ufotable(ゆーふぉーてーぶる)

アニメ制作会社。近藤光氏が独立して2000年10月に設立した。本社の入居地は新宿フロントタワー。2009年4月、徳島市内にスタジオを開設。社名の由来は、実在する家具である『UFOテーブル』からとったもの。2007年のOVA版S制作以降、2011年のエクシリアからアニメーション制作を担当。2013年にビバ☆テイルズ オブ マガジン、テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパックのイラストを担当。2014年以降テイルズオブフェスティバル用のイラストを担当。2016年に地上波アニメ「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」を制作。
X2でアニメーション制作を担当。シンフォニア ユニゾナントパックでイラスト制作。ゼスティリアでアニメーション制作を担当。ベルセリアでアニメーション制作を担当。アライズでアニメーション制作を担当。
ゲームアニメーション及び、そのテレビアニメ化作品に関してはバンダイナムコエンターテインメントの作品を主に手掛けており、『GOD EATER』シリーズや『テイルズ オブ シリーズ』など、富澤祐介氏(当初は馬場英雄氏)がIP総合プロデューサーを務めるゲームタイトルの作中アニメーション制作を多く担当している。
事業内容はアニメーションの企画・制作および版権管理、シリーズ構成・シナリオ制作、テレビ番組・PVなど実写映像企画・制作、CG制作、クレイアニメーション制作、キャラクターグッズ企画・制作・販売など。その他、カフェや映画館の経営、声優の育成などアニメーション制作以外の事業も展開している。
シリーズ構成・脚本制作は2010年以降、ufotable名義でクレジットされている。シリーズ構成は監督やufotable文芸部により共同で制作されている。なお、テレビアニメ作品の各話脚本や劇場・OVA作品の脚本に関しては各話・各作品の担当社員の個人名義も一緒にクレジット表記されている。シナリオ会議や絵コンテ、アフレコ等の各種監修作業では、原作となる漫画・小説作品やゲームの原作者・編集者・開発チームに参加を依頼しており、共同で制作・監修を行うスタイルがとられている。これは「原作を尊重して、ファンだけではなく作者や原作関係者も観たいと思える作品を制作する」というスタジオの方針から長年行われている取り組みである。
2025年発売の「Tales of 30th ANNIVERSARY ART COLLECTION」のお祝いイラストを提供したクリエイターとして社名が記載されている。
2025/8/19のエクシリアリマスター発表後にXにてアニメショーンを過去に制作したことについて声明を出して下さった。

2019年より制作を担当する『鬼滅の刃』では社会現象と呼ばれるほどのブームを引き起こし、2020年に公開の『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(2020年10月16日公開)は、公開から32週目間で興行収入400.2億円を記録し、最終的に404.3億円を達成。2024年現在の日本歴代興行収入・観客動員数第1位、2020年年間興行収入世界1位を記録した。この年にコロナ禍という集客がしづらい状況でありながら、世界で最も稼いだ映画製作会社(アニメ映画だけでなく歴代実写映画の興行収入を含めても)となった。
2025年7月18日からはほぼ日本全国の映画館で「劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来」しか終日上映しないフル稼働、全国的に客席は連日満席・稼働率80~100%、リピーターが多数来場される、猛暑続きである事も理由ではあるが製氷機にて氷の製造が追いつかなくなり氷なしで飲料が販売される、映画館内の菓子・弁当の類も売り切れが続出する(市販されている鬼滅の刃とコラボした商品の売れ行きも軒並み好調)、上映中の動画の無断撮影が横行したため即日で取締りが強化されるなど映画史に残る盛況な珍事が多発した。7/25に興行収入100億、8/10に200億円を突破。
最終更新:2025年08月23日 17:27