チャット&スキット:鉄球の秘密(てっきゅうのひみつ)

概要

クレストリアのキャラクターエピソード。マキナ編4。

+ 目次

クレストリア

エレノア「マキナ、前から気になっていたことを聞いてもいいですか?」
マキナ「なんですかエレノア?何でも聞いて下さい」
エレノア「マキナの持っているその鉄球、意思がありますよね?」
マキナ「鉄球に意思なんてある訳ないですよ~。おかしなこと言いますねエレノア」
エレノア「いえ、普通はそうなのですがその鉄球はどう考えても…」
マキナ「鉄球は鉄球です。ただの鉄の塊ですよ」
エレノア「本当に…そうでしょうか?」
マキナ「はい、鉄球はただの鉄球です♪」
エレノア「そうですか。それでは私の思い過ごしですね。変なことを聞いてごめんなさい、マキナ。お詫びと言っては何ですが、ちょうど買い物に行くので何か買ってきましょうか?食べたいものありますか?」
マキナ「え、そんなのないですよ~。マキナは食べなくても生きていけますから」
エレノア「それは知っていますが。食は栄養補給であると同時に幸福な営みでもあります。マキナにも何かそのような楽しいことが必要かと私は思うんです…」
アシッド「そこまで。ウチのお人形に変なことを吹き込むのやめなよ、エレノア」
エレノア「アシッド、フォルテ…」
フォルテ「マキナは咎我人を殺すための人形。だから殺すことこそが役目であり唯一の悦びのはず。そうでしょう、マキナ?」
マキナ「うん!殺すの、楽しいです!」
エレノア「そんな考え方、私には理解できません…」
アシッド「あいつ、そろそろ限界じゃない?」
フォルテ「かもしれませんね」
マキナ「エレノア、なんで悲しそうだったですか?あたし、エレノアには笑顔でいてほしいです」
アシッド「はは、優しいなぁマキナは。でもお前がそれを望むなら方法は簡単だ。もっともっと咎我人を殺せばいい。そうすりゃエレノアも喜んでくれるよ」
マキナ「ホントですか!?じゃあマキナ頑張るです♪張り切って頑張って咎我人殺しまくるですよー♪」
アシッド「いいねぇ、扱いやすいお人形だよ、まったく」
フォルテ「僕達の計画が上手くいけば、間もなくキャスク様は降臨されます。その時までの露払いには丁度いい」
アシッド「キャスク様が降臨された後はもう用済みかな?」
フォルテ「どうでしょうね、その時にそれを決めるのはキャスク様です」
アシッド「全ては神の御心のままに。ま、それが神の使徒だもんな。せいぜい使い捨てられないことを祈っときな、お人形さん」



ネタ

  • 鉄球が意思があるように動くネタはクレストリア咎我人の罪歌60話で描かれている。



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関連項目

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最終更新:2024年10月21日 22:35