エミリ(えみり)
概要
ファンタジア、デスティニー(PS)、デスティニー2に登場した
キャラクター。初期のテイルズオブシリーズを支えた常連。
登場作品
ファンタジア
性別:女性
未来アルヴァニスタ城1Fにいるメイドの少女。自身を「夢見る少女」と語り、先輩と一緒に愛に満ちた本を作りたいと望んでいる。城内でエミリが誰が好きかで噂になっており、特に2Fの4人のメイド達が好き勝手に妄想しており、「王女様だったりして」だの「やっぱ、先輩に間違いないよ!」と憶測が飛び交っている。
PS版では「私はエミリ。夢見る少女…。ああ先輩…。私の作った料理を食べてもらいたい」、「私はエミリ。夢見る少女…。ああ先輩…。私の髪を優しくなでて『好きだよ』って言ってほしい」、「私はエミリ。夢見る少女…。ああ先輩…。先輩と一緒に愛に満ちた本を作りたい…」、「私はエミリ。夢見る少女…。ああ先輩…。二人で笑いながら草原を走りたい」、「私はエミリ。夢見る少女…。ああ先輩…。先輩のほっぺを指でぷにぷにしたい」の五段階で台詞が変わる。
図書室には彼女の日記が紛れ込んでおり、先輩という人物の事が延々と書かれている。
「?月?日晴れ。今日超かっこいい憧れの先輩と話しちゃった。背が高くて顔もモデル級で、こんな人と話ができるなんてエミリもう最高にハッピー。BUT、先輩の前に立つと胸がドキドキして自分でも何話してるのかわかんなくなっちゃうのん。ああ先輩…」
ファンタジア(GBA版)
LET'S GO ARCHE
ベネツィア市のチェルシーが困りごとがあるとの事で、内容はピアノを弾く腕が鈍って優秀なピアニストを紹介してほしいという内容。ピアニストの名前に1:夢見る少女エミリ、2:マッハ少年、3:サクラバ三世が出るがここは「3」が正解。「1」を選ぶとアーチェが「あのコ、先輩と上手く行ったのかしら?」と言う。
本人も依頼を出してくる人物であり、魔術師の館から惚れ薬を手に入れて欲しいと頼んでくる。また、二代目エミリと称される女性が登場する。
エミリの依頼のみを達成した場合は特別なEDに入り、ミゲールの町でアーチェは取って来た惚れ薬をプレゼントされる。起こるはずの災いも起きずに油断して去ろうとしたその時にアーチェは躓いて瓶を割ってしまい中身はすずへと降りかかる。そして…。
デスティニー(PS)
性別:女性
セインガルド城の日記の名前のみ登場する。第一部の日記には「〇月×日晴れ 今日リオン様と目が合っちゃった。もしかしてリオン様もエミリを見てくれていたのかな?んもう、エミリちょーはっぴーってカンジ」と書かれている。
第二部だとアシュレイ様とか書いている。
神の眼を巡る野望
3話にて登場。ストレイライズ神殿に勤める成人女性神官として登場しており、歴代のエミリとは全くの別人。グレバムの謀反が起きた朝に血まみれで神殿の通路に倒れていた所をフィリアが発見するも、時すでに遅くグレバムの名前を呟きながら息絶えた。
デスティニー2
性別:女性
アクアヴェイルのモリュウ領領主
フェイト・モリュウと妻
リアーナの長女。なかなかのおませさんであり、領主の屋敷を訪れたロニを気に入ってチューを迫る。ロニによるとエミリは14歳以下らしい。
クレアという名前の妹がいる。
(「テイルズオブデスティニー2オフィシャルガイドブック」の405ページより抜粋)
ロニに14歳以下認定されているエミリの妹であるクレアも、リアーナの「夫婦となる人と出ておりまして」という理由で登場しないあたり、なかなかおませのようだ。
ちなみに、リメイク版デスティニーでは、ジョニーがフェイトとリアーナに産まれる子供の名付け親を任されて、エピローグ(ミクトラン撃破後から1年後。TOD2から約17年前の世界)にて「女の子(便宜上「約17歳の娘」と称する)が産まれたから自身の母の名前を贈った」と報告するという微笑ましいエピソードが追加された。
……ところが、このエピソードがTOD2にとっては蛇足と化してしまっている。
- 「約17歳の娘=エミリ」だと仮定すると、「ロニの『エミリ=14歳以下説』という判断は間違っている」(「ジョニーの母の名は『エミリ・シデン』」)ということになる。
- なんとしてでもロニの言い分を正当化させるために「エミリは14歳以下」かつ「約17歳の娘=クレア」だと仮定すると、「攻略本の『姉がエミリで妹がクレア』という設定は間違っている」(「ジョニーの母の名は『クレア・シデン』」)ということになる。
- 最後の手段として「実はフェイトにはエミリとクレアの姉に当たる3人目の娘が存在し、その娘こそが『約17歳の娘』である」と仮定すると、「攻略本の『エミリは長女』という設定は間違っている」(「リアーナに空気扱いされている」)ということになる。
このように、どうあがいてもTOD2のロニや攻略本の言い分に矛盾が発生してしまうからである。
- リメイク版デスティニーはTOD2には繋がらない要素が多々あるため、PS版TOD→TOD2は成立してもリメイク版デスティニー→TOD2は成立しない。PS版TODのパラレルワールドがリメイク版デスティニーと考えるべき。
ネタ
- 俗に言う「腐女子」。元々男性的な女子を好む女子を呼称するのにも用いられている。
- P、PS版D、D2までの出演でEには登場しない。
関連リンク
関連項目
被リンクページ
最終更新:2025年09月11日 23:48