チャット&スキット:オウレンの秘密(おうれんのひみつ)

概要

クレストリアのキャラクターエピソード。オウレン編2。

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クレストリア

オウレン「ふう…食った食った。んじゃ、お先」
カナタ「あれどこ行くの、オウレン?」
オウレン「腹いっぱい食ったら、ケツから出したくなるのが人の常ってな」
ミゼラ「汚い…。こっちはまだ食べてるんだからもっと配慮した言い方してよ」
オウレン「へいへい。悪かったよ」
カナタ「なんかオウレンって、食べ終わったあといつもいなくなるよね」
ユナ「うーん怪しいわ。ちょっと覗きに行ってみよか」
ミゼラ「そうだね。どんな悪行してるかわかったものじゃないもんね」
カナタ「いや…さすがに悪行はしてないと思うけど…。でも確かに気になるね。じゃあちょっとだけ覗いてみようか」
オウレン「ふっ!はっ!せやっ!…ふぅ。年とるってのは嫌なもんだな。毎日こうやって身体動かしてないと、すぐ錆びついちまう。錆びてる場合じゃねぇ。こりゃ世界を変える旅なんだ…。俺ももっと強くならなぇと。よっしゃ!もういっちょやるか!はぁ!おりゃあ!とあっ!」
ユナ「…」
ミゼラ「…」
カナタ「オウレン偉いなぁ。一人で修業してたなんて」
ユナ「アカン、思ってたのとちゃうかったわ。悪いことしてるとこ曝いて笑ったろ思ってたさかいえらい罪悪感に覆われてウチ困惑や」
ミゼラ「今回ばかりは、私達の下衆の勘繰りだったね。オウレンが戻ってきたら、ちゃんと優しくしてあげないと」
ユナ「せやな。今日は労ってあげよか」
オウレン「たっだいま~っと」
ユナ「オウポンおかえり。身体疲れてへん?肩揉んだろか?」
ミゼラ「お水用意しておいたよ。飲んで」
オウレン「は?どうした二人とも…」
ユナ「べつにいつも通りやろ?ささ、遠慮せんとここ座ってゆっくりしてってや」
ミゼラ「温かいお味噌汁もあるよ。たくさん飲んで」
オウレン「な、なんだよ、二人とも!?こえーんだけど!いったいなに企んでやがる!あ!わかった、怒ってるんだな!ユナちゃんが水浴びしてるのを覗こうとしたのがバレたとか?苦い野菜全部ミゼラに振り分けたの気付かれたとか!?とにかくゴメン!俺が悪かった!」
ユナ「お嬢、紐のこっち側持ってくれへん?あそこの木にオウポン吊るしたろ思うわ」
ミゼラ「そうね、逆さに吊るしましょう。3日は放置した方がいいかしら」
オウレン「笑顔でなんてこと言ってやがる!ちょ…マジに縛らないで!逆さはやめて…放置は嫌だーー!」
カナタ「…ごめん、オウレン。救えない」


ネタ

最終更新:2024年01月29日 19:24