性を大きく向上させている。
  • 内蔵火器は頭部バルカンのみ。これは各部をユニット化し内部構造に余裕を持たせることで整備や改修を容易にさせるため。
    • 武装は大型ビームライフル、メインビームサーベル、フィン・ファンネル等の専用装備の他に、ハイパーバズーカやシールド内蔵式のミサイル・ビームキャノンを搭載している。
      • ファンネル以外はオーソドックスな構成。これは設計したアムロが「MSは純粋な歩兵としての機動兵器」という考えを持ってるから。
        そのため本機は初代ガンダムことRX-78-2ガンダムの正統後継機といえる。
    • マニピュレーターにはダミー発射機構やトリモチ・ランチャーが搭載されている。
  • 今回はとある理由によって中盤まで封印されている。
  • サザビーとの決戦では、向こうがほぼ全損間際のダメージを受けたのに対し、こちらは下半身の一部とビームサーベルラックを損傷しただけで本体は無傷だった。

RGZ-91 リ・ガズィ

  • Ζガンダムの簡易量産機の試作型MS。名前はリファイン・ガンダム・ゼータの頭文字から。
  • 性能は高いのだが、シャア(本作ではフロンタル)からは「情けないMS」と呼ばれてしまう…。
    • ただし、原作における「情けないMS」はリ・ガズィの事と誤解されがちだが、実際には初期設計のνガンダム(サイコフレーム未搭載)の事である。
    • それだけならまだしも、ギュネイからは「ガンダムモドキ」というリファイン・ガンダム・ゼータとして最大級の屈辱を受ける。冒頭でそのガンダムモドキに殺されそうになってたのは誰だったかな
      • 一部戦闘台詞ではジオン兵などからもガンダムもどき呼ばわりされる。デルタプラスも同様。
  • 今回、BWS装着時の情けない地形適応によりアムロとフォウとプレイヤーを非常に悩ませる事になる。情けない地形適応で、地球で戦う意味があるのか!?
  • 最終的にコストの問題を解決できず、量産化は見送られている。どうにも不憫な印象の漂う機体である。

RGM-89 ジェガン

  • アナハイムが開発したジム系列量産型MS。
  • 連邦の主力機としては申し分ない性能を誇り、シリーズとして発展機が作られることになった。
    • スパロボではそんなに強くないのは恒例。量産型が強いのは現実の話です。
  • 開発されたのは宇宙世紀0090年代だが、それから60年以上経ったクロスボーンの時代においても警備用として現役。
  • UCの時代でも主力であり、マイナーチェンジ版のD型、換装形態のスタークとバリエーションも豊富。
    • 今回は両方とも出て来ない。換装パーツだけでも何とかならなかったのか。
  • 今回手に入る機体の中ではぶっちぎりで弱い。全体攻撃が無い、特殊能力が無い、移動後攻撃が射程2しか無いとないない尽くし。同条件で飛行できる上に火力も割りとあるリゼルにお株を奪われがち。

ラー・カイラム

  • 地球連邦軍外郭部隊ロンド・ベル隊の旗艦。
  • スパロボではブライトさんの艦として有名。

AMS-119 ギラ・ドーガ

  • ネオ・ジオン軍の汎用量産型MS。
  • ザクの流れを汲む機体で、ZZの時期には既に開発が開始されていた。
  • ザクの設計にマラサイのムーバブル・フレームを採用しており、追従性が高い。性能そのものは連邦のジェガンとどっこいどっこい。
    • ジオンの伝統として、指揮官機には角がつく。

MSN-03 ヤクト・ドーガ

  • ネオ・ジオン軍が開発したNT専用MS。
    ギュネイ機とクェス機でカラーリングと頭部と武装が異なる。
  • ギラ・ドーガを元にNT専用機として開発された。
    • 正確には、ギラを元にしたシャア専用機「レーテ・ドーガ」が直接の前身。
  • サイコミュを搭載するにはスペースが足りなかったため、それを補うためにサイコフレームが作り出された経緯がある。
  • ギュネイとクェスの機体しか存在しておらず、いわゆる「量産型」はスパロボオリジナル。

NZ-333 α・アジール

  • ネオ・ジオン軍のNT用巨大MA。読みはアルパ・アジール。
  • 下半身には脚部のような形状の、2層式のプロペラントタンクと推進器が一体となったシュツルムスラスターユニットを装備。驚異的な加速性能で戦場に辿り着き、燃料を使い切ったら破棄する事も出来る。
  • サイコミュ兵器を搭載した重火力強襲型で、劇中ではクェスが登場。
  • 企画段階での名称は「ネオ・ジオング」。
    • この名前は後にUCでフロンタルの最終搭乗機に使われている。

MSN-04 サザビー

  • アナハイムが開発したシャア専用MS。当然のごとく赤い。
  • ファンネルやメガ粒子砲など、内蔵兵器を重視した大出力の機体。
  • 当初はギラ・ドーガをベースにしたレーテ・ドーガという機体が開発されていたが、要求通りのスペックを満たす事が出来なかった為、本機が開発される事になった。
  • サイコフレームの導入により追従性の向上とサイコミュ関連機器の縮小化を同時に達成、現在のサイズに抑えられている。
  • シャア専用機としては珍しくシールドを持ち、機動性は元より、火力と防御能力を高めた機体になっている。また、コクピットは頭部に存在し、従来機と同様にイジェクションポッドが採用されている。
  • ちなみに同名の地上戦型が存在。形式番号はMSN-04B。
+ 本作のネタバレ
  • 今作では3仕様あり、敵の時とスポット参戦の時、そして正式参戦時。
    • スポット参戦時は敵の時のものを反転させただけだが、正式参戦時はきっちりライフルとシールドの持ち手が変わっている。
    • 正式参戦する前に両方のバージョンが図鑑に登録されている。この時点でちょっとしたネタバレである。

レウルーラ

  • ネオ・ジオン軍の旗艦。

ムサカ

  • ネオ・ジオン艦隊の主力艦。


余談

最終更新:2014年12月13日 19:08