チャット&スキット:神の為の犠牲(かみのためのぎせい)

概要

クレストリアのキャラクターエピソード。アシッド編4。

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クレストリア

市民「この野郎、よくも騙しやがったな!」
市民「絶対に許さないぞ!」
バイヤー「お、落ち着け、落ち着くんだ!私は何も…」
市民「今更言い逃れするな!わかってるんだぞ!お前が金目当てに西地区の家を焼き払ったのは!」
バイヤー「違う!私じゃない!ちくしょう!なんでこんな事に!」
市民「あ!待て、逃げるな!」
バイヤー「はあ、はあ、はあ。なんとか逃げ切ったか。なぜ私がこんな目に…」
アシッド「教えてあげようか?親切な協力者のオレ達がさ」
フォルテ「あなたが金目当ての俗物でしかも多くの命を奪った悪党でした。その情報を流したのは僕達です。ああそれと西の町二つを壊滅に追いやってたのもあなただと吹聴しておきました」
アシッド「バカだよねー。あっさり騙されちゃって。町二つ潰したのも、この町で殺しと破壊を行ったのもオレ達なのにさ」
バイヤー「な、なぜそんな事を」
フォルテ「世界中から崇められ、富を独占する教祖になりたい…。そんなあなたの野望を僕達が善意で手伝っていたとお思いですか?」
アシッド「人ってのは崇めていた存在に裏切られた時にもっとも激昂する。オレ達が求めていたのはさ、まさにこの瞬間なんだよ。喜べ俗物。数多の憎悪に晒されたお前は、神への最上の生贄となる!」
バイヤー「なにを…言ってるんだ?」
フォルテ「市民の怒りはまさに最高潮。後はこの映像を転映すれば…」
バイヤー「はっはっは!馬鹿で愚かな貧乏人を騙すのは気分がいい!たっぷり殺してやった!俺さまのために死ねたんだから精々地獄で感謝しろよな。あっはっは!」
バイヤー「それは私なのか?ちち…違う!私はそんな事!」
アシッド「言った覚えないって?そりゃそうでしょ。自分の意志で言ってないんだから」
フォルテ「あなたのように魔術の素養皆無で精神も脆弱な人間ならね。寝ている隙に操るくらい造作もないんですよ。用意してあげた台詞…下品なあなたによく馴染んでいましたよ」
バイヤー「そんなの卑怯じゃないか!」
アシッド「黙れ。神の前では、全ての手段は正当化されるんだよ」
フォルテ「さあ、運命を委ねなさい。憎悪に燃える人々にね」
バイヤー「やめろ!転映は、転映だけは…やめてくれー!」
バイヤー「あぁ…罪の刻印が…」
執行者「…」
バイヤー「くく来るな!うああああぁ!」
フォルテ「それなりの数の執行者は来ましたがダメでしたか」
アシッド「恥かかせてくれるぜ、あの小悪党。まあでもあの程度の小者じゃキャスク様が降臨されないのも無理はないか」
フォルテ「やはりもっと凶悪な大罪人が必要なのでしょうね。世界の脅威となり得るような大罪人が。それさえ用意すれば…」
アシッド「ああ、きっと神は自ら手で裁きを下すためにこの世界に降臨して下さる。へへ、そうとわかっていれば止まってなんかいらんねぇな。次行こうぜフォルテ」
フォルテ「ええ、今度こそは生贄にふさわしい大罪人を用意しましょう。全ては神キャスク様のために」
アシッド「それがオレ達神の使徒の在り方だもんな」



ネタ





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最終更新:2024年10月24日 02:40