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  • 能力者CO
  • 価値観の不一致

価値観の不一致

最終更新:2013年01月27日 01:17

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だれでも歓迎! 編集

能力者CO/価値観の不一致 ◆hqLsjDR84w



 ◇ ◇ ◇


 美神令子は空飛ぶホウキ・青きイナズマに乗って、空の旅を満喫していた。
 地上よりも青空に近い位置で身体に風を受けるというのは、なかなかに清々しいものである。
 下手に目立ってアシュタロスに見つかれば大変なので高度を上げられないのが、残念と言えば残念だった。
 この間に自分が逃亡したせいで神社周辺で惨劇が繰り広げられているなど知るはずもないが、そういう可能性がないとも思っていなかった。
 別に、彼女は他人が傷つこうが死のうがどうでもいいなどとは考えていない。
 むしろそのような光景を目の当たりすれば虫酸が走るし、可能であれば助けてもやる。もちろん、その後お代はきっちり請求するが。
 ともあれ、彼女は決して他人が殺されても知ったことでないといった冷血な人間ではない。
 もしそうであれば、このプログラムでも率先して殺し合いに乗っているだろう。
 しかし違う。他人の指示に従うのが気に喰わないというのもあるが、それ以上に人を殺すという行為自体への嫌悪感が大きい。
 にもかかわらず先ほど逃亡を図った理由はというと、これは簡単な話である。

 ただ、助ける余裕がなければ助けないだけだ。

 そうなのだ。
 ようは、彼女は自分が一番大事なのだ。
 二番目がお金で、そこからしばらく二十番目くらいまではズラリと金目のものが並ぶのだが――
 それ以降には、自分ではない他人の名前もランクインしている。
 ただ、どうあっても、自分が一番なことに変わりはない。
 そしてそれに対して、引け目を感じることもない。
 心の底から正しいと思っている。

 なぜなら――自分が死ねば楽しくないから、だ。

 世界屈指のGS(ゴーストスイーパー)であるからこそ、彼女は霊というものを知り尽くしている。
 生前の記憶や人格を失い、知性を感じさせぬ地縛霊として思うままに暴走する様子を数え切れぬほど目にしてきた。
 また暴走などしておらず現世を漂うだけの浮遊霊でも、生前の記憶すべてを持ち合わせていることは少ない。
 いまでは封印されていた肉体に戻っているが、かつて三百年あまりも漂い続けてきたおキヌだってそうだった。
 記憶だけではない。
 いかに金持ちであろうと、土地を所有していようと、高い地位についていようと、死ねばすべてパアになってしまう。
 生前持ち合わせていたものは、死んでしまえば持ち越せない。

 つまり――死んでしまえば、ほとんどなにも残らないのだ。

 身体だけでなく所持品も失い、人格や理性を失う可能性さえあり、さらには記憶まで消えかねない。
 それを知っているからこそ、美神令子は生にこだわる。
 いざ死んで霊になってしまったら、そのときはそのときでどうするか考えるだろうが、ともかく。
 こうして生きているうちは、死なずに稼ぐことに執着する。
 死ねば残らないのだから、生きているうちに得られるだけ得ようとしているのだ。
 この性分は、GSとして親の元に生まれ、かつ幼くしてその類稀なる霊能力に目覚めていたせいで、勝手に芽生えたものと言えよう。
 何せ、幼き日から霊というものを目にしてきたのだ。
 美神本人の意思なぞ関係なしに、否が応にも生と死について考えざるを得なかったのだ。

 ――といった自分の価値観が形成された経緯について思い返してから、美神は置いてきた金髪を結った青年の姿を思い浮かべる。

(まあ、そういうワケだから。
 こーゆーことで納得してもらうわよ。悪いわね、ジャン)

 ちなみに仮定の話になってしまうが、もし逆の立場で彼女がこんな謝罪をされたとしよう。
 そのときはもちろんキレる。
 お前の過去なんか知るかと罵りまくる。
 理不尽だと思うかもしれないが、そうではない。
 立場が変わっていたとしても、思考は何ら変わらない。
 『自分が一番大事』という点だけは、いかなる状況であろうと揺らがないのだ。

「……ん、アレは」

 地上に人影を発見し、美神は眉をひそめる。
 目に入った人影は二つだ。金髪を長く伸ばした女性に、緑色の短髪が鮮やかな少年。
 女性はなにやらうずくまっており、襲おうと思えばいつでも襲いかかれる。
 にもかかわらず、少年はあたふたするばかりである。置いてどこかに行く素振りも見せない。
 そんな様子からして、おそらく殺し合いに乗り気なワケではないのだろう。
 そのように判断して、美神は二人に接触することにした。

 ――その二人の価値観が美神とまったく異なっていることなど、現時点の彼女に知る由はない。

 いかに殺し合いに乗っていないように思われるとしても、それだけで警戒を緩める美神ではない。
 招雷兵器・ヴァジュラを取り出してから、ゆっくりと青いイナズマの高度を下ろしていく。

「ちょっとアンタたち、このプログラムについてなんか知ってることでもあったりしな――」

 会話において優位に立つべくいきなり質問を浴びせようとした美神だったが、半ばで口ごもってしまう。
 近づいていたことで、金髪の女性のほうがうずくまっている理由が分かったのだが、それがあまりに衝撃的だった。
 彼女は、『吐いて』いるのだ。
 なるほど、この警戒するに越したことがないはずの場所で隙だらけの体勢でいるはずである。
 接近に気づいたらしい二人の視線を受けながら、美神は首を傾げた。

「…………二日酔い?」

 この状況で吐くなど美神には原因は一つしか思い浮かばなかったのだが、どうやら的外れであったらしい。
 女性のほうが真っ青な顔色でありながら、たしかに睨みつけてきたのだ。
 その視線があまりにも雄弁であったので、美神はこう返すことにした。

「なんかごめん」

 彼女だって謝るときは謝るのだ。


 ◇ ◇ ◇


 とりあえず水を飲ませて落ち着けているうちに、次第に吐き気は引いていったようだ。
 その間に、すでに自己紹介は済ませている。
 女性のほうがユーゴー・ギルバートで、少年が植木耕助ということを、すでに美神は知っている。
 次にここにとどまっているのが秋葉流という男を待っているからだと聞いてから、さらにユーゴーが吐いていた理由も尋ねた。
 なんでも天界人たる植木が使える『神器』とやらに振り回されたせいだという。
 美神は当初さして信じていなかったのだが、実際に神器を見せられたので納得するしかなかった。
 それから植木は彼が『神様を決める戦い』に巻き込まれているとのことを語りだしたが、この件については美神は疑わなかった。
 あまりに素直に受け入れたので逆に驚かれたが、彼女にしてみれば『誰かが神になる』など大して珍しい話でもない。
 山中を漂っていたワンダーフォーゲル部員の浮遊霊を、その山の土地神にしてやったことだってあるのだ。
 素質さえあれば、神でないものを神にのし上げることなど別段難しくもない。
 そうなるのに相応しい存在を選別するというのも、合点がいくといえばいく。
 神族であれば、一時的に『能力』を中学生に授けることだって容易であろう。
 植木が誇らしげに語る彼の仲間たちは、ずいぶんと授けられた能力に適応したのだろう。
 霊力じみたものに適応したとあっては、GSの道に進めば大成するかもしれない。
 そんなふうに思いながらも、美神はそれについては口にしなかった。
 GS人工が増えれば仕事の取り合いになるのは避けられないので、収入が減りかねない。
 それに、GSとして本当に大成するような輩ならば、誰かに促されずとも知らぬ間に足を踏み入れているものだ。


 ――と、噛み合っているようだが、実は植木と美神の認識はすれ違っている。
 本来いた世界自体が異なっているので一概に違うとは言いづらいのだが、認識のズレ自体はたしかに存在している。
 ただ、植木の言う天界人が住む天界と、美神の知る神族が住む天界が必ずしもまったくの別物とは言い難い。

 どちらの世界にも、同じように三つの世界がある。
 人間たちが住んでいる『人間界』。
 それより上層部に存在する『天界』。
 人間界よりも下層部に存在する『地獄』、あるいは『魔界』。

 そう考えた場合――

 植木の住む世界における天界=美神の住む世界における天界。
 植木の住む世界における天界人=美神の住む世界における神族。

 とは、言えるかもしれない。

 しかし『三界』の認識が二つの世界で同一でも、そこに住む存在が同一とは限らない。
 天界人のすべてが素質を秘めている『神器』は、神族がその力を解放するために纏う『神器』と根本から異なっている。
 前者は才能次第で目覚めるか否かというのはあるし、個体によって外見や威力は異なるが、種類自体は遺伝子に組み込まれている以上変わりようがない。
 一方、後者は神族の個体それぞれに適応する神器が異なる。他人の神器でも力を解放できるだろうが、それでは完全には力を解放できない。
 天界に住んでいるというところは同一であるのだが、この点で天界人と神族は違っている。

 また――神。
 これの認識についても、植木と美神の間ではズレがある。
 美神が考えている神とは単なる神族に過ぎないが、植木が言っているのは『さらに上の存在』だ。
 三界の秩序を守り、その気になれば三界を壊滅させることとて可能なほどの力を持つ。
 すなわち、美神の住む世界における『最高神』のポジションである。

 互いにそんなすれ違いには気付かない。
 テレパシストたるユーゴーには彼女の意志に関係なく二人の思考が流れ込んでいるが、二人の細かい知識までは読み取れていない。
 読み取ろうと思えば可能であるが、それを行うには多大な精神力を要する。
 認識の違いなど知るはずもないユーゴーは、わざわざ疲弊する必要性もまた知るはずがない。

 そうしているうちに植木の話は終わり、美神が自身の持つ情報を告げる。
 訊かれたワケではないが、自分だけ情報を得るというのは気に入らないし、心証を悪くしかねないと考えたのだ。
 とは言っても、なにもかも話してしまう美神ではない。当然、伏せるところは伏せた。
 伝えたのは、最低限の情報に過ぎない。
 『自分はGSをやっている。おキヌ、横島、ドクターカオスは仕事の関係者で、カオスの知識は役立つかもしれない。アシュタロスとルシオラは魔族で超ヤバい』といったところだ。
 実際のところ、魔神・アシュタロスとその配下・ルシオラについては機密事項と定められているのだが、この異常事態である。
 二人の能力を考慮すればあまりに狭すぎる舞台に放り込まれている以上、教えておくに越したことはないだろう。
 もはや混乱を恐れている場合ではなく、混乱した上で生き抜いてもらわねばならぬ事態なのだ。

 これについても、あっさりと受け入れられた。
 ユーゴーも植木も霊的なものについての知識があったため、GSという職業にも疑問を抱かなかったのだ。
 それに加えて、二人は秋葉流の存在を知っている。
 彼も美神と同じく、霊や妖(バケモノ)を退治して生計を立てていると言っていた。
 ならばそれとよく似たGSという職業について、いまさら驚くはずもなかった。

 最後に残ったのはユーゴーである。
 吐き気も収まり体調も回復してきたので、話すのに一切の障害はない。
 秘密結社・エグリゴリ、マッドサイエンティストの遺伝子を元に作られたクローン集団・キース・シリーズ、高槻涼らオリジナルARMS、そして――そのすべての母たる少女・アリス。
 それらについての情報を話すと、美神はほんの少し眉根を寄せた。
 疑念を抱いているということは明白であるし、また当然でもある。
 テレパシストのユーゴーには疑念の原因が分かるため、こう告げることにした。

「どうしてこれらの情報をなぜ知っているのかが疑問でしょうが、それは私がエグリゴリの研究対象であったからです。
 私は……いえ。私といまは亡き兄は、通常の人間が持ち得ない能力を持ってこの世に生を受けました」

 ここまでは真実だが、一つだけ嘘を紛れ込ませる。

「その能力は――『細胞の活性化』。
 たとえ心臓を貫かれても、死ぬことはありません……本来は。
 おそらく、キース・ブラックにより何らかの措置を取られたのでしょう」

 嘘を吐いたのは、二人にテレパシストと知られてしまうリスクゆえではない。
 人の心を読む自身へ向けられる奇異な視線には、とうに慣れている。
 受け入れてくれる仲間も見つけたいま、他人に迫害されたところで以前ほどの恐怖はない。

 ただ――秋葉流。
 彼の思考を読んだという事実がバレるのはまずい。
 自分がテレパシストだという事実が知られれば、咄嗟になんらかの強硬手段に出かねない。

 そんな考えからの発言だったのだが、美神は釈然としない表情のままだ。
 訝しむ理由が直接伝わり、ユーゴーはハッとなる。
 しかし美神のほうは思考が読まれているとも知らず、疑問に思った箇所を口に出す。
 目を光らせつつ、ヴァジュラを握る力を強くしながら。

「……それっておかしくない? だって見てみなさいよ」

 美神に指を指されて、植木は首を傾げる。

「そこの植木くん、傷治ってんじゃない」

 ユーゴーは言葉を返せない。
 その通りであった。
 木蓮という男との戦闘で大した傷は負っていないようだが、それでも植木の身体には多少ながらかすり傷が刻まれていた。
 しかしそのすべてが、いまでは塞がっている。
 本来ではありえぬ回復速度で、である。

「ていうかまあ、アンタたちに会うより前にも見てたんだけどね。
 ジャン・ジャックモンドっていう名前の獣人(ライカンスロープ)に。
 アイツなんか植木くんとは比べ物にならないくらい傷だらけだったのに、見る見る回復してたわよ」

 ここまで淡々としていた口調が、僅かに低くなる。
 いつの間にか、美神の視線はひどく冷え切ったものに変わっていた。

「だったら、おかしいわよねー。
 『回復されてしまえば殺し合いにならないから、なんらかの措置をした』ってゆーんなら、アンタ以外にもその措置するでしょ」

 ユーゴーの反論を待たず、美神は畳み掛けていく。

「というか、そもそも前提がおかしいんだけどね。
 植木くん、ジャン、さっき言ったアシュタロスにルシオラ、アンタの話に出てきたARMS適正者たち。
 これだけ回復能力持ったヤツらを参加者にしておいて、『回復されたら困るから』なんてどういうことなのよ。
 なら最初から呼ぶなって話じゃない。それなのに呼び出してるってことは、『別に回復されても構わない』ってことじゃないの?」

 美神はヴァジュラを前に出した。
 一拍置いてから、静かに、しかし重い声音で結論を告げる。

「アンタ――嘘吐いてるでしょ」

 ヴァジュラが青白い電撃を帯びる。
 いままで眺めるばかりだった植木が焦って割って入ろうとするが、ユーゴーはそれを遮った。

「……はい、そうです。申し訳ありませんでした」

 そう言って、ユーゴーは深々と頭を下げる。
 嘘を吐き通すことなど、到底不可能だった。
 困惑している植木とは異なり、美神には驚いた素振りは見て取れない。
 ヴァジュラに電撃を纏わせたまま、鋭い口調で問い質す。

「ん、やっぱね。じゃあ、理由と真実を話しなさい。
 一応言っとくけど、『本当は能力なんてありません』なんて通らないわよ。
 なんにもない人間が、エグリゴリとやらの情報なんか持ってるワケないんだから。
 そんなこと言われたら、その時点でアンタがさっき提供した情報は信用するに値しなくなるワケ。それくらい分かってるだろうけど」

 まさしく、その通りであった。
 先ほど告げた情報を信用してもらうには、もはや真実を明かすしかないのだ。
 エグリゴリを打倒する意思を持つユーゴーには、手段は一つしか残されていない。

『私は、本当は――【テレパシスト】です』

 ユーゴーが意識を集中させると、美神と植木の脳内に彼女の声が響いた。
 またしても植木は驚き、美神は驚かなかった。


 ◇ ◇ ◇


 流の件だけを伏せ、ユーゴーは真実を明かした。
 テレパシストである事実を隠したのは、それを知られたら拒絶されかねないから――としておいた。
 この期に及んですべてを話していないことにユーゴーは罪悪感を抱いたが、流の心中を読んだからとはとても言えない。

 いざテレパス能力を隠す必要がなくなると、情報の共有は非常に楽であった。
 何せ、先ほど口頭で伝えた内容を、映像や音声付きで脳内に直接転送することができるのだ。
 あまりに膨大な情報を流されたため、美神とてユーゴーの話を信じるしかなかった。
 脳内に流れ込んできた情報すべてが捏造であるとすれば、大した妄想家ではすまない。

「とりあえず納得したわ。
 語りたくないことだったみたいだけど、この状況だから許してもらうわよ」

 ヴァジュラを下ろしつつ、美神が何気なく続けた発言がユーゴーを絶句させる。

「でもたぶん、アンタたちが待ってる秋葉流だっけ?
 そいつにも、嘘なんかとうの昔にバレてると思うわよ?」

 しばし、静寂が広がる。
 思考が流れ込んできているというのに、ユーゴーには美神の言わんとすることが理解できなかった。
 だいぶ間を置いてようやく漏れたのは、間の抜けた声だけ。

「…………え?」
「だって、そいつも植木くんが回復してるとこ見てたんでしょ?
 それに知り合いの魔族がいたとあっちゃねえ。よっぽどバカじゃなきゃ気付くでしょ」

 言われてみれば、その通りであった。
 なぜ、流は分かり切った嘘に触れなかったのか。
 嘘だと分かったならば、その思考はユーゴーに流れてくるはずなのに。

「流兄ちゃん、いいヤツだからなぁ。
 自分から言い出すのを待ってるんじゃねえのか?」
「まあ嘘と分かってて一緒にいるくらいだし、よほどの善人なのかもしれないわねぇ……」

 植木と美神の仮説が外れていることを、ユーゴーは知っている。
 流はユーゴーに一切の興味を抱いていない。
 この殺し合いにおいて、流の感情を揺らしたのはたった二人。
 鉄刃と植木耕助だけなのだ。
 決して、ユーゴー・ギルバートではない。
 流がその他の遭遇者に対して抱いていた思いは、常に『無関心』の三文字だ。
 そこまで思い返して、ようやくユーゴーは勘付いた。

(流さんは……私が嘘を吐いていると知ってなお、それでも――『どうでもよかった』の?
 自分が騙されているというのに、嘘吐きが横にいるというのに、知ったことではなかったというの……?)

 ユーゴーの背筋に、冷たいものが走る。
 初めて思考を読んでしまったときより、ずっと恐ろしい。
 常に浮かべた軽薄な笑みが仮面であることは、とうに知っていた。
 それでも、ここまで他者に興味を示さぬ冷え切った表情があったとは思わなかった。

(そんな人を……私は止められるのかしら……?)

 つい自問してしまう。
 刃や植木と違って、関心すら寄せられていないのだ。
 そんな相手の声が、あの胸中に止まない風が吹き荒れている男に――はたして届くのであろうか。

「大丈夫か、姉ちゃん?」

 ユーゴーの視界に、いきなり植木の顔が飛び込んでくる。
 俯いていたのを心配に思い、覗き込んできたらしい。
 そんな善意までも流れ込んでくるのが、ユーゴーは少しいやだった。

「なんつーか……能力を知られたくないっていう気持ちは、俺にはよく分かんねー。
 でも能力バレたせいでみんなにイジメられたってヤツは知ってるから、無理に嘘吐くななんて言わねえ」

 悩んでいる理由を勘違いしているのは、記憶を読まずとも明白だった。
 それを指摘できないユーゴーの前で、植木はさらに続ける。

「だから、言いたくなるまで待てばいいんじゃねえか?
 流兄ちゃんなら許してくれるだろ、たぶん。流兄ちゃんだし」

 なんとも的外れな慰めであった。
 植木がこうして無条件で信じている流の実状に、ユーゴーは頭を捻っていたのだ。
 だというのに、ユーゴーは不思議と微笑んでしまっていた。

「そう……ですね。ありがとう」

 流が人生を楽しんだことがないというのは、分かっているのだ。
 ユーゴーも、ほんの少し前まではそうだった。
 そんなユーゴーに楽しいという感情を教えてくれたのは、はたして誰であったのか。
 辛い境遇に置かれながら、精一杯楽しい未来を目指して歩む男だ。
 さながら殺し合いの場でも前に進もうとしている――流の感情を揺らした二人のように。
 彼らを知っているというのに、悩んでいる場合ではないだろう。
 ユーゴーがそう思っていると、植木は遠くを眺めながら呟く。

「それにしても、流兄ちゃんおせーな。なにかあったんじゃねえだろうな」

 反射的に、ユーゴーの肩が微かに跳ねた。
 実は、先ほどから気にかかっていたことがあるのだ。
 六時に行われた放送で、『とら』という名が呼ばれた。
 あの流が表面上を取り繕うだけでなく、内面でも語った二つの名前の片方だ。
 妖であるとのことだった彼が、命を落としたのだという。
 こうも遅いと、たしかに『なにかあった』のかもしれなかった。
 より正確に言えば、『なにか起こしている』――可能性がある。

「…………見に行きますか?」

 ユーゴーの提案に、植木は首を傾げた。
 当然だろう。見に行くとなれば、移動用の神器を使わねばならない。
 しかしその速度や揺れに、ユーゴーは耐え切れないのだ。

「流さんが気になります……放っておけません」

 困惑していた植木だったが、ユーゴーに見つめられ納得したようだ。
 両脚に、六ツ星神器『電光石火(ライカ)』を発現させる。

「精一杯力をセーブするけど、気持ち悪くなったら行ってくれよ」

 そう忠告すると、ユーゴーは深く頷いた。
 笑みを返してから、植木は美神に視線を飛ばす。

「そっちの……美神姉ちゃんはどうすんだ? 一緒にくるか?」

 顎に手を置いて考え込んでから、美神はきっぱりと答えた。

「んー。私はいいわ。
 植木くんの言ってたエリアの端の結界とやらも気になるけど、どうしても端っことなると人いなそうだしね。
 だいたい道具もない私が行ってちゃっちゃーっと解除できるようなヤワな結界じゃないっしょ、常識的に考えれば。
 北上して仕事仲間探しつつ情報手に入れてるから、アンタたちの知り合いに会ったら場所伝えとくわね。そっちもよろしく」
「そっか。俺の知り合いは四人いて、まず佐野ってのは手拭いをデコに巻いた――」
「いやいや。ユーゴーから直接テレパスで送ってもらってるから、特徴くらい分かってるわよ」
「あ、そだな。じゃあ、ここで話してても意味ねーな」

 それだけ言い残すと、植木はユーゴーを担いでライカを発動させた。
 ほんの数秒足らずで最高速に到達しそうになるが、天界力で強引に速度をセーブする。
 セーブしたところで十分速いのだから、今度こそユーゴーを吐かせないというのが目標だった。


 ◇ ◇ ◇


「はーすごいわ、ありゃ。さすがに神族だけあるわね」

 もうすでに豆粒ほどのサイズになってしまった植木を眺めながら、美神は誰にともなく呟く。
 その背中がすっかり見えなくなるのを待って、美神は視線を鋭くする。

「…………さて、さてさて、もういいでしょ」

 これは先ほどと異なり、誰にも向けていない言葉ではない。
 ならば、誰に対する言葉であるのか。
 この場には、誰もいないというのに――違う。
 他にも、いる。
 美神一人取り残されたようだが、この場には美神以外にも人がいる。
 ただ――現時点においては、もはや『ある』と言ったほうが正しいかもしれないが。

「ナゾナゾ博士さんだっけ? 悪いわね――貰えるもの、いただくわよ。
 化けて出るとかやめてよね。植木くんが言ってたんだから、アナタはこのプログラムを止めようとしていたって。
 その遺志を受け継ぐためなんだから、面倒かけさせるのはやめてよね。いくら私ほどのGSでも、除霊には多少手間かかっちゃうんだから」

 ざくざく――と。
 うずたかく盛られた土山に、美神はシャベルを突き立ていく。
 そのシャベルは、ナゾナゾ博士を埋葬するために植木が使ったものだ。
 それを知っていながら、美神は土山を掘り返す。
 ほどなくして、お目当ての亡骸は見つかった。
 死んでから数時間経過しているだけあり、腐臭が辺りに広がる。
 表情をしかめながら、美神はスコップをナゾナゾ博士の首筋に振り下ろす。
 一度、二度、三度――
 肉が抉れ、骨が砕ける音こそ響くが、それだけだ。
 首があらぬ方向に曲がるばかりで、一向に望む展開にはならない
 一度呼吸を落ち着けて、思い切りシャベルを振りかぶる。

「こ……のォ!」

 そのまま重力の勢いを乗せて振り落とすと、ようやくナゾナゾ博士の首が切断された。
 死後時間が経過しているからであろう、血が噴出することはない。
 じわりと滲んで、垂れ落ちるだけだ。
 赤黒く染まった首輪を手に取って、美神はリュックサックに放り込む。

「……ま、言えないわよね。あの二人には」

 ひとりごちて、美神は自ら切断したナゾナゾ博士の死体に土を被せていく。
 用は済んだので放置しても構わないはずなのだが、さすがに気が引けた。
 しばらくすれば、また元通りだ。
 傍目には、一度掘り返したなどと分からないだろう。

「それにしても……」

 植木の話によれば、ナゾナゾ博士は思いを残して逝ったらしい。
 このような理不尽な殺し合いに巻き込まれて殺されたのだから、当ぜんんと言えば当然だ。
 にもかかわらず、霊体が現れないというのはいかなることか。
 GSたる美神にしてみれば、不自然にもほどがあった。
 本来、死体を傷つけられるより前に霊となって辺りに漂っていてもおかしくないのだ。

「……これも結界の能力かしら」

 一応結論を出すとなれば、これ以外に見当たらなかった。
 強制的な成仏なのか、霊体が現世をうろつけぬようにしているのか、はたまた人間側が確認できなくなっているのか。
 そのいずれか、あるいはまた別のどれかであるのかは定かではないが。
 ともあれ、現状では結界のせいと見る他ない。

「別に、いまから植木くんたちのほうに合流してもいいんだけど……ねえ」

 北上すると言ったものの、実際美神はどちらでもよかった。
 結界を見たところで意味はないと言ったが、アレはでまかせだ。
 結界を確認した上で、同業者らしい秋葉流とともに対処方を考えるのも手ではあった。
 なのにそれをしなかったのは、植木とユーゴーの二人があまりに美神と違いすぎていたからだ。
 情報交換の際に、二人とも似たようなことを言っていたのだ。

 ――仲間/思い人のために死んでも構わない、と。

 それは、美神からはどう頑張っても出てこない発想だった。
 価値観が正反対すぎた。真逆と言ってもいい。
 にもかかわらず行動を共にすれば――美神自身だけでなく、二人も苛立ちを募らせるばかりだろう。
 そんな未来があまりにも見え見えで、同行を断ったのだ。
 テレパシストたるユーゴーは気付いていたであろうに触れなかった辺り、彼女も似たようなことを思っていたのかもしれない。

「あー、やっぱ周りも自分一番なヤツらじゃなきゃやりづらいわ。
 アシュタロスとか横島くんほどとは言わないけど、他人なんか知るかって相手は気分が楽よね。なんでもできて」

 最上位魔族・アシュタロスも。よもや時給二五五円と同列に扱われるとは思っていなかっただろう。

「その点、ジャンなんかアレで結構リアリストっぽくて楽だったわ。まったく、いったいどうしたのかしら」

 どうしたのかしらもなにも、彼を置き去りにしたのは美神自身だった。



【A-5 東部/一日目 午前】

【植木耕介】
[時間軸]:十ツ星神器・魔王習得後
[状態]:健康
[装備]:『電光石火(ライカ)』
[道具]:基本支給品一式、ブルーの車椅子@ARMS、ビニール一杯のゴミ@現実
[基本方針]:協力者を探して首輪を外すというナゾナゾ博士の考えを無碍にしない。流の向かったほうへ。
※美神、ユーゴーとテレパスで情報を共有しました。


【ユーゴー・ギルバート】
[時間軸]:カリヨンタワーのキース・シルバー戦直後
[状態]:健康
[装備]:防弾チョッキ@現実
[道具]:カマキリジョーの着ぐるみ@金色のガッシュ、ヒーローババーンの着ぐるみ@うしおととら、基本支給品一式
[基本方針]:殺し合いを止める。どうにかして秋葉流を説得する。流の向かったほうへ。
※制限によりテレパシー能力は相手の所在が分かる場合のみにしか発動できません。
※美神、植木とテレパスで情報を共有しました。


【美神令子】
[時間軸]:ルシオラを敵だと認識している時期。
[状態]:疲労(小)、雷撃のダメージ、すり傷。
[装備]:青き稲妻@GS美神極楽大作戦!!
[道具]:ヴァジュラ@スプリガン、鍋@現実、土手鍋(説明書未読)@金剛番長、基本支給品一式、首輪(ナゾナゾ博士)
[基本方針]:殺し合いには乗らない。脱出するべく首輪を調べる。アシュタロスには関わらない。
※ジャンと少しばかり情報を交換しました。
※『才賀正二』を危険人物と認識しました。
※植木、ユーゴーと情報をテレパスで共有しました。





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084:らでぃかる・ぐっど・すぴーど ユーゴー・ギルバート 108:選択
植木耕助
085:撤収――天秤にかけた結果 美神令子 120:普通の子ども
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