【初出】
I巻
【解説】
“狩人”
フリアグネが所持していた、指輪型宝具。熱量を伴った「物理的な意味での
炎」を消去する「火除けの結界」を球状に展開し、所持者を炎から守る。
“
存在の力”としての
炎には一切効果がなく、防ぎ消すのはあくまで「本物の炎」及び「本物の炎の性質を持たせた“
存在の力”」だけである。
例として、
シャナが使う『
紅蓮の大太刀』と、物体として具現化させた
巨腕に用いた場合、どちらも見た目は同じように炎で作られた物体だが、『紅蓮の大太刀』は本当の炎と同じ焼き尽くす物であるため防げるが、物体として具現化させた
紅蓮の巨腕は火避けの結界の影響を全く受けなかった。
【由来・元ネタ】
フランス語「azure」。意味は「紺碧」や「青空」。だいたい●な色とされる。
炎の赤と反対の色(厳密な反対色は緑だが)なので火除けなのだろうか。
【コメント】
☆
アニメ版から登場・使用されていた。
☆この指輪に刻み込まれた
自在式が、やはり最終巻で事態を解決する鍵になった。
☆↑
弥七郎以外の作品なら「ええっ!I巻のボスが落としたアイテムに刻んであった呪文がカギだったなんて!」と驚く所だが、弥七郎だとこのようにある程度想定されてしまうのが逆に悲しかったな。
☆『
転生の自在式』について言及してる描写ってどこにあったのかな?
☆XXI巻で“
祭礼の蛇”坂井悠二は何故シャナの『
飛焔』や『
断罪』を『アズュール』で防がなかったんだろう。
☆↑単純に防御できる火力ではなかったのか、未熟さから咄嗟に発動できなかったか。
☆↑どっちとも言えんな。火力は
アラストールの一撃を防ぐし、咄嗟に発動するとかいうのも上に書かれてるしな。
☆↑×4 I巻P211~212。見事に回収してくれて感激。
☆[
巌楹院]の
ゴグマゴーグや[
とむらいの鐘]の“
棺の織手”
アシズや『
九垓天秤』
フワワや
ニヌルタや
ソカルや
モレクや
チェルノボーグがこの宝具に絡んでいたら面白そうだったのにな。
☆条件付きで発動するようにしたのは、やはり“
螺旋の風琴”
リャナンシーが
愛の力を大切にしていたからこそなんだろうな。
☆キスを条件にした理由は、II巻の
ラミーの去り際の台詞を参照。
☆指輪型の宝具といえば他に
カシャと
シャナの『
コルデー』がある。
☆『
莫夜凱』と同じく防御面で役立った。
最終更新:2024年10月23日 09:21