チェンジ・ザ・ワールド☆
The bound〜6
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The bound past
「本当にお前はスーツが似合わんな」
「うっせーな! 仕方ないだろ? 似合わないんだからよ」
春の穏やかな日の朝、やたらと壮麗な講堂の壇上に向かう真壁と鬼頭がいた。
大学在学中にまた伸びた身長のおかげで、新たにスーツを新調した真壁は、思いのほか着心地の良いスーツが似合わない事に気を落としていた。
それをまた鬼頭に指摘されたことで落ち込む。
「お前は恐ろしく似合ってるな……」
チラリと後ろを歩く鬼頭を見て呟く。
「ホストとでも言いたいのか?」
相変わらず睨んで来る顔に、ニヤリと笑い返す。
「おー。良く分かってるじゃねえか。お前なら絶対ナンバーワンだな」
「うるさい。さっさと歩け」
ずらりと並んだ教師達に、ここ星越学園の生徒達も興味津々と言った目を向けている。
「それでは、新任の先生達をご紹介します」
ホールに響く理事長の声に、真壁と鬼頭は居住まいを正して立った。
相変わらず貴族のような気品漂う姿の倉持は、こちらを向いてにっこりと微笑んだ。
真壁が公園で一人拗ねていた時、何故倉持が真壁を見つけたのか後で知ったのだが、実は真壁の兄と倉持は大学時代の友人だったのだ。
それで、家を飛び出して帰って来ない真壁を心配していた所へ、たまたま真壁の事で電話をした倉持が探しに行く役目を引き受けたのだった。
心当たりを尋ねると、真壁の兄は幼い頃によく遊んだ公園を教えてくれた。
そこで偶然倉持は真壁と会う事が出来たのだ。
もし、あの時倉持が自分を見つけてくれなかったら。
そう考えると、真壁はぞっとした。
今もまだ、自分を偽り続けていたかも知れない。
こうして新しい道を見つける事が出来たのだ。
大事な友人と共に……
新たな一歩を、二人は踏み出すのだ。
もう、自分を傷付ける為ではなく、成長するために。
誰かを傷付ける為ではなく、喜ばせるために。
「それでは真壁先生、挨拶をお願いします」
「はい!」
「The bound past」 end
※あとがき※
最後までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございましたー!!
真壁と鬼頭、倉持の出会い編でございました。
大学時代はきっと真壁はアホだったろうな。という想像の元、書いてみたんですが……
こんなに長くなるとは思ってなかったんですけど、音文さんの優しい言葉に調子に乗って書いてしまいました(笑)
真壁と鬼頭、倉持の出会い編でございました。
大学時代はきっと真壁はアホだったろうな。という想像の元、書いてみたんですが……
こんなに長くなるとは思ってなかったんですけど、音文さんの優しい言葉に調子に乗って書いてしまいました(笑)
誰でも辛い経験はたくさんしてきます。でも、必ずそれを乗り越えられるという事。
でも、そのためには自分自身で変わろうと努力しなければいけないことをこの話しで書きたかったんですが。。
時間が掛かった割に自分の中の出来としては30点くらいでしょうか(汗)
でも、そのためには自分自身で変わろうと努力しなければいけないことをこの話しで書きたかったんですが。。
時間が掛かった割に自分の中の出来としては30点くらいでしょうか(汗)
まあ、次頑張りますw
それではまた、お会いしましょう!
それではまた、お会いしましょう!
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