その他キャラ(テイクレ)


コーディ・ヒューガ(声優:桐本拓哉

  • カナタの父。村を治める修道士で、彼の営む修道院でミゼラたち孤児は暮らしている。
    • 貧しい村の人々にお金や食べ物を分け与えたり孤児を引き取って育て里親を世界中を巡って探している。これだけ聞くと立派な人物に聞こえるが…。

+ ネタバレ
  • 裏では人身売買を行ってその富を村人に分け与えているただの悪人。それを悪だとも思っていないし、自分は偉大な行いを行っていると心から思っている。この事実を知るのは荷担していた修道院関係者と孤児院の年長の子ども達だけで、息子のカナタや一般の村人は心から彼を尊敬していた。
    • 普通にユーリとかロゼもカナタと同じことをするであろうが……。しかし、世界は人身売買をしていたコーディではなく「父殺し」をしたカナタを咎我人認定してしまう。
      • これは「コーディが人身売買をしていた」という事実はビジョンセントラルに映し出されていないため。グルであった修道院関係者はもちろんのこと、コーディを憎んでいたナッシュもある理由からカナタたちの断罪のためコーディの悪事を公にしていない。
      • たらればの話になるが、カナタかミゼラのどちらかがビジョンオーブでコーディの言動を転映していたらカナタたちは咎我人にならなかったかもしれない。

ミバル師範(声優:なし)

  • 今作におけるクレスの剣の師匠。
    • 「森のヌシ」に襲撃されて亡くなっており、クレスは復讐のために森のヌシを探している。
    • 漫画版ではクレスにあたる人物がカナタの師匠にいないためカットされた。

+ ネタバレ
  • 実は「森のヌシ」と戦い、深手は負わせたものの一歩及ばず敗北したミバルは瀕死の状態で辛うじて生きていたがコーディによって売られた上で人間と魔物を融合する人体実験で森のヌシと同じ姿にされてしまう。
    • ミバルもコーディの悪事を知ったが、暗闇でビジョンオーブを使って証拠を抑えることはできなかった。コーディは自分の悪事を知られたため口封じにミバルの魂を森のヌシに移させた。そのためクレスは森のヌシを師匠を殺した仇と思い込んでいた。
    • クレスはミント、ラタトスク、マルタのおかげで自身の手で師範を殺さずには済んだ。魔物の姿になってもミバルはダーチア村を守ろうとする。しかし、魔物の姿にされてしまっていたことが仇になりその守ろうとしたダーチア村の人々によって殺されてしまう。

ナッシュ(声優:森下由樹子

  • カナタの父が経営する孤児院に住む悪戯好きの孤児の少年。村の老人が襲われる強盗傷害事件が起きた際、犯人ではないかと村人から疑われる。

+ ネタバレ
  • ネイシュという妹がいたが、ミゼラの修道院放火により死んでしまう。それをカナタのせいだと思っており、カナタの断罪を皆が願うようカナタの父がしていたことを黙っていた。
    • 真犯人がミゼラだと知った際はミゼラの断罪を願い、彼女もまた咎我人になる。
    • よくよく考えてみればネイシュが死ぬことになったのはナッシュ自身がコーディを転映せず、カナタをあの場に連れて行ったせい。つまり責任転嫁なのだが、あの世界の住人だから自分が手を汚すようなマネを嫌うわけで…まあクソモブの一人なのである。
      • コーディを転映してればよかったというのはもっともだし実際逆恨み感も強いが、「ネイシュが死ぬことになったのは――カナタをあの場に連れて行ったせい」というのは結果論で、少なくとも事前に予測できる事態ではない。ナッシュを擁護したいわけではないが、コーディも子供相手に転映されないようにうまくやってたんだろうね。今まで転映を免れていた程度には。
  • 忘れた頃に7章で登場。後述するフォルテとアシッドに協力し、カナタたちへの復讐のために演技するも、双子の悪事に加担したことをようやく悔いてソニアに真実を話す。
    • 8章ではイェドナークの人々を救うカナタたちに疑問を覚え、カナタたちの後をつけたところをエスヴァニラに捕らえられる。そこで「真眼の魔導石」を使われカナタへの憎しみを具現化させられ魔物の餌にされかけたのを、カナタに助けられる。
    • カナタの本心が「真眼の魔導石」で具現化させられた際には追い詰められたカナタを庇って致命傷を負い、「お前が死んでも罪は消えない、生きるなら償い続けろ」と言った後自分の目をソニアに移植するように頼んで命を落とした。
    • 咎我人の罪歌ではミゼラに恋心を抱いていたからカナタの断罪を願った一面があったり、自分に振り向いてくれないミゼラへの憎しみもあって断罪を願った一面があったり、ただネイシュが死ぬことになったから転映したというわけではないことが明かされた。

ネイシュ(声優:なし)

  • 1章に名前のみ登場。ナッシュの妹。ミゼラによる修道院の放火事件で焼け死んだ。
    • ゲーム版では本人が登場することなく亡くなっていたが漫画版では1巻で登場。年齢の割にしっかりしていたが、ゲーム版ではお守りを取りに戻って死んだが、漫画版ではミゼラが直したぬいぐるみを取りに戻って死んだことになっている。

ゴードン(声優:各務立基

  • 上記の強盗傷害事件の真犯人。隣町の荒くれ者で、執行者により粛清される。この時のカナタは“悪人”を裁く“正義”の執行者を絶対視しており「悪い人はこの世からいなくなって当然」というかなり危うい倫理観を持っていることがうかがえる。

レベッカ(声優:金子有希

  • ミダスメグール王国の王妃。イージスと懇意になっていたことが、後に悲劇を生む。

+ ネタバレ
  • 元々は貧しい農家の生まれでゲイデルが王の権力で召し上げて慰み者にしており、「王妃」の役割を与えただけの慰み者の一人とされている。
    • レベッカの境遇に同情したイージスは彼女の支えになりたいと願い、懇意になっていくが、その二人の様子はゲイデルの手の者に収集されており、それをイージスのスキャンダルとして利用されてしまう。
    • 王国からの亡命を図るも、ゲイデルに発見され兵によって殺されてしまう。「雑草は無駄にしぶとい」などと吐き捨てられた上にその死は「王にスキャンダルがバレたイージスが都合が悪くなったので殺した」という嘘の告訴のために利用された。
    • 3章のごく短い間の登場にもかかわらず、掲示板では彼女の言った「イージスは私を心で抱きしめてくれた」という台詞が妙にウケ、地味に人気がある。
    • 漫画版ではウルベによって殺され、その死をイージスの冤罪に使われた。

ゲイデル・クオール(声優:星野充昭

  • ミダスメグール王国の王。罪の国に攻め入ろうと考えている。ファミリーネームは漫画版12話にて判明。

+ ネタバレ
  • 男女問わず、器量の良い者達を王の権力で召し上げて慰み者にしており、妻であるレベッカも、「王妃」の役割を与えただけの慰み者の一人にすぎない。
    • ゲーム版ではキャスクと手を組んでカナタを世界の敵にしようと捏造の映像を作っていたが、咎我人の罪歌ではイージス編以降では全く出番がなかった。

ニンファ(声優:佐藤正治

  • 罪の国の長。本人曰く「魔導師アイビスが罪の国を作った際、その場に居合わせた咎我人の中で年長だった為、アイビスによって長に任命されただけ」。

+ ネタバレ
  • 罪の国が執行者の軍団に攻め滅ぼされた際にマキナによって殺された。
    • 漫画版では執行者と同化しネイヴァーを取り込んだウルベによって殺された。

セネガル(声優:沢木郁也

  • ノースマインの領主。ルークを騙し、大地の守り神を殺させサウスヴィーンを地盤の崩落で潰させた。
    • 漫画版ではルーク自体が登場しないためカットされた。

+ ネタバレ
  • 上記の事故で生き残った人々も皆殺しにし、それを「殺されそうになったルークが抵抗したせい」と言っておいてうまいこと自分が裁かれないように立ち回りつつルークも裁かれないように立ち回る。
    • 真性のクズでありながらビジョンオーブに裁かれない悪党であり、最終的にはヴィシャスによって断罪された。

ペネロペ・クルーバー(声優:庄司宇芽香?

  • ユナの幼馴染みにして親友。世界を股にかける大女優で、多くの舞台を成功させてきた世界有数の実力派女優。
    • ユナの幼なじみならば、ユナ(17歳)より多少年上であっても年齢は20代そこそこと思われ、その年齢でこれほどの評価と地位を得ているのは相当な物である。現代日本ならばほぼあり得ないレベルではないだろうか。
  • 漫画版ではすでに亡くなっており、一周忌式典が行われている。

+ ネタバレ
  • 心臓を病んであと半年の命らしい。そのため、世界からは悲劇の女優という目で見られ、薄っぺらい賞賛をされている。
    • 薄っぺらい賞賛は自分にとっては最大の侮辱。そんな彼女の本心を大声で語ったため、「ペネロペを侮辱した最低なジャーナリスト」としてユナは執行を願われてしまう。
  • 彼女の母はバーネット・クルーバーという世界的な大女優。しかし、彼女のペネロペへの演技指導はユナから見て虐待じみたものであった。
    • ユナがビジョンオーブでその光景を転映したことにより執行されて亡くなっている。ユナがビジョンオーブを使いたがらなくなったのはそのため。
    • ユナが探していたゲニッツはペネロペの父親。舞台演出家で、その縁でバーネットと夫婦になったが過激な舞台作りが仇となり咎我人とされたという。ペネロペが生まれてすぐに失踪し、ペネロペは彼に会った事がない。
      • 咎我人になってもしつこく追いかけてくる執行者から逃げ続けていた。しかし結局は下記のマーズの実験の被験者にされ、殺されてしまっていた。

マーズ・スロート(声優:福島潤?

  • 狂気の研究者。人間と魔物を融合する実験を行っているらしい。

+ ネタバレ
  • 人間の魂を魔物に移し替える実験を行っており、咎我人やコーディから買った人間を被験者にして多大な死者を生み出した。
    • エミルに人体実験を施しラタトスクという人格を生み出した張本人。上記のミバル師範を魔物の姿にしたりプレセアを年を取らない怪力の少女にしたのも人物もこいつと思われる。
    • 「父と同じ生きていてはいけない人間」と判断したカナタによって殺された。「“僕”はここで終わりか…」という意味深な言葉を残しているので完全に滅びたわけではなさそうだが…?
    • 再登場の伏線を張っていたがゲーム版はサービス終了になったため再登場の機会はコミカライズ化であるかどうかになった。
    • 漫画版では歴代キャラ及びミバル師範がカットされているため彼自身もカットされた。なお没になったシナリオでは上記の発言の通りに複数人マーズは存在し、身体のバックアップを用意している設定だったとの事。

ソニア(声優:長縄まりあ

  • ノカーナ村に暮らす生まれつき盲目の少女。罪の国を創ったという魔導士アイビスと知り合いらしい。カナタ達と出会う少し前に父を亡くしている。ミゼラによるとカナタと似ているというが…。
    • 「こんなの屁の河童です」という妙な言い回しを多用している。シナリオがシリアスになると言わなくなるが。
  • 漫画版(咎我人の罪歌)では46話で初登場。エスヴァニラの宗教団体の一員として在籍している姿が確認できる。

+ ネタバレ
  • コーディを「父さん」と呼んでいる。父を殺したカナタの断罪を願うが…?
    • 治癒力を高める泉があるノカーナ村に住まわせていたり、ソニアにとっては「お仕事が大変でなかなか会えなかったけど大好きなお父さん」だった。
    • 6章では「血の繋がらない妹を大事にする」、「弟を殺されてミラに復讐を誓うベルベット」を出してきている。妹の大切な父親を殺したカナタに対するソニアの今後の行方が見えるような…。
    • カナタとの関係を知ったフォルテとアシッドに神の再臨に利用するため拉致される。そして7章でフォルテとアシッドに吹き込まれ、執行者と同化してカナタたちの断罪を願う。
      • 確かにソニアにとっては良い父親だったが、ミゼラとナッシュに「真実」を知らされ動揺し、執行者と分離。無事に救出された。
  • この一件で出会うまでカナタは妹の存在すら知らなかったが、ソニアの方もカナタを兄とは認識していないように見受けられる(作中での明言は特になし)。普通に考えると兄妹の存在を隠す必要は無いと思われるので、異母兄妹などの説を唱えるプレイヤーもいる。
    • 後に作中で腹違いの妹であると明かされていた。腹違いならば存在を隠すのも当然か。
  • 9章ではカナタを見極めるために亡くなったナッシュの片目を受け継ぐことになった。
    • 咎我人の罪歌では自らの手でカナタを殺すべくエスヴァニラと手を組んでいたことになった。ナッシュの目を受け継ぐのは同じだが、カナタの行く末を見届けることは叶わなそうだ…。
      • 没になったシナリオではナッシュの片目を受け継いだソニアがカナタと共に旅をし、見届ける予定があったとのこと。

フォルテ(声優:フェイル)とアシッド(声優:小田久史

  • 3章で初登場。ゲイデル王に仕えている双子の兄弟(左のフォルテが兄、右のアシッドが弟)で、武器は杖。フォルテは魔術を得意とし、アシッドは戦闘能力に長けており、棒術を得意とする。
    • アシッドについては「設定上は」あらゆる武器を自在に操れるそうである。コングマンみたいだ。
    • フォルテは丁寧な口調で慇懃無礼とも取れる態度を取る性格で、アシッドは女好きでノリの良い性格。アシッドの女癖が悪いため、フォルテは度々アシッドのせいで女性トラブルに巻き込まれているらしい。
      • 執行者を生み出すマナを集めてマキナを作り出したため、彼女の「飼い主」を自称している。
    • その正体は「の使徒」で、カナタ達を神の再臨の為の生贄にしようとしている。そのためにソニアを攫いおびき寄せようとする。
  • 9歳の時、山賊に両親を殺害された過去を持つ。
    • 山賊だが、山で遭遇したのではなく2人の家に押し入ってきたようである。2人は猟に出ていて留守だったため被害を免れた。
    • 双子の両親が殺され、仇討ちで山賊に挑むも返り討ちにされたのは10年前。フォルテがビジョンオーブで返り討ちにされて殺されかけたアシッドの様を転映し、執行者に救われてからビジョンオーブ、ひいてはビジョンオーブを作った神を狂信するようになった。それ以降、神を再臨させて世界に自分たちが正しいことを証明するために修行してきたらしい。
    • その修業とは、マキナを作って咎我人を殺させたりあらゆる人々を利用・転映し神の再臨を図るというもの。しかしそれがうまくいかなかったため、「世界的大罪人」を作って神の再臨を図ることを目論む。
      • 以上の内容はキャラクターエピソードから判明するものである。

+ ネタバレ
  • 6章ではカナタたちの窮地に現れ、助力することで彼らの信頼を得てノカーナ村まで同行する。
    • カナタとソニアの関係を知った二人は神の再臨に利用するため拉致、7章でナッシュを使ってカナタへの憎悪を吹き込み、執行者とソニアを同化させて「イェドナークの街を吹き飛ばした世界的大罪人カナタ」を作り、神キャスクを再臨させようとする。
    • その企みはカナタたちによって阻止されるも、神キャスクの再臨には成功した。
    • カナタ一行と出会うまでソニアの存在は知らなかったようなので、彼ら本来の予定ではナッシュを執行者と同化させるつもりだった可能性がある。
  • 当の神・キャスクには邪険に扱われるも狂信者の彼らは彼女に伴ってどこかへと去っていった。
  • 咎我人の罪歌では61話でアシッドはイージス、フォルテはユナと交戦し、自身が狂信者になるに至った過去を語る敗北。62話にて最後の悪あがきで魔力の檻にイージス達を閉じ込めた状態でマキナのリミッターを外し暴走させた上で死亡した。

アイビス(声優:不明)

  • 罪の国を作ったといわれる魔導師。本人曰く「しがない旅の魔導師」。

+ ネタバレ
  • 7章で本人が登場。咎我鬼としての力を解放し、制御できなくなったヴィシャスの力を抑えた。ニンファのような老人かと思いきや、意外にも女性だった。
    • カナタたちに対してイェドナークの東の山を越えた先にある“アラブミの高地”なる場所でのブラッドシンの解放を促す。…なお、現時点でオウレンは未だに正式に加入していない。
  • 咎我人の罪歌の巻末特別書き下ろし小説「咎我鬼の追憶」ではヴィシャスが生まれて3年までは会いに行っており、彼の名付け親らしき描写がある。
    • 名付け親に留まらず、咎我鬼の生みの親であることが咎我人の罪歌の64話で明かされた。

エスヴァニラ(声優:吉野裕行?

  • 流れの魔導師。本人曰く「しがない旅の魔導師」。執行を強く願った人間を特定してその人間の深層心理を暴く「真眼の魔導石」がある集落に連行。魔導石で本心の「声」を引き出し、その内容が醜悪な人間の心を魔物に喰わせ、その心の持ち主を魔物に襲わせる形で次々に殺している。
    • ビジョンオーブによる世界のシステムをカナタ達同様否定しているが、カナタ達はそのやり方に反発を覚えている。…少し前に「ビジョンオーブが裁けない悪を自分が裁く」となっていたカナタの同族嫌悪に見えるのは気のせいだろうか。「カナタのこれからなる、あるいはなるかもしれなかった姿」というキャラなのかもしれない。
    • 実際にカナタも自身のありえた姿と言っている。エスヴァニラの父は芸術作品が展覧にふさわしいかを判断する芸術監視官だったが、ある時過激な作品ばかりを無許可で展示する展覧会が催され、その過激さ故に展示していた芸術家の何人かが断罪された。それを危惧した彼の父が展覧会を強制的に中止させ、作品を処分した結果「権力により芸術作品を葬ることは、全ての芸術への冒涜だ」などという理由で断罪されてしまった。
  • 父を身勝手な断罪で失った過去から「ビジョンオーブを否定している」と言うよりは「身勝手に断罪を願う人間」を憎んでおり、「醜い人間を皆殺しにすれば綺麗な世界になる」という思想に染まってしまっていた。カナタたちに敗れた後に上記の過去を語り崖を飛び降りて自害した。
    • 没になったシナリオではこの時に死んでおらず、再登場する予定があったとのこと。
  • 漫画版では28話でトシミナ上陸を果たしているため存在がカットされた…と思いきや2024/5/11に綾杉氏のXにてイラストが公開された。
    • 46話で初登場。本作では父は絵師であり、「人間の闇」というタイトルの絵画を描いたことで、心ない批判者の罪の転映により執行者が出現し、駆け付けた時には既に消滅させられていたことでビジョンオーブと身勝手に断罪を願う人間を憎んでいることになった。

ニーナ・グランバーグ(声優:不明)

  • オウレンの妻。「人を見る目には自信がある」「(お金を稼ぐ能力のないオウレンを)素敵な人」と称しているが…?
    • なお、イージスを筆頭に「ダメ人間には過ぎた奥方」と言われている。

+ ネタバレ
  • 波状雲が出る数日中に魔物になる特異な体質を持っているようだが…?
    • その正体は「人間に変化する古代生物」で本来ならば獰猛で食肉衝動を抑えられないと言われている魔物だったため、さすがのオウレンも「妻が最近トシミナに出没している人食いの魔物ではないか?」と疑念を抱いていた。それでもニーナを殺させまいとカナタたちに立ち塞がる。
    • 実際のところは別に人食いの魔物はいた。ニーナは魔物として生まれたが、幼い頃にオウレンに一目惚れしてから「人間」として生きることを決め、生涯で一度たりとも人間は食べなかったと述べている(代わりに魔物を食べていた)。
    • 夜な夜な外出していたのは人食いの魔物を見つけて倒すためだった。事実が判明した後紆余曲折あって人食いの魔物を追い詰めるが、人食いの魔物は最後の悪あがきに自爆を図る。
    • ニーナは命がけでそれを止めたが、その代償にニーナ自身も瀕死の状態になる。「人間の姿でいるのはとても力を消耗する。完全に力尽きてしまうと魔物の姿に戻ってしまう。人間の姿を保っているうちに殺して欲しい」とオウレンに頼む。その願いをオウレンは叶えるが、そのせいで「妻殺し」の咎我人として転映されてしまう。
  • オウレンのキャラクターエピソード「思い出」によると彼女とオウレンと馴れ初めは王宮で催された親睦会があった星の綺麗な夜、オウレンが親睦会を抜け出した際に出会った。
    • ニーナは子どもで身寄りがなく森で採れた木の実や薬草を売って生活していたが、売上の良くない日も多く空腹で眠れずに泣いていた時に出会ったという。
    • それ以来オウレンは城を抜け出して度々食べ物を分けていたが、彼女は頑なにお金だけは受け取らなかった。

アウラ・グランバーグ(声優:不明)

  • オウレンとニーナの娘。髪色はオウレン、瞳の色はニーナを受け継いでいる。母親であるニーナの教育のおかげか、10歳という年齢の割にはしっかり者で、父親のだらしなさを咎めている。

+ ネタバレ
  • オウレンを「妻殺し」の罪で転映したのは彼女。
    • 当初オウレンは彼女の転映を止めなかった。いくらしっかりとしているといえ年端も行かぬ娘から母親を奪った(その母親自身の願いであるとは言え殺したのは事実)という自責の念からか。ブラッドシンを得てからもオウレンは転映した彼女を責めたりはしなかった。
    • ニーナの娘であるため、アウラは人と魔物の中間のような姿が本来の姿。ただし自分の意思で姿を変えられないため、「人前でその姿を晒したらきっと辛い目に遭う」ということでオウレンはビジョンオーブをなくしてアウラが安心して暮らせるように世界を変えるべくカナタたちの仲間になる。
      • オウレンが旅に出る間は「誰もいない家よりも安全な場所(=城)」に預けるとのこと。

カーヴァス・ブルー(声優:不明)

  • 軍事国家トシミナの元帥。トシミナ軍部の最高責任者で、騎士や軍人でその名を知らぬ者はいない。
    • 幼い頃からオウレン・ビャクレン兄弟をよく知る者だが、ビャクレンの王らしからぬ本質には頭を抱えている様子。

ビャクレン・グランバーグ(声優:不明)

  • オウレンの弟にして軍事国家トシミナの現在の王。普段は王として振る舞っているが実際の性格はオウレンにコンプレックスを感じたりくだけた口調で喋るのが本当は好きと言ったり、ある意味オウレンの弟。

ハーケン・アルヴァ(声優:不明)

  • イージスの父親。片田舎で酒屋を営む貧しい商人だったが、いつも自作の服を着ていたが頑固なだけが取り柄のイージスを見込んで入学金を捻出して騎士学校に入学させてくれた。
    • 息子のイージスが冤罪で咎我人になったことに妻と共に抗議の声を上げるが「咎我人の息子を育てたお前らも同罪」と夫共々咎我人にされ村から追いされた。村から追い出された際に執行されたと思いきやアイビスによって救われていた。

ネモ・アルヴァ(声優:不明)

  • イージスの母親。息子のイージスが冤罪で咎我人になったことに夫と共に抗議の声を上げるが「咎我人の息子を育てたお前らも同罪」と夫共々咎我人にされ村から追いされた。村から追い出された際に執行されたと思いきやアイビスによって救われていた。

漫画版オリジナルキャラ

ミダスメグール騎士団に登場するキャラたちはゲーム版でのリオンの代役とされている。
が、イージスの味方になるような人物はイージスを尊敬していたガレウス以外一人もいない…。

ガレウス・テンドル

  • ミダスメグール騎士団副長。
    • 巨体とそれに見合う大剣を使う中年に差し掛かった髭面の男性。
    • イージスを一本筋が通っていた男として尊敬していたため、彼の咎我人化を残念に思っている。

ネイヴァー・ギャン

  • ミダスメグール騎士団参謀。魔術師であり水の刃の術を用いてミゼラと戦う。
    • カナタたちが逃亡する際にはユナに対して攻撃するも、彼女には軽くあしらわれている。

ウルべ・カースナイト

  • ミダスメグール宰相。イージスとレベッカの熱烈ぶりを見て不快そうに左頬をかきむしっていた。
    • 彼がレベッカを殺害し、その罪をイージスに擦り付ける役どころとなっている。
    • 基本的に平民からの成り上がりを見下しており、イージスを咎我人に陥れたのも彼が貧乏な酒屋出身の成り上がりなことから。

バーザム

  • ミダスメグール看守長。咎我人をいたぶるのは正義と称してカナタにも暴力を振るうがカナタには「軽い正義だな」とあしらわれる。
    • カナタに対して更に暴力を振るおうとした際にオウレンの気迫にたじろぐポジションとなっている。

ジニー

  • 2巻の特別書き下ろし小説「咎我鬼の追憶」にて登場した吟遊詩人。戦い以外の言葉を教えたり、料理を食べさせたりしてヴィシャスを10歳になるまで育てた。
    • パーセルが襲ってきた際に村人と共にヴィシャスを守ろうとするがパーセルに殺されてしまった。

パーセル

  • 自称最強の賞金稼ぎ。魔術を操り、ヴィシャスの命を狙う。

ゼール

  • 軍事国家トシミナで活動するゴシップ記者。


最終更新:2025年02月27日 23:11