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紅蓮の双翼 - (2012/01/19 (木) 20:40:08) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
自在法

【初出】
II巻

【解説】
『炎髪灼眼の討ち手』シャナの背に燃え上がるの翼。飛行を可能とし、空中戦を実現させた。
炎の噴射で飛び、噴射の方向はシャナの意思で自由に行えるため、逆噴射で急ブレーキをかけたり、真横に噴射して急反転など、急激な制動にも対応できる。
悠二と共に挑んだマージョリー・ドー戦にて習得。以後、シャナが最も多用する自在法の一つとなった。

小説ではその使用頻度の割りに、ハッキリと翼の描かれた口絵・挿絵は実は一枚もないのだが、
地の文の『いつかのアラストール顕現の姿を見るような、炎の翼』という表現や、
XIIIカラー口絵や、XX巻の挿絵で見える一部分を見る限り、鳥の翼状でないことは確実である。


この翼は『飛翔のイメージ』の発現であるため、普段はで構成されており、翼を動かさなくても滞空可能だが、『爆発して加速』『逆噴射して滞空』などの描写から、移動時や加速や方向転換の際には熱量を持った本物の炎の性質を持ち、炎を吹かすことで物理的な意味で運動エネルギーを生み出しているようである(そのためか『アズュール』の火除けの結界で消えてしまう。滞空状態で消えるかは不明)。

この自在法の正式名称は決まっていなかったが、XVIII巻にて「炎を炎以外として具現化する力」に名付けられた『真紅』の力の一端として認識されたようだ。

ちなみに、『Eternal song ‐遙かなる歌‐』一話において、“盤曲の台”ゴグマゴーグとの戦いの際、マティルダ・サントメールも炎の翼のようなものを出して飛行していたが、これもシャナの『紅蓮の双翼』と同質の能力である。

アニメ版
アニメ版では鳥の翼状だった。飛行や翼を解く際には鳥の羽が散る時もある。

【コメント】
☆ガシャポンではシークレット扱い。
☆XIII巻冒頭のカラー挿絵に炎の翼と思われる物が描かれている、やはりアニメとは違い、ジェット噴射のような形状である。
☆XVIII巻では「紅蓮の双翼を噴射炎に変えて」という表現が用いられており、上の「『アズュール』で何故消えるか」という問いに対しての「移動時は炎に変わってる」説がやや信憑性が増したようだ。