【種別】
事件
【初出】
XXI巻(詳細は公式ガイドブック完結編『灼眼の
シャナノ全テ 完』)
【解説】
冷戦時代、北極海で米ソの戦略ミサイル原子力潜水艦による“
紅世の徒”への核攻撃が敢行されたが、
封絶で無効化された上、逆にそれらを乗っ取られるという大事件が起きた。
この攻撃を計画したのは、
外界宿という巨大権力機構を乗っ取ろうとした指導部内の人間勢力。人間の手にした核という力があれば“徒”など幾らでも殺せるという驕った考えだったが、結果は逆に“徒”に乗っ取られた戦略原潜で世界が脅かされる結果となった。
最終的にこの一派は駆逐され、戦略原潜も
フレイムヘイズの突入部隊によって鎮圧されたが、これら二隻の原潜は失われたようだ。
ドレル・クーベリックはこの事件で、外界宿から旧来の情実人事を完全に排除した。なお、突入部隊の間での秘密事項とされたが、その突入には“徒”の運び屋一味[
百鬼夜行]が関わっていた。
この事件の結果、“徒”の討滅に核兵器を使うことは無意味だという結論が下された。
最終更新:2024年08月12日 08:18