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あらすじ

アスガルド帝国の皇帝として君臨したデミトリアスは、ニーベルングへの回帰を行うため、メルクリアの鏡精モリアンを犠牲にし「魔都ビフレスト」を復活させる。
そして、大量のキラル分子を生み出すために消滅したモリアンは死鏡精となり、メルクリアの身体に憑依して復讐を果たそうとする。
しかし、魔都ビフレストに駆け付けたイクスたちの活躍により、死鏡精モリアンは討たれメルクリアは救出されることになる。

だが、その際にコーキスは自らの左眼に宿る「バロールの魔眼」について知ることになる。その力は、かつてニーベルングを滅ぼした力とされ、決して生み出されてはいけない力であった。それを知ったコーキスは自らの力の正体を知るため、イクスたちの元を離れ、ビフレスト側の陣営に向かうことを決断する。

すれ違う両者の想い。
そして、帝国が行おうとする世界の救済とは一体何なのか。

――それぞれの思惑が交錯する中、イクスたちと帝国の戦いは、ついに最終局面を迎える。

1章「回帰への嚆矢」

モリアンとの戦いを経て、イクスの元を去ったコーキス。
彼が身を寄せるナーザ一行は仮想鏡界を拠点とし
アステルを受け入れるため再びイクスたちと接触する。
一方、情報を得たセネルたちがモーゼスを追うなか
帝国はニーベルング復活の計画を着実に進めていた――

2章「魔眼を巡る戦争」

女神ダーナとの接触に成功したフィリップだったが
その動きを察知していた帝国の横槍が入ってしまう。
一方、ビフレスト聖騎士団の拠点では魔鏡戦争の話が続く。
開戦のきっかけともいえる魔眼を備えた鏡精は
マスターと再会するも別離の意志は固く――

3章「炎を燃やす瞳」

バロールの調査に行き詰まりかけていたナーザたち。
しかしコーキスの一言がきっかけで
手がかりを得られそうな方法が見い出される。
危険が伴う方法を実行し、ついにバロールの記録を
掴みかけたその時、コーキスの魔眼が疼き出す――

4章「鏡精の想い」

今度こそゲフィオンと向き合わなければならない。
ミリーナはアジトを抜け出そうとするネヴァンを引き止め
その強い意志にネヴァンもついに応える。
一方で、アイフリードに縁あるパティには帝国が迫っていた。
イクスも救援に駆け付けるがどこか様子がおかしく――

5章「忠義の剣士」

フォルトゥナ神の復活を目論むエルレインから
パティを取り戻すべく、領主の館に乗り込んだイクスたち。
しかしパティの姿はすでになく、再び追跡することに。
一方、イクスの異変に同調したコーキスは
気を失ってしまい、意識の底でとある使命を託される――

6章「創られし精霊」

予想外の事態が次々と起こったため
パティの救出作戦は立て直しを余儀なくされる。
彼女の元には未知の力が集まり
帝国はとめどなく軍勢を送り込んでくる。
苦戦が続くなか、ユーリたちの前に現れたのは白髪の男だった──

7章「託された記憶」

心の中でゲフィオンと会ったミリーナは
ついにゲフィオンの記憶を引き継ぐ。
一方、ファンダリア領での作戦はいまだ続いており
複数のグループがそれぞれの目的のために奮戦していた。
そして混乱の最中、二人の聖女が邂逅する──

8章「忌まわしき刻印」

ファンダリア領での大規模作戦を終えたイクスたち。
ゲフィオンから記憶を受け継いだミリーナが
過去の真相をイクスに伝えようとした矢先
グリューネが帝国に連れ去られる事件が発生。
救出に向かったセネルたちは、黒き翼の男と対峙する──

9章「喧騒に蠢く影」

アレクセイの一団が動き出した--
カロル調査室から報告を受けたユーリたちは
早速テルカ・リュミレース領へと向かう。
別の依頼を受けたイクスたちも領内に到着すると
そこには二人の少女、そして不審な男の姿があった……。

10章「再起の協奏」

救出した領主や従騎士たちから情報が集まり
帝国の目的が少しずつ見えてきた。そんな中
届いたのはオールドラント領の領主が動くという情報。
ルークたちに救世軍のシンク、ビフレスト側の
リグレットやアリエッタも協力し、奪還作戦が始まる──

11章「動き出す怨讐」

いまだ判然としないグリンウッド領の領主。
調査を続けていたロゼとデゼルは領主の館に
忍び込み、ヘルダルフとオスカー、テレサを発見する。
ロゼの報告から姉弟の様子を知ったベルベットは
ひとつの確信を得つつミッドガンド領へ向かう──

12章「絶淵に立つ災禍」

ついに復讐の相手を見つけたデゼルに
当のサイモンは真実を突き付け、その様子を伺う。
一方、連絡役としてカイウスたちと接触しようとする
メルクリアには、帝国の影が迫っていた。
穢れが深まりゆくなか、世界はまたも激動する──

13章「神天に座す導師」

辛くもヘルダルフを退けたスレイたちは
ベルベットと合流。ライフィセットが感じ取った気配と
ある人物からの情報を元にミッドガンド領へと向かう。
彼の地で待つは導師と災禍の顕主。
宿命の戦いに、今終止符が打たれる──

14章「亡者の抗い」

領主の裏切り、新大陸の具現化、各地の反乱……
想定外の事態によって盤石の帝国が綻び始める。
あからさまに抗戦の意を示すフリーセルと
ヨウ・ビクエのもとで救世軍に手を貸すファントム。
過去に消えたはずの者たちの思惑は如何に――

15章「バロールの尖兵」

バロールの呼びかけで意識を失ったコーキスとバルド。
神の手先として動く彼らの異変を察知したのは
ミッドガンド領を訪れていたシグレだった。
一方、アルトリウスの死を知ったテレサは、弟オスカーの
贄の紋章をなんとしても解除しようと目論むが――

16章「贄の火柱」

コーキスやバルド、そしてデミトリアスをも操る
バロールの手により、ついにルグの槍が起動する。
次々と炎に包まれる、贄の紋章を刻まれた鏡映点たち。
キール研究室の面々が対策を講じるなか
イクスは浮遊島を動かして帝都へと急ぐ――

17章「神への叛逆」

ルグの槍の起動装置を破壊すべく
いよいよ帝都へと乗り込むイクスたち。
同時に、火柱となった人々の心の世界では
ミリーナたちが心核を保護しようと力を尽くしていた。
大切な人を守るため、各所で戦いが繰り広げられる──

18章「天に揺蕩う橋」

ルグの槍の起動装置停止に成功したイクス。
逆しまの魔導砲がついに発射され
贄の紋章を無効化された鏡映点たちが目を覚ます。
それからおよそひと月、依然として空に架かる虹の橋の下
沈黙を保っていた帝国が動き始める──

19章「転生者の選択」

分史世界で恐るべき光景を目にしたルカたち。
一刻も早く時歪の因子であるハスタを倒そうとするが
既の所である人物が立ちはだかる。
ナーザたちもフリーセルを追って墓守の街へ向かうなか
帝国の思惑で生み出された世界の行く末は──

20章「約束の子供たち」

分史世界を破壊し、帝国の計画を止めたイクスたち。
だが、これですべてが終わった様子はなく引き続き帝国の調査と対策を進めなければならない。
そんな折、イクスは女神ダーナに呼ばれティル・ナ・ノーグの成り立ちを知ることになる──

終章「嘘を真実に」

突如、帝都上空に現れた謎の浮遊島。
ニーベルング復活まで猶予はなく、イクスたちも
島への突入、マクスウェルの残滓の調査、各領の蜂起と
同時展開して全員が最後の戦いに挑む。
彼らはこの世界を、真実へと変えられるのだろうか――

エピローグ1「流れ始める時」

デミトリアスとの決戦から一週間──
イクスたちは帝国の瓦解による混乱を収めるため
救世軍や鏡映点と共に忙しく動き回っていた。
やるべきことが山積みで、疲労の色を隠せないイクスを
見かねて、コーキスはフィリップに相談するが……。

エピローグ2「友との約束」

セールンド城を仮住まいとしているウォーデンのもとに
フィリップの伝言を携えたフリーセルがやって来る。
新たな月にあるビフレスト皇国との和平交渉──
ウォーデンは彼の地に赴き、平和へと導くと決めていた。
それが友との誓いを果たすことにもなるから。

エピローグ3「心の繋がり」

マークとネヴァンが話し合っている頃
ミリーナはとある用事でフィリップのもとを訪れる。
一方、スレイを送り届けたコーキスにはウォーデンから連絡が。
そして翌日、ミリーナやフィリップ、ビフレストの面々が
揃うなか、イクスはひとつの決断を下した――


最終更新:2024年07月26日 11:26