チャット&スキット:二人の過去(ふたりのかこ)

概要

クレストリアのキャラクターエピソード。フォルテ編1。

+ 目次

クレストリア

フォルテ「…ここは。僕の…家…。静かだな、父さん、母さん、いるんですか?父さん、母さん?な、なんだこれは血?父さん!母さん!…死んでる。あぁあああ…ああああぁぁぁぁ!!!…またこの夢か」
アシッド「おはよう、フォルテお兄ちゃま。いいお目覚めみたいだね」
フォルテ「おはようございます、アシッド。君の嫌みったらしい顔が夢の光景を上書きしてくれてとても助かりますよ」
アシッド「うわー寝起き一発目でその台詞かよ。てか、顔同じなんだから俺が嫌味ならそっちも嫌味でしょ」
フォルテ「確かに。残念ながらそうですね」
アシッド「…また見てたのかよ。あの時の夢を」
フォルテ「ええ、もう十年前になるんですね。つまらない山賊に父と母が殺されたのは…」
アシッド「むかつくよな。よりによってオレとお前が漁に出てる時にきやがって。オレらが家にいりゃ父さんも母さんも死なずに済んだのかもしれないのに…!」
フォルテ「それはないでしょう。あそこにいなければ僕達も一緒に殺されていた…それだけです。現にあの後…」
アシッド「チッ、わかってるよ。でもそう思いたくもなるだろうがよ」
フォルテ「僕は無意味な仮定には興味ありませんね。むしろ過去を受け入れるからこそ今を肯定できると考えます。今の僕達の信じるものは正しい…とね」
アシッド「はぁ…呆れるくらいの正論どーも」
フォルテ「そろそろ行きますよ。僕達は急がなければなりません」
アシッド「信じる理想と出会うため…だろ?わかってるよ」
フォルテ「そういう事です。一応相方として頼りにしていますよ、アシッド」
アシッド「一応は余計だっつの」


ネタ

  • 詳細はクレストリア咎我人の罪歌60話にて。



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最終更新:2024年10月21日 23:39