危険な部分は全部俺に押しつけてな!

登場作品

TOSラタトスクの騎士

ラタトスクモードのエミルがマルタに言った台詞。
『ラタトスクの力が憑依しているだけ』であれば戦っているのは自分であるため、まず言わないような台詞だが……。
+ ネタバレ
四章の氷の神殿でリヒターが(偽物の)マルタを殺害した時を境にラタトスク側の人格が「エミル」と乖離し始めており、この段階では既に別人格のようになっている。
エミル側は「ラタトスクが表に出ていた時期の出来事」は全く記憶になくなっており、その間の記憶は当然ラタトスク側が持っている。
また、エミルは「ラタトスクの騎士の力を憑依させて戦っている」という風に作中で語られているが実際は異なり、ラタトスクの人格がエミルの代わりに戦闘を代行しているという状態。
要は「戦闘だけやってね、でもエミルが頑張ってたことになってるよ」というような扱いであり、実際直前のマルタのセリフも「臆病で何が悪いの!それでもエミルは必死に私を守ろうとしてくれた!」と臆病なエミルがそれでも頑張って戦っていたという認識になっている。
エミル側の人格が再び表に出る地の神殿攻略時のあらすじ(日記)でようやくこの事をエミル本人も知ることになり、言及している。

なお、この少し後のイベントでマルタと仲直りしたラタトスクはテネブラエと二人だけになったときに「俺はおとなしく戦いだけ引き受ける」と言っており、この後も戦闘中はラタトスク側が戦うことになる。
エミルがラタトスクの人格を封じ、エミル自身で戦うようになるのはもう少し先のお話。



最終更新:2024年08月06日 12:08