ソロモンヘイムの生き物の左側頭部から生えているねじれた緑の紐状のもの。
輪になった「緒」と「角」で構成される。
通常
『いのち』の緒と絡み合っている。
いくつかの
アカーシャ球体は『こころ』の緒で触れることができる。
球体使いは『こころ』の緒でアカーシャ球体を操作する。
『こころ』の緒同士が接触すると、表層思考を読むことができる。
人間以外の脊椎動物には心の緒の「角」の部分が無い。
魔法則によって召還された
精獣は術者と『こころ』の緒を共有しており、
命令を与えると緒が切れ、自動的に動く。
その生き物が死ぬと緒は切れる。
『いのち』の緒と異なり、
胎界内でも存在する。
ロックヘイムでは『こころ』の緒が発生しないため、
表層思考を読むこともできない。
普通の人間には見えないが、
バンシーおよび
バンシー人には見ることができる。
ただし、
魔王のように人間の理解を超える精神を有する者の緒は、人間には見ることはできない。