名前:エクス・キューショナー (Executioner)
年令/性別:外見20歳前後/女性
職業:死刑執行人
人種:傀儡人
【能力値】
基本:武勇01 機敏01 精神07 自由振り分け
近接:武勇04 機敏02 精神07 攻撃/精神(闇)+2「急所狙い」使用:達成値+1「なぎ払い」使用:達成値+1
射撃:武勇01 機敏01 精神07 攻撃/精神(闇)+2
防御:武勇01 機敏01 精神07
HP 20
【スキル】
常備:投射魔法
消費:急所狙い 魔力付与
【装備品】
近接武器:ミルドラの黒い大鎌
鎧:煽情的で冒涜的なドレス
装飾品:
技能書:ミルドラの印(闇の魔法書+1相当)(0G)
【所持品】
フレーバー
消耗品等 チョコレート、解毒薬
記念品 水筒
所持金 12475G (累計57575G)
外見:整えられた魅力的な顔立ちをしており、カールのかかった長い髪をポニーテールに束ねて、
貴婦人のような羽帽子をかぶっています。服装はガードルを模したような煽情的なドレスでスカート丈は短く、
ところどころが破られたような太腿までの網タイツを着用しています。ただし髪も肌も大理石で創られており、
大理石の人形に性を冒涜するような衣装を着用させているように見えます。
肌も髪も大理石の白い色のままで、目だけが赤く爛々と輝いています。
設定:彼女が生まれたのは遥か昔、ミルドラ神に捧げる生贄の首を刎ねるための自我を持たない大理石の傀儡人形としてでした。
儀式の度、彼女は生贄の首を刎ねました。何人も。何人も。数え切れないほどの命を奪いました。
自我がないが故になんの疑問も持たず。理由もなく。ただ殺すためだけに大きな鎌を振るってきました。何度も。何度も。
そんな彼女を不憫に思ったのか。それともただの気紛れなのか。あるとき神は彼女に自我を与えました。
彼女に自我を与えた神がミルドラ神だったのか、それとも他の神だったのかは分かりません。多分永久に。
自我を持った彼女が最初に行ったことは、儀式に参加していた全ての人間の首を刎ねて殺すことでした。
なぜなら、命あるものの首を刎ねること。それが彼女の成すべきことだったからです。
神官も。生贄も。信者も。等しく首を刎ねて死を与えました。そして奪うべき命が。刎ねるべき首がなくなったとき。
世界は水に呑まれ。彼女もまた水の中に。そして土の中に沈んでいきました。自我を得て。意識のあるままに。
幾星霜の年月が流れ。神官でも。信者でも。もちろん生贄でもない人間が彼女を土の中から掘り起こします。
何十年。何百年。何千年かぶりに。重たい土の中から身体を起こされた彼女は。目の前にいる全ての人間の首を刎ねました。
赤い液体が飛び散った大地に佇み。赤く赤く染められた自分の手を。赤黒い染みのこびりついた服を。
血糊のこびりついた大鎌の刃を見て。一つの疑問が心に浮かんだのです。私は何故命を奪うのか。
幾星霜。意識あるままに深い深い土の中に埋もれていたことが彼女の内になんらかの変容をもたらしたのかもしれません。
惨劇の跡を残し、彼女は遺跡を後にします。生まれてよりまだ一度も目にしたことない日の光の下へ。
命を奪う理由を得るために。
備考:生贄の命を奪うためのただの道具として作られたため、物理的な攻撃等には非常に弱い造りになっています。
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