だいじょうぶ、こわくない、おちつけ

クロエが精神的に追い詰められた際に使用される
緊張と恐怖を和らげるための魔法の呪文。
基本的にはカナヅチという自身の弱点と真っ向から戦うための呪文である。
作中においては第3章にて雪花の遺跡に潜水ルートで潜入する際に
道中の潜水艦にて、前方を見ることなく顔を伏せ、目を堅く瞑り、
この呪文を必死に唱え続けることで襲い来る恐怖に耐え続けた。
ちなみにアンソロジーコミックでは“DKO”(D(だいじょうぶ)K(こわくない)O(おちつけ))
と略されていた事もあった。

一般的な例としては怖いものを抑えるための念仏的な役割として
「南無阿弥陀仏」という感覚に近いものである。
ただし、有り体に言えば自己暗示という側面もあるために、
「沈没する」という状況をセネルの口からしれっと言われた瞬間、
彼女の恐怖心は限界を越えて一気に意識を失ってしまったという・・・


最終更新:2011年05月21日 18:08