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  • 檻の外のヒト

檻の外のヒト

最終更新:2013年01月27日 01:19

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だれでも歓迎! 編集

檻の外のヒト ◆hqLsjDR84w



 ◇ ◇ ◇


 動物園内には、地鳴りじみた奇妙な音が響いていた。
 檻から解き放たれた獣たちの唸るような鳴き声が、いくつも重なり合っているのだ。
 ある個体は鋭い牙を露わにしながら大口を開け、ある個体は生まれ持った鋭い角を突き出し、ある個体は異常発達した両手に猟銃を携え――
 それぞれ種の異なる獣たちが、一様に動物園に侵入した二人を眺め回している。
 周囲にいる他の獣には目もくれず、さながら侵入者を吟味するかのように。

「……はーん」

 常人の三本分ほどの太さを誇る指を鳴らしながら、コウ・カルナギは納得したように頷く。
 いちいち数えてはいないものの、獣の数は十をゆうに超えているだろう。
 そのどれもが妙なことに、互いに喰い合おうとするそぶりすら見せない。

「テメェら、飼われてやがるのか。ザマァねえな」

 言葉の意味が伝わったワケではないだろう。
 それでも、侮蔑しているということくらいは分かったのかもしれない。
 機を伺っていた獣たちが、二人の侵入者へと一斉に飛びかかっていく。
 最初に襲いかかってきた獣に裏拳を叩き付け、二体目を爪先で蹴り上げ、三体目の脳天を踵落としで砕き割る。
 鍛え抜かれた身体と黒い衣服を獣の血で染めながら、カルナギは嘲るような笑みを浮かべた。

「なんだよ、怒ったのか? はッ、怒るわな! 分かるぜ、畜生ども! はははははッ!」

 そう、分かるのだ。

 ――コウ・カルナギという個体もまた、秘密組織『エグリゴリ』に飼われていたのだから。

 アメリカ大陸から遠く離れた絶海の孤島に作られた施設――収容所『アサイラム』。
 特殊合金で四方を囲んだ収容室だけでは飽きたらず、ご丁寧にも海という名の巨大な檻まで覆っているのだ。
 表向きには一般社会との隔離が必要な犯罪者たちを収容する刑務所とされているが、その実体はエグリゴリの特殊実験体収容施設である。
 特殊な遺伝子を持つサンプルを全世界から集め、なかに閉じ込めておく。

 そんな場所に――カルナギは閉じ込められていた。

 単なる一匹のモルモットとして。
 カルナギの筋細胞は他にない一点物であるが、アサイラムに収容されるのはそんな一点物ばかり。
 特Aクラスのもっとも特異な収容者の一人として『牙(ファング)』との異名を授けられたが、所詮は一実験体に過ぎない。
 一切の人権は剥奪され、下される命令を拒否する権利さえ許されていない。
 呼び出しがかかれば、細胞を搾取される。動作を観察するべく、現在のように獣と戦わされた経験だって数え切れない。
 暴れることはできるが、せいぜい看守や護衛を殺せるくらいだ。
 そんなものはエグリゴリにしてみれば、いくらでも補充できる人員に過ぎない。
 たとえアサイラム内にいる人間を皆殺しにしたところで、エグリゴリは痛くも痒くもないだろう。
 すぐに悟ったものの、それでもカルナギは目の前に現れる輩を毎回殴り飛ばした。
 日も当たらない場所に閉じ込められているのが苛立たしく、怒りをぶつけさせてもらった。
 いくらでも人員を補充できるとはいえ、アサイラムのほうもやられるがままではないらしい。
 いつの日からか看守に数十名のサイボーグ兵士が護衛としてつくようになったが、それさえも殴り飛ばしてきた。
 サイボーグ兵士といえど、カルナギの前では枯れ木の束とさして変わらない。
 殴れば砕けるし、握れば歪むし、引っ張れば千切れる。
 とはいえ、いくら暴れたところで意味などない。
 何人殺したとしても、いずれ命令を聞くしかなくなるのだ。
 幾重もの檻に閉じ込められており、従わねば食事すら出されないのだから。
 理解していながら、カルナギは殴り続けてきた。

 飼われていた事実もだが、他にも頭にくることはあった。
 少し力を振るってやっただけで、看守たちは怯えた目で『怪物(モンスター)』と呼んで銃口を向けてくるのだ。
 人体なぞ十パーセントも残っていないだろうサイボーグ兵士を傍らに置きながら、カルナギのことを怪物と見ている。

 その事実が――なにより、カルナギは気に喰わなかった。

(テメェらと同じで、俺はモンスターなんだとよッ)

 獣の頸骨を蹴り折りながら、カルナギはさらに思い返していく。

 そもそも、アサイラムに収容される以前から人間扱いされてこなかった。
 どいつもこいつも怯えた目を向けるばかりで、ようやく声をかけてきた輩がエグリゴリの構成員たちであった。
 彼らはカルナギを一匹のモルモットとしてアサイラムに閉じ込めて、それきりであった。
 そんなカルナギ相手に一対一で呼びかけてきた物好きが、片手で数えきれるくらいにはいた。

 キース・シリーズが末弟、キース・グリーン。
 オリジナルARMSの適正者、高槻涼と新宮隼人。
 そして最後の一人は――

「後方にも気を配ったほうがいいぞ、カルナギ」

 『神秘の球』というらしい放射状に展開させた刃を回転させ、ジョージ・ラローシュが飛び込んでくる。
 カルナギの背後から襲いかかってきた獣の爪を弾き飛ばし、ガラ空きになった腹に刃を突き立てて回転速度を上げる。

「どうだ。一人でいるより二人でいるほうがいいだろう? やはり、私と行動していてよかったじゃないか」

 やたらと偉そうな物言いのジョージに、カルナギは短く答えて残っている獣に飛びかかる。

「うるせえ、銀目野郎。あんな爪にちょっと引っかかれたくらいで死ぬほど、ヤワじゃねえ」

 カルナギに一対一で呼びかけてきた最後の一人は――この男だ。
 このジョージ・ラローシュという男は、他の三人とはまた種類が違う。
 グリーンは上手く扱うべき道具として、涼と隼人は迎え撃つべき猛獣として、カルナギのことを認識していた。
 つまりコウ・カルナギという人間ではなく、その強大な身体能力だけに注目していたのだ。
 そういう点では、アサイラムの看守らとなにも変わらない。

 ただ――ジョージ・ラローシュだけは違っていた。

 この殺し合いの舞台で、ジョージはあろうことかカルナギを仲間に引き込もうと呼びかけた。
 アサイラム史上もっとも恐れられた『牙』相手に、『協力しよう』などと交渉を持ちかけてきたのだ。
 この力を上手く扱えるとでも思っているのなら、見当違いもいいところだ――と、カルナギはやけに冷めた気持ちになった。
 マヌケとしか思えなかった。こちらの力を見極めきれていないのかと殴りつけても、食らいついてきた。
 なにやらただの人間ではないようで殴っても死にはしなかったし、少しずつ回復していたが、回復がまったく追いついていない。
 それでは、余計に苦しむ時間が長くなるだけである。
 いくら教えてやっても、全身ボロボロになりながら交渉をやめようとしない。
 見当違いで、無様で、情けなくて、みっともなくて、さすがのカルナギも可哀想になって尋ねてみた。

『お前、さあ。……普通、ここまで殴られりゃ猿でも学習しねえか?』

 決して、返事を聞きたいワケではなかった。
 単に『お前の頭は猿以下だぜ』と、遠回しにバカにしてやっただけだ。
 にもかかわらず、ジョージは律儀に答えたのだ。

『かもしれない。それでも、人一人説得しようというのだ。それなりの代償は払わねばならないだろう』

 人――と。
 カルナギのことを指して、たしかにそう言ったのだ。
 道具でもなければ、猛獣でもなく、人間と認識していたのだ。

 やはり、マヌケとしか思えなかった。
 やはり、見当違いで、無様で、情けなくて、みっともなくて、可哀想で――珍しく気を遣ってしまった。
 あくまで、気を遣っただけのはずだ。
 どうしようもなく見当違いで、あんまりにも見苦しかったゆえに。

 そのはずなのに――
 いま、カルナギは間違いなくジョージの援護を期待してしまっていた。
 後方を援護をしてくれるのを無意識のうちに考慮して、前へ前へと突き進んでいたのだ。

(俺は、一本の『牙』だ。
 その俺が他人をあてにして、無謀な深追いだと!?)

 ジョージに指摘されてるまで、気付いていなかった。完全に無意識だった。
 とはいえ、一度気付いてしまえば頭から離れない。
 どれだけ獣との戦闘に集中しようとしても、思考の片隅にちらついて回ってくる。

(……クソッ、どうなってやがる。俺らしくもねえ。鬱陶しいったらありゃしねえ)

 この思いに、偽りはない。
 余計なことを考えながらの戦闘など初めての経験であり、煩わしいことこの上ない。
 しかし――同時に。
 いつ抱いたかも定かではない期待の通りにジョージの援護があった事実に、カルナギはどこか悪くないとも思ってしまっている。

「気に入らねえ」

 吐き捨てながらも、口元が緩むのを止められない。
 鏡がなくとも感覚で自らの表情を察してしまい、カルナギはそんな自分にいっそう苛立つ。

「気に入らねえよ」

 より笑みを深くしながら、カルナギは大口を開けて飛びかかってきた獣の左胸を拳で貫く。
 辺りを見渡してみれば、残る獣はいつの間にか残り一体となっていた。
 数秒見合っていると、額から伸びた角を突きだしてつっこんでくる。

「あんだけいたんだ。もう少し他のヤツらとタイミング合わせりゃ、ちょっとは追いつめられたかもしんねーのによ」

 檻のなかに閉じ込められていた獣に、そんな芸当はできない。
 だが――

「俺にはできんだぜ」

 カルナギがしゃがみ込むと、すでに背後にいたジョージの『神秘の槍』が馬の胴体に突き刺さる。
 いくつもの刃に貫かれた獣めがけて、カルナギは立ち上がる勢いを乗せた拳を放つ。
 骨が砕ける音と断末魔の悲鳴を響かせながら、獣は彼方へと飛んでいく。
 数回地面をバウンドしてから、ついに動かなくなった。

「ご苦労だった、カルナギ。
 これで、なにも知らぬ参加者が襲いかかられるような事態は避けられる」
「はん、そんなんじゃねえよ。俺は暴れられりゃそれでいいんだ」

 勘違いするなと続けて、カルナギはジョージにローキックを浴びせる。

「だから、私を殴らないでくれと何度も――」

 いつも通りの反論に拳で返してやろうとしたカルナギだったが、右腕を振り上げた状態で固まる。
 もうすべての獣を始末したはずなのに、動物園内にこれまで以上の威圧感が立ち込めだしたのだ。
 ジョージのほうも勘付いたらしく、言葉は半ばで切り上げられたままだ。

 ゆっくりと接近してくる気配の主が、ほどなくして明らかになる。
 短く整えられた金髪に、始末した獣のどれよりも鋭い眼差し。
 殺し合いの説明を行ったキース・ブラック、この会場にてすでに遭遇済みのキース・グリーン。

 現れた男は――彼らと同じ顔をしていた。

「キース・シルバー……!」

 意図せず、カルナギは彼の名を呟いていた。
 着込んでいるのは軍服でこそあるものの、普段纏っているものとは別物だ。
 それでも――明白だった。
 他の兄弟より一回り大きい鍛え抜かれた肉体が、雄弁に自らをキース・シリーズが戦闘担当・『帽子屋(マッドハッター)』のキース・シルバーであると語っている。

「ふむ、なるほど。彼がキース・シルバーか」

 息を呑むカルナギとは対照的に、ジョージは妙に冷静だった。

「では、交渉を試みるとしよう」
「はあッ!?」

 カルナギは、つい聞き返してしまった。
 さっきまで立ちこめていた緊張感は、一気にどこかで吹き飛んでしまった。

「お前よォ……! 前話しただろうがッ、アイツと交渉なんかしても無駄だってよッ!」

 カルナギが胸ぐらを掴むが、ジョージは涼しい顔を崩さない。
 まったく動じないどころか、むしろ怪訝そうである。

「それは分かっている。
 マッドハッターだったか。君も詳細を知らないという戦闘用ARMS、それは間違いなく脅威だろう」
「分かってんじゃねえかッ!」
「だから分かっていると言っているだろう。人の話を少しは聞いたほうがいい」

 ついに言葉を失ったカルナギに、ジョージは続ける。

「だからこそだ。
 あの男はキース・ブラックの血縁にして、エグリゴリの中心人物なのだろう。
 にもかかわらず殺し合いの参加者にされているのだ。不満がないはずがない。
 そこに交渉を持ちかけて仲間にできれば、我々が欲しい情報が手に入るではないか。
 君だって、この首輪を外して脱出したいんだろう。この機会を逃す手はないと思わないのか?」

 どうやら、ジョージは本気で不思議に思っているらしい。
 言い聞かせるような口調が感に障り、カルナギはジョージを手放す。

「はッ! 知るかよ! 上手くいくと思うんなら、試してくりゃいいだろうがッ!」
「だから、私はさっきからそう言っているではないか」

 ジョージは首を傾げながら、シルバーの元へと歩み寄っていく。
 その後ろ姿を眺めながら、カルナギは大きくため息を吐く。

(本当にワケの分からんヤツだ……)

 胸中で吐き捨てながらも、カルナギはどこかで期待していた。
 何せ、ジョージは他ならぬコウ・カルナギ相手に交渉を成功させたのだ。
 もしかしたら、本当にやってのけるかもしれない。
 自分のときのように、なんとかしてしまうかもしれない。
 やたらと頑丈な身体で食いついてくるジョージに、キース・シルバーが呆れ返るかもいれない。

 そんな風に、楽観的になっていた。

 楽観的に――なってしまった。

「キース・シルバー、君に話が――」

 ジョージの言葉は、そこから先が告げられない。
 交渉をする暇も、与えられない。
 シルバーは、なにも聞こうとしなかった。
 聞くそぶりさえ、まったく見せなかった。
 ジョージ・ラローシュはいかなる相手をも人間と見ているというのに――その事実を知ろうともしない。
 まだ呼びかけている最中にもかかわらず、キース・シルバーは右掌を輝かせる。

 直後、その光が一条のレーザー光線となり――ジョージの腹を貫いた。

「ジョージッ!!」

 状況を頭が呑み込むより早く、カルナギは地面を蹴っていた。
 凄まじい速度で肉薄して、シルバーの鳩尾に飛び蹴りを浴びせる。
 吹き飛んでいくシルバーからは、すぐに視線を外した。
 シルバーが踏み込んだ気配はなく、あえて勢いをまったく殺さなかったのは明らかだ。
 力を確かめるためか、距離を取るためか。
 定かではないが、ダメージはほとんどないだろう。
 それを分かっていてなお、カルナギの脳内にはくずおれたジョージのことしかなかった。

「すまないな、カルナギ……交渉は失敗に終わった」

 いつもと変わらぬ口調で、ジョージは頭を下げる。
 傷口が焼けているようで、腹に開いた穴から出血はない。
 それでも、腹に大きな穴が開いているのだ。
 肉も臓器も骨も、根こそぎに貫かれてしまっているのだ。
 命に別状がないはずがない。

「バカ野郎! テメェ……だから止めただろうが……!」

 カルナギは拳を振りかざして、いつも通りに殴ろうとして――そのままの姿勢で静止する。
 拳を振り下ろすことができなかった。
 これまで何度も殴りつけているというのに、不思議と殴れなかった。

「……クソッ!!」

 苦々しい表情で、カルナギは毒づく。
 誰に対して苛立っているのか、よく分からなかった。
 案の定やられたジョージか、交渉に耳を傾けなかったシルバーか、はたまた――

「交渉できないとなると……戦うしかないな。
 カルナギ、ヤツは光線のようなものを放つ。動かねばいい的になるぞ」

 カルナギを思考の渦から引き戻したのは、ジョージの声であった。
 彼はいつの間にか立ち上がっており、『神秘の球』を展開している。
 しかしジョージの顔面を照らす脂汗が、戦闘などできるコンディションでないと語っていた。

「……いらねェよ」

 カルナギは、ジョージの一歩前に出る。

「ただでさえ弱っちいのに、死にかけのテメェの助けなんかいるかよ」

 ジョージのほうを振り返らず、いつも通りの自信に溢れた口調を作る。

「邪魔で邪魔でしょーがねえから、尻尾巻いて逃げてろや。
 だいたい最初に言っただろうが、戦うのは俺がやるってよ」

 背を向けたまま、カルナギは拳を作る。
 その拳で軽くジョージの肩を叩いて、さらに前へと出る。

「だいたい、俺は――『牙』コウ・カルナギだぜ。
 他人とつるんでるより、一人でいるほうが気が楽なんだよ」

 断言して、カルナギは指の関節を鳴らす。
 ジョージはなにやら反論しようとしていたようだが、それをすべて無視する。
 しばらくしてようやく、説得が無駄だと悟ったらしい。

「すまない」

 一言だけ残して、ジョージが去っていく。
 『神秘の球』の回転音が遠ざかっていくのを聞きながら、カルナギはひとりごちる。

「…………謝ってんじゃねえや」

 その声は風に呑まれて、誰の耳に届くこともなかった。



「――ちィ」

 キース・シルバーは、舌打ちを禁じ得なかった。
 戦闘生命としての生を満喫できるかと思いきや、コウ・カルナギは逃げ回っている。
 仕かけてくるでもなく、動物園にある檻や樹木などといったものに身を隠しているのだ。
 あの『牙』が、だ。
 これでは、己の意志を持たぬ人形に過ぎない『人形破壊者(しろがね)』を最初に始末した意味がない。
 苛立ちに呼応するかのように、軍服の右腕部分が弾け飛んだ。
 掌だけでなく、右腕全体がARMS化したのだ。
 シルバーが意識を集中させると、右掌に荷電粒子が集う。
 煌々とした光は次第に強くなり、荷電粒子砲『ブリューナクの槍』となって射出される。
 地面に転がる獣の亡骸に直撃すると、一瞬のうちに蒸発してしまう。
 秒と待たず、次の一撃を檻へと放つ。これまた蒸発し、見晴らしがよくなる。

「貴様にいつまでも付き合う気はない」

 出てこないのならば、燻り出すまでであった。
 亡骸を、檻を、樹木を、全体の六割ほど蒸発させてやると、ついに諦めたらしい。
 逃げ場をなくしたカルナギが、一本の樹木の陰から勢いよく飛び出してくる。
 ようやく始まる戦闘に、シルバーの口角が微かに吊り上がる。
 カルナギの眉間にブリューナクの槍を放つも、僅かに横に跳ばれて回避される。
 無理な体勢となったところに、腹を狙った二撃目。強引に身体を捻られるも、間に合うはずがない。
 いかに強固な筋肉であろうと、ブリューナクの槍を止めることは不可能だ。カルナギの脇腹を光線が貫通する。
 致命傷には至らないだろうが、確実に臓物にまで届いたはずだ。
 にもかかわらず、カルナギは足を止めずに突き進んでいく。
 知らず、シルバーの笑みが深まる。

「おォォォォッ!!」

 雄叫びとともに、カルナギの蹴りがシルバーの側頭部を打ち据えた。
 巨大な鉄塊同士がぶつかり合ったような轟音が、動物園内に響きわたる。

 ――しかし先ほどとは異なり、シルバーは微動だにしない。

 あのときは力を確かめるべく、あえて両脚に力を籠めずに受けたのだ。
 歯を噛み締めながら、カルナギがバックステップで遠ざかろうとする。
 理由は定かではないが、時間を稼ごうとしているのは明らかだ。
 そのそぶりに、シルバーの笑みは掻き消える。

「失望したぞ、コウ・カルナギ」

 逃げようとするカルナギの肩を掴んで、シルバーは切り出す。
 落胆を隠そうともせず、吐き捨てるように。

「貴様は俺たちARMS適正者の存在を知りながら、それでも自ら最強と言い張るような――そんな輩ではなかったのか」

 キース・シルバーは、戦闘生命だ。
 戦場に生きて、誰より多くの死を振り撒く。
 無数の亡骸で作られた山の上で、その生を完全燃焼させる。

 コウ・カルナギもまた、そうであるはずだった。
 常に敵を求め、その敵を踏みにじる。
 ゆえに『アサイラム』に閉じこめられ、『牙』の異名を得たはずなのだ。
 彼の周囲には敵以外おらず、蹴散らした敵の山の上で息絶える。
 それ以外に、コウ・カルナギという存在に道などないはずだ。
 だというのに絶好の戦闘機会を前に、相手から距離を取ろうとしている。
 その姿が、シルバーには見ていられなかった。

「――はッ」

 そんな思いをコケにするかのように、カルナギは短く笑う。
 掴まれているシルバーの右手は荷電粒子を纏っており、見る見る肉を焼かれている。
 にもかかわらず、頬を緩めてシルバーを見上げるのだった。

「いらねえよ、そんなもん。くッだらねえ。
 最強なんざ……もういい。欲しけりゃくれてやるぜ、テメェにでも、テメェの弟にでもよ」

 予期せぬ言葉に、シルバーは目を見開く。
 その掌はさらに熱を持ち、カルナギの身体から黒ずんだ煙が上がり始める。
 肉と脂の焦げる臭いが、嗅覚を刺激する。

「俺が本当に欲しかったのは――」

 カルナギが言い終えるより早く、シルバーは右手に力を籠めた。
 瞬く間に、右腕に集まっていた荷電粒子が極太のレーザーとなって放たれる。
 言葉の先を告げることもできず、極光に包まれたカルナギの肉体は消滅した。

「…………」

 僅かに残ったコウ・カルナギであった消し炭を、シルバーは遠くを見るような目で見据える。
 別に、焦る必要はなかった。
 急いで殺さずとも、話を聞くくらいの余裕はあったはずだ。
 アサイラムなぞに収容されていた男の戯言などに、惑わされるつもりもない。

 なのに、なぜであろうか。

 最期の一言は――聞いてはいけないような気がした。



【E-3 動物園/一日目 昼】

【キース・シルバー】
[時間軸]:15巻NO.8『要塞~フォートレス~』にてオリジナルARMSたちがカリヨンタワーに乗り込む直前。
[状態]:健康、発熱(微)、共振波を放出中
[装備]:ネオナチの軍服@スプリガン
[道具]:なし
[基本方針]:戦闘生命として、闘争を求める。


 ◇ ◇ ◇


 動物園へと歩みを進めていた加藤鳴海は、不意にその足を止めた。
 目指していた方向から、お目当ての人物が走ってきたのだ。
 周囲に展開した数十本の黒い刃を回転させた『神秘の球』で疾走しているのは、まさしく『しろがね-O』のジョージ・ラローシュである。

 正直なところ、鳴海はジョージのことを決して快く思っていない。
 ファーストコンタクトが悪すぎただけで、実際はそこまで悪人ではないのかもしれない。
 それでもゾナハ病患者の子どもに対して、非人道的な面接を行っていたのは忘れることができない。
 とはいえ、この非常事態だ。
 知り合いを無視することなどできるはずがなく、鳴海は大声で呼びかけることにした。

「おおい、ジョージッ!」

 たった一度の呼びかけで届いたらしく、ジョージは急に方向転換して接近してくる。
 近付かれて初めて、鳴海は『神秘の球』の速度が普段よりひどく緩慢なことに気付く。
 眼前まで来た『神秘の球』がゆっくりと解かれると、鳴海は言葉を失った。
 露わになったジョージの姿は、ひどい有様であったのだ。
 代謝が少ないしろがねでありながら、脂汗は顔面中を滴っている。
 腹には直径十センチを越える大きな穴が開いており、傷口から出血こそないが致命傷なのは明白だった。
 穴から周囲へと石化が進んでいるのだ。

 それこそ――しろがねの死の兆候であった。

「ジョ、ジョージ、お前ッ!? カルナギってヤツにやられたのか!?」

 困惑に脳内を支配されながらも、鳴海はジョージに問い質す。
 ジョージがコウ・カルナギという人物と一緒にいるのは、ビジネスホテルにあった置き手紙で分かっている。
 そのカルナギという男は、鳴海と同行していた高槻涼曰く要注意人物とのことだ。

「なぜ君が……そうか。きっと、彼らから聞いたのだな……」

 一人納得しながら、ジョージは倒れ込む。
 石化の浸食が、ついに足にまで及んだのだ。
 地面にぶつかる前に、鳴海はどうにかジョージを抱え込んだ。

「そんなことはどうでもいいだろッ! なにがあったんだ、お前に!?」

 より焦りを募らせる鳴海とは対照的に、ジョージはやけに落ち着いた口調で答える。

「そのコウ・カルナギが、キース・シルバーという危険人物と相対している。力になってやってくれ。君ならできるはずだ」

 完全に予想していなかった返答に、鳴海の思考が一瞬飛んだ。
 困惑している間も、ジョージは続ける。
 訊いたワケでもないのに、滔々と語り始める。

「彼は、私についてきてくれたんだ。この私にだ。
 君は知っているだろう、私の交渉術を、合理性しか知らぬ私のやり方を。
 あのとき――かつて君に会ったときに、君が激昂したあのやり方を」

 鳴海の脳内に、子どもを追いつめるジョージの姿が蘇る。
 アレは質問ではなく、もはや尋問であった。

「今回、私はあの方法を捨てた。
 たとえ合理的でなくとも、私の身が危なかろうとも、人一人説得するには私自身多少傷つく必要もあるかもしれないと考えた。
 すると、彼はについてきてくれたんだ。殺し合いに乗っていたというのに、考えを改めてくれた。何度も殴られたが、その甲斐があったと思う」

 話している間も、ジョージの石化は進んでいく。
 下半身は、すでに完全に石となっている。
 上半身のほうも、手首から先と首から先以外に生身の部位は残っていない。
 そんな状況でありながら、ジョージは声を張り上げる。

「私にだぞッ!? このジョージ・ラローシュにだぞッ!? 君とは違う、私にだッ!
 あの子たちが『ピアノをまた弾いてね』と言ってくれた理由すら分からぬ、こんな私にだッ!!」

 ここまで感情を露わにするジョージの姿を、鳴海は知らない。
 大声を出しているせいで、石化した部位に亀裂が走っていく。
 それでもジョージは黙ろうとしないし、鳴海も止めることができなかった。

「君には分からないだろうッ!
 最初から、あの子たちに歩み寄れた君にはッ! しろがねのなかでも異質な君にはッ!」

 そこまで叫んでから、ジョージは静かな口調に戻る。
 声量こそ落ちていたが、歯噛みするような口調はやはり鳴海の知らぬものだった。

「……頼む、カルナギを助けてくれ。私では……彼の力になれないんだ」

 鳴海の返事を待たずに、ジョージの身体は完全に石と化していた。
 心底悔しそうな表情を浮かべた石像は、数秒後には幾千の破片となり果てる。

「…………」

 鳴海は、自分自身の拳を見つめる。
 砕ける寸前、ジョージは石化した手で鳴海の手を握って、拳を作った。

 むかし、ジョージが敵わなかった自動人形(オートマータ)を砕いた――加藤鳴海の拳を。

「…………悪ィな、涼」

 キース・シルバーの実力は、涼から聞かされている。
 本来ならば、ARMS殺しを持つ涼と合流するべきなのだろう。
 かつてのジョージのように、合理的に考えれば。
 だが、それはできない。
 悠長なことをしている余裕はない。

 それに――いま握っている拳には、ジョージの思いが籠められている。

「商店街に行くの、ちいっとばかし遅くなるぜ」

 鳴海は動物園のほうを睨みつけて、拳をよりいっそう固く握り締めた。



【E-4 路上/一日目 昼】

【加藤鳴海】
[時間軸]:20巻第32幕『共鳴』にて意識を失った直後。
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式×2、ジードのタバコ@金色のガッシュ、ピアニカ@金色のガッシュ、支給品0~2(確認済み)
[基本方針]:仲間と合流し、殺し合いを止める。戦えない人々は守る。動物園に向かう。


 ◇ ◇ ◇


 ……………………

 ……………………

 ……………………

 ……………………


「……あァ? どうなってやがる、どこだここは」

「私にも、心当たりがないな。
 果てが見えない。どこまででも歩いていけそうだ」

「おお、そうかよ…………って、ちょっと待て」

「む? なんだカルナギ。
 私の見解におかしなところでもあったか? ならば、指摘してくれるとありがたいのだが」

「うるせえ。そんなことじゃねえよ、この銀目野郎ッ!」

「ふむ。ならばなおさら分からないな。
 君は知らないのかもしれないが、声を荒げているだけでは相手にはなにも――」

「うるせえつってんだろうがッ!」

 ドゴッ☆

「なぜ殴る……」

「テメェが話聞かねえからだよ! ここがどこかより、よっぽど気になることがあるだろうがッ!」

「ふむ、もったいぶらずに教えてくれ」

「――なんッで、テメェまでいやがんだよッ!!」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………仕方ないだろう」

「なくねえ殺す」

 ドガッ☆ ガシッ☆ ボカッ☆

「ここまでやらなくてもいいように、私は思うのだが……」

「うるせえうるせえ。あークソッ。ンだよ、テメェもかよ」

 カルナギは悪態をつきながらも、ジョージの肉体が再生を終えるのを待つ。
 この世界に果てがあるのかは定かではないが、どうやらやたらと広いようだ。
 こんな場所を一人で歩いていては、退屈でしようがない。
 話し相手兼召使いが必要である。
 仕方なく待つしかない。仕方なく。そう、仕方なくだ。あくまで、仕方なく。

「では行くとするか、カルナギ」

「ああ待ちくたびれたぜ、銀目野郎」


 肩を並べて、二人で歩く。

 彼らの世界を覆う檻はない。



【コウ・カルナギ 死亡確認】
【ジョージ・ラローシュ 死亡確認】
【残り50名】




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キャラを追って読む

114:置き手紙 加藤鳴海 :[[]]
099:戦闘生命 キース・シルバー
115:檻のなかの獣 コウ・カルナギ GAME OVER
ジョージ・ラローシュ GAME OVER
▲


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