リーゼ・マクシア創世期(2000年前)にマクスウェルとの交流を試みてミラ・クルスニクが「証の歌」を作り契約、
ミラ・クルスニクはマクスウェル派のリーダーとしてリーゼ・マクシアの人間を率いたが
マクスウェルがリーゼ・マクシアを断界殻で閉ざし黒匣の蔓延るエレンピオスと空間的に切り離すことを提案した際
エレンピオスを見捨てる選択を認められなかったミラ・クルスニクは同行を拒否しマクスウェルと袂を分かちエレンピオスに残った。
それを「ミラの裏切り」ととらえたマクスウェルは人間に絶望し、世精ノ途に引きこもるようになったという。
しかしそれでもミラ・クルスニクに対しての感情は愛憎入り混じりながら残っていたらしく、
彼女をモデルに
ミラ=マクスウェルを作ったことが判明した。
彼がリーゼ・マクシアを作り断界殻で世界を空間的に分断したことにより、
オリジンの審判に必要な「カナンの道標」のいくつかがリーゼ・マクシアに隠されてしまった。
これがオリジンの審判の難易度を引き上げ、審判を超えることを目指すクランスピア社が精霊術打ち消し装置を作る遠因となった。
彼がオリジンの審判を破棄したことにより、彼の庇護するリーゼ・マクシア内ではクルスニクの一族は
宿命から解き放たれ、骸殻を発動するための鍵である時計を持って生まれてくることはなかった模様。
また、審判に関する一切の伝承を闇に葬りエレンピオスが精霊術打ち消し装置によりリーゼ・マクシアに進入を試みるまでは平和を保った。
エクストラエピソードではイバルがニ・アケリア霊山で彼の化石を発見し、
四属性ゴーレムへの対抗の切り札としてジュードに手渡したことで初めて大精霊の源霊匣の使役に成功。
それ以後ジュード達に力を貸してくれる。