コーディ・ヒューガ(こーでぃひゅーが)
概要
登場作品
クレストリア
性別:男性
声優:桐本拓哉
1章に登場。カナタの父。村を治める修道士で、彼の営む修道院でミゼラたち孤児は暮らしている。
表向きは貧しい村の人々にお金や食べ物を分け与えたり孤児を引き取って育て里親を世界中を巡って探している善人を装っているが、裏で一部の村人と結託して孤児達の人身売買を行っていた。
6章の回想シーンにてソニアを養生させるためにノカーナ村で面倒を見たり、指で字が判別できる本を買い与えたりと教育熱心な一面が描かれている。
外伝ストーリークレス編ではミバル師範の回想シーンにて、ミバル師範が森のヌシと戦い重傷を負ったところコーディの手である施設に送られ、森のヌシと同化させられたことが語られている。
この施設と買い取り先がマーズ・スロートであると5章にて判明し、マーズの口から真相を確かめた上でカナタは「(マーズは)父さんと同じように生きていてはいけない存在」と吐き捨てマーズを殺害した。
人身売買に関しては孤児の男女問わず売り捌いていた。またこれだけではなくミバル師範のように売買に気付いた邪魔者を施設に送り込んだり、死体もマーズのような人物に売っていた描写がある。
- 彼がミゼラを人身売買しようとしているシーンが最も注意を払わなければならない場面であったようで、原作ではアップル社の倫理規定に引っかからないよう性的な描写を抑えるように台詞回しを考えている(「ミゼラはお前のお気に入りだったな。腕か足でも残すように頼んでやる」と残虐描写でカバーしている)。神風動画作のアニメーションではお前の値打ちが下がるとシラヌイの花の髪飾りをむしり取るシーンに重点を置いている。クレストリア咎我人の罪歌では成人雑誌であることを利用して、ミゼラを全裸にして品定めをするシーンを入れて売買の目的をわかりやすく解説している。
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ネタバレ |
- X(旧twitter)で開催された「クレストリアのお話」にて重間敬氏がカナタとソニアは腹違いの兄妹であると明かした際に、複数の女性と関係を持っていたことが仄めかされた。それと同時に妻に関しては「表には出てこない存在」とストーリー上は明かさない設定にしている様子。
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クレストリア 咎我人の罪歌
1話に登場。原作同様の展開だが、ミゼラを売る前に彼女を全裸にして品定めをするシーンがある。以降は原作通りで人身売買の動機をカナタに語った後、カナタの逆鱗に触れて刺殺される。文字通り1話のみの出番に終わった。
ただし46話でソニアが登場したので、今後回想シーンで再登場する可能性もある。
49話のソニアの回想シーンにて再登場した。荒ぶみの大地に治癒力を高める泉がある設定に変更され、そこでソニアを療養させていた。
54話にてミゼラの回想シーンにて描かれ、ミゼラより年上の孤児の少女たちは「買い手が決まった時みんな泣いていたわ。これから都合のいい奴隷として慰み者としての地獄が始まるから…。売られていく時の…その時の仲間の顔を私は忘れることができない」とミゼラは語った。ここでは息を荒くして少女を買おうとする青年貴族を前にして楽しそうに紹介しながら孤児の少女を売るコーディの姿があった。1話で語っていた通りに「男なら使い捨ての労働力に女なら俗物の慰み物に子供たちは商品なのだよ」という言葉通りに今回は修道院の子供達のみがターゲットとなっている。54話で言及されたように少女の売買にスポットを当てている。
65話のソニアの回想にて1カット新規で描かれており、「でももしあなた(ナッシュ)やミゼラに酷いことをしていたのが本当なら」とソニアが語るシーンで白目をむいたまま少女を手づかみにしようとする鬼畜なコーディが描かれていた。
68話のカナタの「優しい夢」の世界に登場。ソニアと共にシラヌイの花畑に姿を現わし「二人とも遅くなる前には帰ってくるんだよ」と告げている。夢の中ではミゼラを自分の息子、娘と平等に扱って、カナタとミゼラのためにシラヌイの花畑に入る許可を与えている本物の優しい父親であった。
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単行本宣伝話 |
本編では上記の通り1話で出番を終えたが、単行本の発売に合わせてマガポケに毎回無料掲載される「単行本宣伝話」では何故かメインキャラに匹敵する出番を与えられている。
内容は本編のコマを台詞だけ書き換えたパロディものだが、本編とは打って変わって優しい父親として描かれている。
また2巻以降は馬車に乗って登場するシーンがオチとして使い回されており、一種の天丼ネタと化している。
コメントを見る限り読者からも好評の模様。
以下、巻ごとの内容。
- 1巻の販促漫画ではメインで登場し、カナタに漫画の購入特典を説明した後馬車で買いに行った。なお、よりによってミゼラを品定めする下劣なシーンが使われているが、ミゼラの上に単行本が雑にコラージュされている。
- 2巻の販促ではミゼラのために買いに行ってプレゼントする場面がある。この頃からメインキャラクターが序盤・中盤を引っ張ってオチでコーディが馬車に乗って現れ気が利いたことを言って締める展開が定番になった。
- 3巻の販促ではイージスが「騎士団長の俺が罠に嵌って没落するだけの一冊だろ!」と不満を口にしているところを「没落も結構!イージス。初回で退場の人もいるんだ。出られてるだけいいじゃないか」と慰めた。ちなみにコーディは1話だけの出番でした。
- 4巻の販促ではこの巻の表紙は誰かで揉めていた所を「4巻表紙はユナだ!15歳の咎我鬼を書き下ろし小説とスキット漫画も収録されてるぞ!」と宣伝した。
- 5巻ではオウレンが咎我人の罪歌5巻を買い占めて檻の中に独占していたのだが、コーディが別口で買ってきてくれる形で登場。この茶番も6巻から10巻の後5回は見れるんでしょうね。
- 6巻の販促漫画は登場せず、コーディが気の利いたコメントで締める茶番劇は5回で幕を閉じた。いつまでもあると思うな親と金(と販促漫画)。
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ネタ
- 桐本拓哉氏はテイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンXにてバジルを演じている(桐本琢也表記)。
- キャラクターイメージはインフルエンサーとして影響力を持つ人物(SNS等で世間に与える影響力が大きく、ビジネスとして情報発信している人物のこと)をモデルにしているとの事。
関連リンク
関連項目
被リンクページ
最終更新:2025年01月13日 23:37