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68ゲーム好き名無しさん2021/05/15(土) 01:44:55.05ID:jPwDmUQR0
スイッチのセールで買ったオクトパストラベラーを、全クリしたので投下
八人のキャラから主人公を選び、それぞれのキャラクターを仲間にしてストーリーを追う。
それぞれ全四章。また全員をクリアして特定のサブストーリーを終えると、裏ボスと戦える。
69オクトパストラベラー2021/05/15(土) 01:45:41.46ID:jPwDmUQR0
●オフィーリア・クレメント 神官 20歳 女性
フィールドコマンドは町人を仲間にする導く。ただしレベル差があると成功しない。
フレイムグレースの聖火教会に仕える神官であるオフィーリア。
彼女は十五年前、両親が死んでこの教会のヨーセフ大司教の養子となった。
ヨーセフ大司教の実の娘であり、オフィーリアとは本当の姉妹の様に仲の良いリアナ。
そのリアナが式年奉火の儀式を行おうとしていた。
儀式は聖なる種火を持ってオルステラ大陸の、各地の教会の篝火に献火していくのである。
だがヨーセフ大司教の容体が悪化し倒れる。愛する父が倒れて心配で儀式を行えないリアナ。
十五年前にふさぎ込んでいた自分を救ってくれたリアナを助ける為、黙って聖なる種火をオフィーリアは取りに行った。
種火を取ってきたオフィーリアに、ヨーセフはリアナの為だと理解し優しく許すのだった。
リアナの代わりに各地を回るオフィーリア。
セントブリッジの教会では、喧嘩する子供達を仲直りさせ、子供を襲っていた魔物を倒した。
ゴールドジョアでは、教会の司教が娘を誘拐され、聖なる種火を渡す様に脅されていた。
心労で倒れた司教の代わりに、洞窟にいた謎の男達と戦い倒すオフィーリア。
種火を求める理由を聞くが、救世主様が求めているからだと言って男は自害する。
娘を司教の下に返し儀式を終えた所でリアナが現れる。宿屋で話を聞くとヨーセフ大司教が死んだと言う。
突然、眠気に倒れるオフィーリア。リアナの出した飲み物に睡眠薬が入っていたのである。
目を覚ましたオフィーリアだったが種火が盗まれていた。眠る時に聞こえたウィスパーミルへと向かう。
ウィスパーミルはかつて信仰深き村だったが、疫病でたくさんの人が死に、助けぬ神に失望し教会にいい顔をしない。
オフィーリアが村人達に話を聞いて回るが、何も教えてくれない。
途中で助けを求める人がおり、家の中に入るがしかし誰もおらず、オフィーリアは集団に捕まってしまった。
牢屋に囚われたオフィーリアの前に、救世主と呼ばれた男が姿を見せる。
それはフレイムグレースの教会や、途中の町でオフィーリアと会い、儀式の援助をしていた商人マティアスだった。
オフィーリアを念の為の予備と言って去っていくマティアス。代わりにリアナが姿を見せる。
マティアスは儀式を行えばヨーセフを蘇らせると言ったとリアナ。死んだ人は蘇らないとオフィーリアは説得する。
冷たい事を言わないでと、牢屋の鍵を開けた後にリアナは去って行った。
牢屋から出たオフィーリア。村人達が救世主に呼ばれて村の奥の洞窟へと向かっていた。オフィーリアも追いかける。
洞窟の奥では儀式が行われていた。
マティアスに言われ、父を蘇らせたいという気持ちで祭壇に種火を捧げるリアナ。すると火の色が黒く染まっていく。
それを見ていた村人達が次々と倒れて行く、彼らは崇拝する神を復活させるための生贄だとマティアスは言う。
そうはさせないと止めに入るオフィーリア。邪魔をする信者達を倒し、リアナに話をする。
オフィーリアとリアナが幼少の頃、小鳥が死んだ時にヨーセフに死ぬ事について聞いた。
ヨーセフは死んだ者は心の中で生き続けると、小鳥は目を閉じれば心の中で飛び続けると言う。
オフィーリアはヨーセフが自分が死んだ時は、心の中にいる自分を思い出してほしいと言っていた事を話す。
泣き崩れるリアナ。種火の色が元に戻る。怒ったマティアスがオフィーリアへと襲い掛かった。
マティアスを倒すと消滅する。倒れていた村人たちも立ち上がった。
フレイムグレースへと戻り、儀式を終えたオフィーリア。
父親が死に、さらに人々にも迷惑をかけた為にリアナが引きこもった。
かつて自分が引きこもりリアナによって救われた事を思い出し、オフィーリアはリアナを導き教会の外に出る。
そしてかつての自分と同じように、教会の見える花畑へとたどり着きリアナを慰め、幼少の頃に言われた言葉を返した。
悲しんでいるとご飯がおいしくないよ、それを言われたリアナが噴き出してしまう。
花畑から教会を見るリアナとオフィーリア。これからもずっと一緒だと約束するのであった。
70オクトパストラベラー2021/05/15(土) 02:32:56.55ID:jPwDmUQR0
間違ってメモを全部消してしまった……。書き直しながら書き込む
●サイラス・オルブライト 学者 30歳 男性
フィールドコマンドは人々の情報を得る「探る」。何度も失敗すると金を払わないと町でコマンドを使えなくなる。
アトラスダムの学者であり教師のサイラス。イケメンで女生徒から人気があるが、しかし本人は気付いていない。
また知識は独占すべきというイヴォン学長とは仲が悪い。サイラスは知識はたくさんの人が知るべきだという考えている。
サイラスが図書館に行くと、持ち出し禁止の本が無くなっていた。
人々から情報を探っていて行き、金に困っていた学者のラッセルが怪しいと考え、彼の下に行く。
襲い掛かってきたラッセルを倒し、売り払った本を図書館が買い戻したのだった。
その後、イヴォン学長に呼び出されたサイラス。イヴォンがサイラスが生徒であるメアリー王女と噂になっていると言った。
事実無根であると言うサイラスに、噂になった事自体が駄目だと言うイヴォン。
罰すれば事実であると思われる為、サイラスは自主的に勉強の為に学院を離れた事にすると命令される。
サイラスはそれを受け入れた。実は図書館の本で十五年前に失われていた「辺獄の書」を探そうと考えていたのである。
学院を出た所で生徒のテレーズが現れ、噂を告げたのは自分だとサイラスに謝罪する。
勉強熱心なメアリーとそれに応えていたサイラスにテレーズは嫉妬して告げてしまったのだと言う。
嫉妬するほど勉学が好きだったのかと言うサイラスに、テレーズは鈍感だと思った。
炭鉱の町クオリークレストに着いたサイラスは、先輩であり知識人のオデットと会う。
辺獄の書についての調査を依頼すると時間がかかると言われ、代わりに町の失踪事件の調査を頼まれた。
失踪事件について人々から探っていくサイラス。下水道が怪しいと考え向かう。
奥にいたギデオンを倒し、捕らえられた人々を解放した。ギデオンの荷物の中に辺獄の書の写本が見つかる。
その素材からストーンガードの町で作られたものだと見抜いたオデット。サイラスはその町に向かった。
71オクトパストラベラー2021/05/15(土) 02:33:34.94ID:jPwDmUQR0
ストーンガードの町。翻訳者のドミニクが怪しいが、しかし家の扉を開けてくれない。
人々から探り、娘の治療の為に翻訳したのかと問いかけるとドミニクは扉を開く。邪悪な本を翻訳したと後悔していた。
そしてその相手の名前はイヴォン学長だった。十五年前に学長の座についたイヴォンが、辺獄の書を盗んだ犯人だったのだ。
家から出た所で、今までずっとつけていた女をサイラスは呼びつける。
女の名前はルシア。彼女はイヴォンの秘書であり、イヴォンが邪悪に手を染めている為、それを防ごうとしていたと言う。
その手伝いをしてほしいとサイラスは頼まれ、彼の家がこの町にあるので一緒に侵入してほしいと言われた。
サイラスがその家に入ると、ルシアに穴に突き落とされる
地下牢に閉じ込められたサイラスに、ルシアを連れたイヴォンが見下ろす。仲間に誘われるがサイラスは断り閉じ込められる。
しばらくしてテレーズがロープを降ろしてくる。彼女はイヴォンがサイラスを捕らえようとしていたのを立ち聞きした。
脱出したサイラス。だが突如、現れたイヴォンがテレーズを捕まえて逃げていく。
奥へと追いかけたサイラス。捕らえられたテレーズと、待ち受けていたイヴォンがいた。
イヴォンが辺獄の書の知識から作り出した、人々の血の結晶から生み出された石。それを使用するとイヴォンが異形となる。
戦闘になりサイラスはイヴォンを倒す。不死になるはずが半端な力しか出ず、裏切ったなと言いながらイヴォンは消滅した。
助け出したテレーズから、イヴォンはダスクバロウに向かうと言っていたと聞ける。
遺跡の上に作られた村ダスクバロウ。サイラスはルシアを見かけるが、見失ってしまう。
扉の様な遺跡の壁を見つけ、押したり引いたり回りしたりして開き中に入るサイラス。
遺跡の奥にはたくさんの本が並べられていた。それは翻訳用の辞書と、すでに消失したとされる希少本の山だった。
奥で待ち受けていたルシア。彼女はここまで来たサイラスを天才と褒め称え、同志となって知識の探求をしようと勧誘する。
だが天才だとかの区分けを毛嫌いするサイラスは、知識は広く知られ分かち合う事に意味があると断る。
もう結構とルシアは、イヴォンに渡した失敗作ではない石を使用し異形となって襲い掛かり戦闘になり、ルシアを倒す。
古代ホルンブルグ文字の辺獄の書と壁画を解読すれば、「死」「呪詛」「破滅」が壁画を埋め尽くしていた。
これは古代からの警告。開いてはならない扉の開き方。本を燃やす事も考えたが、解決策を未来に託し、本を残す事にした。
今日もまたサイラスは勉学に没頭し、生徒達に知識を託す。机に突っ伏して眠るサイラスにテレーズは上着をかけた。
72オクトパストラベラー2021/05/15(土) 03:32:16.54ID:jPwDmUQR0
●トレサ・コルツォーネ 商人 18歳 女性
フィールドコマンドは買い取る。人々は何かしら物を持っておりそれを買う事が出来る。
港町リプルタイドに住む少女。商人の間に生まれた彼女も商人である事に誇りを持っていた。
今日も魚や酒を買い付けて回っていると、立派な商船が港についていた。
一度中に入ってみたいと船長の男に頼むが、信用できる相手しか乗せないと断られる。
町に行くと海賊が威張っており人々から物を奪っていた。さらにトレサからも酒を奪う。
去っていく海賊に、取り返しに行こうとするトレサ。だがそれを商船の船長が止める。
何か役に立つ物を買って行けと言う船長。トレサは眠り草を購入し、酒場の酒樽にそれを混ぜて持っていく。
海賊のいる洞窟に行き、トレサは生意気なことを言ったお詫びとして酒樽を渡す。海賊は疑わずに持っていく。
海賊達が眠ったころあいでトレサは進入。奥で物を取り返すが、船長の二人組ミックとマックが目を覚ましてしまう。
戦闘になって二人を倒したトレサだったが、他の海賊も目を覚まし囲まれてしまう。
そこに船長が現れ、海賊達を一瞬で倒した。彼はレオン・バストラル、伝説の海賊と呼ばれた男であった。
海賊達は恐怖して逃げ出していった。
海賊を止めて今は商人をやっているレオン。トレサを認め商船に上がらせ、好きな物を一つくれてやると言われる。
たくさんの様々な宝に目移りするトレサだったが、一冊の手記が目に留まりそれが良いと言った。
かつて船に乗せた男が置いて行った全く値打ちの無い手記。他のにしておけと言うレオンに、これが良いとトレサ。
レオンはそれを認めて名もなき手記を渡した。
家に帰ったトレサは手記を読みふける。それは世界を旅した男の日誌だった。
それを読んだトレサは旅に出る事を決意。反対する両親だったが、最後はトレサの熱意に負けて認める。
旅に出るトレサ。手記は半分から白紙だったが、残りは自分が書いて行こうと考えた。
手記にも書かれていた採掘の町クオリークレスト。黄金を求めて人々が採掘をしていた。
黄金は地主のモーロックが買い取っている。他に何か商売にできそうなものはないかとトレサは探す。
クズ石ばかり採掘すると嘆く男、トレサは何かを感じそのクズ石を買い取った。
磨き上げると石は光り輝いた。トレサは知らなかったが碧閃石と呼ばれるそれを、さっそく売りに出すと飛ぶように売れた。
もっと売ろうとクズ石を買い集めるトレサ。だが別の商人アリーもまたトレサと同じようにクズ石を買っていた。
さらに口調が上手く客を誉めてのせる事が上手なアリーはトレサの客を奪い、完売したのだった。
敗北したが次は上回って見せるとアリーに言うトレサ。そこに地主のモーロックが現れ碧閃石も自分が買う事を宣言する。
黄金を相場の十分の一で買うモーロックに盾突くアリーだったが、傭兵にのされて連れて行かれてしまう。
嫌な奴だったが言い分は正しいとトレサはアリーを助けに行く。
屋敷の奥にいたモーロックに会うトレサ。モーロックはアリーの父親をぺてん師だと言った。
倒れていたアリーはその言葉に反発し、父は信頼を得て幸福を客に与えていたと言う。
その結果、友人の借金を背負う羽目になったと嘲笑うモーロック。この世は金が全てだと言うモーロックにトレサも反発。
前の地主も力尽くで追い出したモーロックは傭兵を呼び出し、金の力を教えてやると戦闘になる。
傭兵を倒したトレサに、モーロックは跪いて謝罪する。トレサはモーロックを追い出してアリーを助けた。
その後、助けたアリーにグランポートで開かれる大競売について知らされる。トレサも出品の品を探す事にした。
73オクトパストラベラー2021/05/15(土) 03:33:14.11ID:jPwDmUQR0
コロシアムもある栄えた町ヴィクターホロウ。歩いているとトレサは露店の古地図が目に入る。
古代文字が少しだけ読めたトレサはそれにレオンとバルタザールの名が記されていると読めた。
伝説の海賊達の地図だと知り取り上げる商人。その後、トレサは酒場でレオンと偶然にである。
レオンを連れて先ほどの露天に行くと、確かにライバルであったバルタザールの地図だと認めた。
商人はエドバルドの盾と交換なら譲っても良いと言うが、レオンはもう自分には必要無いと去っていく。
代わりにトレサがエドバルドの盾を別の商人から買い取り、古地図と交換してもらい、レオンの下に行く。
酒場のレオンに届けに行くと、昔の話をし始めた。
レオンとバルタザールは海賊でありライバルだった。だがバルタザールは本当は商人になりたかったと漏らした。
そしてバルタザールはレオンと船の競争を持ちかける。嵐の中、先にあちらの島に辿り着いた方が勝ち。
もしレオンが勝てば秘石エルドライトを、バルタザールが勝てばレオンにとっての本当の宝を貰うと約束したのだった。
勝負はバルタザールが勝ったが、その後に船が沈没、バルタザールは死んでしまった。
レオンはその後バルタザールの船を改造して商船にし、代わりに商人をやっていたのであった。
だからその古地図は負けた自分はいらないとレオンは告げる。トレサは届ければ喜ぶはずと代わりに取りに行く。
洞窟にいたベノムタイガーを倒し、秘石エルドライトとレオン宛の手紙を手に入れたトレサは酒場に戻る。
レオンにあてられた手紙には「お前の宝物は見つかったか?」という文章だった。
過去を思い出すレオン。そしてこの手紙で十分と言い、トレサにエルドライトを譲ったのであった。
こうしてトレサは大競売に出品する物を入手したのであった。
グランポートに着いたトレサ。町は商売でにぎわっていた。
途中で足の弱い少女がおり手助けしたトレサ。少女はノーア・ウィンダムという令嬢であった。
遠くの場所に憧れを持っている彼女。執事が現れ彼女を連れて行った。
露店を見て回るトレサは、さっそく手記に記録しようと取り出す。所が突然に現れた黒服の女が、その手記を奪って行った。
探すトレサは商人アリーと再会。大競売に絨毯を出すと言うアリー。エルドライトだと答えると驚かれる。
そして手記を奪われた事を告げると一緒に探してくれる。大競売の会場で二人は黒服の女と男を見つけた。
アリーが黒服の男を時計を誉めたりして足止めしている間に、地下道へと言った女エスメラルダをトレサは追う。
地下道の奥で手記を読んでいたエスメラルダを発見。目的の内容は無かったが口封じだと戦闘になる。
エスメラルダを倒し手記を取り戻したトレサ、そんな内容の手記を宝物みたいにと黒服の女が言う。
その時にトレサは自分の本当の宝を理解した。
大競売に戻ったトレサ。黒服の男は指名手配犯であり捕まっていた。
アリーに大競売に出す物について言うとアリーに驚かれる。止めとけと言うアリーだがトレサの意志は固い。
なら一発やってやれとアリーは応援する。
様々な出品物が出され、トレサの順番が来る。大競売に出たトレサは手記を取り出し、そして自分の旅について語った。
自分が旅してきたその内容こそが本当の宝だと言うトレサ。困惑し、あるいは嘲笑する観衆。
だが今回の出資者である大富豪のアストン・ウィンダムは司会役を呼び出し、手記を買い取ると宣言した。
会場に集まり、本当によろしいのですかとアストンに尋ねる司会者。
大富豪のアストンは、今までどんな出品物にも興味を示さなかった娘のノーアが、初めて欲しがったと答えた。
十億はトレサの物になったが、さすがに受け取れないと、いつか自分が大きくなった時まで預かっててほしいと頼んだ。
大競売が終わり外に出たトレサ。手記を作ったと言う男と会う。
手記を売った相手の名前はグラム・クロスフォードという。会ったら新しいのをまた売ってやると伝えてほしいと言われた。
告白しかけたが止めたアリーと別れ、故郷に戻るトレサ。ノーアはそんなトレサの事を考えながら手記の続きを書いた。
74オクトパストラベラー2021/05/15(土) 04:47:31.20ID:jPwDmUQR0
●オルベリク・アイゼンバーグ 剣士 35歳 男性
フィールドコマンドは試合。人々と戦闘が出来る。扉の前に立つ邪魔な人を気絶させて通れるようになる。
ホルンブルグ国の騎士のオルベリクは剛剣の騎士と讃えられていた。
敵国の兵を打ち倒し、何かの胸騒ぎを感じて国王のいる陣地までオルベリクは戻る。
そこは倒された兵士達、そして並び讃えられていた烈剣の騎士エアハルトが王を斬り殺していた。
エアハルトに剣を向けるオルベリク。お前の剣技は全て見た、俺の剣技は全てを見せていないとエアハルト。
そしてオルベリクは敗北、ホルンブルグは滅びたのだった。
そして八年後、オルベリクはバーグという偽名でコブルストンの村の傭兵をやっていた。
自警団の稽古を終えた後、山賊が現れたと報せが来る。
向かい山賊達を倒すオルベリク。だがその間に村の少年のフィリップが攫われてしまう。
村の守りを自警団に任せ、一人で助けに行くオルベリク。山賊達を倒しながら洞窟に入る。
奥ではフィリップが山賊達にオルベリクが助けに来ると言う。この数に勝てる訳が無いと笑う山賊達。
だが山賊頭のガストンは一喝し、山賊相手に言い切れるフィリップの勇気を認める。
そこに現れたオルベリク。ガストンは剣を抜いて迎え撃つ。
ガストンのその剣はエアハルトの物だった。その剣をどこで手に入れたのか聞くオルベリクに力尽くで聞けと言った。
オルベリクはガストンを倒し、その剣は同じ傭兵団にいたエアハルトから譲られたもの。
詳しい話ならヴィクターホロウのグスタフに聞けと答えた。そして話とバーグという偽名からオルベリクだと言った。
村の人にもオルベリクであると知られたが、人々は気にせず、旅に出るオルベリクにいつでも戻ってきていいと言う。
フィリップが村を出ようとするオルベリクに一撃を入れる。もっと強くなると言うフィリップと約束しオルベリクは村を出た。
ヴィクターホロウでグスタフを探すオルベリク、人々から武闘大会にグスタフが出る事を聞ける。
コロシアムの興行主セシリーがオルベリクを見つけ、武闘大会に誘う。グスタフに会うにはそれが手かとオルベリク。
だがコロシアムの予選はすでに終えている。出場の権利が欲しいなら奪えばいいとセシリーは言う。
オルベリクは町の中で強さをひけらかす者に試合を行い、倒していく。するとオルベリクに興味を持った一人の男が申し出る。
男は武闘大会出場者である海賊殺しのビクトリノ。オルベリクは倒し、ビクトリノが強いものが出るべきだと権利を譲った。
本試合のトーナメントが始まる。アナウンサーに剛剣の騎士オルベリクと報じられる。
一回戦の相手は凍てつく剣のジョシュア。愛する女性の為に戦うと言う。
二回戦の相手は粉砕のアーチボルト。武闘大会四連覇の現チャンピオンであり、父親が成し遂げなかった五連覇を目指す。
彼らを倒し決勝に出たオルベリクは悩む。愛や誇りの為に彼らと比べ、護る国を失った自分は何のために戦っているのかと。
そして決勝で黒騎士グスタフと戦い、オルベリクは倒し優勝を果たした。
その後、宿でグスタフと会う。エアハルトに剣を教えて貰った同じ傭兵のグスタフ。彼はエアハルトの過去を教える。
エアハルトはホルンブルグ王国の辺境の町の出身だったが、戦争の際に王から見捨てられてしまい滅んだ。
それを憎みエアハルトは復讐の為にホルンブルグの騎士になった。つまり最初から裏切るつもりで騎士になったのである。
エアハルトはウェルスプリングにいると答える。オルベリクは復讐したエアハルトが今は何を理由に剣を握るのかと考えた。
75オクトパストラベラー2021/05/15(土) 04:48:33.99ID:jPwDmUQR0
砂漠の町ウェルスプリング。オルベリクはエアハルトについて町の人に話を聞いていく。
この町の近くにリザードマンの巣があり人々は襲われていた、エアハルトはそれを倒し町を守り感謝されていた。
エアハルトについて聞いて回っていると恩人について調べまわる怪しい男だと兵士に捕まる。
捕まった先でオルベリクであると伝え、エアハルトについて聞く。そこにリザードマンの群れが向かっていると報せが来る。
オルベリクも助力し、傭兵達と共にリザードマンを撃退する。エアハルトは一人で巣に入ったと聞ける。
一通り倒した後、他の傭兵達に町を任せてオルベリクもリザードマンの巣窟へと入って行った。
一人リザードマンと戦うエアハルト、その側で背中合わせで剣を抜くオルベリク。
驚くエアハルトに今はリザードマンを倒す事が先だと言い、それぞれが別れて戦い、リザードマンの長と対峙する。
守るように戦うリザードマンの長を見て、自分もまた守る為に戦っていたのだとオルベリクは理解する。
長を倒し敬意を向けた後にオルベリクはエアハルトの下に向かう。オルベリクとエアハルトは八年ぶりに会話する。
故郷の復讐の為にホルンブルグの騎士となり、そして王を殺して国を滅ぼす手助けをしたエアハルト。
だがそれを為した後に残ったのは後悔だった。騎士としてホルンブルグで過ごした日々ばかり思い出すと答える。
オルベリクはエアハルトに試合を申し込む。俺はお前を守る為に止めるべきだったとオルベリクは言う。
剣でしか語れぬ男だと言い、全てをぶつけて来いとオルベリクは言う。エアハルトもまた答え、試合をする。
エアハルトを倒したオルベリク。少しは吹っ切れたエアハルトに、復讐を諭した者はだれかと問う。
元傭兵団の団長ヴェルナーだと答えるエアハルト。強さではない恐ろしさのある男だったと言った。
ウェルスプリングを守る為に残ったエアハルトと別れ、オルベリクはヴェルナーのいるウェルスプリングに入る。
賄賂を請求する門番。町の中央には火刑台があり、毎月誰かが処刑され、密告を皆が恐れている。
これが領主であるヴェルナーが支配する町リバーフォードであった。
散策していると兵士から逃げる男と会う。彼らは打倒ヴェルナーを掲げるレジスタンスだった。
試合をして実力を認められレジスタンスに入るオルベリク。リーダーは前領主の息子ハロルドである。
彼はレジスタンスの一部がヴェルナーの屋敷前で陽動で暴れ、その隙に本隊が秘密の地下通路から屋敷に入る作戦を立てた。
作戦は実行され、彼らと共にハロルドの一族しか知らない地下を進むオルベリク。
だがヴェルナーは見抜いており、地下通路の奥で待ち受けていた。
たくさんの兵士に囲まれ、切り抜けようとしたオルベリクに手練れの兵士数人が当たり止める。
高台から弓兵が矢を放ち、レジスタンスは壊滅。投降しようとする者も容赦なく殺されていく。
万事休すかと思われた時、エアハルトが駆けつける。オルベリクはエアハルトと共に手練れの兵士達を倒し切り開いた。
恐れをなし下がる兵士を、ヴェルナーは後ろから斬り殺す。俺と奴らどちらに殺されたいと戦いを命じる。
恐怖で向かってくる兵士達。エアハルトは自分はここ抑えるから、オルベリクに追いかけるように言う。
ヴェルナーのいる屋敷の奥についたオルベリク。
部下にならないかというヴェルナーの誘いを断り、お前に守る者はあるかとオルベリクは問う。
他人の為に戦うなど下らないと言うヴェルナー。オルベリクは過去を思い出し、自分は守る為に戦ってきたと言った。
ヴェルナーとの戦いとなり倒す。なぜホルンブルグを滅ぼしたか問うオルベリク。
フィニスの門だとヴェルナーは答え、お前の剣では死なぬと自害した。
ウェルスプリングは解放され、兵士達も投降する。
エアハルトと別れコブルストンの村に戻ったオルベリク。守りたい者が増えた為もっと強くならねばならないと考えていた。
ただいまを告げるオルベリクに、フィリップは剣で叩くがオルベリクは防いだのだった。
76オクトパストラベラー2021/05/15(土) 05:34:41.41ID:jPwDmUQR0
●プリムロゼ・エゼルアート 踊り子 23歳 女性
フィールドコマンドは誘惑。強い人も仲間にできるが、五回失敗すると酒場に金を払わないと使用できなくなる。
十年前にジェフリー・エゼルアートが殺されるのを目撃した娘プリムロゼ。
その時に見たそれぞれ右腕、左腕、首筋にカラスの刺青をした三人の男。
プリムロゼは彼らに復讐する為に生きてきた。
砂漠にある歓楽街サンシェイド。プリムロゼはここで踊り子として働いていた。
支配人に教育されてきたプリムロゼ。客を誘惑し、日々を踊り過ごしていた。
そんな日々の中、ついにカラスの刺青をした男を見かける。追いかけようとするが支配人のヘルゲニシュに止められる。
唯一、踊り子の中で仲が良かったユースファが誤魔化すから別の出口から追いかけてと助けられた。
踊りの場から出たプリムロゼは、ヘルゲニシュと刺青の男が話しているのを目撃する。
ヘルゲニシュに地図を渡して別れた男を追い、サンシェイド地下道を追いかける。
出口の砂漠に出たプリムロゼ。だがそこにヘルゲニシュと配下が待ち受けていた。
拷問を受けたユースファが刺され、高台から落とされる。駆け寄るプリムロゼ。
私達、友達だったよねと尋ねるユースファ。それを認めるプリムロゼ。ユースファは息絶える。
ヘルゲニシュを醜い豚とののしるプリムロゼ。聞かなかったことにしてやるから戻れと言うヘルゲニシュ。
くそくらえだというプリムロゼに、勿体ないと言うが始末しようとする。
逆に倒されたヘルゲニシュ達。最後に踊りが見たいと言うヘルゲニシュに、踊ろうとして背を向けるプリムロゼ。
隠していたナイフで切りかかるヘルゲニシュを、逆にナイフでプリムロゼは切り裂いた。苦しみながらのたうつヘルゲニシュ。
ヘルゲニシュの死体から地図を貰い、その場所へとプリムロゼは向かった。
地図の場所であるスティルスノウに辿り着いたプリムロゼ。情報収集の為に酒場で踊り人を集める。
人々の中、かつてエゼルアート家に侍女として仕えていたアリアナと会う。彼女は今、娼婦として働いていた。
カラスの刺青の男について聞くと、娼館の支配人がそれであるとアリアナから聞ける。
娼婦を届ける為の馬車に乗り、プリムロゼは父親の事を思い出す。
厳しくも優しくまっすぐな父親はプリムロゼに「己を信じ、貫け」とよく言っていた。
過去の思い出話をしながら、娼館に馬車が着いた。プリムロゼは洞窟から館へと忍び込む。
そして娼館にいたカラスの左腕の男ルフスと戦い倒すのであった。
他の男は何処にいるとプリムロゼが聞くと、ノーブルコートに真実がある、覚悟があるなら行くが良いと言って死んだ。
77オクトパストラベラー2021/05/15(土) 05:35:50.88ID:jPwDmUQR0
プリムロゼの故郷であるノーブルコート。父がいた頃より治安が悪化していた。
町を歩いているとプリムロゼのかつての恋人である詩人のシメオンと会える。
シメオンとの思い出を語り、優しい時間に浸るプリムロゼ。だが復讐はまだだとシメオンと別れる。
父の友人で会った自警団の副団長だった男レブローと会い、家に招かれる。
黒曜会という集団が町におり探っていた。父親の死にも関与しているだろうと言う。
だが自警団の団長は行方不明、この十年でレブローの仲間が二人死んだ。レブローは全てを諦めてしまった。
しかしプリムロゼの復讐の強い意志を感じ、レブローは黒曜会の館に一緒に忍び込む。
館の奥にいたカラスの右腕の刺青の男、自警団団長で仲間を売ったアールバスと対峙する。
ジェフリーを馬鹿にして笑うアールバスにレブローが怒る。だがそれ以上に怒ったプリムロゼが黙らせると戦う。
アールバスを討ち取ったプリムロゼ。レブローが離れた所、そこにシメオンが現れた。
どうしてこんなところにシメオンがと驚くプリムロゼ。シメオンは近づき、そしてナイフでプリムロゼを刺した。
シメオンこそがカラスの首筋の男。プリムロゼは嘘と呟きながら倒れる。
生きている実感が薄く、愛する女の絶望を見た時だけがそれを感じられると言うシメオン。高笑いしながら去っていく。
庭師をやっていたシメオンと恋人だった日の夢を見るプリムロゼ。レブローの家で昏睡から目をさました。
復讐を成し遂げる為、プリムロゼはシメオンがいるエバーホルドへと向かったのだった。
大劇場がある演劇の町エバーホルド。町の人々もなんらかの役を演じて練習している。
プリムロゼが劇場に入ると満員の観客。高い場所にある特別席からシメオンが見ていた。
シメオンが台本を書いたその演劇は、プリムロゼに似た少女を主人公にした物語だった。
演劇はプリムロゼが先に進むたびに話が進む。父親に愛されて育った娘は、踊りの特異な少女だった。
父の不慮の死を嘆く舞台の上の少女、そこにシメオンに似た男が現れる。
最上階についたプリムロゼ。まだ舞台は終わっていないと二体の人形をシメオンはけしかける。
それを倒した後、シメオンはプリムロゼに語り続ける。復讐の人生は幸福だったか、本当に父親はそれを望んでいたのか。
何度も掛けられる言葉に、ついにプリムロゼは折れて私の心に入ってこないでと座り込んでしまう。
心の中のプリムロゼの父親。プリムロゼは父親にずっと辛かったと弱音を吐く、そしてしばらく目を閉じていてと頼んだ。
エゼルアートの娘と覚悟を決めたプリムロゼはシメオンと戦闘し倒す。倒されたシメオンはかつて送った詩を朗読する。
舞台の上では男女が永遠の愛を誓っていた。その時、プリムロゼはシメオンの心臓を貫いていた。
復讐を果たしたプリムロゼは、ノーブルコートの父親の墓に墓参りをしていた。
復讐を追えたのに穴の開いた心は埋まらないと言うプリムロゼ。
だけどきっと幸せがあるからと、その脚で進むことを告げたのだった。
78オクトパストラベラー2021/05/15(土) 06:46:14.18ID:jPwDmUQR0
●アーフェン・グリーングラス 薬師 21歳 男性
フィールドコマンドは相手の情報を得る聞き出す。レベルが高い相手には使用できない。
クリアブルックに住む薬師のアーフェン。
彼はかつて旅の薬師から無償で助けてもらった事から、自分も困っている人を助けたいと考えていた。
村の薬師として、同じ年齢で薬師のゼフと共に人々の病気やケガを治していた。
ある日、ゼフの妹のニナが倒れる。調べると蛇に噛まれた跡があり、毒蛇だと考えられる。
なんの毒蛇なのかとアーフェンは人々から聞き出す。
ニナの友達から、兄に花をプレゼントする為に危険な洞窟に忍び込み、毒蛇に噛まれた事を聞き出せた。
まだら模様のある蛇だと聞けマンダラヘビだとアーフェンは確信する。
ゼフに伝えるとすぐに毒を取りに行かないと出ようとするが、アーフェンが止める。
お兄ちゃんと呟くニナ。俺が取りに行くから側にいてやれとアーフェンは諭した。
そして洞窟奥でマンダラヘビと戦い倒し、毒を手に入れた。帰ってからゼフが治療薬を作り治したのだった。
アーフェンは自分を救った薬師の様に人を助ける旅に出たいと考えていた、しかしこの村には自分が必要だと諦める。
だがゼフは見抜いており、自分がアーフェンの分も引き受けるから旅に行けと言ったのだった。
ゼフとお互いにカバンを交換し、アーフェンは旅に出たのだった。
立ち寄ったゴールドジョアでは熱病が流行っていた。
小さな姉妹であるエリンから聞いたアーフェンは、姉のフリンの様子を見に行く。
だがすでに別の薬師のヴァネッサが治療を終えており、熱は下がっていた。
少額で治療をして回るヴァネッサ。熱病が完治されていく。
だが今度はガボラ咳が流行り、人々の咳が止まらなくなっていた。
その為の薬を求められたヴァネッサは、薬が少量しかない為に高額になると答えた。
高くても買い求める人々。しかしエリンの家は貧乏でそんなお金がない。
咳の止まらないフリンに泣く母親。代わりに俺が見てやるとアーフェンがフリンを診た。
そんなにすぐに次々と病気が流行るものかと疑問に思うアーフェンは、母親にヴァネッサの薬を見せてもらう。
その薬は熱が下がる代わりに喉が腫れ、咳が止まらなくなる薬だった。
アーフェンは人々から聞き出して回り、この近くに薬の材料となるアオホタル苔があると洞窟に向かう。
その奥ではヴァネッサと部下達が苔を取っていた。そして自分達の詐欺行為を語っていたのだった。
あんたを治す薬は思いつかねえわと姿を見せるアーフェン。知られたからにはと始末しようと戦闘になる。
アーフェンは薬の材料になる苔を集める。その隙に逃げ出そうとしたヴァネッサを薬で眠らせ突き出した。
町の治療を終えたアーフェン。エリンも姉妹がお礼にたくさんの貝を集めて持ってきた。アーフェンはお礼を言ったのだった。
セントブリッジについたアーフェン。その町はずれで重傷の男とそしてそれを見捨てる薬師がいた。
男の名はミゲル。かなりの重傷だったがアーフェンはつきっきりで治療したのだった。
朝に飯でも食べに行こうかとアーフェンが町に出ると、ミゲルを見捨てた薬師のオーゲンが治療をしていた。
アーフェンを上回る見事な腕前であり、対抗意識を燃やしたアーフェンは人々を見て行く。
老婆を見た後、そろそろミゲルの所に戻るかと呟く。すると老婆が震えだした。
ミゲルは別の町で強盗殺人を犯していた事を老婆から伝えられた
老婆の家から出たアーフェンに、薬師オーゲンが近づき言う、この世には助けるべきでない命もあると。
小屋に戻ったアーフェンは、ミゲルに事実を確認する。故郷に貧しい暮らしをする子供達がいるから仕方なかったと言った。
二度と悪事をしないと約束できるかと言うと、ミゲルは二度としないと約束した。アーフェンは治療をした。
79オクトパストラベラー2021/05/15(土) 06:47:10.23ID:jPwDmUQR0
次の日の朝、起きるとミゲルの姿が無かった。どこに行ったと町に出る。
そこでミゲルが子供を誘拐し、親に金銭を持ってくるように要求していたのであった。
森へと逃げて行くミゲル。アーフェンは追いかけ、森の奥のミゲルに追いついた。
そこでは倒れた子供がいた。うるさかったから刺したとミゲルは答える。
故郷に子供がいるんじゃなかったのかとアーフェンが言うと、あれは嘘だと嘲笑った。
あんたを助けた俺の責任だと、アーフェンはミゲルを戦い倒す。そして子供に処置をして町に戻った。
治療を終えた子供を親に預け、何も言わずに町を出ようとするアーフェン。そこにオーゲンが現れる。
オーゲンはかつて故郷の近くで倒れていた罪人を助け、家に連れ帰って治療した。
家を離れ帰って来た時に見たのは、姿を消した罪人と殺された妻だった。
この世には助けるべき者と助けるべきでない者がいる、そう告げてオーゲンは立ち去ったのだった。
アーフェンは皆を助けたいと言う気持ちに迷いが生じていた。命を選別しなければならないのかと悩んでいた。
崖の町オアウェルについたアーフェンは患者を診て行く。そこにオーゲンが現れ、彼もまた別に患者を診て行った。
アーフェンの治療に迷いが見えると言うオーゲン。それでもとアーフェンは薬師を続ける。
患者の多かった町もひと段落した頃、町人がアーフェンを呼びに来る。オーゲンが倒れたと言う。
オーゲンの体を見るとボロボロだった。絶句するアーフェンに、オーゲンは過去の話の続きをする。
オーゲンは自分の妻を殺した男を見つけた、そいつには妻と子供がいた、それを分かった上でオーゲンは男を殺した。
オーゲンにとって自身は助けるべきでない命なのだと、アーフェンに告げたのだった。
死にたがっている人間を助けるべきなのか、どうすればいいのか悩むアーフェン。
ふとカバンの中を見る。ずっと整理していなかったなと考えていると、中に手紙が入っていた。それはゼフからの物だった。
もし悩んだりしたら僕と一緒に勉強した日々を思い出してほしい、そんな内容が続く手紙。アーフェンは悩みを捨てた。
オーゲンの下に戻ったアーフェンは宣言する、あんたの命もあんた自身も助けてやる、患者は寝ていろと寝かせて診察する。
どんな命も救うと決め、診察を終え出て行くアーフェン。これは治せないとオーゲンは呟いた。
治すと宣言したが、今までに見た事のない症例にアーフェンは悩む。だがどこかで見た事があるとアーフェンは気付く。
深く記憶を探ると、それは自分が幼少の頃にかかった病気と同じ症例だった。
治療のヒントになる何かは無いかと考え続けるアーフェン。そして記憶の中、子供のアーフェンが恩人の薬師に聞き出した。
聞き出していると驚くアーフェン。オアウェル近くに住むテングワシの羽根が治療薬になると知り、取りに行く。
そして森の奥でテングワシを倒して去らせ、その羽を持ってオアウェルに戻った。
治療を終えたオーゲン。そしてオーゲンにまだ救える人がいるはずだと説得する。
その言葉にかつて自分を治療した男と同じ者を感じたとオーゲン。その様子からアーフェンを治療した人と同じと思った。
苦しむ人を助けるのは当たり前のことだという薬師。アーフェンもまた、幼少の頃にその言葉を聞いていた。
薬師の名前はグラム・クロスフォード。随分前に亡くなったが、その心はアーフェンが引き継いでいた。
グラムの墓を建てたアーフェン。オーゲンもまた立ち去っていく。薬師としての道を歩いて行くのだった。
81ゲーム好き名無しさん2021/05/15(土) 18:39:47.45ID:jPwDmUQR0
すみません、途中で書き込みできなくなりました。時間をおいて投下します
82オクトパストラベラー2021/05/15(土) 18:40:44.59ID:jPwDmUQR0
●テリオン 盗賊 22歳 男性
フィールドコマンドは盗む。町の人が持つアイテムを盗めるが、レベル差があると確率が低く、五回失敗で出来なくなる。
少年だったテリオンは、一緒に捕らえられたダリウスという少年と一緒に盗賊をやっていた。
兄弟と呼び合う仲だったが、しかしテリオンはダリウスに裏切られてしまった。
断崖の町ボルダーフォール。そこに建つ盗賊殺しと呼ばれるほどの警備体制を誇るレイヴァース家。
盗むなら絶対に行かない方が良いと、酒場のバーテンダーに止められるが、逆にテリオンは興味を持った。
多くの番兵に番犬、塀の上には音が鳴る仕組み、忍び込むのは無理だとテリオンは考える。
行きつけの商人が持っている信用状を盗み、テリオンは商人の振りをして霊ヴァース家に侵入した。
屋敷の奥にあった四つの台に一つだけおかれた秘宝。それに近づいたテリオンの側に一人の老人が現れた。
その男はレイヴァース家の老執事ヒースコートだった。気配を悟らさせずに近づいた老執事に警戒するテリオン。
戦いに勝ったテリオンだったが、隙を付かれて罪人の腕輪を取り付けられる。
その腕輪を取り付けられるのは盗賊としては恥であり、マヌケの証。テリオンは外す様に言う。
そこに現れたのは若きレイヴァース家の当主コーデリア。
レイヴァース家の秘宝とは竜石と呼ばれる四つの石、だが彼女の親が死んだ時、その際のどさくさで三つが盗まれた。
腕のいい盗賊に取り返してもらう為に、わざとレイヴァース家の警備を強化しおびき寄せた。
竜石を全て取り返してくれば腕輪を外すと約束し、テリオンは受け入れた。帰りにグルだったバーテンにおごらせた。
ノーブルコートの学者オルリックが竜石の一つを保有していると聞き、テリオンは訪れる。
オルリックの家に入るには合言葉が必要、かつて共に研究していたが追い出されたバーラムに聞く。
バーラムの下に行き、オルリックの鼻を明かしたくないかとテリオンが言うと、乗り気でなかったバーラムも受領した。
ただしただでは合言葉を教えないと、アイテムを求められる。テリオンは町で盗んでくる。
盗むたびに新しいアイテムを求められ、三つ渡してようやく合言葉の万物の心理を教えて貰う。
ついでに三つのアイテムを使って作り出した水晶の鍵を渡される。研究室に入るには特殊な鍵が必要だった。
バーラムとオルリックはかつて、兄弟分として共に研究したが、竜石の研究に没頭してからオルリックがおかしくなった。
竜石を盗めば落ち着くかもしれないと頼まれるテリオン。兄弟という言葉にテリオンはダリウスを思い出す。
オルリックの屋敷に入り、最後の研究室で竜石を見つけたテリオン。そこにオルリックと傭兵達が現れた。
激昂するオルリックを倒し、竜石を入手したテリオンはレイヴァース家に戻る。
レイヴァース家に戻り一つ目の竜石を渡したテリオン。
コーデリアはお礼にヒースコートに腕輪を外したらと言うが、俺が逃げるだけだとテリオンは答えた。
裏切られた事のないお嬢様には分からないかと言ったが、しかしコーデリアは自分は裏切られ続けたと言う。
両親が死んでたくさんの人が屋敷に訪れたが、そのほとんどが金目的だった。ヒースコートがいなければどうなっていたか。
ヒースコートはテリオンの腕輪を掴む、彼にも誇りがあり同情は良くない事をコーデリアに告げる。
83オクトパストラベラー2021/05/15(土) 18:41:27.26ID:jPwDmUQR0
次は砂漠の町ウェルスプリング。町で情報を集めると闇市で竜石が出る事が聞ける。
闇市場に侵入し、竜石の持ち主に当たりをつける。だがそこに盗賊団が現れて、竜石を奪って行った。
洞窟内に入り追いかけるテリオン。そこにかつての兄弟分のダリウスが姿を見せる。
十年以上前から共にコンビで盗賊をやっていたテリオンとダリウス。だがダリウスはテリオンを裏切り、崖に突き落とした。
彼はテリオンを始末する代わりに犯罪組織の幹部に、そして今では町一つの盗賊団のトップになり上がっていた。
罪人の腕輪をつけている事に気付き、テリオンが落ちぶれたと嘲笑うダリウス。
そして部下達にテリオンの始末を命令して、己は竜石を持って立ち去って行った。
レイヴァース家に戻り取られた事を伝えるテリオン。ダリウスは他にも竜石を所持し、二つ持っているようだと聞ける。
ダリウスがいるのは雪の降るノースリーチ。ヒースコートが先に向かい情報収集をする事になった。
ダリウスの盗賊団が支配する無法の町ノースリーチ。早々にテリオンは盗賊達に囲まれる。
そこにヒースコートが助けに入り二人は逃げ出し、空き家に隠れた。
しばらく息をひそめるテリオンとヒースコート。ヒースコートは自分の過去の話をし始めた。
ヒースコートは元々、盗賊でありレイヴァース家に忍び込んで捕まった。そこで当時の当主に働くように求められた。
彼はレイヴァース家で信じる事と信じられる事を知ったと言う。
テリオンはコーデリアに信じていますと言われた事を思い出した。
廃教会の地下がアジトだと分かったテリオン。幹部の服を盗んで侵入する。
アジト奥に二つの竜石があり、そしてダリウスが待ち受けていた。
裏切られたみじめな目をしていたのに、今は生きた目をしているテリオンを気にくわないダリウス。
盗賊が信じるなんて愚かな事であり、他者は力や金で利用するものだと言う。
人を信じない生き方なんて寂しい生き方だとテリオンに言われ、切れたダリウスと戦闘になる。
倒されたダリウスは竜石を置いて逃げて行く、テリオンはさようなら兄弟と呟いた。
たくさんの金の積まれた部屋に来たダリウスはそれを持って逃げようとしていた。
そこに現れた配下達に運ぶのを手伝えと言う、だがその部下に斬られる。
裏切るのかと言うダリウスに、最初から金が目的だったと配下達は武器を向けた。
金が全て持ち出された部屋で、兄弟に助けを求める呟きをしながらダリウスは死んだ。
ただいまと言うテリオン。レイヴァース家に竜石を渡し、これで四つの竜石が戻った。
竜石はフィニスの門を封印した物で誰かが開くために集めていたのかもしれないと話される。
腕輪はすでに、以前ヒースコートに掴まれた時に外されていた。
テリオンはヒースコートとコーデリアに見送られ、礼を言って町を旅立ったのであった。
84オクトパストラベラー2021/05/15(土) 19:16:47.65ID:jPwDmUQR0
●ハンイット 狩人 26歳 女性
フィールドコマンドは仕掛ける。捕獲した魔物を人に攻撃する、高レベルの町人相手にもできるが失敗もある。
シ・ワルキの森にすむ狩人ハンイット。今は師匠のザンターと二人だけの動物の声がわかる黒き森の者であった。
師匠であるザンターは一年前、聖火騎士エリザに頼まれ赤目と呼ばれる怪物の狩りを行っていた。
一流の狩人であるザンターだが、数ヵ月ぶりの手紙には長期戦になると書かれていた。
苦戦しているようだが、師匠の腕を信じているハンイットはいずれ帰るだろうと思っていた。
村の若者たちに魔物をけしかけて訓練していたハンイット。それを終えた後、村長から依頼を受ける。
ギサルマという怪物が近くの森に現れ、商隊を全滅させ動物達も殺して回っているという。
退治しに出かけたハンイットは人や獣の死体の群れを見つける。
食べる為の殺しなら受け入れるハンイットだったが、しかしそれは力を見せつけるだけの殺戮だった。
ギサルマを見つけその言葉を読み取るハンイット。ギサルマは力を誇示し、森を自分になじませようとしていた。
森に馴染む努力をすべきだったと怒るハンイットは、ギサルマと戦闘し倒す。
死んだギサルマは森の獣達の糧になり、その獣もいつか死に森の栄養となる、それが師匠からの教えだった。
村に戻ったハンイットの下に、ザンターの相棒の獣である狼ハーゲンが戻ってきた。怪我をし混乱していた。
ザンターの身になにかがあった。ハーゲンと相棒の雪豹リンデと共にハンイットはストーンガードへと向かった。
ストーンガードで話を聞いて回ると、ザンターはナタリアという女性の下にしばらく滞在していたと聞ける。
ナタリアはザンターの死んだ友人の妻。ナタリアが貴族の男にナンパされているのを魔物をけしかけて助ける。
ナタリアから幻影の森という場所に向かった伐り、ザンターは帰ってこないらしい。ハンイットもそこに向かう。
森を進むと鹿のような魔物の森の主に襲われて、それを倒す。さらに奥に進むとザンターの石像がそこにあった。
赤目は生物を石化させる能力があった、石化しながらもザンターはその事を手紙に書き残していた。
ザンターの守りをハーゲンに任せ、ナタリアの家に戻り状況を説明した。そこに聖火騎士のエリザが訪れる。
聖火騎士が依頼しザンター一人で戦わせた事に怒るナタリア、だがハンイットは犠牲が増えただけだと言った。
エリザは赤目を追うと言う、それに任せてハンイットは手紙に頼る様に書いていたスサンナという女性に会いに行った。
85オクトパストラベラー2021/05/15(土) 19:18:10.44ID:jPwDmUQR0
雪降る町スティルスノウ、雪豹のリンデが楽し気に走り回る。占い師のスサンナという老婆に会いに来たハンイット。
家の前に立つ、用心棒の男アレークに魔物をけしかけるとスサンナが現れる。
彼女は占い師と呼ばれているが実際にはたくさんの知識から答えを出しているだけで、魔術などは使用していない。
しかし彼女を求めて毎日のように人が来るので、アレークに防がせていた。
ハンイットに赤目の事と石化したザンターの事を伝える。スサンナは赤目を倒せば石化が解けると答える。
戦ってもハンイットの石像が出来るだけ、一時的に石化を防ぐ薬草がある事を伝えた。
それを取りに近くの森へとアレークに案内されて向かうハンイット。
森の奥で薬草を見つけるがそこにドラゴンが現れる。伝説の魔物の登場に怯むハンイット。
幼少の頃、ザンターからドラゴンを狩った話を何回もされたハンイット、周りはあまり信じてくれなかったらしい。
ザンターに抱き上げられ嫌々するハンイット、ザンターはいつか大物を狩った話をしてくれよとハンイットに言った。
ハンイットはザンターにドラゴンを狩った話をしてやると決め、ドラゴンに挑みこれを倒した。
薬草ヘンルーダを採取したハンイットは、スサンナに届けて石化を防ぐ薬を作ってもらう。
伝令の聖火騎士に赤めの居場所が分かったと伝えられる。薬を手にハンイットは向かった。
砂漠の王国マルサリム。待っていたエリザからこの近くの遺跡に赤目がいる事を伝えられる。
王国の騎士団が討伐に向かったが、次々と石化され壊滅、生き残りの兵が国王に報告する。
ハンイットは赤目の討伐を国王に約束する、国王はその為の支援を行う。
兵士達が他の魔物を排除している間にハンイットは遺跡の奥へと向かった。
石像と化した兵士達の先に、赤い目と大きな黒い体の怪物が待ち受けていた。
今まで様々な動物達の声を聞いてきたハンイット、だが赤目の声は全く分からない。
石像にならないハンイットは、そして赤目と戦闘になり、これを退治した。赤目は消滅した。
石化が解けた兵士達と共にマルサリムへと戻ったハンイット達。
喜ぶ国王は宴会を行いたいが、ハンイットは会いに行きたい人がいるのを知って見送る。
そしてハンイットは石化の解けたザンターと会う。喜びハンイットを抱き上げるザンター、嫌がるハンイット。
狩りの話を聞かせてくれと言うザンターに、ハンイットは得意気に話をしながらシ・ワルキの村へと帰ったのだった。
86オクトパストラベラー2021/05/15(土) 20:25:11.29ID:jPwDmUQR0
●旅の果て
サブストーリー、クリア後に完結する。
最初に決めた主人公の町のすぐそばで、一人の青年が怪我をしている。回復のブドウを渡すと礼を言う青年。
青年の名はクリス・クロスフォード。失踪した父親を捜し旅をしていると言う。
一人で旅する事に限界を感じたクリスに、主人公は旅の芸人一座を紹介する。
技術は無いが何でもすると言うクリスの熱意にこたえ、座長はクリスを雇った。
旅をして父親の足取りが分かったクリスは、別れる前に座長にお礼をしたいと言う。
主人公からラピスラズリを譲ってもらったクリスは、それで輝く看板を作り座長を喜ばせた。
運命の人を探す美女リブラック。その女性に一目惚れした剣士アルファス。
剣の腕しか知らないと言うアルファスと試合をしてリブラックに見せる。
それを見ていたリブラックはアルファスを誉めるが、運命の人では無いと去っていく。
追いかけたアルファスだったが、やはりリブラックの眼中にはない。
しかし途中で別の女性がアルファスに一目惚れする。アルファスはその女性に気が移った。
リブラックは運命の人を見つけたと言って、どこかに去って行った。
シ・ワルキの近くの森で旅芸人の一座がトラに襲われ、アルファスが奮闘していた。
主人公達が碧眼の虎を倒すと、久しぶりだとアルファスと座長が主人公に挨拶する。
アルファスはリブラックが運命の人がホルンブルグにいると言っていたと伝える。
座長はクリスが、父親がホルンブルグにいると言っていたと伝える。主人公はホルンブルグへ行く事が可能になった。
ホルンブルグの戦場跡地へと着いた主人公達。先に進むと巨大な門が少しだけ開いていた。
リブラックに、父親はこの門の中にいると言われて入って行くクリス。
主人公達が駆け寄ると、入りたければ入ってもいいが、二度と出られないとリブラックは告げて門に入る。
これこそが生と死の境であるフィニスの門。主人公達も門の中に入った。
87オクトパストラベラー2021/05/15(土) 20:26:16.29ID:jPwDmUQR0
フィリスの門の中には八つの黒い炎が掲げられており、調べると戦闘になる。
黒く染まった姿のシメオン、イヴォン、ベノムタイガー、ドラゴン、リゲル、マティアス、ヴェルナー、ダリウスと戦闘。
倒すと手記のように情報を得られる。
マティアスは二百年前、聖火教の信者だったが山火事でたくさんの人が死に祈っても何もならない事を理解した。
邪神ガルデラの力を使えば人の蘇生や不老の肉体にもなれる、彼は同じ不老のシメオンと共に裏で黒曜会を建てた。
リアナの父を毒殺し、リアナの使者を蘇らせる心でさらに力をつけようとしたが、オフィーリアによって失敗した。
救世主となって人々を救い命を奪って力に変えていた。救世主たる私がどうしてこんな場所に、暗いと苦しんでいた。
イヴォンはルシアとリブラックにそそのかされ、当時の学長を殺し辺獄の書を翻訳した。
辺獄の書を解析して使用できるようにした所、リブラックが姿を消した。最初から利用するだけして捨てるつもりだった。
失敗作の石を渡されたと言い、ルシアとリブラックを呪っていた。
ヴェルナーはリブラックに資金や人材を提供され、代わりにホルンブルグを滅ぼす様に依頼された。
フィリスの門が目当てと言う。以来のまま国を滅ぼし領主となった後、ヴェルナーはリブラックとの関係を切った。
あれは優秀だが近寄るものを破滅させる女だとヴェルナーは言う。結果、ホルンブルグの元騎士に殺されたので当たっていた。
ジェフリーは黒曜会について調査していたために殺された。プリムロゼが復讐を果たした事を、誇りだと思っていた。
これからは父の事など忘れて、自分の幸せを探してほしいと言った。
レイヴァース家の元当主は、過去のホルンブルグ国王から信頼され竜石を託された。
一人残った娘は苦しんでいるだろうが、人を信じる事を忘れないでほしいと願っていた。
グラム・クロスフォードは妻を助ける為にテングワシから羽を手に入れたが、一歩遅く妻は病死した。
絶望している所にリブラックが現れ、妻を蘇生する手段があると言われ、フィリスの門に行くように悟らされる。
行く途中で、レオンという男に自分の宝である手記を渡す代わりに船に乗せてもらった。
さらに途中でアーフェンと言う少年に、妻を救えなかった薬を施した。
フィニスの門に近づくにつれ、リブラックが自分を利用している事にグラムは勘付く。
だがここで逃げ出せば血筋の息子であるクリスが狙われると思い、なんとかこの儀式を破壊する手段を考えていた。
グラムの肉体を依り代に、十二神によって封印された魔神ガルデラが復活しようとする。
グラムはなんとかリブラックを跳ね除け、その場所を逃げ出すが、赤目という化け物に変貌してしまった。
全てのボスを倒すと先への道が現れる。
奥には倒れたクリス。そしてクリスを依り代に魔神ガルデラが復活する。
ガルデラより生まれたリブラックを飲み込み、全ての生命も神も食らいつくすと告げる。主人公達とガルデラの戦闘。
主人公達を2パーティーにわけた二連戦。亡者を全身に生やした巨大な目玉、そして大きな角の剣を持った姿。
倒すと闇へと戻っていくガルデラ。闇が晴れ、今まで飲み込んでいた魂達が解放されていく。
立ち上がったクリスの前に、クリスの父グラムと母親の魂が現れる。
クリスと主人公達を見て、自分の旅も無駄では無かったと言うグラム。
自分の人生を全力で生き抜けとクリスに告げ、二人の魂は去って行った。
フィニスの門は閉じ、主人公とクリスはその場を去る。それぞれの物語を。
88ゲーム好き名無しさん2021/05/15(土) 20:30:28.88ID:jPwDmUQR0
投下終了 時間が飛び飛びになってすみません
本当はガルデラ撃破後の文章もそこそこあったのですが、メモを消した為にわからなくなって
もう一度クリアしようかと思ったのですが、最後が本当に長いのでできませんでした
八体のボスとガルデラ二体を倒す間セーブ不可、四十分はかかるので、申し訳ない
91ゲーム好き名無しさん2021/05/16(日) 19:05:41.84ID:fHM3P+A10
すみません、ミスがありました
>>75のヴェルナーが支配しているのはウェルスプリングではなくリバーフォード
>>87はフィリスではなくフィニスの門です
466 オクトパストラベラー sage ▼ 2022/03/03(木) 20:06:48.91 ID:fMemoG4P0 [1回目]
>>88の続き
●オクトパストラベラー
各まとめ
・オフィーリア
聖火教の女性神官。友人のリアナが儀式の旅に出ようとしたが、父が病気で心配で行けないので代わりに向かう。
聖なる種火を持って旅し、各地の教会に献火して行く。だが邪神を信仰する者達に邪魔をされたりする。
途中でリアナと会い、睡眠薬を盛られ種火を取られる。邪教徒に父親を生き返らせるために、邪神復活を協力させられていた。
邪神の儀式中にオフィーリアは辿り着きリアナを説得。教祖のマティアスを倒した。
教会に戻り塞ぎ込むリアナを励まし、これからも一緒だと二人は話した。
・サイラス
魔法学校の教師、知識は万人に知られるべきという考えを持っており、保守的な学長とはそりが合わない。
難癖をつけられ学校を追い出されたが、図書館から盗まれた辺獄の書を探す為にサイラスは気にせず旅に出た。
人を犠牲にする魔術師を倒し、辺獄の書の写本を見つける。それの翻訳者に会い、犯人がイヴォンだと知る。
イヴォンの別荘に行くが、逆につかまってしまう。生徒のテレーズに助けられ、怪物化したイヴォンを倒した。
イヴォンの秘書ルシアが黒幕だと知り、ルシアのいる遺跡へと向かう。そこにはたくさんの希少本があった。
共に知識の探求をしようと言うルシアを、知識は皆の者と断るサイラス。怪物化して襲い掛かるルシアを倒す。
辺獄の書が開いてはならない禁断の門の事を記された本だと知る。サイラスは学校に帰り、教師を続けた。
・トレサ
商人の少女。町で海賊が暴れ、元海賊のレオンの助力を受けて倒し荷物を奪い返す。
彼から気に入った褒美だと、旅人の手記を貰う。自分も旅をしたいと親を説得し、旅に出た。
悪徳商人を倒す。また別の町でレオンの友人の宝石を探し出す。だが自分はもういいとその宝石を譲られた。
大富豪が自分の娘のプレゼントとして大競売を行う。宝石を出そうとするトレサ、だが突然、黒服の女に手記を奪われる。
手記を奪い返したトレサ。目当ての物では無かったらしい女は、大した内容じゃないのに宝物みたいにと言う。
トレサは宝石ではなく手記を競売にかける、困惑する観客だが大富豪の娘はそれが欲しいと買い取られた。
十億リーブはトレサの物になったが、多すぎるのでと富豪に預ける。
その後、手記を作った男に会い、手記はグラム・クロスフォードの物だと聞ける。トレサは故郷に戻り、親に旅の話をした。
467 オクトパストラベラー sage ▼ 2022/03/03(木) 20:09:26.44 ID:fMemoG4P0 [2回目]
・オルベリク
有名な元騎士。仕えていた国が、仲間の裏切りで国王が殺され崩壊。偽名を使い村で傭兵をやっていた。
そこに山賊が現れ、オルベリクは倒す。エアハルトの傭兵仲間と知り、グスタフなら居場所を知っていると聞ける。
村にいずれ戻ると子供と約束し、オルベリクは旅に出る。
コロシアムに出場し、決勝でグスタフと対戦し倒す。そしてグスタフからエアハルトについて聞ける。
エアハルトは故郷が滅びた原因が国王にあり、その復讐の為に騎士として潜入したと言う。そしてエアハルトの居場所を聞く。
砂漠の町に行くとエアハルトがリザードマン達から町を守っていた。共に戦いリザードマンを倒し、エアハルトに話を聞く。
復讐を果たしたが、後悔しか残らなかったと言うエアハルト。決闘を申し込み、その気持ちをオルベリクは斬り捨てた。
エアハルトから手引きした団長ヴェルナーの話を聞き、その町へ行く。ヴェルナーが恐怖で町を統治していた。
レジスタンスと共に裏から入るが待ち受けていた、絶体絶命の所でエアハルトが加勢に入る。
守る為に戦うと、ヴェルナーを追い込み倒すオルベリク。フェニスの門と告げヴェルナーは死ぬ。オルベリクは村に戻った。
・プリムロゼ
良家の娘だったプリムロゼだが、父親がカラスの刺青をした三人の男に殺されてしまう。その復讐の為に生き続けてきた。
僅かな情報から踊り子として働いていたプリムロゼは、ついに刺青の男を見つける。
刺青の男とつながりのある支配人が、友人を殺し、プリムロゼは支配人を殺し地図を奪う。
地図の場所で娼館を営む刺青の男を倒す。真実はプリムロゼの故郷にあると告げこと切れる。
故郷に戻るとかつての恋人のシメオンに会う。その後、町を支配している黒曜館に潜入し、父を侮辱する刺青の男を倒した。
そこにシメオンが現れ、突然プリムロゼを刺す。最後の刺青の男はシメオンだった。
生き残ったプリムロゼは、シメオンのいる演劇の町へと向かう。
演劇の町ではシメオンが台本を書いた、プリムロゼそっくりの人生の演劇が公開されていた。
最上階のシメオンの下に行くが、精神的に追い詰めるシメオンにプリムロゼは座り込んでしまう。
心の中の父親に語り、迷いを捨てシメオンに挑むプリムロゼ。演劇が恋人が抱き合い終わると同時に、シメオンを刺殺した。
故郷に戻り、父の墓前に報告。復讐を終えても虚しいだけのプリムロゼ。でもこれからも歩き続けると告げた。
・アーフェン
子供の頃、薬師に助けられた事から、大人になってから薬師になり村で人を助けてまわるアーフェン。
友人に背中を押され、村を出て人々の助けとなる旅に出た。
その先でわざと副作用の強い薬を使い詐欺を働いていた女薬師を見つけ、成敗する。
次の町で薬師に見捨てられたミゲルという男を助ける。だが彼は犯罪者であり、傷がいえた後に誘拐事件を働く。
ミゲルを倒した後、悩むアーフェンに、見捨てた薬師のオーゲンが助けない方が良い患者もいると告げる。
悩むアーフェン。次の町でオーゲンと会い、共に町の人々を助けるがオーゲンも倒れてしまう。
オーゲンはボロボロであった。彼はかつて助けた犯罪者の男に妻を殺された、探し出し男に妻子がいると分かった上で殺した。
自分も助けるべきではない患者だとオーゲンは告げる。悩むアーフェン、カバンの中に友人からの手紙が隠されていた。
友人からの励ましの言葉に、もう悩まないと決め、オーゲンの薬を作り出し助けた。
オーゲンからグラム・クロスフォードに似ていると言われるアーフェン。それは子供の頃、アーフェンを助けた薬師だった。
468 オクトパストラベラー sage ▼ 2022/03/03(木) 20:14:45.48 ID:fMemoG4P0 [3回目]
・テリオン
盗賊の男。かつて一緒に盗賊をやっていたダリウスに裏切られ、崖から落とされたテリオン。
一人で盗賊をし、盗賊殺しと呼ばれる厳重体制のレイヴァース家に忍び込む。そこの執事のヒースコートが待ち受けていた。
戦い倒すが、腕に罪人の腕輪をつけられる。それは盗賊達にマヌケの証と呼ばれる物であった。
レイヴァース家が厳重なのは、優秀な盗賊を捕まえる為。当主のコーデリアに盗まれた竜石を取り返してほしいと頼まれる。
腕輪を外す為、渋々とテリオンは引き受ける。
盗まれた三つの竜石のうちの一つは、学者が研究の為に所持していた。かつての研究仲間の協力を得て忍び込み竜石を入手。
レイヴァース家に届け、次は砂漠の町の闇市へと忍び込む。だがそこに盗賊団が入り込み竜石を奪って行った。
追いかけると、その盗賊団のボスはダリウスだった。腕輪をつけたテリオンを嘲笑い、部下に殺すように命じる。
倒した後、レイヴァース家に向かいダリウスの根城の町について聞き、ヒースコートと向かう。
幹部の服を盗み、アジトに潜入。待ち受けていたダリウスと戦い倒す。
二つの竜石を置いて逃げ出すダリウス、金を持って逃げようとした所で部下タッチに裏切られてダリウスは殺される。
竜石を届けたテリオン。腕輪は実は一つ目を渡した時点で外されていた。礼を言うコーデリアにテリオンは去って行った。
・ハンイット
森で生きる狩人の女性。師匠ザンターと共に暮らしていたが、騎士に頼まれ怪物狩りに向かったままザンターは帰ってこない。
新たに訪れた怪物を倒していた頃、ザンターの相棒の狼が怪我をして戻って来た。師匠に何かあったのかと向かう事にする。
話を聞いて回り、ザンターが向かったまま帰ってこない森へと着いたハンイット。そこには石化したザンターがいた。
石化しきる前に書いた手紙があり、赤目と呼ばれる化け物と戦うのに、スサンナという女性に頼れという内容だった。
占い師のスサンナに、事情を説明。石化を防ぐ薬草が近所に生えていると聞ける。だがそこにはドラゴンがいた。
なんとか倒しスサンナに届け、石化を防ぐ薬を入手。赤目を倒す為に砂漠の町に向かう。
兵士達が石化していた砂漠の国。ハンイットが助力し、遺跡の奥へと向かう。
そこにいた怪物、赤目。戦いの末にハンイットは赤目を倒す。石化が解け、師匠と会ったハンイットは共に故郷に帰った。
ちなみに赤目がいる所に文字が刻まれており、理性が戻る時がある、どうか殺してくれ、すまないクリスと書かれている。
●邪神ガルデラ撃破後
「またあの闇の底へ」と言って消え去るガルデラ。倒れていたクリスが起き上がる。
事情を知り礼を言うクリス。父には会えないと知り落胆する。
だがそこにクリスを呼ぶ声がする。ガルデラに囚われていた、クリスの父グラムと母の幽霊が現れた。
大きくなったと喜ぶグラム。「運命とは分からぬものだ」
「私のあの旅も無駄では無かった、あなた方のおかげだ」
主人公達のおかげで世界は救われたと礼を言うグラム。クリスに自分達の分まで生きてくれと言い、二人は消え去った。
その命尽きるまで、全力で生きろ。
フィニスの門は閉じ、主人公達とクリスは離れて行く。
生きるとは旅をすること。
何処に行くのか、何をするのか、どの物語の主人公となるのか。
全ては君に託される。
旅立とう、自分達が生きる、この世界で。
469 ゲーム好き名無しさん sage ▼ 2022/03/03(木) 20:17:13.48 ID:fMemoG4P0 [4回目]
投下終了。オクトパストラベラー未完だったので
でもガルデラ撃破後の内容、思ったより、そんなに長くなかったわ
470 ゲーム好き名無しさん sage ▼ 2022/03/03(木) 20:42:25.61 ID:lvw6km7Y0 [1回目]
補完乙!
471 ゲーム好き名無しさん ▼ 2022/03/03(木) 23:13:51.61 ID:EYL00Wuy0 [1回目]
乙です!