因果律(いんがりつ)

概要

TOPなりきりダンジョン、レイズリコレクションなどに登場した理論。2つの出来事が原因(過去)と結果(未来)という関係で結びついていることや、あるいは結びついているかどうかを問題にした概念の事。時間移動があるテイルズオブシリーズ作品でよく用いられる。

登場作品

+ 目次

ファンタジア

基本的に既に結果が出ているものは変えられない。過去へ行ってダオスを時空転移させずに倒せていたとしてもトーティス村の住民が全滅したという結果は変えられない。
今回のタイムパラドックスは「4304年ではエドワード達が過去でダオスを退けたため後世でも勇者扱いされているが、クレス達が介入したことにより志半ばでジェストーナと刺し違えてしまった」という点。結果としてこの問題はエドワードが子供を残していたため、子孫に影響は何も起きなかった。エドワードが勇者という伝説に関しても4354年のハロルドの娘が「自分のひいおじいさんの法術師がトリニクス、そのまたおじいさんのおじいさんが魔王を倒した勇者エドワード」と話しているので、クレス達の介入を除けば歴史を大きく変えることにはならなかったようである。
クレスとミントに関しては過去でユグドラシルを復活させたため、現代でもユグドラシルが存続している・魔術も使える並行世界に移動してしまったことが小説版なりダン1で語られている。



TOPなりきりダンジョン

不思議な塔にてマクスウェルの「転んで怪我をした者が昨日へタイムトラベルを行い、昨日の自分に転ぶなと忠告するのはタイムトラベルの動機を考えた場合、矛盾である」というセリフの中で説明されている。これをタイムパラドックスと言い、こうしてできた世界をパラレルワールドと言う。
カオスの洞窟にてディオとメルは過去の自分(ディオスとメルティア)を倒してしまったため、矛盾が生じてしまったためどの時空にも居場所がなくなったと告げられる。これに対してノルンは最後の審判を下した後、時の波の修正を受けると双子に告げて消滅した後に歴史の外、因果の外に生まれ直すことになると語った。
ディオス、メルティアからは贈られる心(言葉)はないが、会話内の『』で囲われた言葉が話だとすると過去の自分達との『因果』ということになる。



TOPなりきりダンジョン(小説版)

4408年11月10日に原作と同じ理由でディオとメルはノルンとの戦いの後に消滅。時の修正を受け、生まれ直すためにディオとメルは妊娠中のファーメルの胎内へと転移したのだとクラースは考察する。翌年ファーメルは銀髪の男女二児を出産したためクラースの読みは正しかったのだと、アーチェは感嘆した。



TOPなりきりダンジョンX

原作と同じ理由でディオとメルはノルンとの戦いの後にエトスに「いつかどこかで」と言い残して消滅。
時の修正を受けて生まれ直した後、エトスが4人の子供をエトスハウスで育てるようになった頃に二人は帰還。「ただいま、エト」と双子は13歳の姿でエトスに関する記憶を持ったまま再会を果たした。



テイルズ オブ ファンダム~旅の終わり~

ディオとメルが不思議な塔でマクスウェルからパラレルワールドという世界線があることに気付き、チェスターは過去に戻ってアミィが生存している歴史(世界線)が作れるのではないかという誘惑に捉われる。
相談の結果、クレス、ミント、チェスター、ディオ、メル、クルールの5人と一匹で4304年のトーティス村襲撃前まで時空転移を行い、そこで二手に分かれて黒騎士団を迎え撃つ作戦を決行。結果として黒騎士団は全滅、マルスはアジト諸共消滅させることに成功。さらに欲を持ったチェスター達はこのまま地下墓地へと赴きダオスを倒してしまおうと目論むが、これは4408年から時空転移してきたアーチェによって停戦させられる。
結果として元の時代に戻ったチェスターの生活は何一つ変わることはなかったが、ある夜チェスターは成人したアミィの結婚式に参列するという夢を見た。



デスティニー2

今作では数多くの歴史改変があり、神のたまごにてカイルがフォルトゥナを生み出す巨大レンズを砕いた時点で歴史の修正が起こり、最初から何もなかったことになるリセットが行われた。次に気が付いた時には本編開始時の時間帯と思われるデュナミス孤児院の庭先で父スタンと剣術勝負をしているところだった。
結果としてバルバトスにスタンとルーティが襲われた事件がリセットされスタンは生存。エルレインによって復活したジューダスは存在しなかったことになり消滅。リアラに関してはペンダントに託した「また会う未来」の奇跡が起こり結果はラストシーンで反映される。



レイズ

具現化対象となった世界に過去・現在・未来問わず、これを捻じ曲げる要素、即ち時の流れに干渉する力が存在する場合、具現化の際に触れるとこれに抵触してしまい、特異鏡映点が生まれる原因となる。


レイズリコレクション

今回の議題は幻影種に襲われて滅亡の危機にあるネオイデア王国の人間が223年前に遡って、虹の夜が発生する前に幻影種の始祖を倒すとどうなるのかというのがテーマ。11章の時点でコダマ達は元の時代で元の人間に戻れないことは覚悟してイクス達への協力を決めた。
エルナトの行動を阻止したことで虹の夜の発生は止まり、幻影種も発生しなくなったことでティル・ナ・ノーグの滅びの未来を回避したためコダマたちも過去改変の影響により消滅。
エピローグでは時の修正を受けたものの、コダマらしき足が最後に映る。



ネタ


関連リンク

関連項目


被リンクページ

+ 被リンクページ
最終更新:2024年04月12日 16:45