第14期 【サイレックオードをのぞむ 世界樹の切り株亭】
開催スケジュール
[2026/03/01]14.0期 2キャップ開始
[2026/03/08]14.0期 3キャップ開始
[2026/03/15]14.0期 4キャップ開始
[2026/03/22]14.0期 5キャップ開始
[2026/04/01]14.0期 7キャップ開始
[2026/04/08]14.0期 9キャップ開始
[2026/04/15]14.0期 13キャップ開始
[2026/05/01]14.0期 終了&エピローグ期間(05/03まで)
採用ルールブック・サプリメント
[ソード・ワールド2.5]ルールブック Ⅰ
[ソード・ワールド2.5]ルールブック Ⅱ
[ソード・ワールド2.5]ルールブック Ⅲ
[ソード・ワールド2.5]サプリメント アーケインレリック 種族と秘宝(※)
[ソード・ワールド2.5]サプリメント エピックトレジャリー
[ソード・ワールド2.5]サプリメント メイガスアーツ
[星屑の旅路]サラービア見聞録(2025/11/16より販売&無料配布予定)(※)
オプション追加サプリメント
■【導入】2500名誉点(他のサプリメントから参照が必要になった箇所のみ採用)
[ソード・ワールド2.0]ラクシアゴッドブック (初期作成時より後の信仰のみ)
■他のサプリメントから参照が必要になった箇所のみ採用
[ソード・ワールド2.0]ラクシアゴッドブック (種族、初期作成時の信仰のみ)
[ソード・ワールド2.0]エイジ・オブ・グリモワール
[ソード・ワールド2.0]プレイヤーズハンドブック・イスカイア博物誌
[ソード・ワールド2.0]バルバロスブック
[ソード・ワールド2.0]カルディアグレイス
[ソード・ワールド2.0]イグニスブレイズ
[ソード・ワールド2.0]ルミエルレガシィ
[ソード・ワールド2.0]カルゾラルの魔動天使
選択ルール
■【舞台設定】
◎人族舞台
■【レベルキャップ】
◎レベルキャップパターンⅢを採用
■【信仰・種族・技能・その他作成制限】
◎採用ルールブック・サプリメントの※は種族のみ採用
◎採用ルールブック・サプリメントの※は信仰のみ採用
◎信仰不可:ラーリス
◎ヴァグランツ使用不可
◎プリーストの消費MP増加ルール:適用(100名誉点を支払うことで該当PCのみ免除)
◎アンデッド作成:不可
◎スカウトLv7の自動取得特技《ファストアクション》の効果を「先制判定で先手を取った時、その1ラウンド目に自身が行うすべての行為判定に+2のボーナス修正を得る」とする
■【アイテム関連】
◎使用不可アイテム:〈ラル=ヴェイネの羽冠〉、全ての「非売品」とあるアイテム、アビス武器の「掘り出し物」(既に効果が決まっているもの)
◎使用制限アイテム:〈マナチャージクリスタル〉は1PCにつき1個のみ
◎購入可能アイテム:〈アビスシャード〉は1個名誉点50点でのみ購入可(消費時不名誉点なし、冒険者ランク「フリー」対象外)
■【特例】
◎Lv13キャップのみ:《ファストアクション》を総則に従うか本来データ通りかをGM任意許可・PL任意選択
◎Lv7以上キャップのみ:〈マナチャージクリスタル〉を1PCにつき無制限購入・使用可
🟪あらすじ
二百年前、「三十六将」と呼ばれる伝説の冒険者たちが建国したカルパタル共和国があった。種族や出身を問わず、誰もが排除されることなく暮らせる理想の国として、サラービア地方で栄えていた。
しかし時は流れ、サラービアを巻き込む大戦争が勃発。カルパタル共和国は戦火に飲み込まれ、ついに滅亡の危機を迎える。国境を守る魔動要塞ガルトマーンも、すべてのマギテック・モジュールを失い、敵の砲撃によって制御システムが破綻。暴走した要塞は生命の生存できない危険領域へと突入しかけた。
乗組員たちの必死の努力により、ギリギリのところで制御を部分的に回復。しかし要塞は既に故郷を遠く離れ、不安定な飛行を続けていた。前方に迫る浮遊岩との衝突を数キロメートル手前で何とか回避し、ようやく停止した要塞。座標を確認すると、そこはウルシラ地方——浮遊都市サイレックオードを望む空域だった。
要塞の司令官であるヴィジャヤ・グェン准将は重大な決断を下す。完全な偽装は不可能と判断し、サイレックオードに対して正式に通達を行った。「我々はサラービア地方への帰還を目的とする避難民である。一時的に冒険者の宿として運営し、帰還資金と情報を得たい。貴都市に対する軍事的脅威ではない」と。
サイレックオード側も、突如現れた巨大要塞に困惑しながらも、直接的な敵意がないことを確認し、監視下での一時滞在を許可した。しかし、いつ軍事行動に転じるかわからない緊張感の中、両者の微妙な関係が続いている。
かくしてガルトマーンは「世界樹の切り株亭」として、半公然と運営を開始。全ては故郷サラービアへの帰還を果たすため。軍人も市民も避難民も、皆が一丸となって生き延び、いつか故郷の土を踏むその日まで——。
🟪舞台設定
魔動要塞ガルトマーンは、全長約2キロメートルの巨大な空中要塞です。浮遊岩を基盤とし、その周囲に魔動機関と居住区、生産施設を組み込んだ、カルパタル共和国屈指の軍事拠点でした。かつては50機の【マギテック・モジュール】を運用する花形部隊「ガルトマーン機甲大隊」を擁し、専用格納庫、整備施設、訓練場を備えていました。
しかし、激戦により要塞は甚大な被害を受けています。【マギテック・モジュール】50機は全機撃破され、パイロット50名も全員戦死。大佐以上の上級将校10名中8名が戦死し、中佐クラスでも半数以上を失いました。ヴィジャヤ・グェン准将が指揮系統の最高位として生き残ったのは、まさに奇跡と言えるでしょう。
要塞の総人口は戦前約8000名でしたが、現在は約3200名(軍人40%、市民35%、避難民25%)まで減少。戦死者約2800名、行方不明者約2000名という壊滅的な損失を被りました。それでも生き残った市民たちの努力により、食料生産施設、被服工場、魔動機工場などは最低限稼働を続けており、自給自足体制を維持しています。
内部構造は中央の指揮中枢を核とし、居住区(軍人区画・市民区画)、生産区画、廃墟と化した機甲格納庫区画に分かれています。現在「世界樹の切り株亭」として運営されているのは、元来賓客用施設だった区画を改装したものです。
PCは【軍人】【市民】【避難民】のいずれかの立場でこの要塞にいます。戦傷や病気でサラービア地方の高度医療技術を必要とする者、戦死した家族や仲間への想い、そして3200名の仲間たちの未来—すべてを背負いながら、故郷への帰還を目指すことになるでしょう。
◎【軍人】
グェン准将の部下として、軍民全員の無事帰還という使命を背負います。
初期作成時、この設定を選んだ場合、以下のいずれかの階級を選択し、括弧内に記載された名誉点と、同値の不名誉点を獲得します。その後、PCが名誉点を入手した場合、ほかのすべてに先立って、この不名誉点の相殺のために名誉点を消費する必要があります。
少尉(300点)
……小隊長または部門責任者。20~30名程度の部下を持つ。直属の上司は中尉~大尉クラス。士官学校卒業後、要塞の各部門(警備、整備、通信など)に配属。責任は重いが経験は浅く、曹長クラスのベテラン下士官に実務を教わることも多い。
曹長(200点)
……中隊の下士官統括。軍曹たちを束ね、少尉~中尉の士官を補佐する。直属の上司は中尉~少佐。要塞内では「現場の顔」として兵士たちから頼られる存在。叩き上げのベテランで、実戦経験豊富。
軍曹(150点)
……分隊長として8~12名程度を指揮。直属の上司は曹長または少尉。要塞の各部署(砲術、機関、警備など)で現場のリーダーを務める。兵士からは「軍曹殿」と呼ばれ、新兵の教育も担当。
伍長(100点)
……班長として3~5名程度を指揮。直属の上司は軍曹。軍曹の補佐として、より細かい単位での作業指示や安全管理を担当。「次の軍曹候補」として期待される。
上等兵(50点)
……特技を持つベテラン兵士。直属の上司は伍長または軍曹。専門技能を活かして勤務。新兵の面倒を見る「兄貴分」的存在。
一等兵(20点)
……基本訓練を修了した一般兵士。直属の上司は伍長。要塞の基本業務(警備、清掃、運搬など)を担当。まだ専門技能は発展途上。
二等兵(10点)
……入隊したての新兵。直属の上司は伍長だが、実際は上等兵に指導される。基本的な軍事訓練と要塞での基礎業務を学んでいる最中。「まだまだ半人前」扱い。
士官候補生(100点)
……将来の士官を目指す候補生。直属の上司は少尉~中尉(指導教官)。各部署をローテーションで回りながら実務を学ぶ。階級は低いが「将来の士官」として一定の敬意を払われる。
◎【市民】
ガルトマーンで暮らしていた職人や技術者として、故郷への帰還作戦に協力する。
◎【避難民】
戦火を逃れてガルトマーンに避難してきた者として、新天地での生活再建を目指す。
※本キャンペーンでは、PC間の裏切りや敵対、スパイ設定等は一切禁止とします(裏切り行為が発覚した場合、設定上、処刑によるロストとなる可能性があるためです)。
※PCは例外なく「サラービア地方出身者」として作成してください。これは【軍人】【市民】【避難民】すべての立場に共通する設定です。サラービア地方であれば、カルパタル共和国出身でも、他の国・都市出身でも構いません。
※【軍人】を選択した場合、ルールブックⅡ144頁『不名誉点のよる影響』による悪影響が発生します。ただし、初期作成時の購入に限り、この影響を無視できます。
※【軍人】を選択したときに獲得する名誉点は、キャップ毎の獲得名誉点総計に数えます。
🟪指揮系統と階級構成
要塞の指揮系統は壊滅的な打撃を受けており、戦前の階級バランスは完全に崩壊しています。現在の軍人約1280名の階級構成は以下の通りです。
◎上級将校(戦前10名→現在5~7名)
准将:1名(ヴィジャヤ・グェン准将)
大佐:0名 要塞副司令官といった立場の担当者がいましたが、現在では全員死亡しています。
中佐:1名 要塞全体の戦略立案と政策決定を担当。PCたちには「神話の存在」に等しく、滅多に目にする機会のない存在です。
少佐:3~5名 各主要部門の統括責任者。PCたちには「伝説の人」に等しく、滅多に目にする機会のない存在です。
◎中級将校(約40~70名)
大尉:8~12名 現場部門長クラス。冒険者宿運営や各部門の実務責任者
中尉:20~30名 中隊長として複数小隊を統括。「少尉」のPCにとっては直接の上司、「下士官・兵」のPCにとっては「直接の上司の上司」です。
少尉:40~60名 小隊長として現場指揮。「下士官・兵」のPCにとっては「直接の上司」です。
士官候補生:10~15名 将来の幹部候補として各部署で研修中です。
◎下士官・兵(約1300名)
曹長以下は前述の通り。要塞運営の実働部隊として不可欠な存在です。
PCたちにとって中尉以上は「偉い人」ですが、要塞という閉鎖空間では階級を超えた人間関係も生まれやすく、特に生死を共にした戦友としての絆は階級の壁を越えることもあるでしょう。
また、非常事態ということもあり、より階級の高い相手と顔を合わせる機会も増えている可能性があります。
🟪部門構成と人員配置
要塞は軍事拠点から「帰還を目指す避難船」へと性格を変えており、部門構成も大幅に再編されています。
なお、一部の部門には市民の技術者や避難民も協力者として参加しており、軍民一体となった運営が行われています。特に生産部門では市民の技能が不可欠となっています。
◎中核部門(各部門長:少佐~大尉)
【参謀部】 作戦立案、情報分析、サイレックオードとの外交交渉を担当。要塞の頭脳部。
【機関部】 浮遊システムと動力炉の維持管理。要塞の心臓部として24時間体制で稼働。
【警備部】 要塞内治安維持と対外警戒。冒険者宿での騒動対応も担当。
◎生産・後方部門(各部門長:大尉~中尉)
【補給部】 食料生産から物資管理まで。市民との連携が最も密接な部門。
【整備部】 要塞設備の修理・改修。「世界樹の切り株亭」の設備管理も担当。
【医務部】 傷病者治療と公衆衛生。戦傷者のケアが主要任務。
【魔動機工場】 武器・装備の生産。冒険者向け装備の製造・修理も行う。
◎特設部門
【冒険者宿運営部】 「世界樹の切り株亭」の運営を専門とする新設部門。現場責任者は大尉が務め、帰還資金獲得という要塞の命運を握る重要任務を担う。フロント業務、食堂運営、宿泊管理、情報収集など多岐にわたる業務を行う。PCたちが最も身近に接する部門となるでしょう。
【市民自治委員会】(軍民合同組織) 軍人と市民の橋渡し役。避難民の生活支援も担当。
【帰還作戦準備室】 故郷奪還の戦略立案を行う秘匿性の高い部門。成員は公開されていません。
🟪カルパタル共和国の建国理念「世界樹憲章」
二百年前、種族も出身も異なる36名の冒険者たちが血と汗で勝ち取った理想。それがカルパタル共和国の根幹を成す「世界樹憲章」です。
国が倒れた今、この要塞は「切り株」のようなもの――そのことから、「世界樹の切り株亭」は名づけられています。
◎第一条【種族平等の原則】
「生まれながらの種族、血筋、出身地によって人の価値が決まることはない。人族も蛮族も問わず、すべて等しく共和国の市民である」
◎第二条【奴隷制の完全禁止】
「いかなる理由があろうとも、人を財産として扱うことを永久に禁ずる。債務奴隷、戦争奴隷、売身契約、すべて無効とする」
◎第三条【信仰の自由】
「神を信じる自由、信じない自由、どの神を信じるかを選ぶ自由。これらは何人も侵してはならない」
◎第四条【実力主義の徹底】
「官職、軍職、すべて生まれではなく能力と人格で決める。あらゆる階級を廃止し、元の国では貴族の子だろうと農民の子だろうと、実力があれば将軍にも大臣にもなれる」
◎第五条【弱者保護の義務】
「老人、病人、孤児、障害者。力なき者を見捨てる国に未来はない。共和国は最後の一人まで守り抜く」