第15期 【静かなる丘 踊るうなぎ亭】
開催スケジュール
[2026/05/09]15.0期 2キャップ開始
[2026/05/25]15.0期 3キャップ開始
[2026/06/09]15.0期 4キャップ開始
[2026/06/24]15.0期 5キャップ開始
[2026/07/09]15.0期 6キャップ開始
[2026/07/25]15.0期 7キャップ開始
[2026/08/09]15.0期 8キャップ開始
[2026/08/25]15.0期 9キャップ開始
[2026/09/09]15.0期 10キャップ開始
[2026/09/24]15.0期 13キャップ開始
[2026/10/25]15.0期 終了&エピローグ期間(10/27まで)
採用ルールブック・サプリメント
[ソード・ワールド2.5]ルールブック Ⅰ
[ソード・ワールド2.5]ルールブック Ⅱ
[ソード・ワールド2.5]ルールブック Ⅲ
[ソード・ワールド2.5]サプリメント キャラクタービルディングブック
[ソード・ワールド2.5]サプリメント アウトロープロファイルブック
[ソード・ワールド2.5]サプリメント エピックトレジャリー
[ソード・ワールド2.5]サプリメント モンストラスロア
[ソード・ワールド2.5]サプリメント メイガスアーツ
[ソード・ワールド2.5]サプリメント バトルマスタリー
[ソード・ワールド2.5]サプリメント アーケインレリック 種族と秘宝
[ソード・ワールド2.5]サプリメント アビスブレイカー ‐奈落と魔界‐
[ソード・ワールド2.5]サプリメント タイラントクリプト ‐墳墓と秘文‐
オプション追加サプリメント
■【導入】500名誉点【入門・秘伝習得】追加50名誉点
[ソード・ワールド2.5]サプリメント 魔導の学府ユーシズ
[ソード・ワールド2.5]サプリメント ブルライト博物誌
■【導入】1000名誉点【入門・秘伝習得】追加100名誉点
[ソード・ワールド2.5]サプリメント ヴァイスシティ 悪徳の贄
[ソード・ワールド2.5]サプリメント 星座の町サイレックオード
[ソード・ワールド2.5]サプリメント ラクシアライフ ‐街の人たちと一般技能‐
[ソード・ワールド2.5]サプリメント ドーデン博物誌
[ソード・ワールド2.5]サプリメント アルフレイム見聞録
[ソード・ワールド2.5]サプリメント ウルシラ博物誌
[ソード・ワールド2.5]サプリメント バルバロスサーガ ‐蛮族と人族の英雄譚‐ (初期作成時より後の信仰のみ)
[星屑の旅路]サラービア見聞録 (初期作成時より後の信仰のみ)
■【導入】2500名誉点(他のサプリメントから参照が必要になった箇所のみ採用)
[ソード・ワールド2.0]ラクシアゴッドブック (初期作成時より後の信仰のみ)
■他のサプリメントから参照が必要になった箇所のみ採用
[星屑の旅路]サラービア見聞録 (初期作成時の信仰のみ)
[ソード・ワールド2.0]ラクシアゴッドブック (初期作成時の信仰のみ)
[ソード・ワールド2.5]サプリメント バルバロスレイジ (初期作成時の種族のみ)
[ソード・ワールド2.5]サプリメント バルバロスサーガ ‐蛮族と人族の英雄譚‐ (初期作成時の種族・信仰のみ)
選択ルール
■【舞台設定】
◎人族舞台
■【レベルキャップ】
◎レベルキャップパターンⅠを採用
■【信仰・種族・技能・その他作成制限】
◎使用可能種族:すべて使用可
◎穢れ制限:穢れ3以下のみ(種族特徴で穢れが変わるものは、より多い方を対象)
◎信仰不可:邪教度3以下のみ(『サラービア見聞録』「神々について」を参照)
◎邪教度追加:「酔悦神ドゥヴルーク」に邪教度5を追加
◎プリーストの消費MP増加ルール:適用(100名誉点を支払うことで該当PCのみ免除)
◎アンデッド作成:不可
◎スカウトLv7の自動取得特技《ファストアクション》の効果を「先制判定で先手を取った時、その1ラウンド目に自身が行うすべての行為判定に+2のボーナス修正を得る」とする
◎アビスブレイカー関連:拡張素材として〈アビスシャード〉の使用不可、追加アビスカース表・アビススキル使用不可、【ヒーリング・イメージ】の拡張効果使用不可、戦闘特技《両手利き》と操気【気旋法】の併用不可(どちらか片方のみは使用可)
◎流派及び秘伝は、原則として戦闘中にのみ使用可能なものとして扱う
■【アイテム関連】
◎使用不可データ:〈バッドツインズ〉〈ラル=ヴェイネの羽冠〉〈ミスティカル・リーフ〉、全ての「非売品」とあるアイテム、アビス武器の「掘り出し物」(既に効果が決まっているもの)、〈チャルグの武器加工〉、〈チャルグの防具加工〉
◎使用可能アイテム:〈剣の結晶〉
◎使用制限アイテム:〈マナチャージクリスタル〉は1PCにつき1個のみ
◎購入可能アイテム:〈アビスシャード〉は1個名誉点50点でのみ購入可(消費時不名誉点なし、冒険者ランク「フリー」対象外)
■【特例】
◎Lv13キャップのみ:《ファストアクション》を総則に従うか本来データ通りかをGM任意許可・PL任意選択
◎Lv10以上キャップのみ:〈マナチャージクリスタル〉を1PCにつき無制限購入・使用可
◎蛮族PC使用に関して:初期作成時に「名誉人族」を取得するものとし、250点の名誉点と同値の不名誉点を獲得する。その後、PCが名誉点を入手した場合、ほかのすべてに先立って、この不名誉点の相殺のために名誉点を消費する必要がある。
🟪あらすじ
ブルライト地方の東端、海岸線に沿って横に長く伸びるサイレントヒル共和国。温暖な気候と豊かな自然に恵まれたこの地は、お茶とみかんの産地として、そしてハマナ湖で獲れる絶品うなぎの名産地として知られています。
サイレントヒルの中心は首都クリアウォーターですが、実際に最も栄えているのは商業で栄える町、パインビーチです。港湾交易で財を成したパインビーチの商人たちは、首都に対して「われわれの稼ぎで国が成り立っている」という自負を持っており、首都側も「成り上がり者の集まり」と冷ややかな目を向けるなど、二つの町の関係は必ずしも良好とは言えません。議会の議席配分でも、人口で勝るパインビーチ派と伝統を重んじる首都派の対立がしばしば見られます。
また、北の隣国カイ公国との間には、国境付近の「シルバーヒルズ」と呼ばれる美しい丘陵地帯の帰属を巡る長年の対立があります。実利的な価値はさほどないものの、「あの丘は我が国の誇り」「いや我が国の伝統的領土だ」と双方が一歩も譲らず、外交上の火種となっています。穏健派は「くだらない意地の張り合い」と苦笑していますが、愛国派にとっては譲れない一線なのです。
そんなサイレントヒルの人々は、古くから伝わる予言を胸に秘めています――「いつの日か大地が激しく揺れ、海が牙をむく」と。この予言のため、建物の耐震構造や備蓄の習慣が根付いています。もっとも、予言が実現する気配はなく、日々は平和そのもの。人々は美味しいお茶を飲み、みかんを頬張り、名産である楽器の音色を楽しみながら暮らしています。
🟪舞台設定
◎サイレントヒル
ブルライトの東端に位置する、東西に長く伸びた温暖な国です。選挙で選ばれた任期4年の総督が首長となる議会制国家です。
北部の国境沿いには、シルバーヒルズと丘を囲む樹海が広がり、南は静かな海に面しています。西部には広大なハマナ湖があり、海とゆるやかにつながる汽水湖となっています。
四百年前、鷹狩り王イェーズによって建国されたクリアウォーター王国がその起源となっています。約百五十年前、商人階級の台頭と市民の自由を求める声の高まりを受け、最後の王が自ら王位を返上する形で王政と貴族制は無血で廃止され、完全な議会制へと移行しました。現在でも首都クリアウォーターには、王族や貴族の子孫が多く暮らしていますが、彼らの名乗る爵位などは、制度的なものではなく、自称に近いものです。
【主要な町】
◆首都クリアウォーター
国土のやや中央寄りに位置する行政の中心地。歴史ある城下町として発展し、伝統と格式を重んじる気風があります。文化的には洗練されていますが、やや保守的。「本当の文化はここにある」という矜持を持っています。
◆パインビーチ
西部、ハマナ湖の東岸に位置する沿岸部の商業で栄える町で、サイレントヒル最大の人口を誇ります。活気ある港湾の町として交易で繁栄し、様々な種族や文化が入り混じる国際色豊かな街です。商人の力が強く、実利主義で進取の気性に富んでいます。「首都は飾り、実際に国を動かしているのは我々だ」という自負があり、首都との微妙な確執が存在します。
【その他の主要な町】
◆バーニングハーバー:東部の漁港町。カツオ漁で有名
◆スワンプハーバー:東部の漁港町。深海魚漁で有名
◆ホットシー:東部の海岸沿いにある温泉保養地。観光客で賑わう
【地理的特徴】
サイレントヒルの気候は温暖で、冬でも雪はほとんど降りません。北方からの清流が豊かな水をもたらし、農業も盛んです。
ハマナ湖は汽水湖で、海とゆるやかにつながっています。この独特の環境が、脂の乗った絶品うなぎを育てます。湖畔は水運で栄えています。
【シルバーヒルズ問題】
北の隣国カイ公国との国境付近、首都クリアウォーターから北へ向かった先にある美しい丘陵地帯「シルバーヒルズ」。銀色の草花が風に揺れる景観の美しさから名付けられたこの地は、両国が「我が国固有の領土」と主張し続けています。
カイ公国は、山岳地帯に囲まれた小国で、質実剛健な気風を持つ誇り高い人々が暮らしています。両国は長く友好関係を保ってきましたが、このシルバーヒルズの帰属問題だけは、数百年にわたって解決を見ていません。
実際のところ、住民はおらず、観光地として以外の軍事的・経済的価値はほとんどありません。鉱物資源があるわけでも、戦略上の要衝というわけでもない。ただ、双方の国民感情として「先祖代々守ってきた土地」という意識が強く、特に愛国派にとっては譲れない問題となっています。
現在は事実上の共同管理状態で、武力衝突には至っていません。しかし外交の場では定期的に議題に上がり、「またあの丘の話か」と官僚たちが苦笑する、両国関係の微妙な火種となっています。
【大震災の予言】
サイレントヒルには古くから「大地の怒り」に関する予言が伝わっています。二百年前の預言者が残したとされる言葉――「大地は裂け、海は牙をむき、すべてを飲み込む」。
この予言のため、サイレントヒルの建築様式は他国より頑丈で、多くの家庭が非常食や水を備蓄しています。定期的に避難訓練も行われています。
もっとも、予言が語られて二百年、大地震の兆候はまったくありません。若者たちは「古臭い迷信」と笑い、年寄りは「油断大敵」と諭す――それもまた、サイレントヒルの日常風景です。
🟪【踊るうなぎ亭】について
ハマナ湖のほとり、パインビーチにある冒険者の宿です。かつてこの地で活躍した冒険者パーティー「シルバー・イールズ」のリーダーだったガルヴが、ブロークンとなった後に開業しました。
◎亭主:ガルヴ
種族はドレイク(ブロークン)、現在105歳。かつてはファイターでしたが、30年前の冒険で傷を負い、冒険者を引退。
得意料理はもちろんうなぎの蒲焼き。「踊るうなぎ」と呼ばれるハマナ湖産の活きの良いうなぎを、特製のタレで焼き上げる技は絶品です。その他、お茶漬け、黒はんぺんフライ、みかんサラダなど、地元の食材を活かした料理も評判です。
◎宿の特徴
三階建ての木造建築で、一階が食堂とフロント、そして船着き場、二階と三階が宿泊室。湖に面したテラス席からは、夕日に染まるハマナ湖の絶景が楽しめます。宿泊費は一般的な冒険者の宿と同程度ですが、食事の質は一級品です。
壁には「シルバー・イールズ」時代の記念品が飾られており、ガルヴの武勇伝を聞くこともできます(ただし長い)。
🟪【忌み霧の日】について
サイレントヒルには、人々の生活に深く根ざした特異な現象があります。それが「忌み霧の日」です。
年に一度、あるいは年によっては複数回、国全体が濃密な霧、「忌み霧」に包まれる日が訪れます。「忌み霧」は普通の霧とは異なり、“穢れ”を持つ者にとっては命に関わる危険をもたらします。「忌み霧」の中に出た“穢れ”持ちが無事に戻ってきた例は、記録上一件もありません。そのほとんどが現在までも行方不明、ほんの一部が遺体で見つかるのみです。
霧は最短で一日、平均的には三日から一週間程度続きます。最長で一か月間続いたという記録もあります。一週間ほど前からその発生の予測が可能で、〈守りの剣〉のないサイレントヒルでは、〈剣のかけら〉はこの予測のために使われていると言われています。
この霧の正体については様々な説があります。中には、国家が〈剣のかけら〉を用いて霧を生み出しているという陰謀論まで存在します。真相は定かではありませんが、一部の研究者たちは、かつてこの地を統べた魔法王が関与しているのではないか、という説を提唱しています。
🟪GM・PLへの注記
この舞台設定は、現実世界の静岡県をモチーフにしています。ハマナ湖は浜名湖、パインビーチは浜松、クリアウォーターは清水(静岡市)をイメージしています。
ここに書かれた設定はあくまで基本的な骨組みです。GMやPLの皆さんは、静岡の地理や文化、あるいは皆さん自身の「こんなサイレントヒルがあったら面白い」というアイデアを自由に追加して、この世界を豊かにしてください。新しい町、独自の風習、地方の伝説、名産品、あるいは既存の設定への肉付けなど、思い思いに楽しんでいただければ幸いです。
君たちの冒険が、このサイレントヒルの新たな物語を紡いでくれることを期待しています。