吸血鬼ハンター？ - ここだけ吸血鬼が暮らす館

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プロフィール

名前：アネモネ
種族：ダンピール
性別：女性
年齢：16歳
能力：吸血鬼察知(ダンピールなら誰でもできるようなものなので大して珍しくもないが……)
容姿：身長167センチ。三つ編みの混ざったハーフツインの黒髪と金色の瞳を持ち、ガスマスクのようなもので口元を隠している。白いリボンの髪飾りをつけている。
概要：
頑固な性格でちょっと気難しい少女。プライドはちょっぴり高い。
実は年相応に恋愛に憧れがあり、少女小説が好き。1番好きな作品はひなぎく文庫の「サボテンの花」。口元を隠しているが、目は口ほどに物を言うの権化であり、考えてることがとってもわかりやすい。趣味は瞑想。
少し尖った耳、人間よりは鋭いが吸血鬼よりは小さい牙からわかる通り、吸血鬼と人間の間に生まれたダンピール。
自分の出自を忌々しく思っており、吸血鬼ハンターの道を志した。
吸血鬼ハンターのラナンキュラス(アネモネは先生と呼ぶ)に師事しており、彼女に諜報役として館に送り込まれた。
しかし嘘や隠し事が苦手ですぐ態度に出るところや、未熟故に考えが及ばないこと等から、諜報役なんか全く向いていないのは火を見るよりも明らか。
本人はヴァンパイアハンター見習いのつもりだが、実は実戦経験の無い見習い以下の存在。どうしてこんなのを諜報役に？ヴァンパイアハンター業界も人手が足りないのだろうか。

ラナンキュラスは、当初彼女も自分のようなハンターに育てるつもりだった。
しかし面倒を見るうちに母親のような気持ちを彼女に抱き始め、半魔として辛い思いをさせたくない、吸血鬼と戦わせたくない、死なせたくない等と強く思うようになり、それが理由でアネモネを館に送り込んだ。
わざわざ諜報という名目で送り込んだのは、自分に憧れてるアネモネに「ハンターじゃなくて吸血鬼になれ」と言っても絶対駄々をこねて拒否するとわかっていたから。
アネモネはポンコツだし下手こいて始末されるかもしれないけど、戦いの中に身を置く自分のそばにいるよりは生存確率が高いと判断しての行動。

アネモネを館に向かわせたことを、ハンター仲間相手には後悔していないと強がっているが、内心「もっと母親らしいことをしてあげればよかった」と悔やんでいる模様。